sky-sky!diary

横浜在住Tuba吹きの小さな日常。Don't worry,be happy.

当時を知る人の感想が聞いてみたい。

2005-12-02 21:43:26 | インポート
いろんな意味で完璧な映画じゃないかと思います。レイトショウにも関わらず年配の観客が多かった。
1x1sh0002「ALWAYS 三丁目の夕日」
 
 
 
 
 
 
 
子役を含めた役者陣の演技と役へのはまりっぷり。ストーリー。セットや特殊効果。全てが、パズルのピースがはまっていくように組み合わさっている感じ。いまや山崎貴監督は、その名前で観客を動員出来る監督になったのかもしれません。自分は昭和33年という時代はもちろん産まれていませんし、路面電車が走っている東京の景色を見ても「うわ、懐かしい~」とはならないんですが、でもその時代感を実感を伴って感じる事が出来る、わりと最後の世代かもしれません。例えば冬の寒さの感じ方は自分が小さかった頃と今とは違うと思うんですが、「あぁ、そんな感じだった」って思える寒さが画面から感じられるし。ストーリーはお涙ちょうだいなんですが、鼻につく感じは無く、むしろどっぷり浸れるくらいよく練られていて演出も役者の演技もすごくいい。映画の最後にきちんとトドメを刺してくれて気持ちよかったです。「リターナー」の時もそうでしたが、山崎監督ってオチをつけるのがすごく上手いですね。今の東京がどう変わったかは住んだ事が無いので分かりませんが、地域というコミュニティーの中であそこまで自分をさらけ出せることは難しいんじゃないかなぁ。もしまだ出来るところがあったとしたら、それはすごく幸せなのかもしれません。僕は個人的に無理だと思うけど(笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする