横手市議会議員 奥 山 豊 和 公式ブログ

明日への責任、未来への約束。

広報広聴の充実こそ、議会改革の第一歩。~広報分科会行政視察報告Part2~

2018-02-19 22:29:32 | 日記

来週からいよいよ3月議会が開幕する訳ですが、本日自宅に予算書が一冊届けられたきり、明日行われる議案説明の資料は夜になってようやくタブレットで見られるようになりました。待っている事務局にはご苦労をかけています。

原稿の締め切りに追われるイササカ先生と、少しでも早くそれを持ち帰らなければならないノリスケさんの「絶対に負けられない戦い」じゃあるまいし、大事な3月議会を審議する前提となる議案説明資料がいつ届くのかという不毛なやりとりを、横手市当局と議会は相も変わらず繰り広げているのである(笑)

イササカ先生にしてみれば、原稿を出してしまえば一仕事終わりかもしれないが、ノリスケさんにとっては受け取ってからが仕事なのであって、もう少し互いの立場を理解し尊重し合うべきなのではないでしょうか?

先般のタブレット端末活用推進会議では、まさしく今後の紙資料の併用の在り方について議論になり、製本する予算書決算書は残すことにしてはいますが、1年以上経過しだいぶ慣れてきたことから移行期間もそろそろ終了で、完全ペーパーレスでも支障ないんじゃないの・・・という話になりつつあります。

ただし、膨大な予算審議をする上で、説明資料は手元に紙で欲しいよねという声もあることから、今後は分厚い予算書を完全ペーパーレスにして最小限を紙で渡すか、他に必要なものは自分で印刷できるようにするか、そんな感じになっていきそうです。

それにしても、事前に資料を読み込めないとするならば、これで一体どうやって建設的な議論をしたらいいんでしょうね。それとも、「この事業の中身は何ですか?」を連発したらいいのでしょうか。

新年度予算を全体で協議する場がないのであれば、資料を十分前もって用意してもらうことを要求する位ご理解いただけるような気もしますが・・・


気が付くと、議会改革に関する投稿が4連続となります。

こういう部分も、本当は議会改革そのものなんですけどね。

議論する前提の下地ができていないのだがら、二元代表制を論じる以前の問題である。


さて、広報行政視察報告をはりきって完結させようと思います。

1月31日(水)、埼玉県鴻巣市にある㈱会議録センターにおじゃまし、私たちの議会だよりの紙面クリニックに始まり、広報や編集の基礎など、1日びっしりの研修であった。



メインテーマは、もっと読まれる、中身が伝わる議会だよりへ。である。

住民の皆さんが議会だよりを読んでいるかというある調査では、必ず読むという人が4割、関心のある部分だけという人が3割という結果が出ているそうで、目にはしている議会だよりをいかにして手に取って頂いて中身に目を通してもらうのかというのが、議会広報の永遠のテーマである。

表紙が全面写真の広報はコンテストで入賞している傾向が高いらしく、確かにインパクトがあるし写真も活きるが、表紙に使うことを想定した写真でなければ、文字の配置や縦横のバランスなど、難しさもあるのが実情である。

市民の笑顔が、特に子どもたちが載っている表紙というのは、確実に手に取って頂ける確率が上がるようで、いい表紙には好評の声が多数寄せられることから、それは私たちも肌で感じている。

私たちのタイトル、「あなたと市議会」については率直にお褒めの言葉を頂き、議会広報は常に市民と議会が「双方向」であるべきで、それをうまく表現しているいい言葉だと言われてとても嬉しくなった。

課題は、いかにメリハリをつけるかである。

私どものこれまでのリニューアルでは、思い切って字数を減らして文字を大きくするという取り組みはしてきたものの、全体の中でまずはどのページを読んでほしいのか、一番目立出せたい内容は何か、安定したレイアウトではあるが、どこを一番知ってほしいのかがいまいち伝わりにくいようだ。

我々も心がけて、議会用語など難しい言い回しは避けて注釈もつけるなど、分かりやすい内容に心がけてきたつもりではあったが、メリハリがあったかと言われれば正直苦しい。

中身をしっかりと読み込めんでいただければ、議会で何が決まったのか理解できるのかもしれないが、それは「双方向」ではなかったと大いに反省している。

いわゆる見出し読みである。写真と見出しをうまく使って本文に引き込む意識というものが、これまでは決定的に欠けていたのである。

例えば、なぜ決算が不認定だったのか?僅差ってどれ位?

