昨日より、新たな任期がスタートしました。
「議会の立場でなければ提案できないようなことを具体的に政策立案し、市の政策が本当に市民のためになっているのかを厳しくチェックしていくことが求められている。」
この一文は、10月までに頂いた政務活動費の収支報告書に添付する、8月に参加した研修会報告の概要に記載されていたものである。
この2期目も、ブレずに自分の信念を貫き、初心を忘れることなくひたむきに職責を全うする所存である。
皆様には、倍旧のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、第48回総選挙は、自民党が単独で絶対安定多数を確保し、自公合わせて3分の2の議席を維持するという、与党の大勝で幕を下ろした。
1か月前。
「大義なき解散」だと批判され、「何が何でも現政権を倒すため」だとしてセンセーショナルに誕生した「希望の党」なる枠組み。
この四半世紀、選挙の度に、「改革」やら「しがらみのない政治」を訴えて雨後の竹の子のように生まれた新党がどんな成果をもたらしたというのだろうか。
確かに、今度こそまた政権交代が起こるのではないか、本当に新しい流れが生まれるのではないのかという大きな期待が沸き起こったものの、不用意な発言によって、まさに「希望」から「失望」へ。改めて、いい意味でも悪い意味でも小選挙区制度の恐ろしさ、厳しさというものをまざまざと見せつけられたように思う。
国民は、政治の安定と継続を「選択」したということである。真摯に国民の声に耳を傾け、地域の実情に寄り添った政権運営がなされることを願っている。
私自身、自分のこともあって選挙戦の最終日になってしまったが、師の選挙事務所を激励するために秋田2区に入った。現場の空気というのは、これまでにない緊迫したものであり、本当に厳しい戦いであったことを肌で感じてきた。
基礎自治体である市町村が、自ら考え自ら実践をしなければ、真の地方創生など成し得ないと思っている。
大きな予算なり事業を地元に引っ張ってくることのできる大きな政治力を、どのようにして市民生活に、より良い明日の故郷づくりに直結させていくのか、地方政治に携わる私たちの大きな役割である。
リーダーシップある主体的な取り組みに対し、国や県が同じ方向を向いてスクラムを組んでいくことも大切である。
上から降ってくるものに口をあけて待っているだけでは、現状を打開することはできないということは、未だ人口減少に歯止めがかかっていないことからも明らかである。
「地方が主役」。
この言葉の本当の意味を噛みしめながら、ビジョンを語り、提案をして参りたいと思っている。
お隣の湯沢市と由利本荘市では、総選挙と同日で市議会議員選挙の投開票が行われた。
多くのこれまでお世話になってきた方々が再選され、新しい風も吹き始めているようだ。
県南の議員同士という枠組みを大切にしながら、共通する地域課題解決のためにも引き続き強固な連携を図っていきたいものである。
にかほ市では、全国若手市議会議員の同志であり、東北ブロック事務局長として私を支えてくれている、盟友の佐々木雄太くんが県議会議員補欠選挙に立候補し、無投票当選。
20日に行われた出陣式にて、僭越ながら東北ブロック代表として激励とお願いのご挨拶を申し上げ、各地から結集した若手議員と共に、選挙カーに同乗するなど皆でエールを送った。
より広い視点で物事を捉えること。秋田の中の「にかほ」、日本の中の「にかほ」、世界の中の「にかほ」という感覚で故郷の未来を語れなければならない。
我々責任世代のネットワークによって、2040年70万人社会という壁を共に乗り越えていこうではないか。
立場は変わっても、挑戦するステージが変わっても、我々の絆、友情は永遠のものである。
追伸・総選挙の投票日であった22日(日)は、第2回よこてシティハーフマラソンが行われ、昨年に引き続き競技役員として運営のお手伝いをして参りました。
多くの市職員におかれましては、2週連続の開票作業が重なり大変なご苦労をされたことと存じます。
前日まで降り続いた雨もスタート前には上がり、市内外からお越し頂いた1200名を超える市民ランナーの皆さんには、横手の秋を存分に満喫して頂けたのではないかと思う。
スポーツのまちづくり、スポーツツーリズムという観点からは、まだまだ課題はあるし、その分延びしろがあるものと思う。
横手ファンを増やし、市民に愛される大会として末永く継続できるよう、微力ながら取り組んで参りたい。
お疲れさまでした。
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