横手市議会議員 奥 山 豊 和 公式ブログ

明日への責任~市政に若い力を

瑞穂の国に生きるということ~林活議連・果樹議連勉強会~

2016-08-24 21:51:22 | 日記

昨日は議員連盟の研修会があり市役所へ。

まずは「横手市森林・林業・林産業活性化推進議員連盟」の研修会。
一応事務局長という役割を頂いており、私が司会進行役(写真撮れず)。

いわゆる林活議連は県内すべての議会で組織されており、連絡協議会の事務局長をお務めの石田県議、そして地元の小原県議にもわざわざお越し頂き、県庁の小川農林水産部次長のご講話をお聞きした。

小川次長は林業のエキスパートで十文字睦合出身とのこと。秋田県の森林・林業の状況と将来展望ということで大変分かりやすいお話であった。

横手市の森林分布は、総面積69,000haのうち実に54%ということで、森林・林業の活性化は、まさに私たちに直結する課題である。

森林資源の内スギの占める割合は秋田が全国一で、スギ丸太の生産量も平成に入るまでは断トツで全国一だったものの今は宮崎県に次ぐ2位となっている。

丸太生産現場の課題としては、「人・道・機械・集約化」ということで、人については、今年2年目の秋田林業大学校を通じての人材育成と若返り化。

林道の整備と機械化を進めながら、集約化をすることによって「森林資源の循環利用」、「造林経費のコストダウンと収入増」につながる。

昔から「山は財産」という考え方から個人所有は1反2反というケースが多く、昨年の森林法の改正によって、今後林地台帳を整備し集約化が進んでいく。

木材生産販売については、秋田県の住宅支援事業による一般製材の活用や、秋田の強みでもある合板などの複合素材をはじめとする新製品の利用促進に加え、木質バイオマス資源を活用した新たな発電所が秋田市で動き出している。

2020東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場でも木材をふんだんに活用した設計となることが見込まれており、オール秋田で食い込んでいかなければいけないと思っている。

横手市の農林整備課長からも市の現状について説明があった。

造林事業は「保育」から「収穫」へシフトチェンジしてきており、限られた予算の中での路網維持に苦慮している印象を受けた。

いずれにせよ、今年3月に制定された「秋田県木材利用促進条例」の下、森林資源をフル活用することによる地域経済への波及、雇用の拡大へとつなげていくためにも、「ウッドファーストあきた」実現に横手市が率先して取り組んでいかなければならないと強く感じた次第である。

今日の夕方のニュースでも、秋田県木材利用促進委員会の様子が伝えられており、大変タイムリーな話題を勉強させて頂いたことに感謝している。


そして、会場を十文字文化センターに移し「横手市議会果樹振興議員連盟」の研修会。



以前秋田県果樹試験場に勤務されていた深谷先生のお話では、「農産物の安全性について」ということで、農薬に対する正しい認識を持つことができた。

消費者にとってはどうしても不安に感じる要素であり、間違った印象を与えている部分も多いこの問題についても、ブランドづくり産地づくりと合わせて取り組んでいくべき課題である。

生産者の方々との意見交換では、りんごは春先の天候不順の影響もみられるが作況は105の見込み。ももやさくらんぼも高品質の出来だったというお話を聞いてほっとしている。

豪雪被害からの復興がまだ6割という状況や、古くなったパイプの交換や土壌改良に用いる堆肥を購入するための助成など、まだまだ課題はありそうなので、生産者とJA、そして農林部がしっかりと手を携えて取り組んで頂きたいものである。

質問の時間では、せっかくJAの課長と生産者の皆様がお揃いだったので、ふるさと納税に対する返礼品についての考え方をお聞きした。

季節ものの果物は人気が高くすぐに品切れになってしまっていて、そのことによって横手産農産品のPR、農家の所得増、税収の増など、せっかくのチャンスを逃してしまっているという状況がある。

JAとしても大いに利用してほしいということで、今年は「小玉すいか」やりんごの「スーパーキング」などを新たに加えるなど、農家の手取りに直結するという意味でも非常に力が入っている印象を受けた。


頭を垂れる稲穂を見つめながら・・・今年も収穫の季節を迎える。

基幹産業たる農林業に対する認識を改めて深めることのできた、大変有意義な研修会であった。

ぜひ今度は現場にも行ってみましょう。ぶどう狩りとか楽しそうじゃないですか。


追伸・明日から名古屋へ出張。2か月に亘る全国ツアーのファイナル(笑)