我々の見出しからは、大切な情報が読み取れないのである。

文中にある小見出しについても、これまでは何の気もなしただ議案名を書いていただけで、そうではなくて、例えば「災害復旧費に〇億円」といったような見出しに変えた方が、本文に引き込む力があるということだ。

賛否一覧の表にしても、確かに読み込めば情報は伝わるかもしれないが、見やすさを意識しているかと言われれば、せっかくの2色刷りがフルに活かされておらず、何の表なのか一発で理解できる工夫は必要だと感じている。

手始めに、単なる作文はやめにしなければならないと思う。

編集会議では、文中に書かれている内容を、我々がお知らせしたいことをワンフレーズで伝えるために、徹底してみんなで知恵を絞って、惹きつけるキャッチコピーを考える場にもしていかなければならない。


我々の一般質問の記載については、Q&Aについて評価を頂いた。

ここまでバリエーション豊かな見出しはなかなかないらしく、「〇〇について」を羅列している紙面も多いようだ。

課題としては、文字数の絞り込みかなと思っている。センセーショナルな見出しは長ければいいというものではない。

常任委員会の審査報告や行政視察報告のページについても同様で、まず何を伝えたいのかという我々の意図が感じられない構成であるということ。

会議室の写真よりは、現場を視察しているものの方が臨場感が伝わるし、やはり大切なのは一歩踏み込んだ見出しである。

どこに視察に行って、そこで何を学んで、議会としてどう活かすかという表現方法にしなければならないし、その辺りは広聴分科会や議会改革推進会議とも綿密に詰めていかなければならない課題でもある。

他には、書体(フォント)の種類や使い分け、色のイメージや配置のバランス、余白を生かしたレイアウトの仕方などについて改めてご教示を頂いた。

この部分はいつも印刷業者任せにしてしまっていて、紙面に自分たちの意思が加えられていなかったと反省をしている。


何といっても、一番のポイントは、「伝わる原稿のまとめ方」である。

「伝える」から「伝わる」へ。

議会が行っている情報発信が、市民に理解されているかという原点に立ち返らなければならない。

前述した通り、表紙を工夫するというのは、手に取ってもらうというハードルを下げるためである。

難しいワードをいちいち辞書を引きながら誰が読むのかと、常に読み手の立場を意識し、この記事の中で何を一番に伝えたいのか?分かってもらいたいことを明確にした上で、どのように伝えるかを工夫していかなければならない。

「読み手の立場に立った文章とは伝わる文章であり、一度読めばわかる文章は、読んでいて疲れない」のだ。

他市町村の事例をお聞きしていると、広報委員が他の議員の一般質問の原稿を書いているという事例もあり、それは大変な負担であろう。朝から晩まで編集会議を行っている話も聞いたことがある。

だから、とりあえず若い奴と新人が広報をやれ、みたいな空気になるのだろう。

紙面の質、すなわち伝わる議会だよりというコンセプトをいかに維持していくのか、雫石のお話からも、常に業者任せで広報委員が総入れ替えになるというのは考え物である。

実は我々も、議員から出てきた原稿には手を加えず、ありのままを市民の皆様に見て頂こうという議論をしたことがある。

いつもの校正作業では、内容の本質は変えずに表現の仕方などを分かりやすくするために、必死になって知恵を絞って書き加えるものだから、広報上では質問と答弁がばっちりかみ合っていて、それって議場でのやりとりと随分違っていないか?という笑い話になっている。

ご指摘の通り、議会の広報は記録ではなく「お知らせするためのもの」という視点に立てば、手を加えないというのは、「伝える」ことはできていても、「伝わる」ことにはなっていないような気もしている。

当初予算と決算を審査する3月9月と、議案としてはそれ程案件は多くはない6月12月のページ数がいつも同じ16ページでいいのかという課題もある。

雫石町議会をはじめ、町村議会のページ数の多さはレイアウトに余裕が生まれるし中身の充実にも繋がっていて、うらやましい限りである。

予算の範囲内で、まだまだやれることはあるはずだ。

私たちの委員会は、できることからすぐに取り組みます!

明日は第一回目の編集会議が予定されており、今回の研修を振り返りながらその辺の意識を共有しつつ、4月15日発行の議会だよりが、何か今までとちょっと違うなと、より分かりやすくなったなと感じて頂けるような紙面にしていきたい。

そうしなければ、何のために遠くに出かけていって研修をしてきたのかということになってしまう。

「伝える」から「伝わる」、そして「双方向」の議会だより、これからの「あなたと市議会」に是非ともご注目を頂き、様々な見地から忌憚のないご意見ご指導をお寄せいただければ幸いです。


私自身、昔から文章を書くこと自体に抵抗感を持ったことはなかったが、改めてこのブログも含め、広報の手法や表現方法について得るものの大きかった、充実した研修であった。

広報分科会一同、目を輝かせながら雪国への帰路につきました。

生まれ変わった広報分科会に乞うご期待!


