土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

ハイジの黒パン製造納め

2021-12-31 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【ハイジの黒パン」(たっぷり木の実や胚芽入)年内製造納め 感謝❣️

本日、【ハイジの黒パン】の年内注文製造納めとなります。
    本年も 玄米酵素「ハイ・ゲンキ」共に、ご愛食頂き、誠にありがとうございました😊😭

かなり以前にクックパッドで初めて紹介したところ、今では全く同名でレシピを出してる方が多くいてギョッ😳
    お客様曰く「ペーターの黒パンまであるワヨ」(苦笑)

    ☆【ハイジの黒パン】
:https://cookpad.com/recipe/3317296

    ☆森の朝カフェ(野人の食卓)【ハイジの黒パン&サクランボ】Sound of music(Played Ocarina)
:https://youtu.be/AHlwCO5RmY0

    ☆ 【防水和紙「海図」の器で「ハイジの
黒パン」など世界の食卓を】
: https://youtu.be/W_6DviJLfWA

「毎朝一切れ食べるのが楽しみ」と言ってくださる方もいる。
    季節により内容を変えて、春などはヨモギたっぷりバージョンの【ハイジの黒パン】(^^)

玄米雑穀、未精白全粒粉、くるみ、カシューナッツ、アーモンド、カシス、アンズ、プルーン、ヨモギ、根昆布、シイタケ、スピルリナ、ゴマ、自然海塩、黒砂糖、米糠油、酵母菌、など...

食べる時に、国産無農薬・全粒大豆微細粉 「大豆21」(製造 玄米酵素)をベースに作った「ゴマクリーム」をつけて戴くのがオススメコンビ❣️

ポリポリ、サクサク! ...「噛まなきゃ喰えないパン」がウリ‼️
    たっぷりの野菜(冬は煮野菜がヨシ)や漬け物と共に、朝食にも弁当🍱にも応用自在。

    せめて、玄米(全粒穀物の象徴)を パン(しっかり噛まねばならない本格派の)にすれば食べる人がいるかも…

30年前から、そんな思いを筆者は折々に形にしてきた。

「ハイジの黒パン」以前にも「玄米木の実ブレッド」「スペルト全粒パン」「健脳パン」「食育パン」等々の銘で❣️

最近は 「玄米が良いことは分かっているが…」という人に出会うことが多くなってきたし、最近は「私、玄米食べてるんです!」と胸を張る人もいて楽しい(^o^)v

胚芽付き未精白全粒穀物の意味が、それなりに広まってきたのだろう。

「白米、白砂糖、化学塩」(自然医学では「三白の害」)や「肉、牛乳、卵」の消費を誇る 旧 西欧栄養学を 若い頃真面目に学んで実践された方々にはお気の毒だ。

慢性病蔓延の弊害を最前線で強く受けたかも知れないのだから。

   「黒パンとは何なの?」と質問を受けたこともあり、以前から定義のように考えていた内容を再度確認してみた。

本来の健康志向、マクロビ志向の方には直感的に解るだろうし、初めて「黒パン」や「全粒粉」を知った方は幸いだ。

アルプスの少女「ハイジ」の原典は実話だが、スイス在住日本人によれば、ずっと以前からマクロビが人気で、日本では考えられないくらい知られているという。

欧州の食生活では、噛みごたえのあるしっかりしたパンが好まれ、日本人が想像する以上に固いもので満ちているという。

筆者が、ニュージーランドへ行った時も、コンビニのような店でしっかりした全粒粉のパンが安価に買えた。

「Macrobiotic」という造語まで作り、伝統と自然環境保全と健康自衛を 日本から世界に向けて発信し、実績を積み重ねた「食養」の系譜がある。

日本では本来当たり前だった【和食】が、世界遺産「ユネスコ無形文化遺産」として認められたゆえんだ❣️

欧州の食生活はこのようなパンをはじめ、日本人が想像する以上に固いもので満ちているという。

万能の「噛む健康法」で知られる【フレッチャーイズム】については、別の機会に😉

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【ホンサカキとヒサカキ】店頭に2種の「榊」

2021-12-29 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【ホンサカキ(本榊)& ヒサカキ】店頭に2種の「榊」

「榊(さかき)」と呼ばれるのは、筆者のいる北陸では「ヒサカキ」のことで、社頭として創定された「本榊(ほんさかき)」の近縁種。
    「榊」が生育しない地域(主に東日本)の代用として用いられてきた。

「ヒサカキ」の由来は、「榊」にあらず(非榊・ヒサカキ)とも、葉が小さくて(姫榊・ヒメサカキ→ヒサカキとも。

でも【榊】として、【本榊(ホンサカキ)】と【ひ榊(ヒサカキ)】の2種が店頭に並ぶ光景は意外❣️

移住してきたけれど、生まれた土地の【榊】を用いたいといった想いの人が増えたのだろうか😊?

