横手市議会議員 奥 山 豊 和 公式ブログ

明日への責任~市政に若い力を

開かれた横手市議会に。

2017-06-19 22:06:16 | 日記

本日、議会運営委員会に引き続き急きょ開かれた、会派代表者会議。

3月議会最終日、「市内スポーツ施設にて売上金等が一時紛失した件と、障害者就労継続支援訓練等給付費の支払いが遅れた件」について、緊急動議で提出された議会監査請求に対する報告書が出されたことを受けて、今後の対応を協議する趣旨であった。

先週の木曜日、議員全員協議会の場において、今後議会としてとり得る対応策について全国市議会議長会へ問い合わせた結果報告がなされたわけであるが、なぜ今日、全員協議会を開かなかったのだろう。開けない理由など何もないはずだ。

あえてワンクッション挟んだことに、何か意図を感じるのは私だけだろうか。

監査報告書の内容について、「これ以上でも、これ以下でもない」という理由から、3月議会最終日の本会議で緊急動議がなされた事案を、単なる文書を受け取るだけで幕引きを図るというのは、それこそ「ブラックボックス」そのものではないか?

議長名で文書で監査請求をしたから、文書で報告書を受け取った?
確かに、手続きとしてはその通りである。

でも、よくよく考えてみてほしい。新聞報道もなされ、市民の皆さんからも感心が寄せられているという事実を。

「開かれた議会」を実践する気があるのなら、議論するまでもなく、本会議場で監査委員からの報告を受け、その文面に対する質疑を行うこと。結果として答えが「それ以上でも、それ以下でもない」となったとしても、そのプロセスをきちんと議事録に残し、ネット中継で発信することこそ、議会の総意で監査請求をしたことに対する我々の責任であると思う。

そもそも、12対11という僅差で監査請求を行ったという事実がある。

11名は、そもそも監査請求をする必要はないという方々なのだから、この報告書を受けて、「これ以上なにをやりたいの?結果は出ているではないか」という考え方に変わりはないのだろう。

議会として、これ以上の調査権を発動するかどうかはこの次のステップであって、プロセスを明らかにすることというのは、協議をするまでもなく当たり前にやらなければならない手続きである。

あさっての最終日、当然のことながら本会議前に議員全員にそのことが説明され、追加日程として本会議での説明があるものと私は思っている。

もしそうならなかったら・・・横手市議会はそういう場所だということである。


さて、この週末。17日(土)は、自民党秋田県連定期大会に参加して参りました。



金田大臣には、この期間2度上京する機会があったものの会館に立ち寄るだけで、きちんと顔を出せなかったことを弟子として申し訳なく思う。

「頑張れよ!」

多くは語らずとも、通じ合う関係である。

ありがとうございます。くれぐれもご自愛され、国家国民のために職責を果たされますことをお祈りしております。

特別ゲストは、参議院自民党議員会長の橋本聖子先生。
金田先生とは、参議院平成7年初当選組の同期である。

現役時代を含め、オリンピックに15回関わっているという橋本先生のお話は、2020東京オリンピックに向けて何をすべきか、何をしなければならないのか、地方の私たちに何ができるのか、様々な気付き発見のある貴重なお話であった。

オリンピックはスポーツの祭典か?

そんな単純な話ではなく、まさに開催国の文化力と経済力が試されているのである。お祭り騒ぎのイベントではない。

今まさに、世界中が日本という国を、日本人に対し大きな注目を寄せているときこそ、私たちの歴史伝統文化、日本という国の素晴らしさを全世界にアピールする最大のチャンスなのだ。

2020がゴールであってはいけない。

2004年アテネオリンピックの後、ギリシャは財政破たんに追い込まれたように、その後の国家の姿、あり方というものを描き切れているのかが重要である。

2012年。成熟した大都市で開催されたオリンピックの後、ロンドンは世界一の都市になったのだ。

少子高齢化・人口減少に突き進む我が国でオリンピックが開かれるという意味。

あと3年しかないのだ。

縮小する社会の在り方をしっかりと見据え、まったなしにビジョンを示さなければならないのである。

体育施設は商業施設であるべきだ・・・

スポーツ文化観光が融合し、医療をも巻き込んだ、誰しもが訪れたくなる魅力を秘めた拠点にしていかなければならないのである。

老朽化したから?防災拠点?