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議会改革への意思。

2018-02-18 23:48:59 | 日記

昨日は、お隣岩手県北上市にて、同市議会主催のフォーラムに参加して参りました。

例年横手の冬も、かまくら・ぼんでんが過ぎれば春に向かっていくと言われていますが、昨日は行き帰り大変な吹雪に合い、戻りは湯田ICを過ぎたところで足止めを食らいました。

農協青年部の新年会の席でも話題になりましたが、この雪は消えて無くなるのだろうかと、春仕事に影響が出ないか心配になる位、まだまだ容赦ない今年の冬です。


さて、北上市議会の研修テーマは、「これからの議会・議員のあり方について~議員の報酬と定数を考える~」ということで、そのものズバリの重い課題であった。



横手市議会からは、議長はじめ事務局含め7名の参加であったが、何を感じ、何に気付き、これから具体的に議会全体としてどんな行動に移していけるかが問われている・・・

研修会は2部構成となっており、はじめは北上市議会のこれまでの議会改革の取り組みについてご紹介を頂いた。

昨年の議会広報の行政視察で一度お伺いしており、積極的な広聴活動についてのお話はお聞きしていたのだが、改めて意識が高い議会であるということを実感した。

平成23年12月の議会基本条例制定後、24年8月の議会改革推進会議の設置以降、改革のスピードが益々加速していっている印象を受ける。

「開かれた議会、議会への市民参加」については、市民と議会をつなぐ会、いわゆる議会報告会を開催し、対象の多様化とワークショップ形式ということで、16自治区全てに出向くだけでなく、様々な団体や市内高校生との意見交換会を実施しており、議会に対して出される請願や陳情の審査の際には、提出者を必ず議会に招いて意見を聞くほか、議会モニター制度も実施している。

「政策立案機能の強化」については、通年議会を実施し、常任委員会の活性化と機能強化を図っている。

この通年議会。

普通のパターンだと3月、6月、9月、12月の4回、議会の招集は市長の権限であるため、議会の意思で本会議を開くことは通常できない現状のルールを、会期を通年とすることで、「開会と閉会の手続きを休会と再会に改めることで、議長が会議を開く権限を持つ」ことになり、いわゆる「議会を開くいとまがない」理由からの市長の「専決処分」は大きく制限されることになる。

二元代表制下における議会の権限を深く考えたとき、市長の提案する予算や政策を議会がチェックするだけでなく、主権者であり納税者である市民の立場に立った、その意思を代弁する政策提言を行う機能としての議会の在り方が問われているということは、これまでも度々述べてきた通りである。

通年にすることで災害を含め突発的な事案や緊急性のある課題に、これまで以上に素早く対応できることになり、常任委員会という枠組みでより充実した活動、詳細な調査により政策提言を行える環境が整備されることになるのだ。

「当局の提案に間違いはないという感覚」であれば、議会は年4回で十分だし、議会として、執行部の事務執行が公平公正に行われているのかをチェックだけしていれば事足りていたのだろう。

しかしながら、突っ込みどころ満載で出されてくる予算や政策に対し、議会が歯止めをかけていかなければ、そのまちはきっと間違った方向に進んでしまうのだろうし、それは選挙を通じて市民の負託を得ている我々が、議会全体として責任を果たしていないことでもある。

横手市議会においても、週明けからいよいよ3月議会モードに突入するわけだが、どうやら大盤振る舞いらしい新年度予算の大枠は総務文教常任委員会に示されただけだし、たった1度の行政課題説明会にて異論の出た案件が平然と当初予算に盛られていたり、新規事業にも関わらず所管の委員会ですら一度も協議がなされていない政策も見受けられる。

当局側の姿勢がいつまでたってもそうなのだとすれば、議会全体として行動に移さなければならないのだ。

あくまでも通年議会は手段の一つであるが、常日頃から議論できるシステムに、議会と当局が市民の意思を踏まえたキャッチボールができる環境整備を、議会の責任として私たちがしていかなければならないのである。

議会改革の本質はそこにあるように思う。

最も、異論が出ているのはごく一部であって、多数決で通ればいいという感覚が仮に当局側ににあるのだとすれば、「いちいち文句をつける議員」の少数意見など無視してしまえばいいのかもしれない。

政策決定に議会の意思=市民の思いが反映されないのであれば、否決なり修正することをためらってはいけないし、それができない議会など、市民の負託を受けていることにはならない。自らの二元代表制の否定である。

北上市議会では、平成3年の三市町合併以降、議員定数や報酬の在り方について様々な角度から議論をしてきたようだ。

通年議会の実施によって明らかに増えた議員の活動量を調査してみたものの、個人の記憶により集計したため正確さが確保できなかったり、活動の個人差があまりにも大きかったため、その平均値を議員活動の目安としていいものかといった問題が出てきている。公務といわれる議会活動には差は出ないかもしれないが、その質を高めるための活動こそ不可欠であり、そこをいかにして見える化していくのかというのも大きな課題なのだろう。

若い世代や女性を対象としたワークショップ形式による意見交換会で出された議会や議員に対する率直なイメージとしては、自分じゃなくても他に誰かがやってくれるだろうという政治に対する無関心、他人事の姿勢が見てとれる。

また、選挙に対する抵抗感や、生活の保障がないこともチャレンジに二の足を踏む要因にありそうだ。

このことからも、議員定数を考える視点としては、性別や年齢、地域性や職業など、多様な民意を反映させるためには、定数は多い方が望ましいのだが、委員会構成など議会に求められる機能の確保と充実を考えれば、最小限いなければならない人数もあるわけで、人口や財政規模など他市との比較も必要だ。

