キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

軽率な一人の行動が始まり

2015-01-29 08:36:47 | Weblog

"飛んで火に入る夏の虫”を絵に描いたようなのがイスラム過激派組織「イスラム国」(ISIL)に入った日本人2名が次々、拘束され人質になった事件だ。そもそもの始まりは軍事、警察など何の経験、知識がなく、英語もろくに喋れない湯川遥菜なる人物がPKC(private military company=民間軍事会社)を設立、CEO=最高経営責任者になった。彼は知識と経験を積むといって、昨年8月頃、現在世界で一番危険な紛争地帯のシリアに入った。迷彩服姿でアサトルライフル銃を持っていてISILに捕まった。本人はカメラマンだと説明したがカメラではなく自動小銃持参では全く説得力はなくCIAの手先と見られたようだ。ISILは各国からシリアに入国する連中を拘束しては人質として、より効果的な時期を狙って道具として使う。米英などようにISILの要求を拒否すれば見せしめに殺害する。要求を呑む国には身代金をせしめる道具にして、1年間に52億円を稼いだともいわれている。11月頃、捕まった湯川を助けると無謀にも現地に入った後藤健二というフリージャーナリスト、これもISILに拘束されてしまった。文字通り、ミイラ取りがミイラ取りになった。”ISILはこの2名の日本人人質を使う時期を狙っていたようだ。タイムリーにも中東を訪問した安倍首相が過激派組織「イスラム国」と戦う周辺国に対して、2億ドルを人道支援すると演説した機会を利用、早速2名の身代金として2億ドル出せと吹っ掛けて来た。その後、湯川CEOを殺害、今度はヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚と後藤との交換を要求している。生活の党と山本・・の小沢はNHKの番組で「日本も敵だと捉えられても仕方ない。2億ドル支援はイスラム国には宣戦布告とも言える」「人道支援の名前で言おうが、後方支援、補給が戦争そのものだ。曖昧なごまかし話はやめるべきだ。政府はアタフタしているだけだ」と非難しているが、小沢は非軍事な人道支援と軍事的な後方支援の区別も付かぬようだ。その前に山本太郎は「2億ドルの支援を中止し、人質を救出して下さい」と安倍首相宛にツイートした。太郎の頭は”帽子をかぶるだけの部分(中身を使わない)"のようだ。人質になっている後藤氏の産みの親のようだが石堂順子なる婆さんがシャシャリ出て来て外国人特派員協会で記者会見して「健二を助けて下さい」の他に原発反対、憲法9条を守れ、などと喚いた。政府から連絡がないと話しているが、後藤氏の家族は妻と子供だ。政府は当然、妻子の方と連絡を取り合っているだろう。社民党の福島瑞穂を尋ねて安倍首相に会見を申し込んだが、拒否されたようだ。無知でオッチョコチョイな野郎が原因でヨルダン政府、国民に多大な迷惑を掛けている。また日本政府、外務省など関係省庁は後藤氏の無事救出に昼夜を問わず奮闘中だ。ISISを空爆作戦中の昨年12月に搭乗機が墜落して捕虜となったヨルダン軍パイロットの解放が日本人より先だとヨルダン国民がデモを行っている。1人の跳ね返り者の軽率な行動が原因で世界中が振り回されている。今後の動向は不明だ。


