横手市議会議員 奥 山 豊 和 公式ブログ

明日への責任~市政に若い力を

ようこそ、奥州市議会広報編集委員のみなさま。

2017-04-25 23:39:33 | 日記

横手の桜は一気に満開となりました。

我が家の水稲の種まき作業も5回戦で、今日無事に終了。先日早朝に霜が降りたようだが、田植えまで順調に育ってくれることを祈っている。


さて、昨日は、お隣岩手県から奥州市議会広報編集委員会ご一行が行政視察にお越し下さり、先週に引き続き広報分科会を代表して横手市議会の取り組みについてご紹介をさせて頂いた。

視察項目は、議会だよりの編集方針、コミュニティFMを活用した市議会紹介番組の放送、ユーチューブによる録画映像の配信、議会マスコットキャラクターの活用についてと多岐にわたり、おそらく私のプレゼン時間は30分を越えていたと思う。

我ながら、読み上げ原稿なしでよくぞここまで喋り続けられるようになったものだなと、かつての自分を知っている方はきっと驚かれることだろう(笑)

実は奥州市にもコミュニティFMの放送局があるようで、私たちの横手かまくらFMよりも歴史が古く、平成19年に「奥州エフエム」として開局し、東日本大震災の際には「おうしゅうさいがいエフエム」として運用し、現在は地域に根差したコミュニティFM局として、奥州市内のみならず、近隣の市や町でも聴取可能のようだ。

ということで、今回の視察研修は「コミュニティFMの活用」がメインで、奥州市議会さんでも、私たちの「もっと教えて、横手市議会」のような番組を立ち上げようという動きが議会改革の一環でなされているようだ。

全国的には、定例議会のお知らせなど簡素な議会情報の発信は様々な自治体で行われているが、議会の番組をもっているというのは大変まれなケースのようで、私たち横手市議会はかなりの先進地のようだ。

こういう話も外からの指摘で初めて気付かされる。自分たちの強みを知るというのは、やはり外部の視点が大切だということを改めて実感した。

そういう意味でも、私たちの宝である6年目に入った「もっと教えて、横手市議会」を、もっともっと市民に愛されるもの、市議会に対する門戸を広げられるものに育てていかなければならないのだと思う。

私たちの約束事である、「議会を紹介する番組であって、議員を紹介するものではない」という部分がやはりポイントで、その中でいかにして「議員の人となり」をリスナーの皆さんに感じ取って頂くかというのが課題であると思っている。

身近にあるまちでコミュニティFMを活用した情報発信に取り組もうとしている議会があるということに大いに刺激を受けながら、これからもよりよい番組づくりに努めていきたい。

せっかくの機会なので、市役所でのひと通りのご説明と質疑応答の後、奥州市議会の皆さんを横手かまくらFMさんにご案内し、番組にもご出演を頂いた。

15分番組の前半部分は、産業建設常任委員会の青山委員長より先週行政視察に出張した内容の紹介があり、その様子を見学してもらった。

後半部分は、「ようこそ、奥州市議会のみなさん」ということで、不肖私から前段のご紹介をし、3名の議員に実際に番組に出演して頂いた。

奥州市の紹介と奥州エフエムでの市議会紹介番組を立ち上げる計画について。それから、横手市を視察先として選ばれた理由と視察の感想をお話頂いたわけであるが、皆さん棒読みでなくとても流暢にお話され、さすが政治家といったところである。

かつて、増田町と水沢市には交流があって、それが市町村合併によって立ち消えになったという話を以前聞いたことがあり、凄くもったいないことだなと思う。

今後順調に奥州エフエムでの市議会紹介番組が立ち上がった後には、このご縁を大切にし、何か交流ができればなと思っている。

自治体の枠組みを超えた取り組み、広域連携の重要性は申すまでもなく、こういった形での議会同士の交流が、地域の発展、東北全体の活性化に結びつけられるとするのならば、私たちの活動も意義深いものとなり、価値のあるものになっていけるのではないか。

改めまして、奥州市議会の皆さん。ありがとうございました。番組を楽しみにしています。
皆さんがご出演頂いた放送は、5月8日です。音源は横手市議会ホームページにアップしますので、どうぞご期待下さいませ。



ご挨拶させて頂いた議会事務局の方の名刺には、「国際リニアコライダーを日本に!」の一文が。

秘書時代、東北経済連合会の皆さんが中心となって熱心に活動され、議員連盟も立ち上げられていたことを思い出した。とても懐かしい。

東北では北上山地が建設候補地となっているが、確か九州と綱引きをしていたように記憶している。いずれにせよ、一大国際科学研究機関の誘致を目指している取り組みである。(こういう議論、秋田県内ではしているのだろうか?)