報酬についても、議員の役割や議員に求められる働き方と、個人差の大きい議員の活動量の間をいかに埋めていくのかというのは、大変難しい課題である。

北上市議会では、この永遠のテーマとも言える難しい課題に、恐れず怯まず積極果敢にチャレンジしようとしている。
改選の折り返し時期にあることから来年度には特別委員会を設置し、次の選挙には若い世代の挑戦を促すためにも、ある程度の方向性を示す方針のようだ。

今後も近隣の先進的な取り組みに注目していきたいし、我々も決して議会改革の歩みを止めてはならない。


第二部は、元三重県知事の北川正恭先生のお話。

横手市にも一度お越し頂いていて、大変刺激的なご指導を頂いているお馴染みの方である。

県議・衆議院議員を経て三重県知事と、半世紀に亘り議員としても首長としても裏の裏を知り尽くしている大政治家がお話になる二元代表制の意義には説得力がある。

定数を減らし、報酬を減らし、政務活動費を減らす・・・

減らすことがこれからの議会改革ではないと、チェック機能ではなく、真に政策提言できる議会に生まれ変わらなければ、地方創生など成しえないということである。

中央集権体制から地方分権に変わった前提に、「議会としての立ち位置」があるべきなのだ。

議会を構成する議員一人ひとりが存在感を示していかないと、「議会の信用」は決して高まらないというご指摘は、「議会の在り方」を考える我々への叱咤激励にも聞こえる。

国が華々しく掲げた「地方創生」。にも関わらず、結果としては東京一極集中は加速しているのが事実である。

しかしながら、何も変われない自治体は置いて行かれることだけは確かなんだろう。同じように、「目覚めた議会と寝ている議会」の差が広がっていくのも、平成の次の時代なんだろうと思う。

地域が自立しなければならない時に、市民の代表である議会が市民の意見を背にそれを執行部に伝えていくことができなければ、間違っているものに反対をし修正をかけられないのであれば、それは市民のために故郷の未来のために仕事をしているとは言えないのだ。

横手市議会においても、議会基本条例の検証を踏まえて個別具体的に様々な議論を展開している最中である。そもそもの方向性というか、議会の意思がバラバラなままでは議論する時間の無駄だし、どういう方向に議会があるべきなのかという議長の明確なリーダーシップも、その前提として必須であるように感じている。

研修を受けてその場限りではなく、我々も具体的にどんな行動に移せるか、そのための具体的な指示があるかどうかが問われている。

「寝ている議会」にならないためにも・・・


追伸・本日、横手市体育協会主催による「平成29年度横手市スポーツ賞表彰授与式」に参加してきました。



団体の運営にご尽力された方々の功労賞はじめ、各種大会で優秀な成績を収めた小中高生に賞が贈られました。

オリンピックが絶賛開催中ですが、大きな試合で結果を残すことの大変さは私自身も身に染みているところです。さらなる高みを目指して、感謝の心と謙虚さを忘れずに、これからも努力し続けてほしいものです。


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広報広聴の充実こそ、議会改革の第一歩。~広報分科会行政視察報告Part1~

2018-02-12 23:25:50 | 日記

9日(金)に行われた「市民と議会の懇談会」。

「子育てを支える環境づくりと課題について」をテーマに、市内子育てサークル関係者の皆様との意見交換会は、予定していた時間を若干オーバーする程盛り上がり、とても有意義な時間であった。

私にとっては、こういう形で現場の生の声をお聞きするというのは大変勉強になったし、議会全体として市民の皆様の思いをどうやって具体的に政策提言をし、市政に反映させていくのかという大きな課題が専ら私ども広報公聴委員会の責務であるといっても過言ではない。

広聴分科会の皆さんは6~7日の2日間、愛知県岩倉市と岐阜県可児市を訪問され、議会全体としての意識の高さに大いなる衝撃を受けてこられたようだ。その興奮をしっかりと皆で共有し、私たちも一歩前に進むことが大切である。


さて、こここからは私たち広報分科会の行政視察報告をして参ります。

キーワードは「双方向」である。

1月30~31日、お隣岩手県は雫石町議会と埼玉県鴻巣市にある㈱会議録センターを訪問し、広報に関してこれまでにない具体的な勉強ができたものと思っている。

出発時にちょっとしたトラブルが・・・

私は大曲駅で合流したのであるが、横手方面からのJR線が雪のためか少々遅れてしまい、大曲発の秋田新幹線がその到着を待って出発した。

冬であればよくあることだし、地元の我々にとってみればどうってことのない話かもしれない。

しかしながら、初めて秋田を訪れる方々にとっては、新幹線が在来線を待つことも、すれ違いのために一時停車することも、違和感しかないようだ(苦笑)

いざ、雫石駅で途中下車して雫石町役場へ。



送迎して頂いた議会事務局の方より、道中町の様々なお話を聞かせて頂いた。そう、ここはスキーの聖地なのだ。



冒頭、前田議長より歓迎のご挨拶を頂いたのち、雫石町議会広報公聴常任委員会7名総出でお出迎えを頂いた。山崎委員長の進行の下、各議員からそれぞれご説明を頂くのである。こういう行政視察はちょっと記憶にない。

私たち横手市議会では、議会改革の一環で広報公聴を「特別委員会」に位置付けているが、雫石町議会では「常任委員会」としており、この部分でも広報公聴に対する意識の高さと本気度が伝わってくるようだ。

こちらの議会だよりの特徴は、何といっても「横書き」である。



行政も議会の広報も縦書きが一般的な中で、私にとっては初めて見る表現の仕方であった。確かに数字やアルファベットの記載は抜群に読みやすく感じる。

改めて、縦書きでなければならない理由など一つもないのだということを痛感した。先入観とは恐ろしいものである。

様々な役所からの広報物の中で、いかにして住民の方々に議会だよりを手にして頂くのか、そして、中身に目を通してもらうのか、これは、広報に携わる者のみならず、議会人としての永遠のテーマであると思っている。

雫石町議会では、手に取ってもらうための編集方針として、デザイン・表現力の向上、第三者の評価、そして専門的研修の3つを常に心がけているようだ。

全国町村議会議長会では定期的にクリニックが実施され、岩手県内の町村議長会でも個別に勉強会を行うなど、私どもの先輩議員が「そういえば合併前には広報の研修をよくやっていたな」と言われていたように、充実した紙面を手にすれば、議会広報に対する心がけは一目瞭然である。どれもこれも、議員自らが考えて、心を込めて作っているなというのが伝わってくる内容である。

かつてグランプリを獲ったことのあるという表紙の写真も大変素晴らしかった。



今は町内のスポーツ少年団を順番に紹介しており、その前は放課後児童クラブだったそうで、「町の笑顔シリーズ」というコンセプトの下、元気な町民の皆様の姿が強烈なインパクトを放っている。

ページ数の多さもうらやましい限りで、私たちは基本的に毎号16ページで固定されているが、雫石町議会は6・12月は20ページ、当初予算と決算審査のある3・9月は24ページを確保していて、各議員の一般質問も1ページずつ割り当てられることでゆったりとしたスペースを確保し、議員の顔写真もありきたりな証明写真ではなく躍動感が伝わってくるようだ。



独り言のつぶやきが記された吹き出し部分からは、議員の人となりを伺い知ることもできる。

また、「議会へのひとこと」ということで、毎回3名の町民の方々の声を顔写真入りで紹介し、在京雫石町友会(いわゆるふるさと会)の方々のお便りコーナー。そして「雫石町へようこそ」ということで、ご縁があって町外から迎えられた「お婿さん・お嫁さん」をご家族とともにコメント付きでお知らせしているなど、それぞれの議員が地域に入っていって町民と共に広報を作り上げようとするその姿勢、意識の高さにはただただ脱帽である。

「双方向」よって議会だよりを作り上げていくこと。

その積み重ねこそが、開かれた議会、身近な議会、信頼される議会をつくっていくことに他ならず、議員としてそういう気持ちを強く持ち続けることが、住民にとって、議会の扉を開くきっかけとなるのだと思う。

改選を経て議員の入れ替えがあっても、高い紙面の質を保ち続けていくことが課題のようだ。

そのために雫石町議会では、できるだけ半数が広報に残るように心がけているようで、そういえば横手市議会では、現在のメンバーで継続して広報に携わっているのは、5年目の私が唯一である。

「伝える」議会だよりから、「伝わる」議会だよりへ。

常日頃、どんな気持ちで、どんな目線で原稿を書いているのか?ということを突き付けられている。

次回に続く・・・


追伸・お忙しい中ご対応いただいた雫石町議会の皆様、大変ありがとうございました。観光など広域連携の時代にあって、これからも北東北の枠組みとして様々な形で交流をさせて頂ければと思います。

タブレット端末の導入に前向きのようでしたので、いつでも研修にいらして下さい。1年使ってみての裏話もできると思います。

委員長になれば、視察団を代表してご挨拶のご指名を頂きます。ワンフレーズで横手の現状や魅力を紹介する機会というのは、貴重な経験で、とても有難いことです。

市議会だけでなく、各地の若手町村議員とも交流がありますが、総じてどこの議会も広報の質が高い印象を持っています。これも、切磋琢磨の証なのでしょう。

我々としても、全体を底上げを図る仕組みづくりも必要であるように感じています。


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会派と議会改革。

2018-02-07 22:20:03 | 日記

北陸地方では記録的な大雪となっているようです。

ニュース映像を視ていると自衛隊が出動されたりしていて、それでも横手よりは全然少ないような印象を持ちますが、普段の数倍、想定外の雪が一気に降っていることからあのような交通のマヒ、大混乱が起こっているものと思います。お見舞い申し上げます。

そう考えると、横手市の冬というのはもはや常に災害レベル?と言える水準かもしれないし、今冬は最近の平成25年豪雪に匹敵する降雪積雪だそうで、きめ細やかな除雪体制と地域住民の理解と協力、そして何よりも心構えが違うんだろうなと感じている今日この頃です。

