半透明記録

もやもや日記

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間違えられた南瓜

2009年10月31日 | もやもや日記



昨日、スーパーでの会計の時、妙に高額になったな……? と不審に思い、あとでレシートを確認すると、特価と思ったカボチャが、実は高価なもの(という程でもないけど、思っていた数倍の値段)であったという間抜けな事態に陥っていました。うーむ、こんなこともあるか。値札はよく確認しないといけませんね。


それはともかく、私は南瓜の煮付けが好きなので、早速この間違って買ってきた高級(というほどでもないけど)南瓜を煮付けてみました。

ぐつぐつと南瓜を煮ていきますが、すでにこのあたりでいつもとは違った感じがします。うまく煮えすぎる…! で、出来上がりをひとつつまんでみると、う、うまい! 栗みたい!
この感触は久しぶりかもしれません。昔はこんな風に上手く調理出来たのに、なぜか最近はほくほくとした仕上がりにならないのが悩みだったのですが。今日は不思議とうまくいきました。

何がいつもより良かったのでしょうか。やっぱり北海道産だから? それともいつもの南瓜とは種類が違ったのでしょうか。値段は数倍でしたが、美味しさはそれ以上、遥かに上回っています。いや、いつもよく使うニュージーランド産の南瓜が不味いとかいうことではないと思うのですが、なんと言うか青臭さも全然ないと言いますか、煮付けるとベッタリと水っぽくもならないと言いますか……。とにかく旨い。がつがつと一気に食ってしまいました。


高価なもの(というほどでもないけれど)にはそれなりの値打ちがあるのだ。ということを実感させられました。あるいは、煮付けに向いた南瓜の種類というものがあるのかもしれません。そのへんを見極められないといけないなと思ったりもします。
それにしても、美味しかったなぁ。





東京再上陸

2009年10月30日 | もやもや日記



昨日、何年か振りで東京の地に立ちました。再上陸した最初の土地は、六本木。このあたりは私が東京に住んでいた頃とずいぶん変わりましたね。ヒルズは建っていたから行ったこともありましたが(相変わらず独特の雰囲気を漂わせています)、そこからほど近い防衛庁の跡地に【東京ミッドタウン】なるものが新たに屹立していて、私は大変に驚きました。うーむ、なんだか凄いなぁ。

東京ミッドタウンの敷地内には広々とした庭園があって、そこから夜の東京タワーがおがめました。これまた久しぶりに目にします。


何と言うべきか。
私は横浜方面から、東横線と日比谷線に乗って、まるでぐいぐいと無理矢理に身を押し込むように東京へ入っていったのですが、なんだかまだ当分は馴染めそうにないようです。綺麗な、綺麗過ぎる人たちが、くっきりときらめく巨大な建物の中をすいすい歩いているのを見るにつけ、私は自分がどれほどここから遠い存在になっているのかを思い知ったりして、少々ぼんやりしてしまいました。
いえ、もともと六本木に馴染みのあるような人間ではなかったですけれど、それにしても東京は今の私には巨大過ぎるのです。


人も、街も、常に少しずつ変わっていて、それは別に良いことでも悪いことでもないとは思うのですが、若干の感傷がまたしても私をおそってくるのでした。おやおや、どうしてしまったのだろうなあ。

しかし、これしきのセンチメンタリズムに負けませんよ。私はじりじりと首都へにじり寄っていくつもりです。来週も行くぜ!





ガチャピンときどき日記(ブログ)のこと

2009年10月28日 | もやもや日記




最近お気に入りのブログがありまして、『ガチャピンときどき日記(ブログ)』のことなのですが、なんともそれが面白いのです。

3日に一度くらいの頻度で更新されていますが、内容がわりとシュールで読み応えがあります。

緑のが唐突に「やっぱり僕って虫に似てるかな…」とか言い出したり、赤いのが食い過ぎで倒れたり、あったはずのアンパンが無くなって疑心暗鬼とか、イベントでイモを掘りまくったとか、そういう何気ない二人の日常が写真付きで語られています。

私はとくにムックの回が好きです。あのとぼけ加減は凄い! 哲学的でさえあります。タイムマシンがあったら1年後のガチャピンを見に行く…とかいうことをいきなり言い出すところなど、もう何と言っていいやら。たまりませんね。さすが雪男(なのに真っ赤なだけはある。モップのおばけじゃなかったんだ…)。


