ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

「石がまパン工房ミッシェル」で「花巻バーガー」を喰らう

2008-09-08 08:28:09 | 第1紀 食べる・飲む
久しぶりに自宅の花巻で日中をすごす。
となれば、我が一家の最重要検討事項はランチをどこで食すかだ。

いろいろ行きたいところはたくさんあるが、今日はここ、「石がまパン工房ミッシェル」だ。

開店間もなくいった時の記事はここ(クリックしてくださいね)。

そして、今日のお目当ては「花巻バーガー」。
このハンバーガーに使われているバーグは、なんとコンニャク粉とおからからできているという。
このバーグをつくっているのは、地元の「マーマ食品」。
この会社のたいへん生真面目な(本当に!!)好青年の二代目社長伊藤さんが、あれこれ試作して辿り着いたメニューだ。

ワタシも二年ほど前、彼からこういう素材があるが同商品化しようかなどという話を聞いたことがあったが、なるほどよく考えられたメニューに仕上がったようですね。
ワタシ自身はなにもこの健康食品を、わざわざお肉の味に仕立てることはないと思っていたが、聞けばなんとこの花巻バーガー、一個約320キロカロリーというから、確かにハンバーグは大好きだけど、ちょっとカロリーがねというむきには大変いいメニューなんだろう。
おからや野菜も地元のものを使っているそうで、それはそれなりに時代にあったものでしょう。

さて、二回目となる「石がまパン工房 ミッシェル花巻店」に到着。
まあ、それにしても大駐車場、大型店舗と何度見ても「たまげる」ね。

店内に入り、すぐのところにで~んと「花巻バーガー」が構えておりました。
ちょっと見は、少し大きめの野菜たくさん、それもフレッシュ感のある野菜たっぷりのハンバーガーという感じ。
でも、バーグはちょいと作り物っていう感じの形でここは見直しが必要かな?



大きなテーブルも上には、この「花巻バーガー」の他にも、いろいろなパンやサンドイッチがたくさん。

真っ黒なものもあるとよく見れば、イカスミを使ったもの。
食べたあと、お歯黒さんになってもなあと、これは敬遠。
  (本当は食べたかったげてもの好きです)

懐かし、心和らぐ「焼きそばパン」と「コロッケパン」。
  (コロッケパン購入!!)



なんか骨が飛び出たカレーパン。
これも購入。
骨つき鶏肉を使っていることが判明。
なるほど!!

などといっている間に相方の持つトレーはパンで一杯。

もちろん、パンを買って店内で食べる人には無料サービスのカルピスとコーヒーを持って、悪天候ながら外のベンチでご試食となった。

さてさて、この「花巻バーガー」。
う~ん、おいしいね。

肝心のバーグであるおからとコンニャクからなるもの。
食感、良し。歯応えのない、どちらかというとかなり細かくミンチされた鶏挽肉という感じ。
伊藤さん、こういう時は細かいミンチと荒いミンチを混ぜるといいんだよ、なんて思いました。

味は、やはり地元の味噌と醤油を使っているそうで、その点はいいと思います。
少し甘いソースで、「おんな・こども」にはいいんじゃないですか、万人向きで。
ただ、まわりのすごく新鮮感のある野菜とはミスマッチかな?
せっかくのヘルシー感がどうなのかななどと、きつく考えるワタシでした。

でも、総合点は・・、マンゾク、満足。
おいしかったよ。
おすすめだよ!!

次の展開も楽しみだよ、なんて、伊藤さん頑張ってください。

ワタシ的には、時代だから「地産地消」もいいけど、全体の味を捕らえてから食材を地元に求める方がいいと思います。
地元のものを使わなければいけないという考えにとらわれすぎると、どこか商品に妥協がでますし、地元のものだからしょうがないという発展性のない考えの方が障害としてあらわれるものです。
地元の生産者も切磋琢磨してはじめて「地産地消」が生かされるんだと思います。

・・・ちょいとうるさ型でした。

でそ、しかし、なお、いやはや、それにしても、素晴らしいじゃないですか。
地元の名前を正面からつけた「花巻なんとか」という商品を開発して堂々と販売する姿勢は、まっこと見事だと思います。

興味のある方はぜひお店へ。
場所はちょっとわかりづらいと思いますが、そこは花巻、迷ったら地元の人に聞けば丁寧に教えてくれますよ。
えっ、みわたしても人が歩いていない?
・・なんて失礼な!!

 (花巻の街中はたそがれているなんて勘違いしているあなた。「マルカン大食堂」へ行ってごらんなさい。びっくらするから。)

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