何故、アメリカは中東から手を引かざるを得なくなるかと言うと愚か者トランプを大統領に担ぎ上げた最大功労者はプーチン大統領であり、ロシアの機嫌を損ねると愚か者トランプ大統領を失脚させる隠し玉を炸裂させられる恐れがあるからだ。
昨日は北朝鮮の経済制裁の実効性を確認する為に各国の現況報告を国連の場でアメリカが求めたが、ロシアはこれを拒否した為にアメリカが進めてきた北朝鮮経済制裁は形骸化しつつある。
米国民はロシアゲートは真実だとうすうす気付いてきている。
何故ならあれだけ強気なトランプ大統領がことロシア絡みとなると急に及び腰になるからだ。
どんな独立国家に対しても他国が内政に介入することは許されないのにシリアの内政にトランプ大統領は首を突っ込み過ぎた。
他国から悪政と言われようがアサド大統領はシリア国民に選出された大統領である。アメリカの国益に反するからと言ってもシリアの反体制派を支援することは問題があるだろう。
北朝鮮も中国も国民の人権を軽んじているがアメリカが軍隊を投入しないのは北朝鮮は背後にロシアや中国が控えており、軍事大国の中国に対しては言わずもがなである。
つまり過去も現在も未来もアメリカは簡単に勝てると思われる国には侵攻するが、手強いと思われる国には虐殺が行われていることが分かっていても見てみぬふりをしている。
ロシアがウクライナに侵攻した際にアメリカは偵察機すら出せなかったのを考え合わせるとご都合主義の国だなとつくづく思う。
愚か者トランプ大統領のせいでアメリカが孤立していく根拠を一つ挙げておく。
国連でもChinaは中国のことである。
それなのにカリブ海3か国が台湾との国交を断交し中国と国交を結ぼうとするのをするとアメリカが非難するのを内政干渉以外の何物でもない。
それほどアメリカが中国に対して不満があるのであれば、中国を国連から叩き出せば良いのに常任理事国同志の関係である。
愚か者トランプ大統領が窮地に追い込まれる日は近い。
続く