石川県内の神社には、株分けされたものか【本榊】が植わっている所もある。
    筆者の近くの卯辰山三社(愛宕神社、卯辰山天満宮、豊国神社、が並ぶ)には、見事な【本榊】が天に延びている。

◼️【サカキ】(榊、楊桐、賢木、Cleyera japonica)は、ツツジ目モッコク科サカキ属の常緑小高木。
    日本の神道で神事に用い、神棚や祭壇に供える。別名、ホンサカキやマサカキなど。

和名【サカキ】の語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意とする説が主流。
    「榊」の文字は平安時代に日本で会意形成された国字。

本来【サカキ】は「ホンサカキ」(本榊)や「マサカキ」とも呼ばれ、近縁の【ヒサカキ】は、「シャシャキ」「シャカキ」など地方名で呼ばれることもある。

学名は、江戸時代に出島オランダ商館長で、【サカキ】をヨーロッパに紹介した植物学者 アンドレアス・クレイエル(Cleyera)にちなみ、【Cleyera japonica】とされた。

縁起木として扱われるため、常緑を活かした庭木としても使われる。

日本では古くから神事に用いられてきた植物であり、古来、植物には神が宿り、特に先端が尖った枝先は神が降りるヨリシロとして若松やオガタマノキなど様々な常緑植物が用いられた。

近年は身近な植物で枝先が尖っており、神のヨリシロにふさわしいサカキやヒサカキが定着。
    家庭の神棚にも捧げられ、月に2度、1日と15日(江戸時代までは旧暦の1日と15日)に取り替える習わしがある。

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#@maloapito #玄米 #ファスティング #マクロビオティック #食育 #食養 #料理教室 #ナチュラルクッキング #ダイエット #ヨーガ #yoga #オカリナ教室 #癒し #祈り #神社 #Akira.U #ライアー #土の音 #免疫 #発酵 #グリーンノート



















【冬の思い出】汲取り屋は医者より偉い

2021-12-27 | 食と健康
あめつちの便り🎵
【冬の思い出】汲み取り屋は医者より偉い

今月11日、金沢北倫理法人会のモーニングセミナーに招聘頂き「お話+土笛演奏」をさせて頂く機会があった。

早朝6時半からの大勢の前で何曲もの演奏なんて初めて😨❗️
    「帆かけ舟で太平洋を周ったお話も含めて」との依頼なので、プロジェクターで当時の映像をご覧頂きながら、情景に応じた曲を奏じることにした😅

【海と星にありがとう❣️】〜ほうき星号との一万浬(カイリ)から〜
と題した「土の音トークコンサート」は、「満天星・プラネタリウム」(石川県柳田星の観察館・柳田村植物公園内)以来久々。

振り返れば、富山市科学博物館のプラネタリウムや 津幡町小学校や養護学校など教育施設、医療機関からお寺まで、同タイトルで演奏する有難い機会があった。

実は【海と星の美術館】を設置し、子どもたちの未来に夢と希望を持ってもらえたらという筆者の願いへの序曲でもある❣️

早朝のセミナーでお話をしながら、内心思い出しつつ踏み込む余裕がなかったことを  以下の替え歌に凝縮してみた。

【冬の思い出〜汲み取り屋のバラード〜】
   (夏の思い出 のメロディーで) 詩 Akira.U

    冬にな~ると  思い出す

        横須賀じゅうの~  汲み取りを

        ホース担いで  坂登り

            肥おけ担ぎ  山登り

      糖尿出てると  喚起 ほどこす

          吸い取り口の  み~ずのほとり

        しぶきを浴~びて  汲み取るも

            遥かな沖へ~   棄てられた

◆帆かけ舟(小型帆船)の作り方を身に付け、太平洋に出る帆船を自作しようと、大工の木工見習いとして飛び込んだ横須賀の造船所が、まもなくつぶれ給料がもらえず😩❗️

急遽見つけた清掃業は、バキュームカーでの作業。つまりは「汲み取り屋」だった。

冬は早朝4時前から、凍りついたバキュームカーのフロントガラスをヤカンのお湯をかけて溶かし、出車(出撃とさえ云える)の準備。

寝坊をすると山ノ上の下宿(横須賀市小矢部)まで呼びに来た職員が、大声で「おはよぉ~‼️」
    「はーい‼️」と下宿の大家が寝ぼけて返事(*_*;
怖い大家の返事に飛び起きた(苦笑)

横須賀は急な斜面が多く、山手は30m(又は50m)の汲取りホースを担いで登り(左右の肩 二本の時も)、最短の斜面にホースを通し最大6本(180~300m)まで繋ぐ。

それでも届かない所は、そこからさらに肥桶(こえおけ)を天秤にして担ぎ、汲みに上がる。
    柄杓(ひしゃく)で汲み取って(約80kg×2)担いで降りるという、登山家顔負けの重労働。

フラフラヨチヨチ歩くのを心配した親方が(ひっくり返すと大変だ)、「オイ!代わってやる」と助け船❣️

 ともかく鍛えられました(^_^)v

汲み上げホースの先端で「便の山」を崩し、お粥状態にして吸い取る際、汚物が弾(はじ)いて飛沫を被ることも(*_*;

凍っていると、水を掛けて山を崩す作業から。
(かき氷🍧の食べ方を連想😆?)

一軒一軒回る度、
    「糖尿出てるよ~気を付けな~!」などと、し尿の匂いや状態から病気への注意を勧告するベテラン職員の気配りを目の当たりにする。

なるほど~、
    「汲み取り屋さんは医者より偉い」と言い伝えられた理由を納得❗

便所の窓に、家主が目立たぬよう ご祝儀を包んであるのも、声に出さない感謝の念なのです。

この額が意外と大きく、なぜ運転手の日当が六千円で、助手職員が四千円、臨時の筆者が五千円(祝儀配分は無し)。
    そのの理由が後にわかり、驚きと共に住民の感謝の念が身に染みたのだった。

    江戸時代なら人糞が肥料として商品にもなり、農地と産物を通してリサイクルされました。
 しかし当時の横須賀では、苦労して集めたし尿は船に積んで海の沖合に廃棄されていたのです。

この経験は、後々「食・いのち‥・健康・循環」といった食環境全体を意識する大きな原点となりました。

ヒトの原点、生きる原点に還り、各自が自らの「便」=「心身からの便り」を診ることの大切さを痛感します。

学生時代に汲み取り体験をする環境があるなら、きっと健康と資源と地球環境をいとおしむ意識も育まれるでしょう。

因みに バキュームカーは、今なお東京都心でさえ現役❗
 開発格差からか、下水道の通っていないところの浄化槽の清掃等にも大活躍しています。

◼️〈意外メモ〉
 ゴミ集積所の青いバケツ(ゴミ箱)のルーツは「肥桶」又は「肥担桶(こえたご)」😲❗

かつて家庭やゴミ集積所に置かれていた、フタの着いた青く大きなポリバケツは、当初「肥桶」を想定して製品化されたもの。

「万能桶」として、自衛隊の米飯容器や拘置所の便器等に使われ、東京都では 1964年のオリンピック開催前に、ゴミ収集容器に指定された。

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子どもと土の音が繋ぐひと昔

2021-12-26 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🎵
【子どもたちと土の音が繋ぐ十二年ひと昔】

オカリナコンサートを企画された福祉施設に着くや、見知らぬ施設関係者(ケアマネージャーと知る)から、まるで隣の奥さんのように親しみを込めた挨拶を受けた。

関係者「おはようございます… あっ、楽器の先生でしょう❣️」

    筆者「..ん..?」

関係者「以前 娘がお世話になって… ほら、犀川上流で‼️」

    筆者「はぁ??…  えっ、もしかして…😯」

関係者「えぇ、写真を送って下さって❣️ なんと親切な人やと思って❗」

    筆者「犀川?… それ... もしかして、オカリナ教えた… 小学校4年位の子どもたちのこと?」

関係者「そうそうオカリナでした😁  ... 娘も大きくなって… 本当にありがとうございました。」

    筆者「あのときの子どもさんのお母さんですか⁉️
いや奇遇ですね~... まさか、あれから10数年は経っているでしょう。」

なぜ顔を知っているんだろう❓ しかもひと目見て... 
    何かのコンサート記事でも見たのか... はたまた、子どもが教えてくれた住所に送った写真の中に筆者の顔が写ってわけでもないだろうに... ?

お母さんとは初対面だけど、昔から懇意の如くの笑顔😆にチトたじろんだ😅

帰宅して手帳を調べると12年前にそれらしい記載があった。

その日は、環境問題に詳しい議員活動もしている懇意の「森の都愛鳥会」会長 本間さんに誘われ、ダム建設問題で折に触れ監視しているという地域へ渓流釣りに赴いた。

胸まである 胴付長靴を履いて、急峻な崖を渓流へと草木をかき分け降りたところの川に入った。

腹ごしらえの時、黒米の玄米弁当を持参してきたのでお裾分けすると、「目が歪んで見える」と心配していた普段白米と肉の多い本間さんが、美味そうに食べたのをしっかり覚えている(笑)
(ちなみに現在は家族で玄米食を励行し 快調❣️)。

早々に川から上がった筆者は、渓谷を見下ろす崖の脇のスペースで おもむろにオカリナを吹き始めた。

やがて人の気配を感じて後ろを振り向くと、真後ろに4人の女の子が息を殺してじっと聴いているではないか‼️

邪魔しないよう、そっと近付いてきたらしい☺️
通常ならお構い無しに目の前に来て見る子どもが多いのだが...

つい持っていた音調の異なる4本のオカリナを4人それぞれ渡し、即席のオカリナ体験講座が始まった❣️

その時の写真を送ったのが、お母さんの脳裏に焼き付いていたらしい。

「4人のうちの二人は学校の先生になったんですよ。娘は大学生です。」

すっかり忘れていたけれど、「土の音」を楽しんだとりとめのない一時が、十二年ひと昔を繋いでいたのかと感慨深いものがあった。

願わくば、子ども達の未来に福音の光あれ‼️

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福島に目を向けて❣️

2021-12-26 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【フォトカレンダー「福島  水辺の風景」】

高評の環境フォトカレンダーが今年も胸打つメッセージと共に著されました。

◉メッセージ:相田頼広氏(※)から
    福島の被災者の多くは、今も深い心の傷を受けたまま、行き場のない悲しみの中にいます。

決して震災を忘れないこと。今も苦しんでいる人たちへエールを送ってほしい。
    1年間福島の風景にふれ合うことで、一人でも多くの人が福島へ寄り添い思いをはせてほしい。

そんな願いがこのカレンダーには込められています。2022年1月から2023年4月まで使えます。 

【プロフィール】
写真:(※)相田頼広(あいだよりひろ)
東日本大震災復興支援プロジェクト「喜多方復興支援隊」代表。
1951年、福島県会津若松市生まれ。喜多方市在住。テレビ局の写真制作部、インテリア関係の写真担当を経て、写真店を継ぐ。写真集『水彩々』など。
震災後、2011年5月「喜多方復興支援隊」を結成。写真集や故郷福島の美しさを紹介するCD「愛しきふるさと福島」を作成し、収益は南相馬の人々への義援金に充てている。
文:佐尾和子(さおかずこ)
(株)海洋工学研究所  環境・出版部長

サイズ:使用時見開きB4サイズ( 二つ折りB5サイズ )
隔月めくり/壁かけ

★  カレンダーの売り上げの一部は、「喜多方復興支援隊」および福島で活動している方々への寄付となります。

    ☆フォトカレンダー「福島 水辺の風景」
:http://www.ocean-eng.co.jp/Calendar/calNew.html

問合せ・お求めは、上記の「海洋工学研究所」のリンク、または以下のメールフォーム等からどうぞ。

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食育レシピカレンダーXmasプレゼント

2021-12-24 | 食と健康
見て楽し 作って嬉し 食べて美味し
【食育レシピカレンダー2022】🎁X'masプレゼント

〜食卓からうまれる、家族のものがたりを〜

わが家ならではの食べかた
好きだった味つけ
テーブルをかこむ家族の姿

ふと口にした料理から
なつかしい家族の食卓を
思い出すことはないでしょうか?

食卓に流れる、とくべつな時間。
誰もが一度は経験したようなストーリーを
からだにやさしいレシピとともにお届けします

この 12 の料理をきっかけに
みなさまの食卓にも
新しい物語がうまれることを願って...

●1月 お餅と長芋のお好焼き

●2月 なめこと大根おろしの鍋焼きうどん

●3月 まるごと苺の三色おはぎと玄妙茶

●4月 春の彩りおにぎり

●5月 皮から作る味わい野菜餃子

●6月 ごろごろベジタブルカレー

●7月なすとみょうがの煮浸し

●8ひや麦のかけだれ三種

●9月 かぼちゃと胡桃(くるみ)のホットケーキ

●10月 山椒香る蓮根団子のおでん

●11月 おからとさつまいものコロッケ

●12月 白味噌の豆乳クリームシチュー

〈1月〉お正月のあまったお餅でアレンジ
【お餅と長芋のお好み焼き】

お正月で余ったお餅をお好み焼きにリメイク。
切り餅に加え、すりおろした長芋を混ぜることで、もちもち・ふわふわな食感に。
旬の長ねぎもふんだんに使い、風邪予防にも効果てきめんです。
仕上げに干し桜えびをふりかければ、香りも彩りもUP。
お正月時期にソースの味が嬉しい、華やかなお好み焼きです。

◼️恒例好評の【食育レシピカレンダー】(見開きA3、レシピ付)をご希望の方は、メールフォームなどからお知らせください(送料のみ)。

◉初めて「食育」「食養」の言葉を造り世に現した 石塚左玄は、明治時代の医師・薬剤師。玄米・食養の元祖。 福井藩出身。食事の指導によって病気を治した。栄養学がまだ学問として確立されていない時代に食物と心身の関係を理論に表し、医食同源としての食養を提唱「体育 智育 才育 は 即ち 食育なり」。  マクロビオティックという言葉で発展的に広めた桜沢如一の師にあたります。

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【お正月】 【シベリウス 交響曲第1番 ホ短調 第2楽章(1899)】に「もういくつ寝る(と)~(お正月)」が?

