濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「風見鶏 中曽根死去 百一歳」

2019年11月30日 | 時事川柳
安倍、佐藤、吉田、小泉各内閣に次ぐ戦後第五位の長期政権を担い「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄の分割・民営化を実現した元首相の中曽根康弘氏が死去したことが二十九日、分かった。百一歳。首相時代は、その変節ぶりから「風見鶏」とも言われた

「安倍・プーチン 北方4島返還で 進展か」

2019年11月29日 | 時事川柳
先週、名古屋市で開いた20カ国・地域(G20)外相会議に合わせ、茂木敏充外相とロシアのラブロフ外相が会談した。日ロ平和条約交渉は1年前、シンガポールで安倍晋三首相とプーチン大統領が会談し「1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速させる」と合意し、局面が変わった。

「米グーグル 物言う社員へ 対応苦慮」

2019年11月28日 | 時事川柳
米グーグルが人権保護などを主張する「物言う社員」への対応で苦慮している。25日までに会社側にこうした問題への対応を求めてきたとされる4人の社員を解雇し、対象者を支持する社員団体は抗議を強めている。大手IT企業の事業領域が拡大し、意見が対立しやすい分野での活動が増えていることが背景にある

「全省庁 (就職)氷河期世代を 中途採用へ」

2019年11月27日 | 時事川柳
政府はバブル崩壊後の不況期に就職活動をした「就職氷河期世代」の就労を支援するため、国家公務員の中途採用枠で重点的に採用する方針を固めた。氷河期世代の中心とされる30歳代半ばから40歳代半ばが対象で、一部省庁で年度内にも採用を始め、来年度以降は全省庁に広げる

「北、米に 行き詰まり受け 露に接近」

2019年11月25日 | 時事川柳
ロシア外務省によると、北朝鮮の崔善姫第1外務次官は22日、訪問先のモスクワでロシアのモルグロフ外務次官と会談し、朝鮮半島に関する問題の政治外交的な解決に向けて協力を拡大させることで合意した。米朝の非核化交渉の行き詰まりを受け、北朝鮮とロシアが接近している

「法王は アジア変化見に 来日と」

2019年11月23日 | 時事川柳
ローマ教皇(法王)フランシスコが23~26日に日本を訪れる。教皇の来日は1981年のヨハネ・パウロ2世以来38年ぶり。カトリック教徒が人口の0.5%にも満たない日本をなぜ今、教皇が訪れるのか。背景を探ると、朝鮮半島や中国など東アジア地域の情勢変化を周到に見据えたローマ教皇庁の外交戦略が浮かび上がってくる。

「加州では トラ寄りトヨタを 不買へと」

2019年11月22日 | 時事川柳
米カリフォルニア州とトヨタ自動車など自動車大手の一部が対立を深めている。同州は連邦基準より厳しい独自の環境基準で知られるが、トランプ政権は州の規制権限を無効にしようとしており、米GMやトヨタなどは政権支持を表明。これに対し州側が、政権側についたメーカーから公用車を買わない方針を表明したからだ。

「GSOMIAは 米韓問題に 転化へと」

2019年11月17日 | 時事川柳
23日に迫った日韓のGSOMIAの失効を前に、米国が韓国に対し、破棄を再考するよう圧力を強めている。米政府高官や軍高官が相次いで韓国を訪問しており、15日もエスパー米国防長官がソウルで韓国の鄭景斗国防相に対し、維持するように要請した。ただ、韓国側は立場を変えていない。GSOMIAの失効は、米韓問題にも発展しつつある。