うーん、私もこういう面白いブログをやりたいものだなぁ。しみじみ。

 →→ ガチャピンときどき日記





IKEAに行ってきた

2009年10月27日 | もやもや日記
新横浜駅からシャトルバスが出てます




なんだかわりと近所に【IKEA】があるらしいと聞いたので、ちょっと行ってきました。スウェーデンの家具とか雑貨とか色々なものが買える大型店舗とのことで期待を膨らませていたのですが、なかなか楽しかったです。

11時少し前に店の中へ入ったのですが、すでにお腹がすいていたので先に昼食をとることにしました。ここにはレストランも設置されていて、しかもメンバーズカードに入会するとなかなかお安く食事をとることができるのでした。ふーん、いいですね。ホットドックセットなどは180円ほどでしたよ。安過ぎ…!

さっさと食べ終えていよいよ店内を回りますが、内部はかなり広いので、全部見て回るのに数時間かかりました。それで、私の今回の目的はランドリーボックス的なものをひとつと、掛け布団カバーくらいのものだったのですが、ついつい家具などにも目を奪われてしまいます。

素敵で機能的な家具がずらずらと並んでいるので、興奮して思わず欲しくなってしまうのですが、広い店内で見ると素敵に見えますが、きっとうちの狭い空間では見栄えがしないでしょう。という以前に、入らないでしょう……(/o\;)ウッ


しかし、自分には関係ないと自覚しつつも、あれこれと工夫を凝らした家具などを見るのは楽しかったです。
自制心を発揮して、余計なものは買わずに、当初の予定通りランドリーボックス的なものをひとつと掛け布団カバー、小さな洋服ラックを1台だけ買ってきました。よしよし。

勘定を済ませると喉が渇いたな~と感じますが、出たところにある喫茶コーナーでソフトクリームが50円で売られています。わー、うまい作戦だなぁ。迷わず買いました。ああ、普通においしいよ。

帰りもシャトルバスで新横浜まで。



たまに行くと結構楽しいかも、IKEA。





『チャンス』

2009年10月26日 | 映像



製作: 1979年 米
監督: ハル・アシュビー
出演: ピーター・セラーズ / シャーリー・マクレーン / メルビン・ダグラス

《あらすじ》
読み書きが出来ず、ひたすらテレビを見ることのみを楽しみとする庭師のチャンスは、生まれてこのかたお屋敷から一歩たりとも外へ出たことがなかったが、ご主人様の死により、財産管理をする弁護士によって世の中へ追い出される。出生も謎、本名も謎、庭のこと以外の話題はほとんど理解出来ないチャンスだが、不思議な偶然から大金持ちで財界の大物ベンジャミンの親友としてお屋敷に迎えられることになり…




何とも言えない、妙な感じが残る不思議な映画でした。コメディと言えば、コメディなんでしょうね。ただ、カラッと明るい笑いというよりは、じんわりと悲しみが滲んでくるような、世の中をやんわりと皮肉っているのがちくちくと伝わってくるというような、そういう感じ。アメリカが、現代社会が失っているもの、その喪失感やそれによる未来への不安感が随所に漂っていて、ちょっと寂しいような気持ちになります。ただ、なかなか面白かった。

あの結末のシーンには、いったいどのような意味が込められているのでしょう。チャンスは【常識】の圏外からやってきて、いつまでもそこにいる存在であるということ、だからこそ彼と出会った人たちは【常識】や【慣習】というルールにきつく縛られた自らの姿を発見することができた。そういう意味だったのですかね。しかし、それはつまり私たちはこの中にいる限りはなかなか自分で自分を変えることは出来ないと言われているような気もしてきて、私などは少し憂鬱になるのですが、それは私の考えが暗過ぎるかもしれません。


それはさておき、この映画を見ていると、現代社会に生きる人々はいい加減、腹の探り合いに疲れているのかなと思えてきます。発された言葉が、その言葉通りの意味しか持たない世界、あるいはその言葉を良いようにのみ解釈できる世界、そんなものへの憧れが描かれていたかもしれません。そして同時に、発された言葉をその通りに受け止められず、自分に有利な方向へ物事を持っていこうとするため、あるいは自分の知性を他に示そうとするために、単純な言葉の裏に膨大な背景を勝手に付け加えずにはいられない人々の態度を皮肉っていたかもしれません。