2021-12-23 | 食と健康
あめつちの便り【土の音】🎵
【お正月】もういくつ寝る(と)~…シベリウス交響曲からも⁉️

北欧の自然景観から聴こえるシベリウスのメロディが、日本の「春の海」を彷彿させるサウンドスケープ(音の風景)を連想...
    さらに日本の名曲【お正月】(瀧 廉太郎 作曲)へ⁉️

そんな憶測を呼ぶフレーズ【もういくつ寝る(と)~】
が、シベリウス交響曲第一番 ホ短調  第2楽章から何度も聴こえてくる不思議。

ちなみに、フィンランドは日本との時差は-7時間。日本で新年の鐘が聴こえる時、フィンランドは大晦日午後5時。

シベリウスの「交響曲第1番」は1899年に初演、瀧 廉太郎が【お正月】を作曲したのが翌年(1900)。

東京音楽学校の研究科で西洋音楽を研究していたという瀧 廉太郎(1879 - 1903)は、高名なシベリウスの情報もいち早く持っていたのだろうか...

■「ジャン・シベリウス」(1865年 - 1957)は、ヴァイオリニストでもあり、フィンランドの最も偉大な作曲家であると広く認められている。同国が帝政ロシアからの独立を勝ち得ようともがく最中、音楽を通じて国民意識の形成に寄与したと看做される。

    ☆【お正月】🎵つちのふえ演奏 うえむらあきら(作詞 東くめ,作曲 滝廉太郎)
:https://youtu.be/YXj4YvVf3dE

    ☆【シベリウス 交響曲第1番 ホ短調 第2楽章(1899)】に「もういくつ寝る(と)~(お正月)」が?
:https://youtu.be/a0gvlQFzR0k

⭕️【お正月】日本の歌百選
東くめ 作詞、瀧廉太郎 作曲(1900年)

1、もう~いくつねると~お正月~

        お正月には~ 凧あげて~

        こまを~まわして 遊びましょう~

        は~やく  こいこい~お正月~

    2、もう~いくつねると~お正月~

            お正月には~ まりついて~

            おいばねついて~ 遊びましょう~

            は~やく  こいこい~お正月~

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流行語大賞(土の音から)

2021-12-23 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【「土の音」2021新語・流行語大賞】

【原点返り対策徹底を】(本年5月北国新聞コラム参考)

1位「原点返り」
2位「免疫(バランス)力」
3位「ノンマスク(マスクフリー)」
4位「自縛奴隷解放」
5位「健體(体)康心・自律自衛」

この基底には、われわれが生きて在る原点、
【食生活】による、持って生まれた自然な免疫力保持(復活)努力、生きることに真摯な己れを見つける大切さが在る。
    地球に生きる国際的責任・マナー・生きるステータスとも云えるだろう。

【参考資料】

◉「新・統合医療学」
渡辺 昌著(アジア太平洋臨床栄養学会会長、元国立がんセンター疫学部長)

◉「医師たちが認めた 玄米のエビデンス」
渡辺 昌監修

◉「医師がすすめる最高の食事・マクロビオティック」 
島村義行(島村トータルケアクリニック院長、 元国立がんセンター外科医)島村てる代共著

◉コラム記事参考

「原点返り対策徹底を」日本医科大・北村特任教授(加賀市出身)
    検査数伸びが一因
元国立感染症研究所免疫部免疫細胞室長の北村義浩日本医科大特任教授(加賀市出身)=写真=は
「大型連休明けで検査数が伸びたことが感染者数の増加につながっているのではないか」と指摘した。
感染者を減らすには原点に立ち返って感染対策を徹底するほかないとし、「『これぐらいなら大丈夫』『マスクさえつけていれば』と自分のルールを作っていないか再確認が必要だ」と強調した上で、注意を促すためには行政が呼び掛け続けるしかないとした。
    (注:行政管理者側の意識改革共に、奴隷解放草の根共育が必然❗️)

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玄妙茶(和漢薬草)とフランス人夫妻

2021-12-21 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【一草が結ぶ国際交流】Bonjour❣️(こんにちは)

ご来店くださったフランス人ご夫妻から、ご丁寧なメールを記念写真と共に頂いた。

    「…毎日頂いているハーブティー(注:【玄妙茶】和漢薬草27種入)はとてもよいものです。…綺麗な写真をありがとうございます。金沢のよい思い出です。いろいろお世話になりましてありがとうございました。金沢は綺麗なところであり、素敵な時間を過ごしました。(中略)またいつか会えますように」
(娘さんによる邦訳含)

