電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年1月31日(火) ペルー・リマ到着

2011年01月31日 | '06南米旅行記
飛行機からの眺め
浅い眠りだったんだろうか、なんどか目が覚めた。窓を開けると日の出を見ることができた。

機内食の朝食
朝食はパンと干しぶどうとフルーツとオレンジジュース、それに希望でヨーグルトとコーヒーを追加。

隣の席はカナダ人(?)の若い男。いつも飛行機に乗ったときは隣の人と会話をすることにしているのだが、風邪のせいなんだろうか、前の名古屋→成田間と同様、ほとんど隣の人と会話する気がおこらなかった。
まあ、これが若い女性だったら、話しかけていただろうことは想像できるが・・・。

予定到着時間は6:30AMのはずだったが、一時間遅れの7:30AMころ到着。
飛行機を降りると、この飛行機に日本人ツアー団体客が乗っていたようで、やたらと日本人が多いことが判明・・・。

出国手続きを済ませ、外に出たのは8:15AM。
予約しておいた宿「ペンション当山」のプラカードを発見。その人をみつけて歩いていると、ワラワラとバイオハザードのようにタクシーの勧誘が迫ってきた。
迎えの予約なしだったらこいつらと闘うことになるはずだったとは想像したくない。

ずっと会話していなかったので、その迎えの人に会った早々日本語でいろいろ話しかけたら、日本語が通じない・・・。何?日系三世の宿で日本語が話せるというのはうそだったのか?騙されたのか?
車から見るリマの町は、雑然として治安がよくない印象。宿までの道のりずっと不安だったのだが、その男はネットのHPに写真つきで乗っていたそこのペンションのオーナー・ぺぺさんと思っていたのだが、宿に到着すると彼はただの運転手だと判明することになる。

看板のない一見普通の家のような外観の建物に到着。
車を降りると感じのいいおばちゃんが日本語で迎えてくれる。日本語は片言だがほっと一安心。
普通の家の中のようなリビングを通り部屋へ。なかなかいい感じ。

そこにいた日本人の女の子にいろいろリマ情報を聞く。一人は旅行でまったりしているオオシマさん、もう一人は大学院生の移民研究のためアメリカを回った後リマにきたシオノさん。話していると、地元の大学だった。もうこういう偶然も慣れた。
お勧めのセビッチェの店を教えてもらい、すぐに昼食と思っていたが、昼12:00からしか開かないらしい。

宿でまったり過ごし、外へ。
教えてもらったMAYWAYという中華料理屋の隣の店へ。といってもイマイチ場所が分からず、人に場所を聞く羽目に。でもリマ人が親切で安心。

ペルー・リマ セビッチェ
店に入って、迷わず「セビッチェ」というと何やら種類があるのかいろいろ言ってくる。スペイン語・・・まったくわからねぇ。
とりあえず16sol(5USD)(560円)のものを注文。
3分ほどで出てきた、早い。喜んででかいデジカメで写真を撮るのを見て店員に笑われる。

このセビッチェ、魚の刺身やタコなどをレモン汁などであえたもの。美味い!でもちょっと量が多いぞ。ひとりで生の魚介類は少し多かった。二人で行き別々の二品を頼むのがベストかな。
最後に食べたホタテのようなものがすごく変な味がしたのだが大丈夫だったか?

帰りに銀行のATMで300USDをおろそうかと思ったが、カードが反応しない・・・。

インカコーラとぺぺさんちの犬
スーパーで1.7Sol(60円)のインカコーラを発見して購入。なんだか甘ったるいけど悪くない味だ。
一端宿に戻り、ペペさんに相談すると、ATMによって引き出せないものがあるんだと説明・・・本当か?でもコンチネンタルBKのATMなら間違いないとのこと。そこでダメならカードが使えないのだと。

今日は天野博物館に行きたくて電話で予約を入れようとするが、今日は40人以上の団体客がくるから遠慮してもらったほうが良いとのことで明日の11時に予約をする。なんとも運が悪い。
午前中、シオノさんにペペさんによる旧市街観光を誘われたが30ドルというのは高すぎる、なにげに明日一緒にタクシーで回ろうと勧誘した。天野博物館にもいけないし旧市街観光も明日だし、行くところがない・・・。
しょうがないので、歩いてサン・イシドロ地区へ行くことに。

