名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

京都・当尾 浄瑠璃寺

2011年08月30日 | 日記

浄瑠璃寺・・・京都・当尾は京都府の南端にあり奈良との県境にある、多くの僧たちが修行した地です。境内の中央に苑池・東に薬師如来(秘仏)が坐す国宝・三重塔そして西には九体の金色阿弥陀如来が座す本堂があります、東の浄瑠璃浄土から苑池の現世を通り西の極楽浄土に向かえる、平安時代の浄土を現しています、国宝・四天王や吉祥天(重文)など見事です、春の馬酔木・杜若・桔梗など花も綺麗です。

岩船寺・・・石室不動明王・十三重石塔・三重塔(重文)です、普賢菩薩(重文)綺麗な花の寺

海住山寺・・当尾の北で国宝・五重塔と本尊の十一面観音菩薩・極彩色の四天王(重文)

静かに花の寺を巡り、仏様を身近に拝めます、心が洗われます。

京都当尾・浄瑠璃寺』


なにもない・・一乗谷

2011年08月27日 | 日記

一乗谷・朝倉義景邸跡をご覧下さい、昨年9月に投稿しました曹洞宗大本山永平寺を参詣。近くの「なにもないのが・・・おもしろい」TV・CMで有名になった一乗谷へ立ち寄っていました、少しですが雰囲気を見てください。

前回紹介できていない永平寺の一部も併せて掲載。福井にあります、永平寺の近くにあります。

『一乗谷・朝倉邸跡』


奈良・長谷寺・法起院

2011年08月25日 | 日記

全国に三百余ある長谷寺の総本山で、三千の末寺を持つ・真言宗豊山派総本山です。長谷寺の登廊は東大寺二月堂をも超える百八間・399段の石段を登ると鐘楼「尾上の鐘」(重文)で国宝・本堂に至ります。本尊は10.18メートルの十一面観世音菩薩(重文)が大きく壮大で慈悲深いお顔を拝めます。花の寺「桜・牡丹」がお勧めです。

法起院は三十三巡礼の始祖・徳道上人の開山堂で、長谷寺の塔頭です。

 『長谷寺・法起院』


女人高野・室生寺

2011年08月17日 | 日記

緑深い山峡に女人高野室生寺が有ります、仁王門から鎧坂をへて見えてくるのは国宝・金堂そのなかのご本尊は美しい、国宝・釈迦如来立像と国宝・十一面観音像と薬師如来・文殊菩薩・地蔵菩薩・十二神将・須彌段は煌びやかです。

その横に位置する弥勒堂(重文)が今回特別公開です、ご本尊は弥勒菩薩立像(重文)と国宝・釈迦如来坐像です、他に「役の行者」・地蔵尊が祀られています。

更に一段登ると上に国宝・潅頂堂(本堂)で本尊は如意輪観音坐像(重文)です、建物の美しさと観音さまのお姿がやすらぎを与えてくれます。

其処から階段、見えるのは国宝・五重塔、優美で端正なお姿です。室生の大自然の森と植物を愛でながら、奥の院へ御影堂(大師堂)は屋根が板を二段に敷いた古の造りです、懸造りの常燈堂(位牌堂)も建っています。古くから女性の心を癒してきた広い心の御寺です。

 『女人高野・室生寺』


京都大原三千院

2011年08月10日 | 日記

三千院は天台宗三門跡寺院(妙法院・青蓮院)です。堅固な石垣(穴太積み)をへて御殿門をくぐりぬけ客殿から宸殿へ・此処は御懺法講(極楽往生と罪障消滅を願う)が声明と雅楽で行われる。(5月30日)

庭にでると緑の絨毯・瑠璃光庭と呼ばれる有清園がある、歩を進めると極楽往生院へ国宝・阿弥陀如来・勢至菩薩・観音菩薩が迎えてくれます。

金色不動堂・観音堂・から鎌倉時代の石仏も是非ご覧下さい。

『京都大原三千院』