奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

総括質疑、裏話。

2016-09-24 23:08:11 | 日記

決算議会とも言われる9月議会は昨日閉幕を迎えた。

平成27年度一般会計歳入歳出決算の認定については、賛成13、反対9という僅差での「認定」となった。
(私は反対)

数字的には問題のない決算認定がこれほどの僅差だったというケースは、極めてまれなことであり、異例なことであると感じている。

「重く受け止めて・・・」というようなことをおっしゃっていたが、そのことについて私からどうこう申し上げるような立場ではない。もしもその気があるのなら、きちんと態度と結果で示して頂ければいいだけの話である。


私の総括質疑。様々な反響があった。

一つだけ付け加えさせて頂くとするのならば、9月30日、何ともいえない絶妙なタイミングで、増田庁舎のグランドオープニングセレモニーが行われるようである。

このことはいつ決まったのだろうか?

20日付の開催通知が関係議員に配布されたのは、21日の昼休み。そう、私が質問を行う直前である。

そうしないと、午後からの市長答弁との整合性がとれませんからね(笑)

誰の判断で、どういう意思決定のプロセスを踏んで、あのタイミングでお知らせしたのだろうか?

質問が終わった後に通知すると「聞いていない!」と言われるからなのか?そもそも、私が質問通告していなければ、このお知らせは無かったのだろうか?

あまりにもひどい、その場しのぎの対応と、責任回避の自己防衛本能。

年長者に対して発してはいけない言葉であることは十二分に理解しつつも、人間対人間の筋道の話であえて言わせて頂ければ、「なめるなよ」という気持ちである。

実はこの瞬間、すでに血圧MAXだった(笑)

当然のことながら、増田地域の関係者の方々、地域の皆さんにも広くお知らせしていますよね?

地域に渦巻く「不信感」を払しょくするためにも、改めて地域の方々にしっかりと頭を下げるべきである。そうしなければ、信頼を回復することも、これから先、みんなに愛される施設にしていくことも不可能であると思っている。

これと似たような経験、実はつい最近もあって、3月議会の際、補正予算の審議の中でDMOについて噛み付いた直後に、勉強会の開催案内ビラが控室に配られていた(笑)

お蔭で、貴重なお話を聞くことができたことについては感謝してますが。


私は今回の質問で、「聞かれなければ答えない姿勢」について鋭く指摘させて頂いた。

担当者は、「そう言われても・・・」という心境なんだろう。

1から10まで説明せよと言っているつもりはないし、何をいつどのタイミングで、どういう言い方で発信するのかというのは、マネージする立場にある方々の「感性」の問題である。もちろん、正解はない。

その部分が著しく欠けていることが、末期的なこの状況を招いている証であるように感じている。

その答弁、本当に本当にそれでよかったんですか?
「無視」されたのは、そういうことだったんですね・・・

これ以上は書かない。


誰がどこで何を決めているのか分からないという、今の横手市役所で巻き起こっているこの非常事態に対し、視点を変えて必ずまた挑む決意を申し上げて、通告に代えます。



本当に、いろいろあった9月議会でした。そして、多くの事を学びました。