チャンスは、庭のことしか話しませんし、話せません。それ以外の物事は彼には理解できないようです。彼はテレビを見ますが、彼の興味はそこで話されている内容ではなくて、単に人の動作を見つめてそれを真似するだけです。握手やキスの仕方とか、体操とか。その通りにやってみるのが好きなだけ。いつも平穏に見えるが、感情表現がきわめて乏しいとも言える。
ところが周囲の人々は、そんなチャンスの言動を可能な限り拡大解釈して、なにか深遠な哲学的な内容であると勝手に受け取っていきます。ただし周囲の人々をそうさせるのは、チャンスのきわめてシンプルな人柄によるものであり、情報にまみれて本質を失いがちな現代社会に生きる我々が長らく見失っている人間のひとつの理想的な在り方をチャンスという人物が示していると言えましょうか。

はじめの方の場面で、空家になったお屋敷にチャンスがひとり取り残されていて、白い布が掛けられた家具の中に埋もれながらいつものようにテレビを見ていると、弁護士がやってきて居るはずのないチャンスがそこに居ることを問いただす(チャンスの存在は、どこの書類にも載っておらず、庭師であることも、死んだ主人との関係も分からない)という場面がありますが、「あなたの存在証明は?」というようなことを尋ねる弁護士に対してチャンスはこう答えるのでした。

 「僕がここに居ること」


本当は、私たちはここに居るだけで、ここに居ることになるんですよね。居ていいよ、と言われればそれだけでそこに居てよかった時代もあったはずなんですよね。膨大な書類を書かされている間に、ついそのことを忘れてしまいそうになりますが。
ちょうど引越しで転出・転入、郵便物の転送届、その他諸々の手続きを強いられている最中の私には、いろいろと考えさせられる内容でありました。
その他にも、人種問題やマスコミの報道のあり方、ごく一部の人間による富の独占、生と死の問題などなど、割と盛りだくさんに詰め込んである社会派な映画でした、意外に。面白かった。

それにしても、ベンジャミンのお屋敷は凄かったな~。あと、墓。フリーメーソンの墓って、みんなあんななのですかね?





引越し完了!

2009年10月24日 | もやもや日記
えっさ。ほいさ。



みなさま、お待たせしました!
(…というほど、間は空きませんでしたね;)
どうにか引越しが完了しました!
疲れた! でも実はまだ荷解きは終わってない…! でも、いい!


というわけで、やってきました横浜。
初日から新居の環境的な不安のためにシクシク泣きながら早くも次の引越しに想いを馳せる始末(/o\)で、いったいどうなることかと思いましたけれど、なんとか当面の生活の準備は整いました。うーむ、色々とがんばらねば。

新しい住まいにはあれこれと問題点があるのですが、なかでも私が最も心配していたのはネット環境でした。今のところはお試し接続状態なので、これからまた突然不通になるかもしれませんが、とりあえず今月いっぱいは繋がれそうです。助かった。予定よりも早くここを復活出来て嬉しいです(^^)

落ち着き次第、久しぶりに本でも読もうと思います。
あー、ロシアとか読みたいね。あと、南米。





最終日

2009年10月21日 | もやもや日記




大阪で一日を過ごすのも、ひとまず今日が最後となりました。明日22日に引越しです! 

そして明日からネットにつながりません。こちらにコメントをいただいたり、あるいは同人誌の作品を投稿頂いたりしても、しばらくお返事できないかと思いますので、あらかじめお詫び申し上げます f^^; スミマセン。しかし、ネット中毒の私がそう長くオフライン生活に耐えられるとも思えないので、早々に環境を整えたいと思いますので、それまでのあいだは失礼をお許しくださいませ!


というわけで。
引越し作業の慌ただしさに紛れて、その勢いで新しいところへ移動したいと思っていたのですが、それなりに順調に片付いて、今日は時間がちょこちょこ空きそうです。すると、そういう隙間の時間に、早くも郷愁のようなものが滑り込んできまして、大阪が、私の心を引き止めるのでした。あの交差点も、この喫茶店も、スーパーも、公園のなかの曲がった下り坂も、駅も、梅田も、何もかも。
あとになればもっと懐かしくなる。東京から大阪へ移ってきたときのように、なぜだかもう二度と手に入らないみたいな痛みを伴う懐かしさが私を浸すことになるでしょう。だけど、そもそも私はなにも手に入れたことなんてなかったのかもしれません。ただひたすらそのそばを通り過ぎるだけで。部屋を片付けて物が置いてあったところに空間ができてくると、まるで他人の部屋のような印象になってきて、そう言えば私はただの間借り人であったことを5年半ぶりに思い出したりもするのです。