「全国若手市議会議員の会総会」が行われ、次年度への引き継ぎとなる。
興味深い研修も予定されている。

東京にも寄りたいが、ちょっと難しそう・・・


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誇り~東北学院同窓会など~

2016-08-22 22:40:16 | 日記

2016リオオリンピックが閉幕。

4年に1度、我々は切り取られた一部分によって一喜一憂してしまう。
それでも、トップアスリートの命懸けの勝負は魂を揺さぶるものであった。

特に、陸上男子400Mリレー。

バトンパスうんぬんよりも、世界に通用する4人の地力が適材適所で発揮された結果だと思う。
最後、ボルトの異次元の走りでぶち抜かれてしまったが、とてつもなく価値のある素晴らしい銀メダルだった。

過去最高を更新したメダル獲得数。
4年後に大いに期待できる躍進の大会でもあった。

何と言っても、オリンピックで戦いメダルを手にするということが、アスリートの到達点であることは紛れもない事実である。

「スポーツ立市よこて」が、そんな世界の大舞台で活躍する選手の育成に繋がっていくものでなければならないと、改めて思っている。

夢の続きは東京へ。

全てのアスリートたちの本気に、心からの賛辞を送りたい。
ありがとうございました。お疲れさまでした。


さて、先週19日(金)は、来週から始まる9月議会に向けた議案説明会が行われた。

昨年27年度予算の決算審査がメインとなる。

なんと当日に資料が配られるという異例の展開からの、長丁場の議会となる。
気になる点もいくつかある。短い時間ではあるがしっかりと準備して審議して参りたい。


そして夕方からは、東北学院同窓会秋田県南支部の総会。



ここ数年は、大学の地方説明会で先生方が横手にいらっしゃる日程に合わせて親睦会を開催していたが、総会というものは長い間行われてこなかったようである。

昭和54年に立ち上げられた県南支部も3年後には40周年の節目を迎えるということで、最近の懇親会を企画運営してきたメンバーが中心となって、規約を整理し役員体制を強化するなど、しっかりとした組織にして事業計画や予算をたてて活動をしていくこととした。

創立130年を迎えた、母校東北学院大学。

東北一の私学とはいえ少子化の影響は深刻のようで、今後の大学運営はますます厳しくなっていくことが予想される。

だからこそ、地域隅々に根を下ろした同窓会組織を大切にし育てていくというのも、OBとしての役割だと思っている。

今年初めて参加してくれた方も数名いて、きっかけはやはり身近な人に誘われたことだったようである。
急に参加者が倍増する特効薬などあるはずもなく、地道な声かけを通じて、アットホームな顔の見える同窓会にしていくために、これからも幹事の一人として汗をかいて参りたい。

実は、昨年の青山先輩からバトンを受けて、総会と懇親会の司会進行を仰せつかった。
普段やっている簡単な進行役とはまるで違い、大変緊張感のある舞台でいい経験をさせて頂いた。

ぶっつけ本番でアドリブもあり、閉会するまでは酔っぱらう訳にもいかず(笑)、とても勉強になりました。

来年また皆さんにお会いできることと楽しみにしつつ・・・


追伸・昨日の地元紙の朝刊に、金田勝年法務大臣のご就任を祝う広告が。

県内の全市町村、商工団体や日頃からご支援いただいている企業等、県内のみならず東京の方々のお名前もあり、8面にわたる最近見たことのない新聞広告であった。

あれっ?と思ったのが、多くの市町村は〇〇市・〇〇市議会と連名だったのに、横手市は市議会の記載がなかったこと。

わざわざお花の手配までして祝意を表して頂いたことには感謝しているし有難いことではあるが、そういう背景を何も知らない方々があの広告をご覧になったら、一体どんな感想を持つだろうか?想像に難くない。

「お前がいて何をやっているんだ」とお叱りも受けた。

どうしてこういうことになったのかは分からないが、「名前を出すことを断る」などという判断を議会がするはずもなく(実際議長は、全員協議会の冒頭でお祝いを述べて下さっていた)、きちんとコミュニケーションをとってさえいればいいだけの話ではないか。