はっきり言って、それだけでは弱いのだ。自分たちなりのスポーツ立市もシティセールス2020も、私たちは、ほとんど何もやっていないに等しいということを痛感した。所詮、自己満足で井の中の蛙。

DMOとスポーツの融合こそ、スポーツ立市よこてを掲げる意義なのだ。

ホストタウン招致に手を上げたのであれば、2020以降の横手市の姿を語れなければいけない。何のために東京オリンピックに関わるのか、東京のために何ができるのか・・・

同じ釜の飯を食った仲間たち、そして全県各地でお世話になった方々との再会。全て、15年の蓄積である。

青年局も、頑張りましょう!


昨日18日(日)は、横手市大雄消防団の伝達講習会が行われた。

小型ポンプ操法の3番員として4年目となる。昨年はボロボロだったので、なんとかリベンジを果たせれば。

昨日教えて下さったのは、大雄中学校野球部の1年後輩。
ブルペンで、彼の球をずっと受け続けてきたことが懐かしく思い出されます。

先輩に気を使わずに、悪いところは悪いと容赦なく厳しくご指導ください(笑)

2週間後、7月2日(日)の訓練大会に向け、消防団の夏が今年も始まります。


追伸・ボールの落としどころが、「公平公正」からかけ離れているように思う。

覚悟を持って職責を果たそうとしている者に対し、上から押さえつけているだけに映る。守るべきものが違うようにも思う。

それと、事の重大さを理解していないのではないか?誰も指導しない。だから同じことを何度も繰り返すのだと思う。

もう一度言う。

資質が問われます。


この記事をはてなブックマークに追加

資質が問われる~一般質問、委員会審査を終えて~

2017-06-16 16:42:52 | 日記

3日間の一般質問、そして昨日の常任委員会での審査を終え、6月議会は来週21日(水)の最終日に向け、議会運営委員会や議会だよりの編集会議が予定されている。

一般質問の原稿締め切りは本日となっています。
どうか期日厳守でお願いします。いつも遅れる人は決まっていますが・・・(笑)

どうやら、昨日の厚生常任委員会では、補正予算が否決されたようだ。

表面的には分かりにくい案件で、どうやらまたしてもあり得ない仕事の進め方がなされているらしい。

予算の修正案が提出されることと思うので、最終日に向けて緊迫した状況が続くだろう。

今議会も、一般質問の発言取り消しという事例が発生してしまった。
決して、議員として褒められない事態が連続して起こるというのは、当事者の資質はもちろん、不本意ながら議会としてのコンプライアンスはどうなのよ、という話にもなってしまう。

国、県、市町村。置かれている立場の違いはあるにせよ、有権者から投票用紙に名前を書いてもらうことによって仕事をさせて頂いているという自覚を持って、「政治家の言葉の重み」というものを深く心に刻まなければならないと、常に自分自身に言い聞かせている。

注意をして謝罪をする。それでもなくならないというのはどうしてだろうか?
反省をしていないのか、3歩進めば忘れてしまうのか、どちらなんだろう。

議会全体で取り組むべき議会改革。議員の行動一つが議会全体に与える影響は計り知れない。


昨日は、3月議会において議会監査請求が出されていた件について、監査委員から報告書が提出された。

その対応を協議するための議員全員協議会が5時にセットされたため、私たち総務文教常任委員会では、管内視察と議案審査を終えてから行われていた、重要案件についての話し合いを途中で打ち切らざるを得なかった。

私たち自身が政策に対する理解を深めるという意味でも、率直なやりとりをして疑問点を解消すべき貴重な会議が非常に中途半端な状態で閉じざるを得なくなったことには、担当課の皆さんに申し訳なく思う。