程々がありがたいですね。


さて、今日は恒例の横手市飲食業連合会の新年会に出席させていただきました。新年会と呼ばれる会合はこれで一区切りとなります。

来賓ご挨拶の中で、秋田県飲食業生活衛生同業組合理事長(兼・全国副会長)よりご紹介がありましたが、受動喫煙の問題が業界を取り巻くホットな話題となっているようです。

オリンピックを誘致した都市・国として果たすべき責任と、喫煙者・非喫煙者、そして生産者の立場と現場の実情を踏まえた絶妙な落としどころを見出すことが政治の責務と思います。

生活衛生団体の皆様には、仕えていた代議士が党の中で責任ある立場であったことから、これまで大変なご指導を頂いてきました。

日々の生活にさりげない幸せと潤いを与えてくれる生衛業界に元気があることが、地域の活力の源であることは身に染みているところです。本年が皆様にとりまして良い年となりますようお祈りし、微力ながら与えられた立場で精一杯努力して参る所存です。よろしくお願い申し上げます。


さて、今日の本題に入りたいと思います・・・


改選後私ども横手市議会では、議会改革推進会議を中心に、終わりなき議会改革の議論に更なるスピード感を持って日々取り組んでいるところではあるが、前任期から継続して委員会のメンバーとしてこの議論に主体的に関わり続けてきた身としては、とにかくできるところから始めようというスタンスで、少し前のめりすぎるくらいな提案をどんどんぶつけていって、全議員の理解を得ながら議会全体の活性化につなげることが市のため市民のためになるものと信じて積極的に取り組んでいる。

まもなく新年度予算を審議する重要な3月定例議会を迎えることになるが、年4回の定例会毎に各議員が自由に行うことのできる一般質問と比べて、3月と9月のみ行っている「会派代表質問」の違いがいまいち分かりにくいし伝わりにくかったことから、議会改革の中で議論の中心の一つになってきた課題である。

不肖、奥山私案のぶっ飛んだたたき台に、先輩議員各位の現実的な指摘を踏まえ、だいぶ実現可能な段階までこぎつけられたものと思う。あとは議会運営委員会を経て今定例会からやるかやらないかが決定されるものと思うが、いわゆる「会派」なるものについて、国政の議院内閣制下での与党野党と違い、二元代表制である地方議会における位置づけというものを先般の県南4市議員研修会での講演を踏まえて、改めて整理してみたいと思う。

国政においては、政権選択選挙である衆議院議員総選挙において、過半数を獲得した政党・会派(連立を含め)から内閣総理大臣を選出することから、政府と与党は一体であり、野党は常に対案を示し政権に対峙することが、現行の小選挙区制度での与野党の在り方と言える。

一方で、都道府県市町村の地方議会は、都道府県知事・市町村長(首長)と、都道府県議会議員・市町村議会議員は住民が直接選挙で別々に選ばれることから、二元代表制と呼ばれている。

つまり、「国会の『議院内閣制』とは基本的な性格が異なる」ことから、我々地方議会と首長の間に与党だの野党だのそういった関係は成立しないことが大前提になっている。

よって、「お前は市長派か?反市長派か?」などという会話は、本来は成り立たないのだ。

地方自治の教科書に書かれている当然のことなのではあるが、去る1月15日、県南4市の市議会議員を対象に横手市議会が主管して行われた研修会は、このことを適切に指摘していて、改めて考えさせられる大変よい機会であった。



講師を務められた、元三重県庁職員で、現・三重県地方自治研究センター上席研究委員の高沖氏には、改めて貴重なお話に御礼を申し上げる次第である。

昨年、高知県大川村で村議会を廃止し村総会を開催することが議論になったように、近年は選挙をやっても無投票が続き、議員のなり手不足、そもそもの住民の政治に対する関心の低下に加え、国政はもとより地方議会を取り巻く数々の不祥事が明るみに出ていることからも、議員の資質に対する住民からの疑問の声が寄せられているのが実態である。

私自身、4年前にこの立場になった当初は、「何が議会改革なのか」と戸惑いを覚えたのが正直な感想であるように、「何を改革することが、議会改革なのか?」という問いに対しどのように応えていくのか、ということである。

「議会廃止」の議論が展開されていることが、議会の在り方そのものを考える問題提起となっており、それは地方自治の根幹でもある。

横手市議会では、平成24年6月に議会基本条例を制定し、その中には議員の役割というものが明記されている。

基本条例は作ったら終わりではなく、ここに書かれていることをどれだけ実践しているのかが問われており、そういう意味でも我々は前任期の後半2年間は、条例の文言を一字一句検証し、改善の余地はないのかということを一つ一つ積み上げてきており、今任期に引き継いでいることは素直に評価に値する取り組みである。当たり前のことを当たり前にやっている普通の議会であるということである。

高沖氏の言葉を拝借すると「4年ごとに1条ずつ検証し実践していることを見直して、規定のレベルを上げていかなければならない。4年毎に改正もしていかなければならない。」のだ。

市長の追認機関であってはならず、予算や政策を監視評価し、目についた足りないところはきちんと修正をかけていくことが、議会の「本来の役割」であって、その事が自治体の政策の質を高めることになり、ひいては住民福祉の向上にもつながるのだ。

議会が予算を修正することは、ごくごく「当たり前」のことなのであり、そういう意味で、横手市議会は正常だと言える。

大きな課題としては、議会での議論のプロセスに、専門家や市民の皆様の意見を反映する「公聴会制度」をもっと活用していかなければならないし、会津若松市議会などの先進的な取り組みというのはよく研究をして、我々の議会報告会、市民との意見交換会の運営に反映をしていくべく、広聴分科会の方で積極的に動いていただいているところである。

住民に開かれているのか?