これが、今の横手市の仕事の仕方、当局と議会の距離感である。
まさか、こういうおめでたい場面でそれをまた突き付けられることになろうとは(笑)

私自身、長年お仕えした先生がいよいよ閣僚としてご活躍されていることへの誇りを胸に、地方でしっかり頑張ろうとしていた矢先、何だか冷や水を浴びせられた気分である。無念。


台風が近づいています。十分な警戒を。




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横手市成人式と、厚木市訪問。

2016-08-16 21:17:02 | 日記

71回目の終戦の日。

昨日は横手市成人式に参加。



なんとサプライズゲストとして、山内出身のシンガーソングライター高橋優さんさんが登場。
会場の興奮は最高潮に。

東京で夢を掴んだ郷土の先輩が、さぞ眩しく映っただろう。



選挙権年齢とともに、成人年齢引き下げの議論が国会で始まりそうである。

ハタチの君に。

活躍のステージは人それぞれで、必ずしもそれは地元ではないかもしれない。
しかし、いつまでも故郷との繋がりは断ち切らずにいてほしい。

947名の新成人一人ひとりの力が、横手市の希望である。


さて、8月1日から1週間続いた出張報告もこれが最後。

6日(土)と7日(日)は、友好都市である神奈川県厚木市を訪問。
3年連続3回目である。

東京駅の改札口で皆さんと合流し、一路厚木へ。

70回目を迎える「鮎まつり」で大賑わいの中を、市役所へ表敬訪問。



越智議長はじめ事務局の皆様から温かいお出迎えを頂いた。

その後、例年通り、厚木市議会友好交流事業推進委員会主催による交流会に参加。
今年の2月のかまくら祭りにお越しいただいた方々を中心にご参加頂き、厚木市と友好都市である北海道の網走市議会からは山田議長もお見えになっていた。

網走といえば、全国若手市議会議員の会北海道ブロック代表を務める平賀さんとはよくお会いしていることから、話が盛り上がった。

厚木を介して、網走と横手の交流というものも、今後何らかの形で実現できればと思っている。

翌日は恒例の朝市におじゃまし横手産?のすいかを試食。その後、お隣の伊勢原市にある国定公園の「大山」をご案内頂いた。

今年3月に「大山詣り」が日本遺産に認定されており、夏休みの土日ということで、家族連れや白装束を纏った参拝者など多くの観光客で賑わっていた。

ケーブルカーの駅までと山頂の阿夫利神社までは、思いがけずにプチ登山。



いい汗かきました。

2日間にわたる友好都市訪問は今年も趣向を凝らした形で、温かいおもてなしを頂いた。特に議会事務局の皆様には大変にお世話になった。3年も連続して伺っていると、もうすっかり顔なじみで、有難い限りだ。

今後も議会同士の交流を続けながら、切磋琢磨しお互いよりよいまちづくりを進めていくためにも、何か新しい取り組みも模索していければなと思っている。


これにて、出張報告は終了。

とは言いいつつも、来週は名古屋市で行われる全国若手市議会議員の会定期総会に参加し、戻ってくればすぐに9月議会が始まる。

過ぎ行く夏の思い出は、今年も充実感でいっぱいだ。




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議会の見える化~広報分科会行政視察~

2016-08-14 22:26:44 | 日記

8月3日(水)早朝の横手駅。

実は初体験のJR北上線に乗り込み、お隣は岩手県北上市へ。



なかなかいい感じのローカル線である。
お年寄りや学生にとってなくてはならない生活の足。

横手市も利用促進のための助成事業などに乗り出している。

こういう行程もありですね。

視察項目は、議会だよりの編集について。

横手市議会では次号より、表紙の写真を広く市民の皆様に公募することとしており、いち早く昨年4月から実施している北上市さんの取り組みについて学ばせて頂いた。



これまで風景写真を中心に87点の応募を受けつけているそうで、出展者からは撮影場所や説明等のコメントを寄せて頂いており、発行月の季節を考慮しながら広報委員の協議により決定している。

これまで応募のあった作品はほとんどが風景写真で、人物画に比べて動きが感じられないというのが課題のようだ。今後の参考にして参りたい。

紙面づくりについても、淡々と機械的に概要を書いているのではなく、賛否の分かれた議案を中心に、テーマを強調した構成となっていたり、一般質問の質問者の写真もその都度撮影し力のこもったのになっていて、自由に記載できる議員の一言コメントが好評のようだ。