明日は、議会改革推進会議と行政課題説明会、議員特別研修の報告会も行われる。

前回のブログで述べた件、産業建設常任委員会の協議会で説明した案件5つのうち、明日全議員を対象に説明されるのは1件のみの予定だということにものすごく違和感を持っている。

JR東日本キャンペーンに伴い、駅から増田のまちなみへバスとジャンボタクシーを走らせた事業の検証について報告がなされたようであるが、

1月から3月の実施期間中に利用された方は「328人」。

1日あたりの乗車人数が、臨時バスが8.4人。ジャンボタクシーが2.6人ということで、559万円の事業としては???

横手駅における乗降者については、3月がプラス1558人、増田地域3施設の入込状況としては前年比プラス75%増というところもあるようで、見方によっては誘客増には結び付いているということなのだろう。

PR事業としては一定の成果があるものの、血税を投入し安易に臨時バスを走らせるという行政的発想は、無残な結果に終わったという事実を、残念ながら数字が示している。

だからこそ、DMOなのである。

経営感覚をもったマーケティング・マネジメントが必要なのである。

秋田県・横手市に関心を抱きながらも先入観のないお客様に対し、寄り添った情報発信ができているのだろうか?公共交通のご案内は、きめ細やかなものになっているのだろうか?

今後の取り組みについても、ちょっとよく分からない。ペーパー1枚表裏の情報のみで、私が感じた率直な感想である。

「増田庁舎のカフェの撤退問題」と同様、議会で「大丈夫か」と指摘されていたのにも関わらず押し切ってずっこけた事実がここにもある。無責任ではないか。補正予算を議会に提案した時に何と説明しましたっけ?

お客様に対する今後の2次交通の在り方に加え、高齢化社会を生き生きと暮らしていくために、市民の生活の足はどうあるべきかという議論がまったなしに必要である。

それは、「所管の産業建設常任委員会」にのみ説明すればいい」という筋の話ではないということは、敢えて私から言うまでもないことである。

DMOの議論のときから、そもそも観光系のお話が、なかなか全議員に共有されていないのは由々しき事態である。

この部分をとってみても、多種多様な方々を巻き込みながら、これからの観光地域づくりを推進していく上で片手落ちであると言わざるを得ない。何か理由があるの?



追伸・今日は農作業が早く終わったので、地元にある横手市実験農場に行ってみました。
研修生も頑張っているようです。



種苗技術は相当のものです。現場の担当者の情熱が、横手市農業の発展と、市民の誇りに繋がることを信じている。



追伸の追伸・復興大臣が辞意表明。九州の先生で農政通である。「東北だからよかった」という本音は、いかに被災地に寄り添っていないかを表すものだと受け止めている。復興の責任者が発する言葉ではなく、許されるものではない。
やはりこのポストは初めから、「自分事」である特に被災3県選出の先生が務めるべきなんだろうと思ってしまう。

この国に暮らしていれば、必ず誰の身にも降りかかってくるであろう災害に対し、「自分は大丈夫だ」という根拠のない自信・・・

遠い場所で起こった災害が、所詮「他人事」であるかのようなふるまい・・・

風化すること。「備えが大切」ということの大切さを忘れてしまう恐ろしさがここにある。

「絆」だとか、「がんばろう日本」という言葉が、薄っぺらく聞こえてくる。

愛する人を失い、「制限区域」が解除されようとも、未だ故郷に帰ることを選択できない方が日本全国にいらっしゃるという事実。

傷ましい犠牲と教訓を決して無駄にすることなく、首都直下あるいは南海トラフに備えていくことである。

「今動けば、未来は変えられる」のだ。


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横手市議会の情報発信。

2017-04-21 22:52:03 | 日記

種まきやら何やら田んぼの仕事に汗している今日この頃です。

そんな中で18日(火)には、三重県いなべ市議会より、会派「いなべ未来」ご一行が遠路横手市まで行政視察にお越し下さり、「コミュニティFMを活用した市議会番組について」というテーマで、広報分科会を代表して私からご説明をさせて頂いた。

いなべ市は三重県の北の端、関ヶ原に近く名古屋と琵琶湖の中間に位置する、平成15年に員弁(いなべ)郡4町の合併により誕生した市である。

横手市と同様「いなべFM」というコミュニティFMを持っていて、平成26年に開局、市内全戸に防災ラジオを無償貸与するなど、施設整備等は市で行い、運営はNPO法人いなべ市文化協会が担っているようだ。