住民とともに歩んでいるのか?

当局案に対し、市民の声を反映させながら議会で議論をし、修正を加えて「議決」して初めて、その案は「自治体の意思」になるのだ。

つまり、追認機関ではなく「二元代表制を追い求めていくことこそ議会改革」と言える。

言われたことを右から左へ伝えるだけのメッセンジャーではなく、行政視察で先進的な取り組みを学んだことを、何とかの一つ覚えのように無理やりそのまま我がまちにも当てはめようとするのでもなく、そこに一ひねりを加えて議会の創意として市長に対しぶつけていくことも大切だ。

個々の議員が様々なものを背負って議会の場に出てきている以上、一つの議案に対し様々なスタンスがあることは当然である。そこに党の意向が反映されることも多分にあるだろう。

それはそれでいいと思う。

しかしながら、こと議会改革に関して言えば、主義主張を超えて議長の強いリーダーシップと具体的指示の下で一つにまとまれるかが問われているのだ。

先述した通り、地方議会に与党も野党もない。本来は、市長会派も反対派もあり得ないのだ。

であるとするならば、議会運営の便宜上のまとまりともいえる「会派」の在り方を今後しっかりと議論していかなければならないし、もっと話をして政策提言できる集団が「会派」でなければならないと私は思っている。

横手市議会の会派代表質問の改革もそういった想いからの提案である。

膨大な新年度予算案を審議する「一般会計予算特別委員会」における審査の仕方にも、まだまだ改善の余地がある。「財源の裏付け」について議論するならば、方法論としてやり方はあるはずだ。

今月末に迫った3月議会の開会に向け、いまだ来年度の新規事業も予算の骨子も示されていないという異常事態がもはや当たり前になっている横手市ではあるが、しっかりと議論ができる環境整備のための下地を提案する場所としても、我々議会改革推進会議に課せられた責任は大きい。

最後にもう一度、高沖氏の言葉をお借りして締めくくりとしたい。

「議会が変われば、自治体が変わる!」

監視するだけでなく、我々が議会の意思として政策提言をしていかなければ、このズレは取り返しのつかないものになってしまうのだ。

是々非々、日々新たに、常に勉強あるのみです!


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「民営化」について考える~全国若手市議会議員の会研修会in北海道~

2018-02-04 23:20:12 | 日記

この3日間は冬将軍も一休みといった感じで、この季節には珍しく青空が顔を覗かせてくれました。



いたるとことで屋根の雪下ろしに励んでいる様子を目にしましたが、安全第一でお願いします。

さて、2月に入ってもまだまだ「新年会」と呼ばれる行事は続いていて、今日は横手市500歳野球連盟の大親睦会にご案内を頂戴しました。

500歳野球とは、試合に出場している選手の合計年齢が500歳を超えていなければならないというルールがあり、毎年7月にお隣大仙市にて、秋田県内各地より185チームが参加して行われる「全県500歳野球大会」は今年は40回記念を迎えるそうで、まさに「親父たちの甲子園」ということで、もはや生涯スポーツという形式にとどまらず野球好きのみなさんの生きがいになっているものと思います。

皆さんのエネルギーを大いに感じる新年会でした。




さて、遅ればせながら、1月16日(火)に行われた全国若手市議会議員の会今年度2回目の研修会in北海道について、所感を申し述べたいと思います・・・


翌日午後から公務が予定されていたため、新千歳空港内会議室にて行われた研修1「新千歳空港の取り巻く状況」のみの参加となった。



北海道庁のご担当の方より、「道内7空港(新千歳・稚内・釧路・函館・女満別・旭川・帯広)の一括民間委託について」お話を頂いたわけであるが、まずは空港運営を民営化することで、しかもそれを一体運営をすることのメリットとは何か?ということである。

北海道には、利尻・礼文・奥尻の離島空港や中標津・紋別の道管理空港があり、札幌の丘珠空港は防衛省管理という特殊性があるなど、道内全ての空港を一括民営化するわけではない。

そもそも離島空港は生活の足であって、民間のノウハウという視点から一くくりに議論することは馴染まないし、やはり民間委託となると、採算性の合わない空港は切り捨てられるのではないかという不安も一部にはあるようだ。

