先日行った
DACから、GR51のラッカーモデルが入荷したとの連絡があり、早く行きたいなと思っていたところ、金管合宿でお世話になったチューバのM先生が「23日なら一緒に見てあげる」と言って頂けたので、急遽休暇を取って今日DACへ行ってきました。今回は自分のミラフォンも持っていき吹き比べてみようと車で行ったんですが、まぁ東京の道路はいつまでたっても慣れませんね。だって「慣れない道だし、約束の時間に絶対遅れないようにしなきゃ」と2時間半も前に出発したのに、渋滞や駐車場探しに手間取って新大久保に到着するのに結局3時間近く掛かってしまいました。3時間ですよ。名古屋まで行けるっちゅうねん。東京の道路は本当に大嫌い。至る所で工事はしてるし、違法駐車は多いし、狭い道幅なのに大型車が飛ばしてるし。ナビ通り走ったんですけどね。で、1時間しか無かった先生に見てもらう貴重な時間を30分近くも失ってしまいました。本当に勿体ない。と同時に先生にも申し訳なく思っています。
で、短い時間でしたが先生にアドバイスを頂きながら、まだ残っていたシルバーモデルと両方をいろんなシチュエーションでじっくり吹き比べてみました。
結局先生がお帰りになった後も1時間近くとっかえひっかえ吹き比べてみたんですが、意外や意外、ラッカーモデルは想像していたイメージとかなり違っていました。もっと大らかな広がる音を(勝手に)イメージしていたんですが、それほどでもない。広がる感じはあるんですが、「広がる」というよりは「散らばっちゃう」という印象でした。狭い試奏室での音なのでホールなどではどうか演ってみないと分かりませんが、少なくとも吹いてみた感触は残念ながら想像通りではありませんでした。むしろシルバーモデルの方が、ラッカーモデルに持っていた想像に近い事が分かりました。でもどちらも良い感触だし、そこからかえって迷ってしまったんですが、最後は先生の「シルバーの方が音がきれいに出ているから君に合っていると思う」というアドバイスと「あとは自分の好みだよ」という言葉、ぬらひま団での演奏にも合うか?という点、それから買い換えを考え始める切っ掛けになった身体への負担具合を考慮して、シルバーモデルを購入する事で決心しました。実際には9月の演奏会まではミラフォンを使用していきます。さすがに直前に楽器を変えるのはいろんな意味で怖いので。でも2時間弱GR51を吹いてから改めてミラフォンを吹いてみると、「これは本当に今まで16年間も吹いてきた楽器か?」と思う程感触が変わっていました。特に抵抗の強さにびっくり。こんなに強い抵抗と戦ってたのか俺(笑)。慣れちゃってたってことなんでしょうけど、知らないというのは恐ろしい。逆に言えばそれだけGR51がスムーズに吹ける楽器だという事の証拠なんでしょう。
さらに今回は一緒にマウスピースも一新します。様々なメーカーのものを試させて頂きました。知らないメーカーばっか(笑)
ブレゼルマイヤーG3A.G3B、マイスターアントン22-6、ペラントゥッチPT-83.84、ミラフォンTU21、BTIKZ-NEAM20など。読み方合ってる?最後のなんか読み方すら分からないし。こちらは案外選ぶのに迷わなくて、ブレゼルマイヤーのG3Bを選びました。GR51シルバーに合うものという事であらかじめお店の方にピックアップして頂いた中から選んだんですが、これが最も音にまとまりが出やすかったのが決め手。楽器とマウスピースのメーカーが違うというのも初めての経験となります。高校の頃はヤマハ、現在はミラフォンですから、結構冒険です。そんなことないか?
ともあれ、ここ数ヶ月悩んでいた買い換えに踏み切ったので、すっきりしました。貯金減っちゃったなぁ(笑)
新旧交代。