電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

040716(金) BKK→シエムリアップ(前編)

2004年12月21日 | '04タイ旅行記
 トラックのような・・・
 6:30AM、MPツアーの前からバスが出発することになっている。5分前に行きそこで待っていると、なんとジャカルタで会った日本人のタカに遭遇。彼はこれからインドに行くとのこと。忙しそうなのでちょっとしか話せなかった。
 
 少ししてアヤとケイタさんが来て乗客が全てそろい出発。それ以外は日本人の男の子とヨーロピアン3人で合計7人。ちゃんとエアコンの付いたマイクロバスだ。タイはちゃんと高速道路がありスムーズに進む。
 
 10:40AM頃あるところで車をチェンジするといってバスを降ろされる。そこはレストランのようだった。MENUを見るが値段が高いので何も頼まずに別の車が来るのを待つことにした。
 
 1時間後係員に尋ねるとまだ1時間くらい待つとのこと・・・。12:00PM仕方なく料理を注文。
 もう一人の日本人は22~23歳の山田君。彼はパレスチナ問題に興味があってイスラエルなどに行って来たとのこと・・・。催涙弾も浴びたりしたらしい、なんか凄い経験をしてきている人で話が面白かった。「US20ドルの秘密」の話はビックリだった。

 1:20PM頃ようやく代わりの車が到着した。ここで2時間待たすくらいなら、朝8:30AM出発にしてほしい。このバス会社はここのレストランからコミッションを貰っているとしか思えない。
 代わりの車・・・見るとトラックだ・・・。えー!と思ったが一応両サイドにイス(ベンチ)がついている。ここで全部で(他のバスで来ていた人も合わせ)20人くらい乗らされた。まさかこれでシエムリアップまで?と心配だったが国境までの15分の我慢とのこと。

 国境に到着。周りがマーケットのようになっていて思っていたよりにぎやかだ。トラックに同行した係員が適当に誘導し出国審査のオフィスへ。手続きを終え外へ出ると、小さな子供が数人寄ってきて物乞い・・・。
 カンボジアは貧しい国、それはわかっているが一人一人相手にするわけには行かない。ごめん・・・。
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040715(木) 準備日2

2004年12月20日 | '04タイ旅行記
 
 朝食はPadthaiと屋台のとうもろこし、ちゃんとバターを塗って焼きなおしてくれた。
 
 昼食はカオマンガイ屋。カオサンのフルーツジュース屋台でドラゴンフルーツジュース。
 MPツアーでレンタルした「アンコールワット地球の歩き方」を何枚かコピー屋でコピー。


 4:00PM、MPツアーでアヤとケイタさんと合流。そこに既に知らない女の子が座っていた。彼女がうわさで聞いていたヨウコちゃん。彼女はトゥクトゥクに連れて行かれたツアー会社にアユタヤ・チェンマイまでの列車・トレッキングツアー・BKKのホテル・BKK→シエムリアップのバスチケットなどいろいろセットで提示された金額をそのままOKしてしまった女の子。値段をちらっと聞いたら物凄くボラれてる・・・。かなり天然入っているコで東南アジアを一人で旅するのはかなり危険と思われる・・・。

 とにかくこの女の子も含めて4人で日本語ガイドツアーに行くことになった。
 インドネシアのボロブドゥール・ブランバナン、タイのアユタヤ・スコータイと遺跡を見てきたが、どこもガイド無しだったので壁面のレリーフや建築様式等、あまり分からないまま過ごしてしまってきた。それのフラストレーションがあったのでここで紹介されている日本語での解説に惹かれた。
 
 手続きを終え4人で夕食。ランブトリ通りのおばちゃん屋台へ。やっぱり一人で食べるメシよりうまいね。
 
 明日からのカンボジア楽しみだ。
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040714(水) 準備日

2004年12月19日 | '04タイ旅行記
カオサン通り
 今日もぐだぐだとベッドから起き、外へ出たのは10:00AM頃。
 
 いつものように15B(卵入り、約40円)のPadThai。
 
 今日は何件もツアー会社を周って航空券とBKK→シエムリアップのチケットの値段比較をするつもりだったが2件目でストップ。
 宿の前のMPツアーの日本人スタッフがいて話し込んでしまった。タオ島(ダイビングが目的)に行こうか迷っていて値段を知りたかったから。

 そこで不本意にも、あれよあれよと営業されていたところ、シドニーの友達アヤとその彼氏ケイタさんと遭遇。バンコクにいることは知っていたが、まさか会えるとは。もしかしたら一緒にアンコールワット等周れるかも知れないと思ったが、向こうで友達と合流するかもとのこと。微妙な予定だ。あまり期待できないが明日会って予定を決めることに。