55年体制に先祖帰りか

2015-01-19 09:26:21 | Weblog

♪やっぱりね そうだろね しんどいね 未練だね・・・ (大井追っかけ音次郎)民主党代表選は細野が1位だったが過半数に達せず、国会議員による岡田との決戦投票になったが予想通り岡田に決まった。決戦投票になると読んだ岡田はマスコミがいう『リベラル派』旧社会党クズレを統率する赤松(15人)と会い、赤松派の要望、長妻、近藤昭一を人事で厚遇を条件にして、決選投票に協力要請したのが功を奏した。大畠の素交会は細野に流れた。岡田の決戦前の演説では聞く方が辟易するような長妻賞賛と旧社会党一派へ媚を送っていた。「まず、長妻さんにお礼を申し上げたい。代表選での発言には説得力があり、勉強させて貰った。『格差是正』と『人への投資』は私の主張でもある」と御説御尤もと商人(あきんど)よろしく揉み手で、歯の浮くようなお世辞の連続。さぞや長妻も尻がこそばゆかったことだろう。「安倍政権下では憲法改正論議には慎重でなければならない。GHQの素人が8日間で作った代物だと憲法を蔑んでいる」と赤松一派には忠誠を誓ってしまった。”原理主義者”と揶揄されるフランケン岡田だが目的の為なら手段は選ばず、主義、主張を枉げるなぞ朝飯前だ。”フランケンの正体見たり枯れ尾花”岡田新代表は先ず人事では赤松との約束通り長妻、近藤を然るべき役職に付け、仲間は代表選での協力按配を考慮しての論功行賞だ。旧社会党路線を引き摺る赤松一派に玉を握られてしまって、新鮮味がない、気の抜けたサイダー岡田執行部では民主党の今後の大きな進展は望めまい。逆にジリ貧路線を辿ることになるだろう。これで維新の党などとの野党再編論は消えたに等しい。衆院選に連敗したにも関わらず、党勢復活の打つ手も見付からない。細野も票欲しさに野党再編を封印してしまった。どうぞ昔の『自社55年体制』に先祖帰りして、暢気な『万年野党(先ず反対に回って裏で取引する)』をお勧めする。業を煮やした国民は維新などの新政党の成長を期待する。写真はアジサイ


民主党の夜明けは近いか?

2015-01-15 11:28:57 | Weblog

民主党代表選挙は18日(投開票)だ。細野、岡田、長妻3候補がテレビで討論したり、全国を回ったりして立会演説会を行っている。三者三様バラバラだ、よくまァ民主党の中で住み分けているものだと感心する。寄せ集めのごった煮が民主党だ。選挙で国会議員を減ったので、今回の代表選には党員・サポーター票(226.000人)が選挙結果を左右する。この殆どを労組員が占める、そこで三者が労組支持を如何に取り付けるか、各労組のご機嫌取りをやっているようだ。岡田支持はUAゼンセン(約140万人)、電力総連(約22万人)、自動車総連(約77万人)の一部。細野にはJAM(約34万人)、自動車総連一部、電機連合の一部。長妻は自治労(約83万人)、日教組)約26万人)に電機連合一部が支持している。3年3ヶ月も政権を握ってハシャイデいた民主党だがベアも出来なかった。それが政権が自民党になった途端、安倍の一声で経営者側が賃上げした。これでは労働者の味方民主党の面目丸潰れだ。国政、地方選になれば親会社のみならず、子会社の組合員まで手弁当でポスター貼り、ビラ配りなど選挙運動を懸命にやっているがさっぱり報われない。議員になれれば労働貴族を気取っている。細野リードの戦況に対して岡田が内緒話を暴露戦術に出て、これに細野が応戦、罵りあいをしていたが、さすがに小っ恥ずかしくなったのだろう、泥仕合を休戦した。三候補の支持基盤では、過半数を獲得するのは難しいようだ。岡田がリード、細野がこれを追い、長妻が続いていると報道されている。決戦投票になれば長妻支持票が岡田に流れるので岡田が有利だとも報じている。古物フランケン岡田代表では鞍馬天狗のように「杉作、民主党の夜明けは近いぞ!」とはいかないだろう。旧態依然、古道具屋の陳腐な店頭風景だ。見飽きた連中が役員で並ぶ。

 

 