なんだか今月に入ってからは感傷的なことしか書いていないので、そろそろ自重したいところではありますが、けれども感傷的になるのです。時間さえあれば、私はきわめて感傷的な人間なのです。しょうがないなぁ。

そして大阪最後の夜には、もう一度お友達にも会えそうです。私のために時間を作ってくださるのがありがたい。でもせっかく前回サラッとお別れしてきたのに、今晩はそのようにはいかないような気もします。離れがたくなるだろうな。私はお別れが苦手だ。だけど、その離れがたさこそが私たちをまた引き合わせてくれるだろうから、やっぱりこの寂しさには価値があるとも思います。楽しい夜になりそうです!



さて、まだあと1日あるぞ!(現在21日午前4時。早起きし過ぎ)
大阪を楽しまねば! あ、リクローおじさんのチーズケーキを買ってこようかな。あれ、好きなんだよな~。551でもいいな。ついこないだも食べたけど。

大阪。さよなら、大阪。しばしのお別れ。



引越しダイエット!

2009年10月18日 | もやもや日記




荷造りの実況中継をしても仕方がないのですが、ちょっと手が空いたので暢気にブログの更新などしてみようかと思います(^^)

膨大な物、物、物に圧殺されるかと心底不安になった私は、ついに思いきって大粛正に踏み切りました。さようなら。あれもこれも、私には大事なものだと思って今まで残してあったのだけれど、たぶん、そんなには必要ないと思うのですよね…。さらば、ここでお別れだ。しかしここに在ったことはいつまでもきっと忘れないよ……!(と言ってるそばから、何を処分したのかは記憶から速やかに消去され;)

まだ少し多いですが、私の荷物は、本と、本と、漫画と、ミシンと、布と、あとちょっとという感じまで減りました。本をさらに数十冊処分しましたが、まだ多い。ミシンと布は諦めろ、という重苦しい空気が垂れ込めてきて、私はうんうん唸って悩み抜いた結果、趣味を残して実用を捨てることにしました。なぜそうなる!? しかし、それが、それこそが私。

ということで、今回大粛正の憂き目にあったのは、主に衣類ですね。かつてのお気に入りなどが盛大に古布(リサイクル布という資源ゴミ)に出されました。すっきりしたな~。もっと早くに踏み切ればよかったかな。この冬には何を着るのだろう?という感じで綺麗さっぱり処分しましたが、まあ、新しい気持ちで新しい服を少しだけ買うことにしましょう(また増えると困るし、ちょっとだけ)。

それから、お気に入りだったコーヒーカップなども思いきって処分しました。コーヒーが美味しく飲めるあのカップは好きだったんだけどなぁ。ひびが入っちゃってたしね……。


よし! 荷物のダイエットはほぼ完了です!!
全体の荷造りも7割方は済んだのではないでしょうか。あとは本棚を解体したり、台所関係かな。水回りは前日まで使うし、あんまり物もないから、まだいいか。うーむ、順調、順調。


荷物のダイエットのついでというわけでもないですが、おそらくここ数日で私自身も相当なダイエットを敢行してしまったようです。痩せた気がする……。
あと、愛機 Mac-mini を早くも仕舞ったので、久しぶりに POWERBOOK-G4 を使って、今もこの文章を打っているのですが、久しぶりすぎてキータッチがうまく出来ません(/o\;) おまけにカードリーダーなども仕舞ってしまったので、画像をPCに送って、ここへ載せることも出来ないし。G4、不便だなぁ。などと言ってしまう私。

ああ~、あんなにも愛し合った私たちだというのに、時は無情にも二人の間に溝を作ってしまっているのね!!(って、G4 を捨てて mini に走ったのは私の方だが。ろくでなし!)


というわけでした。
引越しの作業も、佳境へ差し掛かるとなかなか楽しいものですね。最初は到底終わらないと思っていたのですが、いや~、なんとかなるものです!
はっはっは!





ううっ!

2009年10月16日 | もやもや日記

実は本棚の文庫のところはすべて
前後2段にして収めてあったりする……




しくしく。
もうすぐ引越しです。

私の荷物は意外なことに本が結構多いのですが(←と、このあいだお友達に言ったら、「全然意外じゃないし!」と突っ込まれてしまいました;)、引越屋さんから貰った段ボール箱にせっせと本を詰め込んでいくと、なんだかとても重くなるんですけど……!