 そこを出てぶらぶら街を歩き、宿に帰り、さっきのところでレンタルしたアンコールワット地球の歩き方を 読んで過ごす。

 昼食としてランブリトリ通りのラーメン屋へ。小さい女の子がレジをやっていて微笑ましかった。
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040713(火) 移動日(スコータイ→BKK)

2004年12月19日 | '04タイ旅行記
TRゲストハウス外観
 目覚ましもかけず、まったり9:30AM頃起きGreen Curryとバナナジュースで朝食。「今日はバナナあるよ(タイの微笑み付)」って奥さんが言ってくれたから。 お客の姿は一人も無し。なんか皆暇そうだ。昨日頼んだ洗濯物(1kgあたり30Bで36Bだった 約80円)も綺麗に畳んで袋に入っている。気持ちがいいね。

 パッキングしてテラスでオーナー夫婦と写真を撮って出発。オーナー二人がわざわざバスターミナルまで送ってくれた。本当にここのゲストハウスに来て良かった。


TRゲストハウス看板
 その土地の印象はゲストハウスで決まるといっていいくらいだと思う。スコータイは良い時間を過ごすことが出来た。アジアで始めてまったり出来たところである。このオーナー夫婦には本当に感謝。
 
 11:45AM(199B、約537円)のバンコク行きに乗る。本当は昨日の夜までチェンマイに行くかどうか迷っていたが早くアンコールワットに行きたくなったから、チェンマイ行きはヤメた。

 エアコン付きでしっかりしたバス。バスはやはり味気ない。電車の方が好きだなぁ。
 
 2度ほどサービスエリア(?)に停まり、6:30PM頃、バンコクの北バスターミナルに到着。
 周りに外国人旅行者は自分のみ。何人ものドライバーについてこられるがタクシー乗り場を見つけ乗り込む。市バスがあるだろうがめんどくさいのでやめた。
 ちょうど自分の目の前に来たタクシーは、いろいろなところをぶつけて内装も汚い全く英語も通じないドライバーだった。
 
 少し遠回りされた気もしなくは無いが95B(約256円)でカオサン通りに到着。以前、泊まったサイヤムオリエンタルインにチェックイン。

 すぐにランブリトリ通りの屋台へ行きパッタイ。30分ネットして宿へ。
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040712(月) Si Satchanalai

2004年12月18日 | '04タイ旅行記
吊橋
 朝食はパイナップルのパンケーキとミックスジュース。本当はバナナのパンケーキを頼んだのだが今日はバナナは無いとのこと、ということはこのミックスジュースにもバナナが入っていない・・・(?)、まあ いいけど。
 
 オーナーに今日はどこ行くの?と聞かれSi Satchanalaiと答えると再び詳細にいろいろ教えてくれた。
 もともと「地球の歩き方 東南アジア編」にはそこが載っていなく、全く知らないところだったが、オーナーも勧めるしビジターズブックにも良かったといろいろ書いてあったので今日行くことにした。
 
 10:00AM、従業員の人に車でバスターミナルまで車で連れて行ってもらった。
 
 どのバスに乗ればいいか分からなかったが、「シーサッチャナライ~」と言っていたら、あるおばさんが手招きをする。ボロボロのバスに載る(16B)。まわりに観光客らしき人たちは乗っていない。
 なぜかテレビが付いているが当然映りは悪い。
 
 てっきりそのまま遺跡まで連れて行ってくれると思ったが、1時間後おばちゃんに呼ばれソウテウ(10B)に移ることに。
 乗っているのはもちろん地元の人だけ。本当にこれで遺跡まで行けるのか?と心配になったが、ちゃんとレンタサイクルのところで停まってくれた。
 
 自転車を30B(約80円)で借りそこのねーちゃんの言う方向へ。
 すると吊り橋が架かっていた。大きな茶色い川に架かる吊り橋・・・地元の人は平気な顔してバイクで渡っていく。自分は揺れる橋を自転車から降り、恐る恐る渡る。


Wat Phua Si Ratanamahathat外観
 渡った先には、すぐに美しい遺跡が。なぜかそこの近くでお店を開いているおばちゃんに入場料として10B(約27円)取られる(ホントかなぁ)。


Wat Phua Si Ratanamahathat門 かなり好きな写真です
 ここはWat Phua Si Ratanamahathatだ。門の中央のレリーフが素晴らしい。そこを通ると、遺跡の中央には今まで見たところと同じような塔がある。