そのことを踏まえた上で、それぞれの空港にはそれぞれの実情があって目的や趣旨も違うことから全うな「選択」をする。それが行政のまともな仕事の進め方なんだなと感じた。

何でもかんでも「民間譲渡」すればいいという話ではない・・・

あくまでも民間運営の目的は、空港を核とした地域活性化であって、地域の皆さんと一緒に汗をかくことのできる事業者に運営を委ねたいという強い思いがあるようだ。

これまで日本国内の国管理空港といえば、当然のようにターミナルビルや駐車場など各施設の運営や主体がバラバラであった。

これが経営一体化されるとなると、「航空便数や路線の拡大などの空港活性化に向けた取り組みが可能となる」ということで、具体的には物販や飲食などの収入を原資にした着陸料の引き下げも可能になるかもしれないのだ。

といっても、国内での空港民営化の動きはまだ日が浅く、国管理空港としては、震災復興という位置づけもあり平成28年7月から民営化された仙台空港の事案に続き、高松空港が平成30年度から、福岡空港が31年度からの民間運営を目指している。

また、平成28年4月から国内とフランスの企業が共同で管理しているという関西国際空港+伊丹空港に来年度からは神戸空港が加わるのではないかと言われており、関西圏の3空港が民間のノウハウで一体的な経営がなされることになる。

まだ民間運営の効果がはっきりしない部分も多いかもしれないが、1月20日の河北新報によれば、「仙台空港の2017年利用者数(速報値)が前年比26万人増の337万426人に達し、過去最多を更新した」そうであり、「民営化後、着陸料や利用料が柔軟に設定できるようになり、運営会社が路線の誘致活動を積極的に展開」したことによって、「便数増で利用者の選択肢が増えるなど民営化の効果が表れている」としている。

今回このお話を聞くまで、私自身もそうであったが、そもそも国土の狭い日本国内に、これだけ空港は必要なのかという疑問をお持ちの方も多いことだろう。地方が競い合うように空港を誘致しつづけてきたことによって、交通アクセスの利便性向上など一定の効果はもたらしたものの、一部、自治体への財政面での弊害も否定することはできないはずだ。

近年はLCC格安航空会社が台頭してきたことで、地方同士を格安で結ぶ路線も増えてきており、そのことが地方空港が生き残る道として、また地方間の新たなネットワークの構築に重要な役割を果たしてきてはいるが、多くは東京羽田便がメインであり、まさにその事実が東京一極集中を物語っているようにも思える。

仮に、この空港民営化の流れが加速していくことになったとしたら・・・

広域観光に活かすことがその目的であるように、東北というひとつの塊ができて、インバウンドにも大きな期待が持てるような気がしている。

「空港はあくまでもゲートウェイだ。産業を磨かないと、ハコをどれだけ立派にしても、人は来てくれない」

担当の方の心が胸に深く突き刺さっている。

自分のまちに空港があるかどう関わらず、しっかりと地域を磨くことが大切なのだ。

新千歳空港では、2010年より供用開始した国際戦を利用する旅客数が2017年には272万人に達し、2019ラグビーワールドカップ、そして2020東京オリンピックに向け更なる需要が見込まれることから、ホテルなどを併設した大規模な国際線ターミナルの増築が予定されている。

確かに、空港内には特にアジア系の団体客が長蛇の列をつくっていたし、来るたびに利用者が増えている、そんな印象を持つ勢いのある空港である。

空港に入ってきたお客様を、いかにして全域にまわしていくのか。だからこそ、広域観光の振興についてしっかりと提案のできる方に運営を任せたいという思いがあるようだ。

相手は誰でもいいのではない。どんな運営がなされるのかをきちんとオープンに議論をすること。これが、民間運営に委ねる際の大切な視点である。


今回のテーマは、「自分のまちには空港はないから関係ない」という意識でいたら、何を聞いても閃かないし、心に引っかかってくるものもない、おそらく記憶にも残らないんだろうと思う。

私たちは議員として、こうやって日々様々な研修会に参加し貴重なお話をお聞きし、行政視察に赴いては、それぞれのまちの先進的な取り組みを学ばせて頂いている。

何かを学ぶ時に、先入観ほど無用なものはないと思っている。先入観は自分の成長を妨げる何物でもないし、仮に学び尽くしたと悟ったのであれば、それは大いなる思い込みである。月の裏にある世界のことをどう想像するのか、ということである。

学んだことを自分たちに置き換えて、しっかりと次に活かしていきたいと思う。

空港民営化。

狭い国土に空港を「乱立」させてきた歴史に新たな1ページを加えるために。

近くて遠い隣県が身近なものとなり、近くて遠い北海道と東北の結びつきが新たなステージに突入したとき。

来るべきその日のために、自分たちのオンリーワンを磨き上げる努力を惜しんではならないのである。


結びに、遅ればせながら、改めて研修を設営頂いた北海道ブロック同志各位に心から感謝申し上げます。

20時間ほどの短い滞在時間ではありましたが、改めて北の大地北海道の雄大さと、全若北海道チームのパワーと勢いを実感した有意義な研修でした。

「つながる力が試される」

またお会いしましょう‼




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