まさに、「草」の根(も葉も種も)の民間交流❣️
    世界を繋ぎ平和への礎に...😁

足下の、1本の草の存在価値を認める感性を【玄妙茶】に処方される27種の和漢薬草を通じて共有できたことは何より嬉しい😆

金沢駅から歩いて10分程の当店【食育のグリーンノート&土の音工房】の前を通り真っ直ぐ行けば、主計町(かぞえまち)から東山茶屋街の界隈へは最短コース。

日本人観光客は 遠道でも案内書のルートに沿って、近江町市場などを回って東山へのコースが多い。
    が、当店のある裏道は祖母の時代まで【瓢箪町銀座】と言われ、駅から東山への最短ルートだ。

地図を片手に東山方面へ当店を通り自ら探して歩くのは外国人観光客。
    ショーウィンドウの文字【Macrobiotic】や、オカリナなどの楽器に目が行き、店頭に流れるオカリナのメロディーに惹かれて立ち止まったりカメラを構えたりと楽しまれる姿を見かける。

冒頭のフランス人ご夫婦は日本語が通じないし、フランス語のボンジュール(Bonjour )やメルシーだって少し発音が違うとまるで通じない😅

当店に寄られた時に【玄妙茶】を出すと、「美味しい。何というお茶か?」との質問。
    翻訳アプリを通じてのやり取りだけど、どう答えればイインダ?

そこで【玄妙茶】に処方される27種全ての薬草の絵が載ったパンフを見せてみた。
    驚いたことに、一つ一つの薬草の絵に納得したように薬草の名前をフランス語で教えてくれる。

邦訳すると全くその通り🤣
薬草は共通だと互いに笑顔になる(*^^*)
ハラハラして見ていた当店職員もホッと❣️

職業を聞くと、なんと薬剤師だというから2度驚いた。
   日本の薬剤師は、今では化学合成薬(毒)物専門が殆どだから、実際の植物を見て「生薬」と分かる人は希少だ。
    保守的な農業国フランスでは「生薬」の知識や知恵を大切に伝えているのだろうか。

ケースに居並ぶ【玄妙茶】の箱を指し、「これは分けてもらえるのか」と聞かれ、3度目の驚き😂

日本人でも意識のある人は和漢薬草に興味を示すが、「ハーブ」と言わないとピンと来ない若年層もいるらしい。

先日【玄妙茶】をお求めになったお客様は、金沢市の「食生活改善推進員グループ」でもとりわけ勉強熱心で、食育・食養、未精白穀物の意味を知る稀有な方だった。

筆者も同グループに属した経験から知ったが、彼女ら(男性は稀)の多くは "改善" との名目で、 肉・牛乳・卵や白砂糖や白米といった精白食品を推奨する昔々の骨董的?増病レシピを高々と掲げている。
(「明治乳業の牛乳を使った料理を作りましょう」...といった研修案内がマジで届く‼️)

実は、全国の自治体の外郭団体である「食生活改善員グループ」は高齢者が殆どで、元々の生立ちがGHQ (第二次世界大戦後のいわゆる占領軍)によるモノだ。

戦後GHQ(占領軍)が「キッチンカー」で日本全国を回り、肉・牛乳等の過度な動物食や砂糖や精白パンを普及し、和食文化と日本の心が忙殺されていった背景がある。

焼け野原で苦しみ、怖さと共にひもじい思いの中で占領軍に飴玉を貰いつつ、洋食を刷り込まれた当時の主婦や少女たちはむしろ被害者とも言えるから単純ではない。

ところが逆に、現在の欧米の栄養学の最先端は、既に マクロビオティック・食養生、玄米等「未精白穀物」の優秀さを認め、ハーバード大学でも研究が進んでいるのを知らないのは当の日本人だ。

反面 苦境を切り拓き、創業半世紀の老舗「玄米酵素(株)」が育てて来た全国に散在する【食育・食養アドバイザー】がいる。
    日本の「道の文化」同様に「食事道」としてこれらを伝え共に活動する筆者らの仲間だ。

    さて、フランス人ご夫妻が当店を出るとき「 “さようなら(よい旅を?)” 」を教えてもらった。
    Au revoir (オ レボアール ) でもなく、Bon voyage(ボンボヤージュ) のようだが、“ボバージ” とも聞こえて発音がままならない😅
    英語発音の “voyage” (航海 “ボォイッジ” )のイメージが強いからなおさらだ。