形式を先行させた地域づくりは、現場に根を張らないような気がする。「特色ある」と言うのであれば、体制だって特徴的であるべきだ。

厚生から総務文教に移ってきて感じること。

福祉や教育というのは市政の土台であり、打って出るというよりは、まずは守りに徹すべき性質であるように思う。

だからこそ、いたずらに費用対効果を振りかざすのは正義でも何でもない。しかしながら、蛸壺にはまっていくような議論ではなく、政策の本質を外さずに、俯瞰した物事の捉え方による提案や問題提起もしていかなければならない。

現場にそれを求めるのは筋違いだとは理解しつつも、そういう指摘をするために議会があるのであって、政治が果たす役割でもある。

建物を建てることに関しては、常に発想が複合的でなければならないということを、指摘させて頂きたい。


議会監査請求の件については、6月議会中に報告書が出されることは3か月前から分かっていたことである。

仮に、一語一句何の疑問も抱かないような中身であったとしても、どういう手続きで議会に提出されるのか?例えば本会議の日程の中で、代表監査委員からの説明を受けて、それに対する質疑ができるのか?議員全員協議会でやってもいいのか?新たな委員会等の設置が必要なのか?

県内初で、全国的にも事例が少ない議会監査請求であるからこそ、どのような議会のルールがあって、議論するために手続きがあるのかということは、出てくる報告書に疑問点があるなしに関わらず、事前に準備をしておくことが議会事務局の仕事のはずだ。

この点に関してだけは、3か月何をしていたんですか?と問いたい。
「こういうルールに則って進めていきます」という説明が、てっきりなされるものと思っていた。

会期は残りわずかである。このままうやむやに幕引きを図ることなど許されない。

これも、議会の資質が問われる案件である。


さて、3日間の一般質問全体を通じての感想。

市長が自分で答弁をしてこなかったツケが一気に噴き出したように思う。

いつも答弁は部長任せ。相変わらず特定の方に集中している状態に改善は見られない。それでも、知らんぷりをせずに額に汗して真摯に答えようとする姿勢にはいつも頭が下がる。

我々の熱い想い、覚悟を持って発する言葉を受け止めきれていないように映る。

だから言葉に詰まる。的外れで何を言っているのか分からない。考えていないからなのか?

目指すべきゴールはどこなのか?そこまでどうやってたどり着くのか?いつまでに何をするのか?何をもって成功したと言えるのか?詭弁を重ね、失敗した責任をとろうともしないではないか。

何が「道半ば」なのか分からない。全て理念でスローガンだと思えば納得がいく。

モヤモヤしか残らない一般質問だった。

私自身の反省は次回にしますが、正直言って時間切れ・・・でも、エネルギーは全て使い切りました。全身から力が抜けるような感覚が、大きな大会が終わった後のそれと似ています。


追伸・当局には、使い分けをするなよと言いたい。

予算審議をする私たちには提出されていない資料が、特別委員会には示されている。
まさに、出所の分からない怪文書常態。〇〇ペーパーと名付けた(笑)

それでいて、認めた予算の解釈変更を求めるのは、議会を侮辱する行為である。

その体質が明らかになっただけでも、合同協議会を開いた成果である。

ちなみに公共施設のお話です。


この記事をはてなブックマークに追加

明日の登壇に向けて。

2017-06-12 21:49:37 | 日記

今日から3日間は一般質問です。

今議会から試行として導入された「一問一答方式」ですが、今日は4名中1名がこの方式で質問をされました。

想像以上に時間配分が難しそうだというのと、ご答弁される市長も手探り状態だなと、それでも答弁原稿を読み上げた後にご自分の言葉を付け加えられているあたりは、率直な想いがこもっていました。

明日、私の出番は午後イチ。13時過ぎ位になると思われます。

横手市役所7階での傍聴、インターネットとかまくらFMでの中継をぜひともご注目下さい。

今行ったシュミレーションによれば、時間はギリギリになりそうです。簡潔な答弁を頂ければありがたいです(汗)