私たちの「もっと教えて、横手市議会」の番組を中心にひと通りの説明と質疑応答の後に、実際に横手かまくらFMのスタジオをご案内した。

ちょうどお昼の番組の生放送の様子をご覧頂き、かまくらFMの皆さんから現場の様々なお話もお聞きすることができた。

他にも「健康の駅推進事業について」視察された、いなべ市議会の皆さん。

「一般社団法人・元気くらぶいなべ」の取り組みは、私たちの健康の駅事業と同様、健康推進や介護予防に取り組んでいるようで、きちんと成果も示しているというのが先進的である。

このご縁を大切にしながら、これからも市民の「元気づくり」のために切磋琢磨していければと思っている。

ありがとうございました。いつかお伺いしたいと思います。


さて、私たちの「もっと教えて、横手市議会」。放送開始から6年目に入り、ご説明をしている最中にも、内容のマンネリ化が否めないなという気持ちがふつふつと湧いてきたというのが率直な感想である。

議会の活動を広く市民の皆様にお伝えをするためであるという肝は抑えつつも、ラジオの良さを十二分に活かした、ラジオならではの情報発信を心がけていかねばならない。

今の時代、知りたい情報はインターネットを通じて誰でもどこにいても手に入れることができる。

そういう意味で、市議会のホームページを充実させることと、会議の動画配信をすることというのは必須であり、時代の要請でもある。もはや、やらないという選択肢はあり得ないとさえ思っている。

一方で、市内に全戸配布している「議会だより」。

紙媒体で伝えるべき情報も大切である。先の3月議会の内容をお知らせした4月15日号からは、タイトルを「あなたと市議会」に変更し、表紙を飾る写真についても、広く市民の方々に公募をお願いしている。

「議会だより」といういかにも堅苦しく芸のない表現を、少しでも柔らかくできないかなとこれまで広報委員で検討を重ねてきた。全議員対象にアンケート調査も実施した。度々市民の方から、「市の配付物が多すぎる」というご指摘を頂いているが、市役所からの様々なご案内の中から、いかにして「議会だより」を手にとって頂けるのか、中身をしっかりとご覧頂けるようにするためにはどうしたらいいのかという議論を積み重ねてきたのである。

議会は市民と共に・・・

私たちの強いメッセージを込めたリニューアルであるということを、是非ともご理解頂ければ幸いである。

また、4月からは新たな取り組みとして、横手市議会の公式フェイスブックページも始動している。

→ https://www.facebook.com/yokoteshigikai/

横手市議会基本条例には、「議会広報活動の充実」がうたわれており、様々なツールを通じて発信はしてきているものの、議会だよりにせよホームページにせよ、どうしても事後報告になってしまっているという課題があった。

そこで、フェイスブックは無料で開設できるということもあり、現在市議会で使用しているタブレット端末を有効活用できるという観点からも、その場で撮影した写真を中心に、議会の活動をできるだけタイムリーにお知らせしていきたいというねらいがある。

年4回の定例議会中のみならず、私たち市議会の日々の公式行事や活動の様子を、よりきめ細やかにお伝えできるように心がけていきたいところであるが、その日のことをその場で発信とまではできていないのが実情である。

意思決定の手続きはできるだけ簡潔にしたつもりではあるが、まだまだスピード感に欠けている。慣れもあると思うが、議長会や行政視察等の県外出張の様子についても、可能な限り間を置かずに発信できるようにしていきたいものである。

そうでなければ、フェイスブックを始めた意味がない。

という私自身、いなべ市議会の皆さんとの写真をうっかり忘れてしまった(汗)
喋りながら何でもかんでもは難しいですね。役割分担をきちんとしなければなりませんね。

広報委員はもちろん、全ての議員、議会事務局の皆さんの協力なくしてはできない、横手市議会の新たな情報発信の取り組みである。

というような内容を、火曜日午後から収録しました。横手かまくらFMの「もっと教えて、横手市議会」。放送日は4月24日(月)10:45~11:00。再放送は翌25日(火)7:30~7:45となります。よろしければ是非。

ラジオというのは、車の運転中や仕事中に、BGM的に流しているという方も多いのではないだろうか。
その番組が聴きたくてチャンネルを合わせるという方もいれば、無意識に流れっぱなしという方もいることだろう。

ラジオという耳からのみ入ってくる情報というのは、その発信の仕方に配慮が必要である。紙に書くときよりも、ホームページに載せるときよりも、客観的かつ第三者的視点が大切である。

公平公正であることは言うまでもなく、今しゃべったその言葉が、お知らせしようとしている内容が聞き手に寄り添ったものであるのかという配慮が常に必要で、その為の緻密な打ち合わせも重要なんだと思う。