コンチネンタルBKのATMで再チャレンジすると、300ドルはだめ。200ドルも引き出せない。だめもとで100ドルにするとようやく現金ゲット。
僕のCITIBANKは郵便貯金との合体型。すっかり忘れたいたが、その貯金内でCITIBANK分の割り当てをしたのだが、その金額がなくなったのかもしれない。今日家族にメールをしなくては、というか早く解決しないと全然金がないぞ・・・このままではナスカにはいけても地上絵を見るセスナが乗れない・・・。
日本で1万円分しか現金ドルを作らなかったことを後悔。
不安だらけのまま歩いてワカ・ワヤマルカへ。町に日系人が多いせいか堂々と歩いていれば観光客として目立たないような気がする。

ペルー・リマ ワカ・ワヤマルカのミイラ
2キロほどの道を歩き到着。
入場料5.50sol(193円)。窓口でスペイン語で入場料をいわれるが、予習していた5(シンコ)は聞き取れたが、小数点以下が何をいっているのかわからなく、結局紙に書いてもらった。

ペルー、リマ、ワカ・ワヤマルカ
小さい展示スペースを見て、外の遺跡へ。うーん、どうみてもただ石を積み上げただけのもの。「地球の歩き方」に載っている写真から始めから期待していなかったが、まったく感動なし。
この遺跡を登る前にそこにいた犬を撮ろうと建物の裏に行こうとしたが警備員に注意された。だけど遺跡から降りて帰ろうとすると、さっきの警備員が写真撮影用にと建物の奥から犬を連れてきてくれた。うーん、ペルー人良いかも。

タクシーを捕まえミラフローレンス地区のワカ・プクヤーナへ(5sol)(175円)。
行ってみるとCLOSE。たまたま今日の火曜日休みだった。ガイドブックにも書いてあった・・・。
うーん、トロント空港での搭乗口ダッシュ、ATMでお金がうまく引き出せない、天野博物館も人数いっぱい・・・なんだかこの旅の始まりはうまくいかないこと続きだな・・・。
時間が余ってもったいないし、地図を見ると天野博物館が近いので予約は明日だがダメもとで行ってみることに。

リマの道はちゃんと道に名前がついているのでわかりやすい。迷わず行けた。
予定を変更したことを告げ博物館ロビーで待つ。
ぞろぞろと観光バスから降りてきた人々はなぜかほとんどの人がアロハシャツを着ている。よく見ると沖縄のツアー客のようだ。沖縄人ってアロハシャツ着てたっけ?

4:30PMガイド開始。
ここはプレインカのチャンカイ文化の遺物がたくさん展示してある。すごくユーモラスなデザインのものが多く、このデザインラインなどは好きだなぁ。
ちょうど一時間で終了。

再びタクシーに乗り宿へ(2ドル)。日本人の女の子二人も帰っていた。
インターネットを一時間ほどして、女の子二人は出かけるというので、自分は部屋へ。

まだ7:30PMくらいだったが、いつの間にか寝てしまった。


※1sol=35円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。


2006年1月30日(月) 南米へ

2011年01月30日 | '06南米旅行記
今回のエントリーから2006年に南米を旅したときの旅行記を毎日(多分)更新していく予定です。
それではドウゾ。




セントレア
8:50AM、家を出発。いつものようにギリギリまであわただしい。母の車で地元の駅へ。

電車を乗り継ぎ、10:10AM、セントレア駅に到着。
チェックインして、空港散策。展望台に行く。天気が悪くてイマイチ。
成田への飛行機は昼食が出ないとのことなので、おにぎりを購入し食べる。

搭乗間際、インターネットの解約をすることをすっかり忘れていたので、プロバイダーに電話。
飛行機に乗る際の通路のところで、友人のサダさんが会いにきてくれていた。結構遅めの搭乗だったので待たせてしまって申し訳なかった。少しだけ会話し飛行機の中へ。今回も窓側。

昼12:20、セントレア発。

飛行機からの眺め
1:30PM頃、あっというまに成田空港到着。
出発ロビーまで歩いていると郵便局を発見。本当は名古屋空港でT/Cを買う予定だったのを今思い出した。
150USD(17898円)のT/Cと83USD(9955円)の現金を購入。
このときもっと現金を買って置けばよかったとのちに後悔する。

エアカナダの飛行機
適当に空港内で時間をつぶし、4:30PM、成田空港発。
隣の席はどこかの国のおばちゃま。さすがに日本から出る飛行機だけあってちゃんと日本人スタッフがいる。
案の定、座席に個人のモニタがなく退屈。

機内食 カレー?
夕食を食べた後、ほとんど寝て過ごす。

12時間あまりの飛行後、カナダ時間4:30PM(日本時間6:30AM)にカナダのトロント到着。

名古屋空港のチェックイン時と飛行機内のアナウンスで、預けた荷物をここで回収しろということを言われたので、荷物がでてくるターンテーブルで待つが、なかなか出てこない。
辺りに人気がなくなった頃、空港係員の黒人が荷物レシートを見せろと言ってきた。見せると「to LIMA」と書いてある。ここじゃなくてリマで受け取るんだと言われる。うーん・・・、半信半疑のままトランジットへ。