市民の意見を引き出す仕組みとしては、「議会モニター制度」を試行することで、議会だよりの改善点が明らかになるなど、評価頂いた点も合わせてモニターの提案を活かした紙面づくりを進めながら、今後の本格導入について検討を行っている。

また、通年議会も導入しているほか、広聴部門の取り組みとしては、「市民と議会をつなぐ会」ということで、私たちも行っている議会報告会的なことを「地区別」の位置づけで。常任委員会の政策提言を活発化させるために、各種団体等との意見交換を「テーマ別」の位置づけで2本立てで行っているというのが大変興味深かった。

特定の人しか発言しないという共通の課題については、ワークショップ方式を導入しグループ分けをして意見交換をして発表するという形式をとっており、北上市内にある4つの高校に出向いて実施する予定もあるとの事だった。

会津若松市が先進的な取り組みとして知られているが、広聴広報が中心となって市民と意見交換をして、それが政策提言のスタートであるという明確な方針のもとに、議会全体として市民に近づいていく取り組みを積極的に行っている市がこんなにも近くにあったということを、もっと活かしていかなければならないと思う。

今後はスポーツ交流のみならず、様々なかたちで意見交換し切磋琢磨できれば大変素晴らしいことだと思う。


日程2日目、4日(木)は埼玉県所沢市へ。

フェイスブック等を活用した議会の情報発信について学ばせて頂いた。





所沢市議会のフェイスブックページは、写真を活用し議会開催の告知や視察受け入れ情報、議会だよりの発行やイベント等の開催お知らせが中心。

議会会期中はツイッターで、会議情報の発信等即時性のあるものを中心にフェイスブックと連携しながら発信している。

フェイスブックには、議会のマスコットキャラクターである「みみ丸」のつぶやきが載っていて、「〇〇なのだ」という口調がとてもかわいらしく親しみも感じることができる。



IDの管理もあることから、投稿は議会事務局が行っていて、あまり細かい取り決めはなく、他の業務に支障のない範囲内でどんどん情報発信しようというスタンスで、私たちの訪問も即日投稿して頂いていた。

https://www.facebook.com/tokoroshigikai


議会の活動の見える化。

これは、永遠のテーマであると思う。

インターネットやコミュニティーFMを活用した、一般質問等の実況中継。
議会だよりの発行と市議会ホームページの充実、議会報告会の開催。

私たちも様々な媒体を活用し情報発信は行ってはいるものの、これまでの広報活動は事後報告が中心にならざるを得なかった。限られた容量で全てのことを報告することなどできるはずもなく、そのことによって「活動が見えない」というご指摘があるのも事実である。

だからこそ、SNSをフル活用したタイムリーな情報発信というものは、これからの時代の必須であるように思う。

せっかくの有意義な研修で得たものを活かすためにも、即実行。
担当者として調整を急ぎたい。


北上市と同様、広聴部門でも大変興味深い取り組みが行われていた。

議会報告会とは別に行っている、「政策討論会」である。

これは、平成24年からの取り組みで26年には実施要綱を見直し、所管を広聴広報委員会とすることを明確にしたほか、常任委員会ごとでも実施できるようにし、政策形成への反映を目的としている。

28年2月には、市民文教常任委員会が初の委員会開催による討論会を実施しており、市内の文化財を視察したらあまりにも課題が多く一つ一つを見ていく中で、政策討論をしていこうという自然な流れになったそうである。

実際に、文化財関係者が開催を大変喜んでくれて、専門的な立場の出席者も多く内容の濃い議論をすることができ、議員としても、議会報告会だと個人の意見については制約があったが、討論会だと思っていることをはっきりと言えるという意味からも、やりとりを見ている市民の方々にとっても聞きごたえのある会となっているようだ。

都市部ということからなのだろうか、議会だよりを全戸配布するシステムがない。

じっとしていては情報発信できないという環境に置かれているからなのだろうか、駅頭で議会報告会のチラシを配ったり、市役所1階のホールで議会だよりの紙面構成についてのアンケートを行うなどの取り組みを、議員自らが率先して行っていることが印象的だ。

