月刊 よもやまツレヅレ・・・

管理栄養士・調理師・野菜ソムリエetc.
転勤族の主婦が食と予防栄養のプロに
転身するまでの奮闘記あれこれ…。

師走の粗相・・・

2005年12月30日 | 野菜…葉茎菜類

明け方に寝返りしたら、不覚にも背中を寝違え、
鈍痛をしょったまま、年を越しそう…。
腰痛持ちの方々のご苦労が多少は窺われます。

『年越しそば』前日の夕飯メニューは、
緑色のカレーをチョイス。

バジルを練りこんで焼いた、
自家製の『ナン』と一緒に、いただきました。

作り方は、とっても簡単。
シンプルなカレー粉で作りましたが、
野菜のペーストとよく合っています

かつて本場インドで食べたカレーの味わいを、
少しだけ思い出しつつ…自画自賛。

いつも読んでいただいている皆様、良いお年を!

そして来年も『よもやまツレヅレ…』を、
どうぞよろしくお願いします

本日の夕飯レシピ
【チキンのグリーンカレー】
(材料)2人分
・鶏もも肉…100g
・ホウレン草…3株
・小松菜…3株
・タマネギ…1/2個
・塩、コショウ…少々
・固形ブイヨン…1個
・ニンニク…2個
・オリーブ油…大1
・水(茹で汁)…200cc
A・カレー粉…大2
 ・塩…小1
 ・パセリ(粉)…小1
 ・ガラムマサラ…小1
・牛乳…50cc
(作り方)
1.鶏もも肉は小さめの一口大に切り、
 塩、コショウをまぶす。
2.固形ブイヨンを溶かしたたっぷりの湯(分量外)で、
 ホウレン草、小松菜を茹で、水を切りざく切りにする。
 タマネギは適当に切り、レンジで約2分加熱する。
3.(2)をフードプロセッサーにかけてペースト状にする。
4.フライパンでオリーブ油と薄切りにしたニンニクを熱し、
 (1)を炒め、水と(3)、Aを加えて、約10分煮込む。
5.牛乳を加えて、さらに煮込んだらできあがり。
※カレー粉は、オリジナルのブレンドを使用。
 (クミン・コリアンダー・カルダモン・クローブなど17種類)
 通常の「カレー粉」でも、もちろん大丈夫です。
※(4)で加える水は、(2)の茹で汁を活用しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防波堤の内側へ・・・

2005年12月27日 | 野菜…葉茎菜類

インフルエンザといえば、
周囲でも「痛い、痛い」と評判の予防接種を、
遅ればせながら、打ってもらいました。

気のせいか、あの鋭利な感覚は、
他のワクチンと比べ、やはり格別なのでしょうか…。

約2週間後には、ワクチンが体内で定着し、
私も予防軍の仲間入りです。

昼食は、フルタマの一品。

邪道な技ですが、
和風パスタでは、「お茶漬けの素」が重宝します

本日のランチレシピ
【フルタマの和風ペペロンチーノ】
(材料)2人分
・スパゲティ…160g
・フルーツタマネギ…1個
・ピーマン(緑)…1個
・ニラ…約5本
・ニンニク…2片
・オリーブ油…大1.5
・ラー油…少々
A・お茶漬けの素(市販)…1袋
 ・醤油…小1/2
 ・酒…小1/2
 ・みりん…小1/2
 ・塩、コショウ…少々
(作り方)
1.たっぷりの湯に塩(分量外)を加え、
 スパゲッティを規定時間茹でる。
2.熱したフライパンにオリーブ油、ラー油を入れ、
 薄切りにしたニンニクを素揚げするように炒める。
3.フルーツタマネギとピーマンは薄切りにし、
 ニラは5cm長さに切って、(2)に加えて軽く炒める。
4.湯切りしたスパゲッティ、Aの順に(3)に加え、
 さっと混ぜあわせてできあがり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜的、柑橘 其の2・・・

