川魚の新旅路・・・

かねてより予約していた、
日本料理『青山えさき』で友人と週末ランチ。

「青山えさき」：
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006672276/0010133231/

こちらも、
お野菜つながりの知人からご紹介いただいたお店です。

普段は夜だけの営業ですが、
木曜日から土曜日までの3日間のみでランチもあり。

地下鉄の外苑前駅からベルコモンズを曲がり、
5分ほど歩いた場所。閑静なビルの地下にあります。

野菜と魚介の味わいがひきたつコースをいただきました。
（6品 5250円也）

まずは、温泉卵のジュレ仕立て。（※上の写真）

魚介はホタテとウニ、
ブロッコリーやにんじんなど野菜もふんだんで、
器の底にひそむ温泉卵もジュレになじみます。

とても好く合う組みあわせ

お造りは、淡路島のシマアジと青森のヒラメ
カボチャのツマを添えて。

お魚はもちろん、脂ののったシマアジのぷりぷりと、
ヒラメのこりこりがとても新鮮。

カボチャは珍しいですが、爽やかな食味でもあります。

そして驚きの一品は、
和歌山は紀ノ川、旬の鮎をまるごと使ったスープ。

じつに二匹の鮎がすりつぶされて、ポタージュ仕立てに。
さらにもう半身が、スープの飾りとして。

出汁は、鮎と鯛から。
鯛の上品さは、すっきりとしたまとまり役に。

オクラのソースも、彩りに添えられています。

焼き鮎でも二匹半はなかなかいただかない分量ですが、
肝の苦味すら、濃厚な旨みへじゅうぶんに活かされて、
とっても充実したひと皿でした。

根室のますのすけ（キングサーモン）の焼き物。

スナックエンドウやサツマイモ、にんじんなどの、
たっぷりの野菜に、柚子の利いた餡かけ。

お食事には、新潟県産の冷製うどん。

自然薯（じねんじょ）が皮ごと練りこまれて、
しっかりとしたコシが味わえます。

デザートは十種類の穀物をつかったブランマンジェ。


それに日本の野草のハーブティ。

大葉の香りが心地よい味。

店内はアトリエのような贅沢感が漂うつくり。
清潔感ある白と黒を基調とし、壁の広大な彫刻も印象的。

肩肘張らずに静かにゆっくりといただける、
そんな数々の心遣いも嬉しい和食屋さんです。

　　　　

食後は、地下鉄で六本木へ移動し、
ヒルズ脇のアイスクリーム屋さん、
『コールド・ストーン・クリーマリー』でひと息。

「コールド・ストーン・クリーマリー」：
http://www.coldstonecreamery.co.jp/

多少の行列でも、回転が速いので気楽に立ち寄れます。

氷点下の石板の上で、アイスクリームやフルーツ、
その他のトッピングをさくさくと混ぜあわせてくれる、
ポップなパフォーマンスは、すでに有名。

注文からできあがりを待つあいだに、
店員さん方の元気なコーラスも聞けたりします。

イチゴ味と焼きパイの組みあわせで、
「アワー ストロベリー ブロンド」をいただきました。


目下、マンゴー入りが季節の味。
お店の話によると、現在は夏に向けて、
スムージータイプの新顔を開発中、だそうです。