そういう視点から、せっかくの「もっと教えて、横手市議会」というツールについて、今後のあるべき姿というものを、しっかりと議論していきたい。


追伸・今日は産業建設常任委員会の協議会が行われたようである。

お蔭様で、タブレット端末によって会議資料は共有できているのだが、もの申したいことが山ほどある。

ペーパー1枚で終わりですか?だから何なの?仕事は全部繋がっているのだと思いますが。

私が気になっていることについて、来週行われる行政課題説明会の案件には入っていないようであるが、どういうプロセスでそうなったのかは知る由もなく、そもそも所管の委員会にのみ説明すればいいという姿勢には正直違和感を持っている。

この件は改めて・・・


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東京大雄会の総会と、増田庁舎のカフェについて。

2017-04-15 00:17:23 | 日記

久しぶりの投稿となりました。今日は、熊本地震発災から1年。
多くの方々が今もなお不自由な生活を余儀なくされておられることに、改めてお見舞いを申し上げる次第です。


昨日は書類提出のために議会事務局に立ち寄りましたが、春の農作業がメインの毎日となっています。

そんな中で、先週は、7日(金)に地元大雄小学校と横手明峰中学校の入学式に参列し、8日(土)は毎年恒例の「東京大雄会総会」に出席するために上京。



45周年ということで、旗がリニューアルされ、記念のピンバッチを頂いた。100名を超えるふるさと大雄出身者の方々、近隣ふるさと会の幹部の方々にも多数ご臨席頂き、今年も大盛況であった。

毎年スピーチの機会を頂くわけであるが、4月には秋田県の人口が100万人を割るだろうという報道がなされていたことと、翌日に知事選挙など県内各地で首長や議員の選挙の投票日を控えていたことを受けてお話をさせて頂いた。

それぞれの候補者は皆等しく「若者の県外流出」を憂いており、産業振興や雇用の創出、子育て支援等々を公約に掲げている。

つまり、それだけ課題は明白だということである。

誰がやるかというよりも、共通の課題に対してビジョンをもって、最後まで覚悟を決めてやり通すことができるのかということなんだろうと思う。

100万人を割ったということ。

見かけの数字上、しかも進学や就職で秋田を離れる若者が多いこの時期であれば、人口の移動が顕著になる。
社会減をいかにして抑制するのかというのは、重い課題であると同時に、地方に暮らす我々にとって永遠のテーマでもある。

だからこそ、見かけの増減に一喜一憂することなく、ふるさとを離れていく地元出身者との繋がりを断ち切らないようにしていくことが大切であり、故郷に対する熱い想いを持ち続けて頂いているふるさと会の方々に、地元のまちづくりに参画してもらうような仕掛けをもっと打ち出していく必要があると思っている。

最近話題になっている、「ふるさと住民票」という考え方も、一つの手段である。

もっと言えば、出身地に投票できるような選挙制度もあっていいのだろうと思う。国会議員の定数がこのまま人口割で決められていくのであれば、今まで以上に都市部にかたよったいびつな構造になることは明らかである。

それが、地方創生と言えるのか?ということである。

いずれにせよ、2020年東京オリンピックに向けた盛り上がりを横手でも感じられるようにしたいのであれば、在京県人会の方々のネットワークを十二分に活かしていくこと。

昨年行われた、「よこてfunフェスタ2016」の盛り上がりを一過性のものにしてはならない。

今生活している場所がどこであれ、故郷に想いのある方々の力をいかにして結集させていくのか。

そのことが、全国一のペースで人口減が進む秋田県において大切な視点であると同時に、ふるさと会の意義でもような気がしている。



雨の上野恩賜公園。

雨合羽を着て花見をしている強者もいた。

例年この時期はすでに葉桜のはずなのに、今年は運よく想い入れのある場所の桜に出会うことができたことを大変嬉しく思っている。

さくら前線は、順調にみちのくを北上中である。


さて、本日の地元紙において、増田庁舎にある昨年9月にオープンしたカフェが3月20日をもって撤退したとの報道がなされている。

議会に対しては、3月31日付で担当部長より議長あてに、「増田庁舎1階カフェ事業者の撤退について」との報告がなされており、「今後は公募により新たな事業者を募集して、市民サービスが継続できるように対応してまいります。」との意味不明な一文が記載されていた。

タブレット端末上で情報提供があっただけで、今日現在、このことに対する説明も協議も一切行われていない状況です(笑)

私自身、昨年の9月議会の総括質疑においても、この「増田庁舎オープンリノベーション事業」の迷走について取り上げてきたわけであるが、いよいよもって、あの事業は何だったの?という印象である。

平成27年11月臨時議会で唐突に提案され、「国の補助事業のために28年3月末までに工事を終えなければいけないから、今すぐこの場で判断せよ」という、市役所内部の調整を全くしないばかりか、地域住民の声も、議会の存在をも全く無視した形でゴリ押ししてきたという、初めから問題だらけの案件であった。

その後、地元や議会への説明が一切ないままに「認められた予算の範囲内」という屁理屈によって、エレベーターの設置場所が勝手に変更されたことも記憶に新しい。

9000万円もの予算をかけて、増田庁舎1階に図書館を移転し行政窓口を2階に移動させ、そのためにわざわざエレベーターを設置し、「にぎわいを生み出す」ためのリノベーション事業の目玉である、カフェと貸事務所は空いたままという笑えない状況に置かれているのである。

事業の提案をした時に何と説明しましたか?私の総括質疑の時、何と答弁しましたか?

未だ貸事務所に入居者がいないという事実も、私が3月議会の委員会審査の中で問いかけをして初めて、現状の報告がなされたわけであり、これもまた「聞かれなければ答えない姿勢」である。

あの時私は、あえてカフェの状況はお聞きしなかったが、こうなることは予測できていたんじゃないんですか?

繰り返される「丁寧な説明」など、所詮口先ばかりで、カフェが撤退したことも紙切れ1枚の報告で済ませる姿勢と、そんな不誠実な対応がまかり通っている議会の状況。

何でもかんでも説明せよなどと幼稚なことを言っているのではない。少なくとも、議論になったこと、問題提起されていることについては、きめ細やかな対応が必要ではないかと申し上げたいのだ。

一部を民間企業に貸し出すという異例の対応をとった条里南庁舎において、急きょ?雨漏り補修工事が必要になったという件も同様である。

「市民サービスの継続」とおっしゃいますが、この一文をとってみても、ポイントを外しているように思えてならない。

なぜだめだったのか反省をしているのでしょうか?何のために地域局にカフェがあって、ターゲットは誰?観光客?地元の人?誰に対しての価格設定なの?

そもそも、カフェや貸事務所が地域局に必要な機能であるとは、今も到底思えない。

戦略も持たずに、反省もせずに、また公募するんですか?

迷走に迷走を重ね結局大失敗に終わった、「増田庁舎オープンリノベーション事業」の哀れな姿がここにある。

新聞報道を見る限り、誰が答えたのか存じ上げないが、当事者意識があるのかと言いたくなってくる。失敗の責任の所在はどこにあるのだろうか?

内部調整をきちんと行い、地元や議会との協議を緻密に積み重ねてきた上での、結果論としてうまくいかなかったというのであれば、私もここまでの言い方はしない。

時間切れで押し切っておきながら成果がでていない事実に、「きちんと責任をとって下さいよ」と言いたいのである。

思い切って、私が3月議会でご提案申し上げた通り、マンガ喫茶にしたらいかがですか?

フリースペースに原画を展示し、貸事務所スペースにはマンガ書庫を置いて、同時に企画展などのイベントをDMOと一体で行ったりするなど、2年間閉館するまんが美術館のサテライト機能を持たせるべきではないですか?

最も、国の委託事業に飛びついてしまったおかげで、どこまでの機能変更が実現可能かどうかはわかりませんが・・・

結局のところ、見通しが甘く、不都合な事実にはふたをし、無責任無関心体制が蔓延している現在の横手市役所組織が、何をやろうとも結果は目に見えている。まんが美術館のリニューアルも、本当に大丈夫ですかと心配になってくる。

公共温泉の民間譲渡を掲げているが、後になってから、今日の報道にあるように「経営状況を十分に把握していなかった。参画する余地があったかもしれない。」などと同じ言い訳をしませんよね?

「カフェを空いたままにしておけない」と言うのであれば、地元住民や議会に対し、具体的な戦略をお示し頂きたいものである。「丁寧な説明」の約束を果たして下さい。

いろいろな事実が報道をもって知らされる、情報共有されるという状況は本当に勘弁してもらいたい。

新年度が動き出して2週間。

我々も変わっていかなければならない。


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弘前の本気。~北東北若手議員の会・わらし塾研修会~

2017-04-06 23:12:05 | 日記

平成29年度も本格的に動き出しておりますが、実は私、この1週間胃腸炎に悩まされ、満身創痍の毎日であります(汗)

とはいっても、予定は予定としてあるわけで、今日は地元の県立雄物川高校の入学式に参列。

この春から、母校大曲高校陸上部直属の後輩が赴任してきており、男子バレー部や吹奏楽部など全国レベルでの目覚ましい活躍をみせている部に追いつけるような活躍に期待している。

今日は言葉を交わすことはできなかったが、いずれ近々競技場で会いましょう。


さて、4日(火)5日(水)、北東北若手議員の会・わらし塾の定例会が青森県弘前市で開催された。
こういう体調なので急きょ予定をキャンセルさせて頂き、1日目のみの参加となった。

弘前は数年前に桜まつりに訪れて以来で、その時も感じたことではあるが、活気のある街だなという印象である。

研修の1つめは、「弘前駅前地区再開発ビル・ヒロロ」について。



平成17年に大手スーパーの撤退により経営が悪化し平成21年に閉鎖となったビルを、地元経済界が市長のマニフェストに協力するかたちで、40数名の出資による民間会社「株式会社マイタウンひろさき」を設立し債権者からビルを取得。

弘前市の子育て施策等と連動した公共と商業による「複合商業施設」として整備し、平成25年7月にリニューアルオープンしている。

この手の行政と民間の複合ビルは最上階に行政機能が設けられているケースが多いようであるが、ヒロロは3階に設置しているとのことで、どんな機能がこの施設に必要なのかについて市民を交えた意見交換を行いながら利活用計画を取りまとめた上で、子育て、健康、交流、行政窓口を核にした施設となっている。



この日は、平日にも関わらず多くの家族連れで賑わっており、施設利用者数、売上ともに堅調に推移しているようだ。
県内初出店の雑貨屋がテナントとして入っているなど、人を呼び込む魅力的なお店づくりにも力を入れている印象を受けた。

純粋に、行きたくなるような施設であるかどうか、行政の枠組みを超えた発想が必要であるように感じた。


続いては、弘前市運動公園野球場(はるか夢球場)における、防災拠点化プロ野球対応球場への大改修事業について。

地上22メートルのメインスタンド最上段からみた景色。



雄大な津軽富士・岩木山を望み、弘前市内を一望することができる。

そして、人工芝のフィールド。もはや、市営球場の域を超えている。

今年の6月には、東北楽天ゴールデンイーグルスとオリックスバファローズの一軍戦が予定されており、青森県内でのプロ野球一軍公式戦は実に29年ぶりだそうで。

災害時の防災拠点としては、原子力施設を抱える横浜町から、万が一の際の避難者を受け入れる計画となっており、市内を一望できる条件を活かして、ここに市の対策本部を設置し、備蓄機能も担うようだ。



これが正面。もの凄い迫力である。

一概に「防災拠点」と言っても、地域性があり特殊性があるということ。
そして、危機管理とは、想定外を埋めていくことでもある。

いずれにせよ、日ごろの備え、自主防災の大切さを広く市民を巻き込んだ形で啓蒙していくことこそ、必ず起こり得る災害に備えるための第一歩であるということを改めて感じた次第である。、


最後は、新たな6次産業化の取り組みについてということで、弘前シードル工場「kimori」の視察。





弘前市りんご公園の一角にある白いピラミッド。ここで、リンゴを発酵させて造られるお酒、シードルを生産している。

そもそも、りんご公園ってすごいですよね。りんごの木の下で人々が触れ合うための場所・・・
こういう発想が私たちにあったのだろうか?

国内のリンゴの半分は青森県内でつくられていて、さらにその半分は弘前でつくられている。リンゴはお金を出して買うものではなく、誰かが持ってきてくれるもの。あって当たり前の空気みたいなもの・・・

これが、弘前の魂。リンゴである。

しかしながら、リンゴ農家の半分は後継者が決まっていないということで、農業を取り巻く共通の課題がここにもある。

代表の高橋さんも、東京で仕事をしていたところお母さんの病気により収穫を手伝うようになり、後を継ぐ決心をしたようである。

「リンゴづくりは、弘前でなければできない」

という言葉がものすごく印象的だ。

50年前に誰かが植えてくれた木から獲れたリンゴを今食べている。この木を切ってしまったらすべて終わりなのだ。

東京や大阪の駅や空港には、カットリンゴの自動販売機があり、青森県産のリンゴジュースが売られている。

それ程の弘前のリンゴでも、そういう危機的状況を迎えているということである。

この体調と日帰りでなければシードルを試飲させて頂けたのだが、自宅用にしっかり買って帰りました。
試食させて頂いたリンゴのパリパリとした食感とみずみずしさが忘れられない。

リンゴと共に生きる、生き続けようとしている人たちの覚悟を感じた。

そして、資料に同封されていた「弘前アップルパイガイドマップ」。

みているだけでワクワクしてくる、食べに行きたくなる、そんなパンフレットである。これが、切磋琢磨し合うということである。

私たちは、担い手不足だということを、6次産業化の推進ということを、何年言い続けてきているのだろうか?

市民みんなが、私たちの魂はこれだよねということを自信を持って言えるものとは何なのだろうか?

