続・OHIOからこんにちは

米国・OHIO州に住む普通のおばさんの日常です。

米国の親知らず抜歯事情

2016年09月01日 | 米国生活のあれこれ
9月1日(木曜日)     

心地よく

お昼になりましたが、気持ちいぃ~~。
気温がちょうどいいです。

朝方は寒いくらいでした。
今日は、エアコン使わなくて良さそうよ






今日は、K也くん、学校をお休みしています。
明日もお休みします。

なんでかって????

それは・・・・親知らずを抜いたから!!!



日本だと、通常、痛みとか、生え方に問題が無ければ、親知らずは抜かないでしょ。
ところが米国はさ、 親知らず=必要ない歯 って、考えがあるからね、だいたい、高校生になるとレントゲンで確認して、親知らずがあれば抜くことを勧められるのね。

みきっちもそうだったわ。

私としては、日本的な考え方があるので、みきっちの時は、こっちで抜かなかったわ。
(結局、痛みが出て、日本で抜いたけどね)


K也も同じく、2年くらい前から、クリーニングで歯医者さんに行く度に、‘親知らず抜いたほうがいいよ’って言われてたのね。

ところがですね、米国は、まだ埋もれている親知らずも含めて、全部(4本)一度に抜くのね。
全身麻酔をしてね

ビビるでしょ!

しかし、いつもの歯医者さんでは処置はしないので、手術専門の歯医者さんを紹介されます。

K也の場合は、同じわが町にある歯医者さんなので、自分でレントゲンを持って、予約をしに行きました。


<< K也のレントゲン >>



これを見て、ワタクシ、速攻一言

 『きれいな歯

半年に一度クリーニングに通ってお口の中のチェックをしてもらっているせいか、ちょっとした虫歯の詰め物の影はありますが、かぶせ物も神経の処置もありません。

クリーニングって、大事ね

そうそう、親知らずもしっかり4本ありますわ
抜歯としては、そんなに難しい物ではないんじゃないかと・・・思います。




そして、今日の朝8時に予約が取れたので、学校をお休みして歯医者さんへ行った、というわけですわ。
受付して、先にお金を払って、交換用のガーゼと処置後の注意のお知らせをもらいます。

そして、処置室へいってらっしゃ~~~い

私は、約1時間、待合室で彼を待ちます。

そうこうしているうちに、「終わったよ」と私が呼ばれ、裏に行くように、と言われました。

裏に行くと、車いすに乗り、大きなガーゼをくわえたK也が出てきました。

何言ってるかわかりませんが、おしゃべりしてます。
かなりハイテンションです
顔色は、ちょっと青白かったです。

びっくりしたのは・・・・すっごく震えていたこと
自分の意思とは関係なく、体が勝手に動いてるような感じの、震え方です。

母、ビックリして、泣きそうになりました

とりあえず、車を回して、K也を車に乗せ、学校へドクターエクスキューズ(ドクターの学校休んでいいよ、の紙)を出しに行き、家に戻ります。

車中、おしゃべりなK也。
相変わらず何言ってるかわからないけど

そのテンションがね、異様なの

なんて言うか・・・・壊れてるって感じよ。

なんとなく、‘あ~、ドラッグで壊れていくって、こういう事なのかな’って思ったわ。
と、同時に、‘薬って怖い’っても思ったわね。

家に戻ると、お隣のBobが、屋根の修理をしていました。
ハイテンションなK也、Bobに向かって 『 はーーーーーい、ぼーーぶーーーー』 って、手を振ってました。

Bobも、笑ってたわ。

体を支えながら、何とかソファーまで運びます。
安心したのか?まだ麻酔が効いているのか?すぐに眠りに入ってしまいました

口に、巨大ガーゼを加えたままでね。



あんまりぐっすり寝ているから、時々 生きてるか??確認しています



参考までにですが、4本の親知らずを抜くと、$2300くらいかかるそうです。
保険のカバーがあるので、わが家の場合、自己負担はその 1/3ちょっと、ってところでしょうか。

・・・大きな出費です

毎回病院が絡むと、日本に帰りたくなるわ。
日本の保険制度は、素晴らしい


米国の親知らず抜歯事情でした。






<昨日の夕食>



*チキンのトマト煮
*丸ごときゅうり漬け
*牛のたたき(残り物)
*冷凍ポテト


全然気分が乗らなかった昨日。
どうしても1品が足りなくて、でも、絶対1品足りないよね、ってことで、何度も冷蔵庫・冷凍庫を開けて、見つけたわ!冷凍ポテト




今日からしばらくK也は病人食ね。
うどんとお粥だわ。

それにしても、よく寝るわ、K也。
死んでないよね???

彼が寝ているうちは、母ものんびりいたしましょ