名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

古都奈良の名塔

2012年08月30日 | 日記

今回から日本の名塔をご紹介する、国指定の国宝・重要文化財の五重・三重・多宝塔は総計で130基あまりある、その中で公開されているものを順次古都奈良・京都と百寺巡礼とともに美しく仰ぎ見る塔の風景をご覧戴きたい。

法隆寺・国宝五重塔・・・飛鳥時代・7世紀末の創建、心柱下に仏舎利が、初層の塑像は北面の「釈迦涅槃」は仏教世界が見えてきます。

法起寺・国宝三重塔・・・白鳳時代・706年(慶雲3年)創建、ご本尊は十一面観世音菩薩です。

『古都奈良の名塔』


奈良古刹・国宝長弓寺

2012年08月21日 | 日記

国宝・長弓寺は伝承によると、聖武天皇が僧・行基に命じて開創したとある、現在の本堂・国宝は弘安二年(1279年)に再興された。ご本尊は十一面観音菩薩(重文)黒漆厨子(重文)です、真言律宗の鎌倉密教の代表的な仏堂です。

 『奈良古刹・国宝長弓寺』


東大寺・国宝・転害門

2012年08月13日 | 日記

東大寺境内の西北に位置し、天平時代・東大寺創建当時の姿を残す遺構である、門を支える柱に1300年の風雪と日光に晒されながら身を削り、今も立つ逞しさに感動を覚える。

東大寺の建物で国宝は転害門と南大門(仁王)・金堂(大仏殿)二月堂(お水取り)法華堂(三月堂)がある、法華堂は天平時代と鎌倉時代に付設された合体が見事です、天平時代の仏像は多くの国宝で壮観です。

 『東大寺・国宝・転害門』


奈良古刹・大安寺

2012年08月06日 | 日記

大安寺は日本最古の寺の一つで、百済大寺・高市大寺・大官大寺の跡です。聖徳太子が「天下泰平・万民安楽」の祈りの道場として、平郡の地に建立された、東大寺と並び南大寺と呼ばれて、七重塔が二基聳え立ち壮観な姿が残されています。

その時代の天平時代の仏像が七躯・観音立像と四天王が重要文化財として拝観できます。

 『奈良古刹・大安寺』