各地で選挙戦真っ只中の秋田県。それぞれの候補者は、同一に「若者の県外流出」を憂いているようだ。

いつか戻りたいと思える、郷愁を誘う宝物を、みんなで一緒になって磨き続けていかなければならない。

工夫とアイデア次第なんだろうと思う。少し切り口を変えるだけで、埋もれていた地域資源が劇的に変わる可能性を秘めている、そういう発想力と仕掛ける力、スローガンに留まらず、政策として市民を巻き込んで前に進めていけるのかというのが、これからのリーダーには必要であるように思う。


横手のリンゴも頑張りましょう。横手産じゃなければだめだと、勝負できるフィールドがあるはずです。


改めまして、有意義な研修をセットして頂いた地元議員とわらし塾の皆様に心から感謝申し上げます。

順番的に、次回は秋田県内でお待ちしております。ありがとうございました。


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ファシリテーションを学ぶ~全国若手市議会議員の会東北ブロック研修会in塩竈

2017-04-02 22:42:33 | 日記

新年度になりました。

このやり方でいいのか?という問題意識を常に持ちながら、気持ち新たに頑張っていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

さて、年度末の押し迫った30日(木)31日(金)の2日間、宮城県は塩竈市を会場に、全国若手市議会議員の会東北ブロックの研修会を開催いたしました。

メンバーが秋田県にかたよっているということもあり、私が入会してから宮城県での開催は初めてで、これも、地元の土見・阿部両議員がご加入頂いたことによって実現できたものと思う。有意義な研修会を設営して頂いたことに、改めて深く感謝申し上げます。

また、全若の第9代会長をお務めになられた伊藤・塩竈市議会副議長にも激励に訪れて頂きました。先輩方が築いて下さった土台の上に、今の私たちの活動があるのだということに感謝しながら、各地のまだ見ぬ同士たちとの出会いにも大いに期待を寄せているところである。

今回の研修は、各地の先進事例を視察し説明を聞くという座学ではなく、仙台市在住のファシリテーターである伊藤さん、中西さんを講師にお招きして、「開催地である塩竈市の現状を題材に、協働のまちづくりを目指した『住民主体の市街地活性化』について学びを深める」べく、「『地元に帰ってすぐに実践できる手法の獲得』および『研修会場となった地域の振興に資するアイデアを生み出す』ことを目標」とした、ファシリテーション形式による研修をみっちりと行った。

そもそもファシリテーションというのは、

「人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう段取りすること」で、「集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味」している。
(日本ファシリテーション協会ホームページより)

要するに、「場」をデザインし、互いに受け止め引き出す「対人関係」をデザインし、かみ合わせて整理する「構造化」をデザインし、まとめて分かち合う「合意形成」をデザインしながら、うまくことが進むように舵取りをすることである。

まず初めに、2つのグループに分かれて「住民主体とは何か?」ということを話し合った。

そもそも、「住民主体」というのは行政ことばであって、多数の「住民」に対し、本来単体であるはずの「主体」を求めるというのは、行政の一方的なくくりではないかということ。

誰がやるのかがあいまいで、ついつい声の大きい人に流されていってしまう実態があること。

住民と行政、議会というトライアングルの中で相互理解を深めていくことが大切。

いかにして幅広い年齢層の方々に参画してもらい、声の小さい人たちの、声なき声を拾い上げていくためには、やはり、利害関係のない助け合いの精神が大切であるということ。

自主防災の観点から、自分の家族を守りたいという共通の想いを大切にし、家族の集合体が地域であるという意識づけが、自分たちのまちについて、まちづくりについて考えるきっかけになるということ。

といったような意見が出された。

先進的な取り組みとしては、市民ファシリテーターを育成し、市民が市役所の会議をファシリテートしたり、市政懇談会を住民参加型のワークショップ方式を取り入れている自治体もあるとの事。

また、議会と住民でファシリテーション形式のワールドカフェを開催し、議会と高校生が語り合う場を設けているところもあるようだ。

市民協働を促し、郷土愛を育むことを目指している横手市の取り組みは、まだまだ遅れているなということを改めて実感した。

具体的に市民を巻き込みながらやるべきこと、できることというのは、まだまだたくさんあるはずだ。

場の提供をせずに、理念の共有と共感を働きかけることもしないで、一方的に市民に対し自主自立を求めるというのは、全くもって順番が逆なのだろう。

私は、郷土愛も自主自立も一体で考えるべきものと持っている。そういう意味でも、ファシリテーションの手法を取り入れることには十分に意味があるんだろうと感じた。

続いてのテーマは、「市街地活性化を考える」ことについて。

理想の姿から現実の姿を差し引いたものが、その地域が抱える課題であって、ファシリテーションを通じて市民から出された課題に対し、民間企業とマッチングさせ商材化することによって、社会的課題を解決しているという事例が、今や欧米では一般的だということである。

