日々好日 

日々の出来事や感じた事を写真等を
使用して気ままに綴ります。

アルツハイマーになった友人

2011-07-24 17:27:30 | Weblog

今から2年位前に近所の友人から告げられた。
何でも娘さんと約束したのに日にちを間違えてスッポカシた様だ。
離れて住むお嬢さんが心配して「物忘れ外来」に予約を入れた。
彼女は大変立腹して私や近所の方に家の娘はひどい事をする、
と言っていた。
ところが外来での結果は早期のアルツハイマーと診断されて、
薬を処方されてもう2年位過ぎた。
病院に行き初めた頃はパソコンスクールに行っていた。
御自分でも覚えが悪いから同じコースを2年掛けていた。
メールも上手になさるし、ソシャルダンス、ハーモニカと
多彩で日本画も描かれる。
離れて住む義理の母親のお世話もして旅行プランも出来た。
本当にDrの診断がなければ誰も病気を信じられない位でした。
現在も病気を聞いていなければ普通の人はそれとは判らない状態。
それでも彼女は娘が早期に病院に連れて行ってくれた事を感謝していた。
それから要介護1と診断されてデイサービスに週一で行かれる、
お元気なのでデイサービスでもお手伝いをしているご様子。
いつも笑顔を絶さずとても明るい。

今日久しぶりにゆっくり語らう事が出来た。
デイで短歌を初めてたそうで色紙に短歌が詠まれていた。
昔から明るい方で笑顔と笑い声が少しも変わらないので
一安心と思ったが、
その人柄に付け込まれいろいろのセールスに来るそうだ。
みんな玄関に入りこみ一人住まいなのに段ボールごとフルーツを
置いていかれたりと同じ人物が何度も来ると聞き、
またこのところいろんな人がくると言う、
大きなお宅なので庭が広く勝手に庭まで入って来るし、
先日は家に上がり込み契約書のサインをしたという。
私に話す位だから娘さんには話ていると思う。
まだ普通に話もするのでいいカモにされた様だ。

兎に角心配で玄関の扉を開けては駄目と伝えた。
玄関チェーンがあるが門に居る人が見えないので開けると言う。
門扉があるが鍵は壊れていたので私は早速家に帰り
自転車用の鍵を持ち込み簡単な施錠をしあげた。
これで一安心とわ行かないと思うが、いい人過ぎるから困る。

前に私の知人でセールスマンに入れ替わり立ち替わり来られて
表札は新しくなる羽毛布団を買わされると家に新しいものが増えた
事があり、おかしいと思っていたら認知症の始まりだった。
悪い人達はこの家と狙ったらお互いに横の連絡があると聞く。
家のどこかにマークを付けるともテレビで見た事がある。
いつもそばにいて上げられないので本当に心配な事です。