「議会の見える化」に対する熱意である。

「SNSの投稿は、『手数』と『堅さをやわらげる記事』が重要」であるそうだ。

北上市議会が行っている表紙の写真の公募についても、いかにして議会が市民に近づいていくか、そのための手段の一つであると思う。

広報の充実こそ議会改革への道。

広聴は受け身ではいけないということを改めて学ぶことができた、大変充実した2日間だった。

ご多用の中快く受け入れて頂いた両事務局の皆さん、そして、丁寧な説明を頂いた議員各位に心からお礼を申し上げたい。

横手の広報も頑張ります。


追伸・所沢は、妻の関係でご縁があり何度か訪れた場所。

お昼を食べた航空公園内にある「所沢航空発祥記念館」。その隣にある「所沢市民文化センター・ミューズ」は日本最大級のパイプオルガンを備えており、映画・名探偵コナンの舞台にもなるなど、最高の音響と音質を楽しむことのできる素晴らしいホールです。

機会があればぜひどうぞ。



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若手政治家の使命~全若東北ブロック総会・県内若手政治家ネット研修会~

2016-08-11 23:18:39 | 日記

今年もあっという間にお盆になりましたね。

一昨日は、先月行われた議会報告会の反省会。
私たち3班が担当した5会場で出された意見のとりまとめを行った。

今年も私が記録担当だったため、出張から帰った月曜日にあわてて作成。5会場分を1日でやるのはかなりしんどいですね(汗)ためた自分が悪いんですが・・・

今後、各常任委員会ごとにそれぞれの会場で出された意見について、当局に答弁を求めるもの等精査をしたのち、地区会議を通じて答弁をお返しする流れになっている。

ただし、すぐに返答すべき案件については早急に対応することとした。

各会場にお運び頂いた皆様、ありがとうございました。
大変有意義な意見交換ができましたし、私自身、昨年に比べ答弁をさせて頂く機会が格段に増えたことから、とても勉強になりました。

承ったご意見を今後の議会活動、政策提言に活かしていきたい。


さて、ようやく先週の出張報告を一つずつして参ります。

まずは、1日(月)2日(火)に秋田市で行われた、全国若手市議会議員の会東北ブロック総会と、県内若手政治家ネットワークと共催の研修会。

ブロック総会は、今年度の活動・会計報告、次年度の人事案と活動方針・予算案の承認についての審議。

これまで2年間、東北ブロック代表としてご尽力頂いた青山先輩が、全若の卒業まであと1年残されているものの、今季限りで代表を退かれることとなった。

3年前、私たちが若市議メンバーに加わる以前、大仙市議会の後藤先輩がずっと一人で支えてこられたこの組織を、青山さんが先頭になって積極的な研修活動を行いながら、全国役員会にもほぼ欠かさずに出席することで、東北ブロックの活動が全国の仲間に認められ、存在感も高まりつつある。

会員の拡大はもちろん、懸案であった「北東北若手議員の会」との合同研修会を実現させるなど、この2年間の活動は県内の多くの1期目の私たちにとって刺激的なものであった。

後任の代表。

思いがけず、私が引き継ぐこととなった。

私よりも年長で議員経験の豊富な方々が多数いらっしゃるにも関わらずである。

若輩で経験不足は承知の上で、青山さんを中心に会員のご協力により築き上げてきたこれまでの流れをしっかりと引き継いでいくために、思い切って引き受けることにした。

私の後任の事務局長には、にかほ市議会の佐々木くんを指名。

「僕でいいんですか?」と謙遜していたが、秘書経験もある彼になら、以心伝心で仕事を任せられると思っている。



それぞれの地域で、若手議員が期待されていること。

原点を見失わず、切磋琢磨し合う刺激的な場所。

これからも、会員各位の協力を頂きながら充実したブロック運営に務めて参ります。ご指導ご協力の程、よろしくお願い致します。

参加者の総意により、多大なご貢献を頂いた青山さんに顧問へのご就任をお願いすることとなった。次回臨時総会までに規約の整理等をしたいと思います。


引き続き行われた研修会。



1コマ目は、AKT秋田テレビ報道政策局の佐藤部長より、「ふるさと再発見~報道政策からみた秋田」と題しご講演。

2012年から奇数月の最終土曜日に放送されている、ご自身がプロデュースする「ふるさと秋田再発見シリーズ 秋田人物伝」という番組についてご紹介頂いた。

秋田の偉人達を紹介するもので、無知な私には初めて聞く方々ばかりであった。

この手の番組は功績のみをクローズアップし美化して語られがちだが、「ネガティブなこと、人生の失敗の場面も、それがその人にとって伝えるべきことであれば、今伝えなければいけないことを伝える」という発言が印象的だ。