岡田窮余の暴露戦術

2015-01-09 10:48:53 | Weblog

民主党代表選が始まった。出走馬3頭が揃った。嘶いていた牝馬レンホウ号はまだ当選2回のヒヨッコだ、党内では人気なく出走を諦めた。クラリオンガールに選ばれ水着で稼ぐグラビアアイドルが切っ掛けで国会議員までなった1位になって民主党代表のスポットライトと、脚光を浴びたい、持って生れた習性だ。2位じゃダメヨ~、だめ、ダメ。内枠から古馬で薹が立っているフランケン岡田号、2枠はゼツリン細野号今がサカリだ。次にヤジ将軍長妻号。まず岡田号は政界暦も永く、外相、代表、代表代行、幹事長は3回経験しているが、これという実績はない。逆に2005年の郵政選挙では自民党の分裂選挙だったので、下馬評は民主党有利といわれたが小泉劇場旋風の煽りを食らって現有議席から64議席を失い、113議席と惨敗を喫した。これで代表を辞任した。細野号はカンカラ総理の補佐官だった2011年東日本大震災が起きてから原発事故担当相、東電本社に常駐しろと命令され、原発などの知識皆無のカンカラの怒声を浴びる羽目に陥った。2013年参院選では惨敗して責任を取って幹事長を辞任した。山本モナとの不倫では天下に大恥を晒す結果と相成った。写真週刊誌を2回も賑わしたスキャンダルの路上チュウ写真などがテレビで放映され、お茶の間の話題になった。若気の至りと御茶を濁すか。3枠の長妻号は民主党では推薦人の山井和則とヤジ将軍の双璧と言われている、大声で絶え間なくヤジる。野党時分、社会保険庁の役人からのリークをネタにして政府に質問を浴びせてMr.Nenkinとちやほやほめそやされた。さて政権交代していざ厚労相になったが”言うは易く行うは難し”で”重箱の隅を穿る爪楊枝”のような詰まらぬ所まで調査を命令するので仕事量がやたらに増えて、不名誉な一番残業が多く、非能率な省庁になった。長妻楊枝の無能振りを天下に披露するに至った。今回の代表選出馬は旧社会党クズレの手合い、労組上がりで赤旗担ぎの連中から神輿に乗せらた。国会議員が大幅に減ったので、今回勝敗を大きく左右する党員・サポーターは郵便で事前に投票するので、これらの票の獲得に各陣営は躍起となっている。8日の日本記者クラブ候補者討論会で細野が「維新との合併は現実的に難しい」と発言したのに対して、形勢不利な岡田が暴露発言「細野が衆院解散2日前に海江田、岡田と個別に面会して『衆院選だけでも、みんなの党、民主、維新で合併すべきだ』と強い調子で提案した。あの話は一体何だったのか。政治家は自分の言葉に責任を持つべきだ」と非難した。細野は水面下の話を表に出したと不快感を表明、細野が「維新の側から『関西を切り離すことも考える』という話が来た」その後、維新から細野にクレームが出たので細野は「『関西切り離し』は維新側から出た話ではない」と訂正した。国会議員票では点数を稼げる岡田が、細野が党員・サポーター票を一歩リードしていると見た岡田の窮余の暴露戦術に出たのが真相だろう。岡田、細野は安保、原発では意見の相違は感じられない。一方の長妻は日教組上がりの参院民主党のドン輿石に玉を握られていて労組、旧社会党くずれの傀儡となって、手取り足取り、意のままに動く他はない。対する安倍首相は「活発な議論が行われ、強力なリーダーが誕生し、お互いに切磋琢磨していくことを期待する」と余裕のエールを送り、「責任野党として我が党と共に責任を背負って頂きたい」と注文も付けた。岡田では飛躍は期待出来ないのは過去が物語っている。最悪なのが長妻だ。彼の辿る道は社会党、社民党のジリ貧路線、国鉄のローカル線同様消え去る運命になる。細野が「首相経験者、代表は衆院選で比例選への重複立候補を辞退してリーダーとしての覚悟を見せる」と明言しているが当然だ。衆院選の重複立候補は全廃するのが見識だろう。先の総選挙では元首相のカンと代表の海江田が惜敗率で争ったのがビリの475人目の当選。やっとカンの当選が決まったのは明け方3時頃だった。元首相と代表が地元で人気、人望がない事実と醜態を天下に晒した。3人の中で幾らか増しなのは細野だが、3者全国遊説中だ。岡田は網膜剥離の手術後で飛行機は禁止。眼帯姿が痛々しい同情票を稼げるか。誰になるか。こいつは投票箱の蓋を開けて見るまで判らない。第一キツツキは党員でもサポーターでもない。高みの見物だ。写真はジョロウグモ 


