魚座の男と蠍座の女はあうらしい・・、と固く信じていた若かりしのワタシ。
信じていたというより、念じていたわけで、まあ若かりし頃のいっとき、蠍座生まれの少女を恋い焦がれていただけの話である。
だから、その相性占いみたいなのを見て、飛び上がり喜んだはかない青春が、そこにあったのである。
さて、さそりを喰った。
夏の特別メニューなんだそうであって、出てきたそれは、焼け焦げておもいのほか小さかった。
小さいとはいえ、やはり姿形はそのものであって、どうも食べるには勇気が要る。
尻尾とか、なんかの刺がささって死ぬことは無いよな、などと考えてしまうのは仕方のないことであろう。
こういう時はしょうがないから、頭からばさりと喰った。
まあ、いってみれば焦げ臭かった。
へんな生臭さなんて言うのは焼いてしまえば無いのであって、もともと中華に使うさそりは養殖物なそうで、毒性も弱いらしい。
そうでなければ、料理人も嫌がるというものだ。
三鞭酒(さんべんちゅう)の中に入っている木登りトカゲのような強精剤としての薬効は特に認められないらしく、利尿作用があるらしいという、まあどちらも「陰」の力があるようです。
強精剤ではなく、たぶん強壮剤として夏バテに向いた食材なんだろうとおもうわけでありました。
ちなみに、ワタシにゃあ、なんにも効かねえずら、このサソリ。
(興味のある方は「たいりく屋」でどうぞ、くれぐれも変な期待はしないように)
信じていたというより、念じていたわけで、まあ若かりし頃のいっとき、蠍座生まれの少女を恋い焦がれていただけの話である。
だから、その相性占いみたいなのを見て、飛び上がり喜んだはかない青春が、そこにあったのである。
さて、さそりを喰った。
夏の特別メニューなんだそうであって、出てきたそれは、焼け焦げておもいのほか小さかった。
小さいとはいえ、やはり姿形はそのものであって、どうも食べるには勇気が要る。
尻尾とか、なんかの刺がささって死ぬことは無いよな、などと考えてしまうのは仕方のないことであろう。
こういう時はしょうがないから、頭からばさりと喰った。
まあ、いってみれば焦げ臭かった。
へんな生臭さなんて言うのは焼いてしまえば無いのであって、もともと中華に使うさそりは養殖物なそうで、毒性も弱いらしい。
そうでなければ、料理人も嫌がるというものだ。
三鞭酒(さんべんちゅう)の中に入っている木登りトカゲのような強精剤としての薬効は特に認められないらしく、利尿作用があるらしいという、まあどちらも「陰」の力があるようです。
強精剤ではなく、たぶん強壮剤として夏バテに向いた食材なんだろうとおもうわけでありました。
ちなみに、ワタシにゃあ、なんにも効かねえずら、このサソリ。
(興味のある方は「たいりく屋」でどうぞ、くれぐれも変な期待はしないように)