いかに生きるかを先人から学ぶため、これから注目して参りたいと思う。

2コマ目は、NTTドコモ法人ビジネス本部の福井部長より「地域医療・地域福祉におけるメディカルICTの可能性について」ということで、タブレットを使用したペーパーレスでの研修。

今年の6月の「日本医師会IT化宣言2016」により、医療現場でのICT化が加速している。

タブレットで電子カルテやCTの画像が見られるのはもちろん、救急搬送中に心電図などを確認できることにより、病院に到着してからの処置が格段に早くなること。
実際に日本医大の千葉北総病院ではドクターヘリにスマートフォンを導入することで、救急隊員の手間にならないように現場の状況が把握できるようになっている。

また、地方の医師不足の問題に対しても、東京女子医大と広島大ではデスクトップが共有されており、都心部の医師のアドバイスが受けられるようになっていたり、タブレットを介した見える通訳で、夜間や休日の外国人患者とのコミュニケーションが図りやすくなるなどの活用方法もあるようだ。

GPSを活用した認知症高齢者の見守りサービスなども始まっており、様々な関係者がタブレットを持ち地域全体が繋がっていくことで、地域包括ケアが強化されていくという意味でも、ICTを上手に使っていくことが必要であると思う。

印刷費の削減、動画とのリンクなど、ペーパーレス会議のメリットについても改めて学ぶことができた。


翌2日(火)は、あの国際教養大学へ。





初めて足を踏み入れたうわさの図書館は、まさに圧巻だった。

冒頭、鈴木学長がわざわざお越し頂き、私たちを激励して下さった。
4年生の学生2人も校内の見学に付き添ってくれた。2人とも、超有名企業に内定している。

研修は、「将来の日本を牽引する人財づくり」ということで、同大学キャリア開発センター長の三栗谷先生のお話。



アメリカでは一般的な、地方にあって小規模のリベラルアーツな学校の取り組みは、まさに衝撃であった。

加速する少子高齢化社会の中で、人ができないことをいかにして補うかという意味で、AI(人工知能)とどう向き合っていくかということが大きな課題である。

2011年に小学校に入学した児童が大学を卒業する2027年。
65%の学生は、今社会に存在していない職業に就くだろうということである。

少子高齢化とAIの発達とはそういうことなのだ。

そこで、これからの人工知能世紀を迎えるにあたり大切なのが「アイデンティティ」ということである。

「アイデンティティ」があっての「グローバル化」、そして「人工知能世紀」というご指摘は大変興味深かった。

4年間世界各国の留学生と共に過ごし、1年間の海外留学を義務付けている国際教養大。

世界の中で自分がどの位置に立っているかということを、自分が何者であるかを考えるきっかけが、留学だそうである。

海外では、日本の教育現場では教えられない領域にどんどん踏み込んでくる。答えられければ、その程度という評価をされる。

2020年度から、大学入試に「大学入学希望者学力評価テスト」が導入され、入試が課題解決型の適性検査にシフトされていった時にどうやって対応していくのか。

人工知能を使う側として、21世紀の教育立国の先進地として秋田県がリードしていくためには何が必要なのかということを、今からきちんと考えて対応していかなければいけないのである。学力No.1に満足していてはいけないということである。

このままだと、益々都会と地方の学びの格差が拡大してしまうのではないかと危惧している。

そのためにも、三栗谷先生も強く訴えておられた、国際教養大の学生が留学してきた経験を、地域の小中学生に話をする機会をつくっていくことが重要になってくるのだと思う。

その点では、私たち県内政治家ネットワークは、国・県・市町村を広くカバーする組織であり、責任世代として率先して取り組んでいくべき使命がある。

この国の未来のために・・・

次世代を担う私たちの今後の活動の肝に据えなければならない。
そういう気付きをを与えてくれた、とても刺激的な2日間だった。

改めて、研修をセットしてくれた、男鹿市議会の古仲さんに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。












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