壊し屋の”引かれ者の小唄”

2015-01-07 09:04:22 | Weblog

元旦恒例の小沢邸新年会を今年も開いたと新聞が小さく報じている。先の衆院選では惨憺たる結果で当選したのは小沢一郎と玉城デニー2人だけだ。党名は12月、窮余の策で替えたばかりの『生活の党と山本太郎となかまたち』だ。政党助成金欲しさに当選するつもりもなかったが当選しちゃって、今や議場に漂うゴミの太郎を口説き、奴さんの希望通り党名に氏名を入れてやり、やっと5人になって政党要件を満たした。これで税金から出る助成金4億円が貰える。『政界の闇で蠢く古狸とバカな太郎とイタチたち』どうだ、この党名がピッタリだろう。新年会で小沢は「野党がバラバラに戦っても全く意味がない。大同団結すべきだ」「野党がしっかりして胡坐をかいている自民党を打倒しよう」とラッパを吹いたようだが小沢も寄る年波で『剛腕』と言われた昔日の面影はない。ラッパも”引かれ者の小唄”に聞こえる。嘗て小沢の新年会は120人も集まった、菅や枝野も顔を出した。今年は80人出席した。と威勢が良かった。今年は50人出席、いや70人いたと報道によって違う。デモの人数が主催者発表と警察発表で食い違うようなものだが、これは会場からマスコミを締め出したからだろう。生活の党では当選はとてもダメだからと選挙の直前に民主党に転がり込んで比例でやっと当選できた鈴木克昌、小宮山泰子ゾンビの両衆院議員、落選中だったが、今回維新の党に拾って貰って比例当選した松木謙公、木内孝胤ゾンビの両衆院議員も参加した。みんなの党の渡邊アジェンダも、のこのこ顔を出したようだ。出席者の顔触れを見ると、現職議員はほんの僅かで殆どが衆院選、参院選で落っこちた連中だ。これじゃ新年早々、何十人集まっても気勢が上がる筈がない。傷のなめっこをして、まるで坊さんがいない葬式だ。「おめでとう」のセリフより「ご愁傷様」がピッタリする光景だ。民主党や維新の党に入った連中は小沢が仕掛けた深謀遠慮の『トロイの木馬』だという輩がいるが、やっと比例で救済されるゾンビ議員だ。とてもそんな実力もないし、見識もない。オノレの議席を守るのが精一杯、足軽雑兵の陣笠連だ。余り買い被りしないほうがいい。写真は縁日で売った『ミドリガメ』の成れの果てのアカミミガメ(赤耳亀)、アオサギ(青鷺)


勝って泣き 負けて泣き

2015-01-03 16:01:45 | Weblog

 

明けましておめでとうございます。本年もご愛顧よろしくお願いします。  第91回箱根駅伝1月2日往路は薄曇、3日復路は快晴だったが往路優勝、復路復路と初の総合優勝したのは青山学院大だった。タイムは10時間50分を切る10時間49分27秒。2位以下の強豪校に大差を付けたブッチギリの強さだった。下級生が多いので来年も期待される。上位10校は来年のシード権を獲得できる。11位以下では予選会を走って勝たねばならないので10位争いも熾烈、大東大が辛うじて食い込んだ。勝って泣き、負けて泣き、悲喜交々、毎年繰り返す青春ドラマだ。写真は復路9区を疾走する選手。 上から総合成績順に1位青山・藤川、2位駒沢・其田、3位東洋・寺内、4位明治・木村、5位早稲田・柳、6位東海・高木。観衆が沿道で振る(新聞社が配る)小旗はカメラにとって邪魔だ。旗で選手を隠してしまう。歩道側を走る選手には当たる危険もある、中には腕を伸ばして突き出す、高齢の馬鹿者がいるが、付ける薬はない。