呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

ヒラメ? カレイ??

2007年09月14日 | 遠近旅録-外国
本棚の本の間から偶然A4サイズの封筒を見つけ、開けてみたら昔の写真が十数枚出てきました。

昔仕事でロサンゼルスのH社へさるレーダの調査に行ったとき同社の人がPrintしてくれたもので、一応こっちはお客さんということだったので休日に先方が我々一行を魚釣りに招待してくれた時の写真でした。
あの日、土曜の朝暗いうちから迎えの車が来てメシも食わずにMarina del Reyなるヨットハーバー(ヨットマンの間では有名な場所らしい)へ向かうと写真のような大きな船が待っていました。我々一行の日本人は計7人、先方の社員4人と船員2人とともに喜び勇んで出航・・・場所は不明だが6時頃から突堤近くの所定の釣り場で竿をおろしました。

ところが日本でも釣りは滅多にしないしまして外国では初体験という連中ばかりだった為かあまり潮目がよくなかったのか釣果の方はサッパリ!
一方キャビンには冷えたビールやサンドイッチなどの食料がふんだんに用意されていたので「(船に)酔う前に酔ってしまえ・・」とばかり釣竿片手に飲み始め、やがて釣りに来たのか飲みに来たのかわからなくなる始末・・・結局日米合わせて釣り人は13人も居たのに10時過ぎまで約4時間の釣果は

(1)超大型のヒラメ(カレイ?)×1(某商社H氏:日本)
(2)スズキの子みたいな小魚×1(某メーカK氏:日本)
(3)貧弱なサバ×1(ワタシ:日本)
(4)中型のサメ×1(船頭:米国)
というオソマツ!

なんとか日米対抗には辛勝したが、ひどい貧打戦!しかも (1)以外は寸法が小さいため規則で放流しなくてはならぬと言われしぶしぶ証拠の記念写真だけ撮ってお開きとなったのです。
しかし流石にH氏の釣ったカレイだかヒラメだか(たしかAlbert fishとか聞いたが辞書になく依然どっちか不明)は日本でも見たことがないほど見事な大物!これだけでもリッパな釣果だワイと褒め称え(なぐさめ?)合って、船頭にサバいて貰った身だけ持ってみんなでN氏(米人)宅へ・・・金髪の奥さんに料理をお願いし、またまたそれからビールを飲みながら12人で白身魚のソテーを堪能したものデシタ。(12等分でも量はタップリ!!)

見つけた写真が奇しくも9月(1980年)のものだったのもなにか因縁めいては居るが、すでにあのメンバ達との交流も途絶え 記憶も薄れ・・・今覚えているのは

◇大男の船頭が魚をサバくのが実に下手クソだったこと
◇N氏宅があるPalos Verdesという閑静な住宅地の入り口には遮断機があってピストルを腰に下げたガードマンが検問していた事
◇それと淡白で大味なヒラメ(カレイ?)の食感・・・ だけとなってしまいました。

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PS.
現在のMarina del ReyをGoogle Earthで覗いてみました。


当時出航した場所と思われる赤楕円箇所を拡大してみるとヨットハーバの巨大さが良く分かりますね~

(07年9月記)  ◆09/1/24に後日談を追加しました




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1 コメント

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良い写真ですね (武山 匡哉 T.F.L)
2007-09-14 18:48:44
良い話です~

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