実は、荷物をトロントで一端回収と聞いていたので、歯ブラシを取り出し、歯を磨こうと思っていたがそれが叶わず、口の中が気持ち悪い。ノートパソコンで暇つぶししようとも思っていたのがそれも叶わず・・・。

しかも一週間前からひいている風邪が治らず、咳と鼻水で微妙にあたまがボ~とする・・・。
ガイドブックなど見ながら時間を過ごすのがベストなんだろうが、それもやる気がでず、ただただ搭乗ロビーのベンチで寝ながら過ごす。

このチケットを購入するとき、ストップオーバー可能だったのでナイアガラに行くとチケット屋の人に告げると、えぇ本当に行くんですか?寒いですよ~・・・などグチグチ言われ、あれ?この季節に行くのは無謀なのかなと思い、行くのをやめた経緯がある。
しかし、外は8℃というアナウンスだったし、ガラス越しに観る景色はカラッといい天気。行けばよかったと後悔した。

ここ搭乗ロビーに着いたときに、モニタに示してあった搭乗GATE134でひたすら待っていたが、搭乗予定時間9:30PMになっても呼び出しがない。
出発が10:30PMなので一時間前搭乗ってどのみち早いよなぁなどと自分で納得し、さらに待つ。

しかし10:10PM、さすがにおかしいと思い、再度モニタを確認すると、搭乗GATEが157に変更になっている。じ・・・時間がない!悪いことにすごく距離が離れている・・・6時間も待った挙句に走ることになんて・・・。

なんとか搭乗成功。自分が最後かと思っていたら、ずるずるとまだ乗ってくる人たちがいた。おかげで出発が30分ほど遅れた、というか自分も人のこといえないが・・・。
テイクオフぎりぎりまで記憶があるが、すぐに就寝。

飛行機からの眺め
夕食を食べ、また就寝。


※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。


2011年は卵年に

2011年01月19日 | 写真でヒトコト


もう本当にイマサラですが、あけましておめでとうございます。

あいかわらず去年もだらだらと6記事しか更新しませんでした・・・。
年々記事数が減少してますね・・・。

去年アップした記事の紹介です。

そのままの君でいて
 あるがままのあの子が好きでした。

写真 売ります買います!PIXTA(ピクスタ)!
 ストックフォトサイトPIXTAの紹介記事。11月からはフォトライブラリーと合わせて結構売れるようになってきました。

ネパールぐったり犬の「光と影」
 ネパールで出会ったぐったり犬の会話。

ストックフォトサイトPIXTA(ピクスタ)のNG写真の例
 この記事を書いた当時は写真が売れないのでピクスタに不満ばかりこぼしてました。今はちょっとずつでも売れるようになったし、もうピクスタでNGになっても別のストックフォトサイト「フォトライブラリー」で承認されればいいやみたいな感じで軽く考えてます。

デートの時の服装は?
 オランダで見つけた格言?

カエル三兄弟
 この当時の眠たさ加減は異常でした。


このブログは比較的検索に引っかかりやすいのか更新が無くても、
ある程度のアクセスはあるのですが、それでも最盛期の4分の1ほどとなってます。

旅という非日常の生活から距離を置くと
その熱情というのはどんどんと冷めていってしまうものです。

以前は、ときどき旅の写真を眺めたりするだけでポンポンと「ネタ」が浮かんだんですが
今では、ピクスタやフォトライブラリーに写真をアップする際にいくつかの写真を見ていても
記事を書くという段階まではなかなか進まなくなってます。
記事を更新するとアクセス数が数十増えるのでおそらくRSSに登録してくださっているかたが
いるのでしょう。ありがたいことです。

※って、さっき一年前のこの記事を読んだらほとんど同じ言い訳してた・・・。

もう数年前から、南米に行ったときの旅行記を今年こそはアップします、
と書いておきながら、だらだら写真ネタを続けてしまいましたが、
今年は、本当にアップしていこうかなと思ってます。
2006年の1月末からの旅で、もう5年も経ってますね。
それを2011年の同じ日に毎日アップしていこうかという算段です。

こうやって予告してしまえばいくらズボラな僕でもなんでも更新するはずです(多分・・・)。

ということで今年は「卯年」ですが、
なんらかの「点」となるような足跡を残し、次の年に繋げていけるような「卵年」としたいと思ってます。


[写真:イースター島のモアイ]