うーむ。これは嫌がられるパターンですね。
そこで、いくつかの箱にバラして、下半分だけ本、ということにしようと思いますが、衣類などは割と盛大に処分してしまったので、もう本以外に詰めるものが無いんですよね。どうしたらいいのかしら? それとも屈強な引越屋さんはこのくらいの荷物はなんでもないように運んで下さるのかしら? 見積もりに来てくれたお兄さんは2メートル近い大男だったし、1箱20キロくらいあっても(場合によってはもっとあるような気もするけど;)全然平気なのかしら??

見積もりと言えば、見積もりの時に大男のお兄さんは私の本棚ももちろんチェックしていったのですけれど、まさかズラリと並んだ本が、実は奥にもそっくりそのままもう一段分あることには気がつかなかったかもしれません…貰った段ボールのうちで本を詰める用の箱が少ないのはそのせいなのかしら……?(/o\;)

なんて、もうあまりそんなことを考えている暇もないのでした。詰めないと! 


とにかく、思ったよりも本が多いことに怯む私でした。あらかじめ60冊ほど処分してあったのですが、あまり効果はなかったようです。まあ60冊くらいではね……。残した分はどうしても手放せないものばかりだと思って残してあるのですが、狭小住宅から狭小住宅へ移り住むことを繰り返す私には、本のように大きくて重い物を所有するというのはあまりにも贅沢なことなのかもしれません。うーむ、落ち込むぜ!
おまけに洋裁が趣味なのでミシンもあるし、布もいくらかあるし。趣味を減らせという話なんですよね、つまり。うーむ。うーむ……。しくしく(/o\.)..。

しかし落ち込んでも仕方がないので、横浜へ移ったら、私はもっと広い家に住めるようにバリバリ稼ぐか、あるいは本をもっと思い切って整理してしまうか、それともすっかり本に埋もれる生活を覚悟するか、どちらかはっきりさせようと思います。ぼちぼち稼いで、さらに本に埋もれる生活に落ち着く予感はしていますけれども。ハハ!



というわけで、引越しまであと1週間。このブログもあと1回くらいは更新できるでしょうか。
今度のところは驚いたことに今どきネット環境も整備されていないという(光もケーブルもなんもない)物件なので、私は22日から当分ネットに繋げられません。しばらく音信不通になる予定ですが、11月くらいには復帰したいと思いますので、よろしくお願いします!



雲のかたち

2009年10月13日 | もやもや日記





田舎へ帰った際に、海岸通をずっと自動車で走ったのですが、そこでこんな形の雲が海の上に浮かんでいるのを見ました。

なにか、大きな魚が口を開けて、逆さまになっているように見えますね。ぷかぷか。

私はこの長い海岸線を通るのが好きなのです。富山湾は美しい海なんですよ。水がいっぱいに満ちていて。


今日の早朝の高速バスで大阪へ帰ってきましたが、それに乗るために、久しぶりに朝のJRに乗りました。懐かしいなあ。そうそう、ここでは朝日はあの連峰の向こうから遅れて昇ってくるのだ。そして朝日が海に差し込んで。いつか雨上がりの朝、私は海に差し込んだ虹の切れ端を見たものでした。

私は遠方の高校に通っていたので、毎朝早い時間の列車で通学していました。今日もたくさんの高校生と乗り合わせ、彼らは座席に着くなり参考書を開くので、私も自身の高校時代を思い出してしまいます。

そうだ。あの頃は私もあんなだったな。
ひょっとすると、探せばこの列車のどこかに高校生の私が乗っているのを見つけられるのではないだろうか。

なんて、寝ぼけたことをふと考えます(なにしろ眠かった)。けれども、よく考えると当時の私はこの列車よりもう一本遅いのに乗っていたのでした。会える訳がないや。


大阪行きの高速バスに乗った私は「富山から大阪へ帰るのも、これが最後か」としみじみしました。今度はまた関東と富山を行き来することになるのです。昨日一緒だった友達が、「帰るところがふたつもあるなんて、いいね」と言っていたのを思い出して、今日になってその意味が分かって、私はまた泣きそうになる。しかし、ちょうどバスには若い女の子たちが連れ立って乗り込んできたので、入り口付近にいるおばさん(私のことだ)がひとりで泣いていたらさぞかし不気味だろうと思い、自重する。

そうだ。そうだ、私には帰るところがたくさんあるんだよ。それはなんて凄いことなんだろう。
さあて、気を取り直して、今度は横浜だ! 荷造り、荷造り!!