オカリナでフランス民謡「きらきら星」を奏すると喜ばれ、「シェルブールの雨傘」主題歌では踊り出す有様😆

購入された【玄妙茶】の大きな箱を 旦那さんの小さなリュックに詰め込み、ご夫婦は軽快な足取りで東山方面に向かわれた。

         ⭐️☆⭐️☆⭐️☆⭐️☆⭐️

◼️【玄妙茶】
:https://www.genmaikoso.co.jp/cultivate/web/detail.asp?id=98

原材料:ハトムギ(国産)、エビス草、クコ(葉・実)、玄米、クマ笹、エゾウコギ、三七人参(根・花)、バンザクロ、紅花、甘茶、杜仲葉、三七エキス、スギナ、シソ葉、ウコン、ドクダミ、サルノコシカケ、ヨモギ、オオバコ、タンポポ根、アマチャヅル、ツユ草、カキドオシ、霊芝、乾姜、フェンネル、アシタバ、サフラン

⭕️温活習慣【玄妙茶】アレンジレシピ❣️
:https://youtu.be/KcbMg51_jxA?list=TLGG5kCLUYNuUjQyMDEyMjAyMQ

27種類の和漢草をブレンドした、香ばしくてまろやかな風味の【玄妙茶】は、クセがないのでお料理に入れてもOK❗️
毎日の食事で、体と心の健康を守る温活習慣をはじめましょう。

-目次-
すりおろし野菜でスパイス玄妙茶カレー
玄妙茶の炊き込みご飯ごぼう入り
玄妙茶粥
玄米酵素入り玄妙茶冷や汁
野菜ゴロゴロけんちんうどん
玄妙茶鍋
卵なし!玄妙茶で茶碗蒸し風きのこあんかけ
玄妙茶かちゅー湯
玄妙茶のくずもち
玄妙茶寒天のあんみつ風
梅醤玄妙茶
はちみつレモン
チャイ風玄妙茶

    《●免疫力を高める食事のヒント》

◉インフルエンザの患者数は毎年12月くらいから増え始め、1~2月にピークを迎えます。
ご存知のように、免疫力が弱くなれば風邪をひきやすく、病原体など 外からの異物が体内に入りやすくなることを念頭に❗️

    1. 腸内環境を整える食品をとる…口から病原菌などの異物が入ってきやすく、腸には免疫細胞が全身の60%以上集中。腸内で善玉菌を増やす発酵食品や、便通を良くする食物繊維、オリゴ糖などを多く含む食材が、免疫細胞を活発にする。

    2. 適量のたんぱく質が免疫力を支える…免疫細胞や皮膚・粘膜の材料となるたんぱく質が不足すると免疫細胞が減少して、抵抗力が落ちやすくなります。
大豆や大豆製品など、良質のたんぱく質源の利用が大切。

    3. 抗酸化成分を含む野菜をたっぷり!…ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミンや各種栄養素を多く含む野菜には、免疫細胞の数を増やしたり、活性化させる働きがある。

    4. とろみのある料理で体ぽかぽか…でんぷん質やねばねばした食材でとろみをつけた料理は、温度が冷めにくく体が温まり、寒く乾燥した冬におすすめ。

    5. ビタミンA・Cで粘膜強化…病原体の進入を防いでくれる粘膜を丈夫に保つことが大切。特にビタミンCは不足しがちで損失しやすく、調理でのビタミンC が損失しにくいれんこんは、粘膜を補強してくれる成分ムチンもある。

    6. きのこのグルカンが免疫力を高める…きのこに含まれる成分グルカンは多糖体の一種で、食物繊維の仲間でもあり免疫力を高める働きがある。

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【箒(ほうき)🧹は魂の「呪具」】新年への布石

2021-12-19 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
【箒(ほうき)🧹は魂の「呪具」】新年への布石

日本の「箒文化」を継承する懇意な【箒作り職人】の地道な活動がささやかな話題を呼んでいる。

    ☆【箒作り職人の仕事】純国産ほうきの復活・伝統を繫ぐ 鈴木徹氏

筆者が毎月戴く「ことしろ舎報」に、奇しくも【箒】についての耳寄りな記事が載っていた。
    オカリナ教室に熱心に通われた、著名な挿絵画家の奥さまが届けて下さる舎報からは、日本人の心を多面に渡り感じている。

舎報を著される大谷善和先生のお話を聴く機会も、白山市のご自宅で毎年一度 神無月に設けられる。

    本年、令和三年元旦の「ことしろ舎報」のメッセージを改めて新年への布石としたいと思う。
(以下抜粋↓)

「正月三箇日(さんがにち)には部屋の掃除をしてはならない、と聞いた事がありました。折角暮に大掃除をして屋内を清め「年を寿ぐ歳神様」を招き入れたのに、それを外に掃き出してしまうというのは、恐れ多い事でもあり、残念なことでもあります。
かつての掃除はハタキと箒でするものと決まっていましたが、現代では埃を吸い込む掃除機やお掃除ロボットが主流ですから、家の外に掃き出すなどという感覚は判らないかも知れませんが、畳の生活が中心だった頃は箒というものは重要な役目(働き)を持っていました。