100枚を超えるようなプレゼン資料ではなく1枚のシートで課題と解決の方法、その理由を説明できなければならない。
すぐに核心に迫り、商談を決める。トップがそれを5分で判断してしまうというのが、一流企業のスタンダードになっているようだ。

行政が行う施設整備についても、民間企業の商品試験とコラボレーションさせて維持管理費を賄うといったような手法も十分に考えられることであり、5分で判断する企業に対し、行政としていかにトップセールスを行っていくのかというのも、今後の大きな課題であるように感じた。

活性化のための情報発信について言えば、

ありとあらゆる情報がネットの世界に溢れている今、点の情報など人々の目には留まらないということである。

点を線にし面にして、一つの塊にして発信していくことによって、情報を見つけやすくなる。官民連携、自治体間の連携は必須である。DMOの本質もここにあると私は思う。

シビックプライドと言う言葉があるように、「俺たちのまちって最高だね」と住民が外に対してどんどん発信してくれることが一つの大きな塊になってうねりになっていった時、持続可能なまちづくりというものが見えてくるんだろうと思う。

時間をかけて取り組んでいくべき課題がきちんと見えているか?

5~10年後のビジョンを語らなければならない私たちの責務でもある。

地域が抱える問題点を見える化し、悪いところこそ発信していくいさぎよさ。それを、市民を巻き込んだ形で行っていくことこそ、ファシリテーションを実践する意義、未来を語る意味なんだろうと強く感じた次第である。

冒頭、講師の先生方から、「ファシリテーションには普段と違う自分で参加しよう」ということを言われた。他人の話に共感し、「いいね」と言えること。ともすれば、自己主張に走りがちな私たちの世界にあって、きちんと人の話を聴きましょうという基本的なことも、改めて学ばせて頂いたような気がする。

今回の研修には、我々東北ブロックの会員のみならず、地元宮城県加美町議会の高橋議員、そして、東北学院大学の学生である真田君にも参加してもらった。

髙橋さんはなんと、私と東北学院大学の同期であった。学部は違えども、きっと学食ですれ違っていたに違いない。

町村議会の世界にはまだまだ若手議員が少なく、横の連携も希薄なようで、こういったネットワークがあることが羨ましいというようなことを言われていた。

私自身、若手議員の集まりに積極的に参加するようになってから、同世代の頑張りに刺激を受けるのはもちろん、視点や物事の捉え方が広がっていくことを実感している。

若くして政治を志したことは一緒で、フィールドが市だろうが町村だろうが関係ない。

政治理念や信条を越えて、若い力をひとまとまりにすることに意義があり、これからも連携を図っていきたいものと思う。それ以前に、同級生というだけで、無条件に親近感が湧いてきます。これからもよろしくお願いします。

そして、学生の真田君。

同郷で大学の後輩ということもあり、フェイスブックでは繋がりがあったものの、今回が初対面。
学生インターン生として議員事務所に出入りしたり、様々活動をしているという彼の姿勢と心掛けには正直驚かされた。

私の学生時代と言えば、陸上競技に没頭し、社会のことや郷土のことについて想いを寄せることなど考えたこともなかった。もっと言えば、将来自分が何になりたいのかさえ真剣に考えていなかったように思う。

目の前のことに夢中で、何とかもう一度、陸上競技で花を咲かせよう、その想いしかなかった。

結果として今の自分を振り返ってみた時、仙台で学んだあの4年間というのは、大切なプロセスであったと確信しているが・・・

同郷のかわいい後輩として、彼にはこれからも様々なことを経験し広く世界に羽ばたいてほしい。そしていつか、故郷を舞台に大いに活躍できる人材になってほしいし、そうなってくれるものと確信している。


2日間の研修では、ファシリテーション方式という中身はもちろん、学生との交流というこれまでの枠組みを超えた活動ができたことに、一つの手ごたえを感じている。

立場を越えて、若い力が共に手と手を携えあったときに、新しく見えてくる景色がきっとあるものと思う。

東北ブロック代表として、みんなの協力に感謝しながら、これからも切磋琢磨しながら、共に歩んでいきたいものである。






初日の会場は、旧亀井邸。
亀井商店(現・カメイ株式会社)の創業者が建てた、「塩釜港の繁栄と亀井商店の隆盛を象徴する建物」。



2日目の会場は、塩竈市魚市場内の会議室。



マグロのセリの様子を見学。



最後に、皆さんに感謝を込めてご挨拶。





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