いざとなったら、ガチンコでやるしかありませんが・・・


追伸・原稿作成に追われたこの週末。

10日(土)、大雨の中行われた、「秋田自動車道・横手北スマートインターチェンジ着工式典」。



主催者・ご来賓含め、皆さんのごあいさつの中にはそれぞれの想い入れが感じられました。

平成14年。西仙北SA内に、当時の西仙北町の第三セクターが簡易ICを設置したことが、全国に広がるスマートICのさきがけなんですね。

私のエピソードは、今から12年前、当時は地元と国会を行ったり来たりする秘書でしたが、合併による新横手市誕生直後に、私の父が所属する横手市議会会派の皆さんを国土交通省にご案内をし、道路局にてスマートICに関する勉強会をセットさせて頂きました。

その後、横手市議会には「スマートインターチェンジ整備促進議員連盟」が平成22年に立ち上げられ、当時、父は会長として、故石山議長と共に県に要望に出向き、当時県会議長で現在衆議院議員の富樫先生に要望書を手渡したそうです。

地元経済界の熱意はもちろんですが、市議会としても、先輩方が積極的な要望活動を展開してきたことによる、この度の着工であると思います。

平成30年完成予定とのことで、このスマートICが秋田道の更なる利用者増につながり、地域が大いに活性化する一翼を担ってくれることを期待しています。


11日(日)は、自衛隊OBの方々の組織、公益社団法人隊友会・秋田県南支部協議会の懇親会に参加させて頂きました。

会場は、お隣湯沢市内の某ホテル。4月に就任された鈴木市長も参加されており、8年前、私と一緒に永田町・霞が関を駆け回った当時の事を良く覚えていて下さいました。

これからも、防衛省自衛隊と県民を繋ぐ架け橋として活躍する隊友会の皆様の活動を、微力ながら応援して参りたいと思います。


この記事をはてなブックマークに追加

一般質問の通告。

2017-06-07 22:05:28 | 日記

今日は、一般質問の要旨を通告しました。
内容は下記の通りです。

~~~~~~~~~~

1.市長の政治姿勢について

1)「増田庁舎オープン・リノベーション事業」によってもたらされた結果責任を、市長はどのように受け止めているのか。

2)地域局庁舎に必要な機能のあり方を含めた、今後の市全体の庁舎配置の方向性について。

3)市長は、郷土愛についてどのように考えているか。就任以来掲げてきた「横手愛」とは、具体的に何を目指しているのか。

4)市長は、横手市の優位性をどのように捉え、地方創生を進めようとしているのか。移住対策や交流人口の拡大等、具体的なターゲットや戦略が見えない。

5)平成29年6月1日発行「市報よこて」の特集記事「家族になるということ-結婚-」は、どのような意図、覚悟があってのものか。

6)横手市財産経営推進計画(FM計画)の必要性、公共温泉施設を民間譲渡する目的など、市民に政策の本質を伝える手法が一方的であることによって、混乱が起きているように感じる。これまで、地元への説明の窓口としてきた地域づくり協議会の廃止を決めているが、今後、市長はどのようにして市民と向き合っていくつもりなのか。

~~~~~~~~~~

一問一答方式にチャレンジしてみます。

もっと項目をまとめようかとも思いましたが、あえて細分化したことによって、テンポのあるやりとりができればと思います。

来週13日(火)の午後一番、1時過ぎ位になると思われます。有難いことに、今回も横手かまくらFMさんの生中継にはまることができました。

本会議場での傍聴、ネット中継やラジオ放送にて、ぜひともご注目頂ければ幸いです。

予測不能。ガチンコの議論を挑みたいと思っています。


さて、前回の続きで、初日に提案された平成29年度横手市一般会計補正予算の中で行った質疑の内容をここでご紹介しておきたいと思います。

観光費・観光誘客推進事業804万1000円ということで、「湯沢市東成瀬村と連携した、外国人旅行者向けの県南周遊コンテンツの開発調査と、市内観光スポットにwi-fi環境を整備するための設置場所調査、設置に要する委託料の増額補正」との提案理由であった。