    塵を払う箒というものは「モノを掃いて外にだす」という役目のものですから、言うなれば「此方から彼方へと何かを送り出す」という仕事でありますが、目に見えるもの丈(だけ)でなく、人の魂などに於ても同様の働きをする「呪具」として使用されてもいた様子が伺えます。

例えば、出産の時には其れを助ける「産神様」があり、人があの世からこの世に生まれ出て来る時の守護をしてくれると言われています。出産は危険を伴うものですから、其れを守る働きをしてくれるモノと民間では信じられていた様です。勿論、霊界にはそうした出産を守護されるお働きの神々もありますが、人々の理解し易い、具体的な「呪的な形」として「箒神」が信仰の対象としてあったわけです。

    古い神話の中にも豊玉姫の出産の話などがありますが、それによると昔は出産の時には海辺に「産屋」を建て箒で蟹を掃いたということですが、蟹というものは脱皮をして生まれ変わるという象徴の様なものと記憶されていた様ですから、出産に縁ある生き物という意識があったのでしょう。つまりは生まれてくる魂が「無事に霊界と現世の境界を超えるように」との、願いが込められていたものと思われます。

    その逆に人の葬儀の時にも、死者の魂を上手に此の世から彼(あ)の世に送り出すという願いを込めて箒が重要な働きをしました。最近では余り見ることは少なくなりましたが、野辺送りの行事には、必ず
「箒持ち」という者が付き添い、また墓にはその箒を立ててきたものでした。

    異なる二つの世界の其の境目を上手に超えさせる「呪的な働き」をするもの…。たとえば年末と年始の境もまた、昨日と今日の狭間ですが、大掃除という行事によって、それを旨く超えて新しい「年」を目出度く迎えることが出来た訳です。

    そう言えば昔は長居する嫌な客を追い払う「おまじない」として、こっそり箒を逆さに立てて置いたりしたものでしたが、これなども嫌なものを「掃きだす」という呪いの一種でありました。この様なことは我国のことだけの様に思いましたが、西洋などでも魔女の持ち物として箒は重要な役を果たしている様です。

    ともかくコロナで酷いめに遭った昨年を掃き捨てて、今年は良い一年であるように願うものであります。(大谷義和『覚書』より)」

            🧹☆彡〜〜〜〜〜🧹☆彡

さて、昨年(2020)3月に発見された「ネオワイズ彗星が7月に稀有な肉眼大彗星となったのをご存知だろうか?

上記の舎報を読むに、彗星が「ほうき星」と呼ばれるのは、魔女の箒のように尾を引くのが目立つだけではないのでは...と思ってしまう。

中国の “天文道” によれば、彗星は「世の掃除をつかさどり、旧を除き新を敷く」徴であるとされ(晋書 天文誌) 、いわば革命的要素を持つという。

冒頭に挙げた【箒作り職人】は、かつて金沢大学法学部で "法規" を学びつつ、学内の自然保護研究会の連中と折々に筆者宅に出入りし夜な夜な囲炉裏を囲み談義した同志でもある。

「海洋汚染調査・清掃」「星空を守る会の光害調査・報告」などの自然保護市民活動から、「無農薬有機農法」や初期のオカリナ作りまで手伝ってくれていた。

卒業後はナント、"法規" ならぬ "ほうき" 職人として活動。
    実直で研究熱心なのが奏してか、日本の伝統的自然系産業を継承する数少ない手編み和箒(わぼうき)職人、匠として技と心を学び伝えている。

大彗星がもたらす流星群が夜空を飾る【星空の日】のイベントでは、光害調査の天体望遠鏡を設置している 後の和箒職人の映像から、宇宙(ソラ)も心も浄化する氣風が見えるようだ⬇️

    ☆【星空の日⭐️8月12日】光害は地球エネルギー資源問題
:https://youtu.be/Gtz5m-Uk4ZM

和箒の素材である「ほうき草(ホウキモロコシ)」の国産は激減するも、浜松で復活の光明も見えている。

伝えるには信念と忍耐力が勝負だろうけれど、市民の日常に「箒の文化」を活かすことが強力な応援歌となるに違いない。

因みに、【畳(たたみ)】の表面部(ござ)である畳表を織り込む素材の藺草(いぐさ)も国産自然素材が20%、化学合成が15%、ナント殆どが中国産輸入。

当たり前に使ってきた【畳】や【箒】❗️
    知られず蝕まれて行く日常問題(土地問題 含)こそ、大きく報道され市民の脳裏に刻まれ行動に繋げることを祈念しつつ。

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