奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

総決算の9月議会に。

2017-08-22 22:53:43 | 日記

未明に発生した火災。全国ニュースでも大きく取り上げられている。
まずもって、犠牲になられた方々に心からご冥福をお祈りし、合わせてお見舞いを申し上げます。


いよいよ、私たちの任期最後の9月定例議会の開会が来週に迫って参りました。

昨日は、タブレット端末導入推進会議が開催され、今議会における紙資料の取り扱いについて協議。

当初から確認されていた通り、決算書等の製本されてあるものは紙資料としても配付することとし、説明資料については、希望者には紙ベースでも配付することとなった。

我々に貸与されているタブレットは、画面が大きく2つの資料を同時に開くこともできるとはいえ、ペーパーレスを導入してからまだ1年ということもあり、資料を比較しながら議論をする際には、紙とタブレットを併用した方がやりやすいということもあって、基本はペーパーレスとしながらも弾力的な対応をしているところである。

横手市では、昨年度から新たな事業評価を導入しており、全ての関係者に紙で配布するには現実的ではない、2000ページを超える事業評価シートを今回から閲覧できるようになったのも、タブレット端末を導入した成果と言えるだろう。

決算審査において、詳細な資料を元に深い議論を展開することによって、次の予算編成に繋げていかなければならないと思っている。

10月に向けてソワソワすることなく、与えられた職責を最後まで全うするために、議員としての役割、議会としての役割を最後まで貫いていかねばならない。

そして今日は、議会運営委員会に始まり議会だよりの編集会議や議案説明会、そして、公共施設の在り方に関する調査特別委員会と私ども総務文教常任委員会との意見交換会など、終日会議が続いた。

申し訳ないが、「丁寧な説明」とやらは、相変わらず口先だけなんですね・・・

議論が平行線のままであるのにも関わらず、その案件を何事もなかったようにしれっと提案してくる感性が私には理解できない。仮にボタンの掛け違いがあったのだとするならば、歩み寄ってそれを解消する努力をしていると胸を張って言えるのだろうか?

協議の場が互いのキャッチボールではなく、当局側にしてみれば、「説明をしました」という一方通行なのだ。

議会に対してそうなのだから、市民に対してもそういう感覚なのだろう。それでいて「協働」を強調するのはブラックジョークにしか思えない(笑)

あとは本番の一発勝負を挑もうという姿勢は潔くもなんでもなく、この4年間何度も繰り返されてきたことに何も学んでいない、信頼関係を修復しようという気も、議会を敬う気持ちもないということではないか。

石にかじりついてでも「何のためか」ということを説明し尽くすという根性が全く伝わってこない。所詮は綺麗な言葉を連ねているだけだ。

過去の議事録や説明資料をしっかりと読み込んで、何をどう「精査」したのかを見極めなければならないと思っている。

それから、4月に発足したDMOについて、ようやく補正予算が提案されてきた。

地域全体の稼ぐ力を高めるために、広く市民を巻き込んで、横手市の総力を結集し地域ぐるみで展開していかなければならない事業であるのにも関わらず、たった3行の説明で予算を認めろというのはあまりにも傲慢ではないか?

実はこの2つの案件、議会との平場での議論が一切ないままに今日を迎えているのだ。所管委員会のしかも一部の人だけに伝えておけばいいいなどという姑息な逃げの姿勢は、「部局横断」でも何でもありませんよ。

1回生の私ですら、条例なり予算なり、政策を仕上げるためのプロセスや手法があまりにも未熟でその場しのぎに映る。これが、この4年間繰り返されてきた今の横手市役所の実態である。

軸がないし、将来の横手市を見据えた時に、本来は市政のど真中に掲げるべきことであるのにも関わらず、それが浸透していないせいで、好き勝手にバラバラに動いているような印象を受けている。それが益々ひどくなっているようにも思う。

そういう視点で、私自身の任期の締めくくりをしなければならないのかなとも、感じ始めているところだ。

追伸・昨日の「マンガは文化」トークセッションでは、いいお話を聴くことができましたし、「ふくしまから始めよう」完結編と、全国若手市議会議員の会総会など、書きたいことは山ほどあるのだが、前段が思いのほか長くなってしまったので、今日はこの辺で。

秋に向けての活動も、ようやく本格化しています(汗)