今回の市長の所信説明演説の中に、横手版DMO・一般社団法人横手市観光推進機構の動きについてようやく報告があり、4月24日に第1回通常総会が開かれたこと。6月中旬には、情報発信、誘客、コンベンション、物産、地域連携の分野ごとに1回目の会合が予定されていること。そして、市においても6月下旬を目途に機構との連絡調整機能を担う部局横断型の体制を整える予定であることが述べられていた。

私が昨年の6月から問いかけていた、何のためのDMOなのか、具体的に何をするDMOなのかという点については、推進機構が掲げるコンセプト「雪灯りと四季彩々の食 ぬくもりの町並みめぐり」という旗印が初めて明らかになった。

広く合意形成を図ったうえでのフレーズであるとするならば、今度はそれに基づいて具体的に何を行っていくのか、マーケティング・マネジメントの視点をもってどのような事業展開をしていくのかというのが今後の大きな課題でもある。

いずれにせよ、市単独ではなく近隣を巻き込んだかたちでの観光政策を進めてほしいということをずっと訴えかけてきた私自身、今回の取り組みが湯沢市・東成瀬村と連携したものであるという方針には素直に評価し、敬意を表したいと思う。

しかし、県南地域においてインバウンドを得意とする羽後町DMOとなぜ連携しないのかという問いかけに対しては、「向こうの判断」との答弁で、そもそもこの手の事業はせっかく立ち上げたDMOが中心になって進めていくべきなのに、事業主体は市と村ということで、その理由が、国庫補助金「東北観光復興対策交付金」643万2000円が財源となっていることで、事業主体は市町村が行うことが条件になっているとの説明には、正直違和感を抱かざるをえない。

一方で、広く地域全体の総力を結集したDMOを推進することを促しておきながら、「復興」という大切な目的があるにせよ、自治体の事業展開を条件にするという方針はいかがなものだろうか。

弁解が聞こえてきそうだが、ここでも「まずは予算で、何をやるのかは後付け」といった印象を拭い去ることはできない。

2015年のデータによると、国内のインバウンドに占める東北地方の割合というのは1%に満たないという事実がある。いわゆるゴールデンルートから大きく外れた東北地方が、インバウンドによる地域活性化を目指したいとするのであれば市町村単位でちまちまやっている場合ではない。県南、秋田県、北東北、そして東北全体と、できるだけ塊を大きくしたうえで、ぐっとくるような魅力的な物語づくりをしながら戦略をもって売り込んでいくことが大切に思う。

また、wi-fi環境の整備も結構だが、それと同時に、クレジットカード対応のお店を増やしていくことも大切である。

検討中とはいうものの、昨年12月議会で提案された最寄駅から増田のまちなみへバスやジャンボタクシーを走らせる事業も、結果を検証すれば、想定より利用者がいなかったということだった。

DMOを基軸に観光地域づくりを展開し、地域の稼ぐ力を高めていくのであれば、確固たるビジョンを持って、マーケティング・マネジメントを展開していかなければならない。

バスを走らせたけど利用者はあまりいませんでした。wi-fiを整備したけどインバウンドは増えませんでした・・・

というのは洒落にならないのだ。

前例があるだけにこの事業、本当に大丈夫なのだろうかと不安に感じている。所管委員会での質疑を見守りたいと思う。

季節が春から梅雨へと移っていく中、横手版DMOの表立った動きが見えてこない。

「雪灯り」を肝に据えたのであれば、これまでと違う横手の冬になることを、ワクワクするような事業展開がなされることを大いに期待している。


追伸・非常勤職員が逮捕されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。起こるべくして起こっている、いやな流れですね・・・それを修正するのも議会の役割だと思います。


この記事をはてなブックマークに追加

行政組織条例を専決処分???~6月定例議会開会。

2017-06-05 23:16:12 | 日記

本日、6月議会が開会しました。会期は21日(水)までとなります。

提出された案件のうち、「行政組織条例の一部改正」について質疑を行った。

今年4月の定期人事異動の際に行った組織機構の変更、業務の再配置について、議会の議決を得ずに専決で処分したので承認せよということで、決めてしまったものを認めろと言われればそれまでだが、かなり強引な、ちょっと聞いたことのない案件である。

