長命寺・・・西国30番札所・湖岸から一気に808段を登り詰めると本堂と三重塔・護摩堂・鐘楼などが重要文化財です。ご本尊は十一面・聖観音・千手観音(重文)です。三仏堂には阿弥陀・釈迦・薬師如来の三仏が祀られています、琵琶湖の眺望が疲れを癒します。三重塔は慶長2年(1597年)に再建。
常楽寺・・・本堂・三重塔は国宝です、紫香楽宮の鬼門鎮護として造営。湖南三山の何れの寺院も本堂は国宝です。仏像群は貴重なものが残されており一見です。三重塔は応永7年(1400年)に創建です。
見寺・・・織田信長の安土城築城の際に移築し建てられた、今は仁王門(重文)と三重塔(重文)が残されています、三重塔は享禄3年(1454年)建立・甲賀・長寿寺からの移築です。本堂跡からの琵琶湖の眺望は信長も見たであろう絶景でした。
名塔を巡る・滋賀Ⅲ