奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

横手市議会の情報発信。

2017-04-21 22:52:03 | 日記

種まきやら何やら田んぼの仕事に汗している今日この頃です。

そんな中で18日(火)には、三重県いなべ市議会より、会派「いなべ未来」ご一行が遠路横手市まで行政視察にお越し下さり、「コミュニティFMを活用した市議会番組について」というテーマで、広報分科会を代表して私からご説明をさせて頂いた。

いなべ市は三重県の北の端、関ヶ原に近く名古屋と琵琶湖の中間に位置する、平成15年に員弁(いなべ)郡4町の合併により誕生した市である。

横手市と同様「いなべFM」というコミュニティFMを持っていて、平成26年に開局、市内全戸に防災ラジオを無償貸与するなど、施設整備等は市で行い、運営はNPO法人いなべ市文化協会が担っているようだ。

私たちの「もっと教えて、横手市議会」の番組を中心にひと通りの説明と質疑応答の後に、実際に横手かまくらFMのスタジオをご案内した。

ちょうどお昼の番組の生放送の様子をご覧頂き、かまくらFMの皆さんから現場の様々なお話もお聞きすることができた。

他にも「健康の駅推進事業について」視察された、いなべ市議会の皆さん。

「一般社団法人・元気くらぶいなべ」の取り組みは、私たちの健康の駅事業と同様、健康推進や介護予防に取り組んでいるようで、きちんと成果も示しているというのが先進的である。

このご縁を大切にしながら、これからも市民の「元気づくり」のために切磋琢磨していければと思っている。

ありがとうございました。いつかお伺いしたいと思います。


さて、私たちの「もっと教えて、横手市議会」。放送開始から6年目に入り、ご説明をしている最中にも、内容のマンネリ化が否めないなという気持ちがふつふつと湧いてきたというのが率直な感想である。

議会の活動を広く市民の皆様にお伝えをするためであるという肝は抑えつつも、ラジオの良さを十二分に活かした、ラジオならではの情報発信を心がけていかねばならない。

今の時代、知りたい情報はインターネットを通じて誰でもどこにいても手に入れることができる。

そういう意味で、市議会のホームページを充実させることと、会議の動画配信をすることというのは必須であり、時代の要請でもある。もはや、やらないという選択肢はあり得ないとさえ思っている。

一方で、市内に全戸配布している「議会だより」。

紙媒体で伝えるべき情報も大切である。先の3月議会の内容をお知らせした4月15日号からは、タイトルを「あなたと市議会」に変更し、表紙を飾る写真についても、広く市民の方々に公募をお願いしている。

「議会だより」といういかにも堅苦しく芸のない表現を、少しでも柔らかくできないかなとこれまで広報委員で検討を重ねてきた。全議員対象にアンケート調査も実施した。度々市民の方から、「市の配付物が多すぎる」というご指摘を頂いているが、市役所からの様々なご案内の中から、いかにして「議会だより」を手にとって頂けるのか、中身をしっかりとご覧頂けるようにするためにはどうしたらいいのかという議論を積み重ねてきたのである。

議会は市民と共に・・・

私たちの強いメッセージを込めたリニューアルであるということを、是非ともご理解頂ければ幸いである。

また、4月からは新たな取り組みとして、横手市議会の公式フェイスブックページも始動している。

→ https://www.facebook.com/yokoteshigikai/

横手市議会基本条例には、「議会広報活動の充実」がうたわれており、様々なツールを通じて発信はしてきているものの、議会だよりにせよホームページにせよ、どうしても事後報告になってしまっているという課題があった。

そこで、フェイスブックは無料で開設できるということもあり、現在市議会で使用しているタブレット端末を有効活用できるという観点からも、その場で撮影した写真を中心に、議会の活動をできるだけタイムリーにお知らせしていきたいというねらいがある。

年4回の定例議会中のみならず、私たち市議会の日々の公式行事や活動の様子を、よりきめ細やかにお伝えできるように心がけていきたいところであるが、その日のことをその場で発信とまではできていないのが実情である。

意思決定の手続きはできるだけ簡潔にしたつもりではあるが、まだまだスピード感に欠けている。慣れもあると思うが、議長会や行政視察等の県外出張の様子についても、可能な限り間を置かずに発信できるようにしていきたいものである。

そうでなければ、フェイスブックを始めた意味がない。

という私自身、いなべ市議会の皆さんとの写真をうっかり忘れてしまった(汗)
喋りながら何でもかんでもは難しいですね。役割分担をきちんとしなければなりませんね。

広報委員はもちろん、全ての議員、議会事務局の皆さんの協力なくしてはできない、横手市議会の新たな情報発信の取り組みである。

というような内容を、火曜日午後から収録しました。横手かまくらFMの「もっと教えて、横手市議会」。放送日は4月24日(月)10:45~11:00。再放送は翌25日(火)7:30~7:45となります。よろしければ是非。

ラジオというのは、車の運転中や仕事中に、BGM的に流しているという方も多いのではないだろうか。
その番組が聴きたくてチャンネルを合わせるという方もいれば、無意識に流れっぱなしという方もいることだろう。

ラジオという耳からのみ入ってくる情報というのは、その発信の仕方に配慮が必要である。紙に書くときよりも、ホームページに載せるときよりも、客観的かつ第三者的視点が大切である。

公平公正であることは言うまでもなく、今しゃべったその言葉が、お知らせしようとしている内容が聞き手に寄り添ったものであるのかという配慮が常に必要で、その為の緻密な打ち合わせも重要なんだと思う。

そういう視点から、せっかくの「もっと教えて、横手市議会」というツールについて、今後のあるべき姿というものを、しっかりと議論していきたい。


追伸・今日は産業建設常任委員会の協議会が行われたようである。

お蔭様で、タブレット端末によって会議資料は共有できているのだが、もの申したいことが山ほどある。

ペーパー1枚で終わりですか?だから何なの?仕事は全部繋がっているのだと思いますが。

私が気になっていることについて、来週行われる行政課題説明会の案件には入っていないようであるが、どういうプロセスでそうなったのかは知る由もなく、そもそも所管の委員会にのみ説明すればいいという姿勢には正直違和感を持っている。

この件は改めて・・・