ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ひとに伝わらないと意味が無い

2009-03-29 07:06:07 | Weblog
演奏中に、どんどんボリウムが落ちて行く人がいます。 こういう人に聞いてみると、 「緊張して、だんだん小さな音になる」 と言うのです。 こういうタイプの人の特徴は、むだな早弾きを 始めて見ては、失敗したりするか、 ふだんのようにまったく弾かなくなるか、どちらかです。 まず「演奏出来なくなる」のは「誰かと競争しているから」ではないかと思います。 お客さんであったり、共演者であったり。 競争するので . . . 本文を読む

強いピッキングにこだわるな

2009-03-29 06:57:03 | Weblog
強いピッキングをいつも心がける、、 その必要は、ないというのが、僕の持論です。 ことさら強く弾こうとすると、むだな力が入り、 フレーズがながれなくなり、 ぎくしゃくした演奏から抜け出せなくなると思います。 ただ、アクセントをいれる練習は、非常にこだわりました。 特にアップのストローク、ピッキングにアクセントを入れる事です。 . . . 本文を読む

軽くピッキングする練習

2009-03-29 06:39:14 | Weblog
まず、リラックスして演奏出来ること。 これが大事。 その為に軽くピッキングする練習をします。 そして、僕は、ピッキングのとき、弦との摩擦を大事にします。 これが、レガートな音の繋がりを生むと思います。 小さい音を練習することで、細かいコントロールや 右手と左手のタイミングをチェックするわけです。 しかし、実際の演奏は、いつも軽いタッチとは限りません。 むしろ、あるべきところに しっかりアク . . . 本文を読む

アドリブにストーリーを

2009-03-29 06:23:04 | Weblog
レッスンの中で、アドリブをすることが多いですけど、 ストーリー性を考えて、アドリブしましょう。 最初は、音が少なく、 アドリブのはじめは、第2の主題のようなものだと思います。 前のフレーズを受けて、あとのフレーズは、答える。 質疑応答のように、進めて行くんです。 前のフレーズとあとのフレーズは、それなりに必然性が 必要です。 . . . 本文を読む