「道路をどうするのか」 五十嵐敬喜・小川明雄著 岩波新書
道路が利権にまみれ、不必要な道路がいかに建設されているかを、過去の歴史から最近の動きまで分かりやすいように紹介。
よく政治家が「真に必要な道路」は今後も建設と言うが、諸外国との比較でいかに日本が道路王国であることを紹介。
例えば、国土面積1平方キロあたりの全道路延長は、日本3.16km、仏1.73km、英1.6km、米0.95km(このデータには、日本の農道・林道は入っていない)。
また、小泉内閣の道路公団民営化が、いかに骨抜きにされていったかの過程を詳細に記述しており、利権の強さ、官僚の強さを浮かび上がらせている。
最後に利権を乗り越える方法として、政権交代を主張して終わり。
道路が利権にまみれ、不必要な道路がいかに建設されているかを、過去の歴史から最近の動きまで分かりやすいように紹介。
よく政治家が「真に必要な道路」は今後も建設と言うが、諸外国との比較でいかに日本が道路王国であることを紹介。
例えば、国土面積1平方キロあたりの全道路延長は、日本3.16km、仏1.73km、英1.6km、米0.95km(このデータには、日本の農道・林道は入っていない)。
また、小泉内閣の道路公団民営化が、いかに骨抜きにされていったかの過程を詳細に記述しており、利権の強さ、官僚の強さを浮かび上がらせている。
最後に利権を乗り越える方法として、政権交代を主張して終わり。
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