ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

盛岡 菜園 菜遊記(さいゆうき)

2008-02-04 08:33:20 | 第1紀 食べる・飲む
最近はお昼時間を店員に任せて内仕事をしているときが多い。
楽をしているわけではない。
12月決算を先ず優先しなければいけない。
きちんと毎日、帳簿をつけてればいいのだが、やはり歯抜けがあったりしてなかなか決算が進まない。
つい先日、優しい税理士さんに尻を叩かれて、なんとか資料を渡すことができた。

そんなこんなで、「をかしら屋盛岡大通店」も開店三ヶ月を過ぎ、ようやくペース配分がいくらかつかめてきたような気がする。
時々、お昼は店員に任せながら気になる店を探報する時間もでき、ここのところ何軒かまわっている。

先日はすぐ近くの中華、「菜遊記(さいゆうき)」に久しぶりに行った。
たまらなく「汁なし坦々麺」を食べたくなったから。

もちろんメニューにないのは知っている。
すぐ近くの「珍萬」にあるのはわかっているし、ここのは格別好きなんだけど、いかんせんテーブル三席の超人気店では、気持ちの小さい私が入れる勇気はない。

で、オーダーすると店員が「汁なし・・・???」と厨房に行く。
しばらくして「はい作ります」と。
いい店だ。

でてきたのはシンプルな坦々麺。
肉味噌と鶏の茹でたのがトッピングされている。
はじめから少し酢も効いてなかなかうまい。

でも、お酢好きの私は、最初は出された味を楽しみ、中ほどで酢を少し、最後に酢を廻し入れて味の変化を楽しむ。
昔通ったある店の酢の入れ物は中華のそれで小さく、ほとんど一本使いきりで恐縮していた。
違う店では厨房からあわてて主人がやってきて、「味のお好みが合わなかったでしょうか」と。いえいえ、ぜんぜん、これは私の趣味ですなんて。
ジャジャ麺じゃないんだから、あまり好き勝手に味を作るなと怒られそうですが、趣・味・で・す。

大盛りを平らげ、サービスの、それにしてはうまいコーヒーをゆっくり飲んで帰りました。

このお店。確か市内の有名なホテルの料理長が独立して作られたとの事。
店内は「陳なんとかさん」とか「坂井なんとかさん」とか鉄人たちのサイン色紙があったり、紹興酒の甕が並んでいたりして、いかにもなのだ。
内装も洗練されているし、BGMはJAZZのピアノトリオが流れているしゃれた感じもいい。

ここを紹介されたのは当時担当していただいていた某ラジオ局の営業さんから。
スーラータン麺がおいしいよというふれこみだった。
これもメニューにないんだけどと。
ランチタイムのメニューも内容からすれば素晴らしく、やはり中華は何人かで行ったほうがいいなと感じる。
開店後何年か過ぎても人気は高いようで、きちんとした実力のある方がお店をやっている証であるように感じる。

できれば、夜、来たい。

・・・そのうちね。

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