国際交流の分野について、昨年度まではまちづくり推進部(地域づくり支援課)で担っていたものを、今年度からは総務部(秘書広報課)が行うということで、東京オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウンの誘致(インドネシアのバトミントンチーム)と多言語化に向けた調整を行うためだというもっともらしい提案理由であった。

ちょっとその前に、今年度新規事業として取り組んでいる「シティセールス2020事業」について振り返ってみよう。

「庁内関係課によるシティセールス2020会議を設置し、タイムリーなシティセールスを展開しながら、ホストタウンやマンガ、食と文化をキーワードに横手市の魅力を発信するため」として、先の3月議会に提案された。

しかしながら、2020に向けたロードマップや具体的な戦略が示されることもなく、何をしたいのか非常にあいまいで、公益性があるのだろうかと大いなる疑問を抱かざるを得ない不安だらけの事業に、本会議でも委員会でもだいぶ議論になった案件であった。

我々の疑問点を押し切ってまで進めようとした新規事業なのであれば、その必要性を訴えかける当たり前の手続きとして、その時に一体でこの行政組織条例の一部改正を提案するのが筋だろう。

そして、3月議会の委員会審査を全て終えてからの3月17日、「平成29年度定期人事異動にあたっての重点事項等」ということで、人事の内示と合わせた議会への情報提供。

確かに、国際交流とホームスティ事業に関するものは秘書広報課が担うこと、「増田まんが美術館事業室」を新設することなどが明記されていたが、タブレット端末上での一方的な情報提供のみで、何のための組織機構の再編なのかという本質が語られたことはこれまでに1度もない。2年前に自分たちで立ち上げたまちづくり推進部の業務があまりにも膨大だから一部業務を移したという、訳のわからない理屈のみである。

3月15日までに行った委員会審査の中では、頑なに新年度の組織体制が語られることがなかった。人事の内示が出なければ新しい組織体制を示してはいけないのか?違うだろう。この認識が問題なのだろうと思う。

やる気になれば、22日の最終日までに追加提案することだってできたはずだ。それをしなければ、4月から秘書広報課で国際交流の業務はできない、してはいけないのだから。

この2か月間、秘書広報課が国際交流に関することについてどんな仕事をしてきたというのだろう?

今日の市長の所信演説の中に、「横手南中学校の3年生10名が修学旅行でインドネシア大使館を訪問し、語学をはじめ文化や慣習の違いを学んできた」ことが触れられていたが、商店街での横手市産品の販売や観光PRと合わせて行われたこの素晴らしい取り組みは、学習としての一面だけでなく、生徒たちがシティセールスも担ってくれているのだと素直に敬意を表したい。

条例が整備されていない事実にいつ気付いたのかは分からない。分かっていてそれをしてこなかったというのであれば、それはそれで大問題である。でも、おそらく横手市役所にはタイムマシンがあって、3月31日づけで条例改正された既成事実をつくりあげることができたのだろう。

仮にそんなことが許されるのであれば、議会のチェックなど無意味である。後からどうにでもできるのだから。

今回のことについて、担当部長は「事務手続きの遅れ」と弁明するものの、この事が、今の横手市役所組織体制を象徴する由々しき事態であるように思う。

それを4月に就任した総務部長に丸投げをしている上層部のふるまいというのは、正直理解に苦しむ。

横手市の政策を前に進めていくためには、組織体制と予算を一体で議論していくのが当然でしょうよ。条例というのは、行政が仕事を進めていく上の根拠であり、それがなければ1ミリも前に進んではいけないのだから。

「法」というものは、人類の叡智の結晶であり、人類が生きた証でもある。

その条例を軽んじる今回の行為には、税金をお預かりして仕事をさせて頂いているという謙虚さが感じられない。

不祥事というのは、何でもありの組織から発生するということを、歴史が証明している。


補正予算でのやりとりは、また次回にします。


この記事をはてなブックマークに追加