2005年12月25日 | フルーツ&デザート

日向夏で、甘さ控えめのコンフィチュールを作りました。
電子レンジを使ったレシピをヒントにしましたが、
これは、とってもお手軽でした。

もちろん、外皮も果肉もすべて使います。
茹で汁も無駄にはしません

素材の味が十分に生きて、ほのかな酸味もあり、
大人好みの風味が美味しくいただけます。

できあがりは、トーストやパンケーキ、パイなどに…。
紅茶に入れれば、上品な甘味にもなります。

今回はクリームチーズとあわせて、
パンの生地で包み込み、焼きました。

本日のデザートレシピ
【日向夏のコンフィチュール】
(材料)
・日向夏…3個
・三温糖…250g
・ハチミツ…大2
(作り方)
1.日向夏を外皮と果肉に分け、外皮は薄切りに、
 果肉は実を取り出し、薄皮を刻む。
2.(1)の外皮をたっぷりの湯で約20分茹で、
 取り出して湯切りする。
3.日向夏の外皮・薄皮・実と、三温糖をよく混ぜて、
 ラップをかけて、500Wの電子レンジで約10加熱する。
4.(3)のラップを外し、ハチミツを加えてよく混ぜ、
 さらに15~20分加熱する。
 (途中で数回取り出して、よくかき混ぜる)
 汁気がなくなって、ジャム状になればできあがり
※日向夏の外皮の茹で汁は、捨てずに、
 入浴剤として活用すれば、体がポカポカと温まります。
※写真(見た目はシンプルですが…)
・左側:日向夏とクリームチーズのパン
・右側:ブルーベリーとクリームチーズのパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぜんぶ食べる 其の3・・・

2005年12月24日 | 野菜…果菜類

クリスマス・イブです。
今夜は、主人と外食…ささやかなお祝い。

大雪や時節の影響により、
世間の冬野菜が高騰していると、報道されていますが、
本当にその通り、ですね。

『食』にも新たな寒気が到来し、
青菜類は、つい先日と比べて倍以上の価格です…。

めげずに、新鮮な野菜に囲まれて、
新年を迎えたいと思います。


さて、バターナットの調理記録、3回目…。
これは先日の夕食。

バターナットの色みを活かして、
カレー味にしてみました。

カレーライスの具材としても、
よく合うのでは、と思います

本日の夕飯レシピ
【バターナットのカレーピザ】
(材料)2人分
・バターナット…100g
・ジャガイモ…1個
・とろけるスライスチーズ…4枚
A・カレー粉…大1
 ・パプリカ…大1/2
 ・オリーブ油…大1
 ・おろしショウガ…小1
 ・おろしニンニク…小1
 ・塩…小1/2
 ・牛乳…大2
・ピザ生地(22cm)…1枚
(作り方)
1.バターナットとジャガイモは千切りにする。
 ジャガイモは水にさらしてから水気を切る。
2.Aをよく混ぜあわせ、まず大さじ1分だけピザ生地に塗る。
 残りのAのうち、小さじ1分を残して、
 (1)と混ぜあわせ、これをピザ生地に敷きつめる。
3.角切りにしたとろけるチーズを上に並べ、
 残りのAをところどころに塗りつける。
4.230度のオーブンで約15分焼き、できあがり。
※バターナット(=バターナッツ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜的、柑橘・・・

2005年12月23日 | 野菜…果菜類

宮崎県に在住の友人から、
名産の『日向夏』をいただきました

日向夏は、別名「ニューサマーオレンジ」などともいいます。
「新・夏みかん」といったところでしょうか。

江戸時代に、県内で偶然に発見された独自の品種で、
『ユズ』の類縁品種ともいわれます。

レモンを丸く膨らませたような、鮮やかな黄色が印象的。
その下の真っ白で厚みのある肉皮は剥いてしまわずに、
果肉と一緒に食べるのが、日向夏の一番の特徴でしょうか。

ほのかな甘みと、心地よい酸味がよく合っていて、
とっても食べやすくて、美味しい…

東京では季節限定、高級果物といった印象で、
容易に購入できるイメージはありませんでしたが、
友人曰く、「こっちには、いくらでもあるのよ~」

地元の方々は、贅沢にも、
これにお醤油をつけて、酒の肴にするのだとか…。
やはり産地の醍醐味は、違います。

黄色い外皮は、ピーラーなどで薄く剥いて、
ユズの代用にしたり、入浴剤にも使えそうです。

野菜も果物も、
その生まれ故郷で育ったものを食べられる、ということは、
なんとも嬉しいことです。

本日の夕飯レシピ
【日向夏とオレンジピーマンのサラダ】
(材料)2人分
・日向夏…1個
・カラーピーマン(オレンジ色)…1/2個
・ブロッコリー(房)…1/2株分
・ミニトマト…6個
・サラダ菜…適量
A・マヨネーズ…大1強
 ・黒酢…大1/2
 ・醤油…小1/2
 ・牛乳…大1
 ・ゆず胡椒…小1
(作り方)
1.日向夏はピーラーで外皮を薄く剥き、
 ひと口大のそぎ切りにする。
 ピーマンは種とワタを除き、乱切りにする。
2.ブロッコリーをレンジで約3分加熱し、冷ます。
3.サラダ菜を適当にちぎって皿に敷き、
 (1)、(2)、ミニトマトを盛りつけ、Aをかけていただく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする