月刊 よもやまツレヅレ・・・

主婦&学生の日々を名古屋で過ごす野菜ソムリエが「食べること」や日々のあれこれを綴ります

復調のきざしに・・・

2012年03月31日 | ♪ふたたび学生&お食事'10

春の足音は、すぐそこで往来をくりかえして…

 

今月、名古屋市内の栄養士学校を卒業し、
つかのまの休暇を利用して身の回りのあれこれをリセットする日々

社会人二度目の学生生活は、はからずも不慣れな土地で、
でも学業もサークルもめいっぱい健闘した2年間。

じつは、栄養士科への進学の件は、
調理師学校時代の恩師方から難色のまなざしでみられながら、
その反対をおしきった、プレッシャーとのたたかいもあり…。

これも、ぶじに卒業ができた今なら明かせること

卒業に際し、養成施設協会からふたつめの賞もいただいて、
ようやく自分自身でも「これで良かったのだ」と感じられる、
ひとつの納得と節目を迎えられた気がします。

仕事のことも勉強のことも、
いつも時間を割いてご相談とご指導に応じていただき、
温かく見守ってくださった、多くの先生方にも心から感謝の気持ちです。

 

プロの料理人の世界からみれば、
栄養士に対する評価は思いのほか厳しいのが現実。

料理人とひと口にいっても、
ミシュラン店や王室御用達など国際レベルで美食の文化を支える分野、
都会の著名な料理店、地域の人々の台所となるお料理屋、
…等々その活躍の場はさまざまです。

そして栄養士の作成した献立をもとに調理を担当する給食施設も然り、
もっとも、給食は美食分野でいう「料理」とは一線を画しますが…

なんといっても、
調理技術や味わいの過程における専門性や実力の高さでは、
栄養士が調理師を超えることは、けして叶わず。

それでも栄養士が己を「食のプロ」と評して、
調理師の技術力を受けとめずに現場で一方的な指示出しを行うなどし、
給食施設では、微妙な人間関係や摩擦が自然発生しやすいともいわれます

似ているようでも、けして相容れないふたつの分野を学ぶことは、
それだけの覚悟と偏重志向に陥らないバランス感覚が必要だからこそ、
かつての恩師方が訓告くださっていたことを、今はありがたく感じられます。

    

話はかわり、
年明けから、授業や試験期間の合い間を活用して、
またいくつか講師のお仕事をさせていただきました。

毎度ひさびさに、野菜ソムリエとして、
あるいはベジフルビューティアドバイザーとして。

ときに調理や栄養にかかわる小噺もはさみながら…。

講師業というのは、気ままなペースで携わっていると、
そのたびにゼロからの準備と度胸づけに追われるもの。

ベテランの方ならなんでもないひとときを、
いつも私は、ものすごい緊張感で迎えています

今回は、タイミングとご縁に恵まれて、
ひとつのテーマを徐々に深めながら次の講座にも活かしていく、
そんな広げかたも経験できるスケジュールに。

「上手に話す」イコール、流暢に話すことだけでなく、
聞き手が日頃感じている疑問が解消されたり、新発見を見出したり、
あらたな目標意識をもっていただけたり。

そんな瞬間を引き出すお手伝いができることは、
このお仕事の醍醐味でもあり、私自身のやりがいでもあり、
そして、やはり自分はこの仕事が好きなんだと再認識しつつ…。

春からは、保育園でのお仕事も始まります

機会がめぐったら、ふたたび準備を重ねて、
きっとまたどこかでたくさんお話ししたい。

「食べる」ということ、
そして「味わう」ことの大切さと素晴らしさを、
心から感じていただけるように…。

これからも頑張ってまいります

    

そしてもうすぐ、名古屋では三度目に迎える結婚記念日


  世の風に
    煩慮をききて 葉音なる
      めをと桜の はげみ咲くらむ  −− nozo


    

今回は少し前になりますが、
年明けに出かけた、岐阜城近くの素敵なフレンチ。

※他にも出会った素敵なお店は「別冊版」へ掲載しています。

 

フレンチ『Restaurant Satoshi.F(サトシ エフ)』(岐阜駅_岐阜)

(参考サイト)
http://ameblo.jp/satoshifuruta/ [レストランブログ]
http://r.tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21007932/
http://www.gifucomi.net/shop/shop.shtml?s=977

岐阜駅から金華山方面に徒歩10分程度。

市街を歩くとふとあらわれる、古民家を改装したレストランは、
さりげない暖簾の間口で知る人ぞ知る銘店の造り。



畳の間の個室で、ゆるりと素敵なランチを楽しみました。

(メニュー)
・燻製半熟うずらと金華ハムのスープ
・井深農園の無農薬野菜のサラダ エメンタールチーズのソース
・玉葱のキャラメリゼ フォアグラのソース
・山葵のグラニテ
・仏ルーアン鴨のロースト チョロギと紅芯蕪
・自家製アンチョビのフォカッチャとミニパン
・林檎のタルトとバニラアイスクリーム
・食後のコーヒー
(ランチコース5500円也、税・サ別)
※通常では魚と肉のフルコース
 →年始仕様のためディナー向けのお肉料理のみ









アルザスワインのゲヴェルツトラミネールと

フルーティで透明感と爽やかな酸味ある白ワインが、
繊細でしなやかなお料理とよくあいます。

アミューズのグラスは二重になっており、
下段のグラスには桜チップを燻製した煙がたっぷりで、
上のグラスを外し、立ち上る香りを楽しみながらいただきます。

もちろん、燻製うずらもハム味のスープもとっても美味しい。

サラダは食べる直前にかけてくださるチーズのソースで、
葉物や根菜のバラエティ溢れるお野菜たちが、
あたたかみを増して、味わい豊かに。

鴨のむね肉をローストしたのは、焼き加減が絶妙によくて、
噛むほどに上品な旨みが口中にひろがる幸せなひと皿です

静寂の空間で心もしずかにいただける美味しいお料理と、
ていねいなサービスが印象的。

とても居心地のよい、古民家レストランでした
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