ネコ
 登ってみると、塔の入り口にネコが「シャーッ」と威嚇、奥には物凄くたくさんのゴキブリの死骸が転がっていた・・・。
 その塔の後ろに、少しブコツな塔というより丸い丘のような形をした建物があった。そこに登ってみると遺跡全体が見渡せて気持ちがいい。


Chag Lomトラ
 まずWat Chag Lomへ。木の陰からこの遺跡が見えたとき、ちょっと感動。トラのような動物が塔の下部四方に並んでいる。美しい。漆喰が部分的に剥がれ落ちており製作過程がよくわかる。



 歩いてWat Chedi Thaeo・Wat Suan Kaeo Utthayan Yai・Wat Nang Phayaへ。


Wat Nang Phayaレリーフ
 Wat Nang Phayaの一部分綺麗なレリーフが残る壁があった。
 スコータイの遺跡、無骨な赤黒いブツブツと穴のあいたレンガに覆われているが、もともとはこのような美しい漆喰によるレリーフに覆われていたんだろう。丸い円形の柱が残っているが天井部は木で作られていたらしく、今はどんな姿だったか想像がつかない。柱の外側の上部の方に長方形の穴が空いているが木の梁が入っていたんだろうか・・・。


Wat Khao Phanom Phloeng階段
 次は丘の上にあるWat Khao Phanom Phloengへ。丘の上まで長い石の階段が続く。

Wat Khao Phanom Phloeng仏像
 ちょうど自分がついた時に、タイ人(?)の15人くらいの集団がワゴン車で乗り付けぞろぞろぞろ。丘の上に上がる。ここのブッタの顔が今まで見たそれに比べて一番好きな顔かな。

 それにアユタヤ・スコータイはブッタの頭にいつもチョンマゲがポーンと立っていたけどここのはとれたのかな?頭のブツブツも無い。それが帰っていい感じ。疲れていたところ癒された。

 朝起きた時は天気が悪かったが、シーサッチャナライの遺跡群についた時から素晴らしい青空が。アジアに来てから、いつもサンクリーム塗るのを忘れてしまい、肌が痛い・・・。


Wat Khao Suwankhiri門
 階段を降り、今度は隣のWat Khao Suwankhiriへ。
 急な坂道、自転車から降りて登ってく。自転車を置き階段を登ると、そこは木々に囲まれた静かな遺跡。珍しく屋根のついた小さな門があり、その両脇にはなにか人の石像が。どれも漆喰の部分が剥げ落ちて当時の姿はわからない。
 奥へ進んでいくと日本の寺にあるような階段と石畳の山道が続いていた。そこにある看板をみるとさっき行ったWat Khao Phanom Phloengへ通じる道のようだ。しまった!わざわざ苦労して坂道をあがってこなくてもよかったんだ・・・。まあ帰りの坂道を自転車で疾走するときは、最高に気持ちよかったからいいけど。
 
 再び来た道を戻りレンタサイクル屋へ。30分程待ちバスに乗り帰る。
 
 ここSi Satchanalai観光客もほとんどいないし(草刈っていたおじさんの方が多いくらい)、静かですごく良いところだった、来て本当に良かったと思う。
 
 バスを降りたところでクレープ屋(?)があり、そこにバナナが見えたので陽気なおばさんにも惹かれ1枚食べることに。卵をうすくスライスしたバナナと一緒に混ぜて鉄板の上に敷いたクレープ(?)の上にのせ、しばらくしてぺたぺたと包むように畳む。練乳をかけ砂糖を少しかけ出来上がり(15B)。すっごく甘いがGOOD。

 TR.Guest Houseに帰り、テラスでまったり食べる。そうしているとあるヨーロピアン旅行者二人組が目の前の別館に入りすぐにこちらに来て、ふたたび違うゲストハウスに向かった。オーナーの奥さんに聞くとこの二人組み、Lotus Villageに行くつもりがトゥクトゥクドライバーに隣のGarden Houseに連れてこられたらしい。そこはドライバーが連れてきて一部屋泊まる事になるとコミッション(40Bくらい)が入るとのこと。だから毎日隣にトゥクトゥクが停まるんだと、オーナーの奥さんが淋しげな表情で言っていた。
 

スコータイ名物エアロビ
 まだそういえばここスコータイ(New City)の観光をしていないので外に出ることにした。
 橋を渡って屋台が建ち並ぶ一角へ。ある川沿いの公園でスコータイ名物(?)エアロビクスを50人程の人が踊っていた。あっという間に市内観光終了。
 
 宿に戻り夕食としてMasaman Curry With Porkとコーヒーシェイク。するとオーナーより再び日本酒「忍」のサービス。嬉しいけどシェイク頼むんじゃなかった・・・。
 
 カレーは相変わらず美味いが、PorkよりChikenの方が良いかな・まったりテレビで日本のニュース(衛星放送)を見たり、日記を書いたりしていると、今度はオーナーの奥さんから差し入れ、さっき食べたバナナ入りクレープだ。夕食を食べる時に奥さんに話し掛けられ自分は甘いもの好きだと答えていたから、屋台で買ってきてくれたようだ。嬉しいけど太っちゃうよぉ。

 今日は宿泊客7人しかいない、テラスも自分と親子3人のみ。静かな夜のはずが宿の前の道をバイクなどが走っていくのは本当にうるさい(ここに来てから二日間は雨だったので雨音だけで静かだった)。
 
 日本人の女の子がテラスに降りてきたので話し掛けたら夜の10:30PM頃まで話し込んでしまった。久々に日本人と会話できて楽しかった。
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040711(日) Old Sukhotai

2004年12月11日 | '04タイ旅行記
象
 朝10:00AM頃 パッキングしてTR Guest Houseに移動しチェックイン。
 朝食としてヨーグルトフルーツシェイクとチーズオムレツ。久々に良い朝の時間を過ごした感じ。
 
 オーナーから詳細なスコータイに関する説明をしてもらう。こういうソフト面での対応が素晴らしい。近くのバス停からバスに乗るつもりだったが、ソウテウのドライバーに呼ばれて15分後に出発(これがバスなのか?)。意外に遺跡までは遠かった。
 
 レンタサイクルの前で降り自転車を借り出発。
 Wat Mahathat・Wat Srisawai・Wat Sra Sriなど城壁内をめぐり、次は北のWat Phara Luang・Wat Sri Chum。


破風レリーフ
 ここスコータイはアユタヤに比べ保存状態が良い。それとも修復技術がこちらの方が上なのか?それと城内は綺麗な芝生や樹木が立ち並びまさしく公園のよう。美しいが整いすぎている感もある。


Wat Sri Chum 外観 チラリズム
 Wat Sri Chumは四角い壁の中に大きなブッタがいてなんともいえずいい感じ。


Wat Sri Chum ブッダ
 壁の上部が内側にぐにょっと曲げるという美的センスがすばらしい。

Wat Saphan Hin 階段
 次に西 Wat Saphan Hin、階段登って疲れた。


遺跡にいた牛 子牛が生まれたばかりのようだ
 次に移動中ヌードルの看板に惹かれ、なんか村というようなところに入り込み、そこでスープの麺を食べる。
 
 Wat Tukなど見る。遺跡の周りに牛がたくさんいてビビった。


牛と田舎
 ここの西エリアは観光客もいないし田舎の田園風景のなかをサイクリング、とってもすがすがしかった。


タイの子供
 道端の家のベランダから子供がニコッと笑ってきたり、さすが微笑みの国タイ。


Wat Chetupon・Wat Chedi Si Hong外部レリーフ 雨雲迫る
 次に南のWat Chetupon・Wat Chedi Si Hongを見に行く。壁に大きなブッタ(?)のレリーフが素晴らしい。アユタヤに比べ優美な美しさがある。
 遠くで雨雲が迫っていて帰りを急いだが、レンタサイクル屋までの20メートルのところで強烈な雨!間一髪近くの売店に逃げ込む。
 店の人もイスを貸してくれた。30分待ち小降りになったので自転車を返却し、ソウテウに乗りシティへ戻る。


忍! 奥に写っているのはオーナーでじゃなくて従業員です
 ネットカフェに入るがOSはWindowsでなくLinux。Linuxは初めて触る。IEについては問題無いが、メールを送る際、どうも日本語変換が普段使っているIMEのそれとは違っていて、上手くいかず苦戦する。
 見かねたネットカフェの店番が話し掛けてきたが、日本語の漢字の熟語なんて英語でなんて説明すればいいんだ・・・。

 宿に帰り、スイカシェイクを頼む。生まれて初めてスイカシェイクを飲んだがなかなかGOOD。

 夕食はトムヤムカイ、辛すぎずGOOD。ここの宿、どの料理も美味いね。なぜかオーナーが忍という日本酒をご馳走してくれた。おかげで部屋に10時頃戻った時、電気つけっぱなしで寝てしまった。
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040710(土) アユタヤ→スコータイ

2004年12月10日 | '04タイ旅行記
PSゲストハウスの三毛猫
 パッキングをしてから1階に降りると、ここの宿のおばちゃんが居たので、今日バスでスコータイまで行きたいと言うといろいろ教えてくれ、かつトゥクトゥクまで止めてくれた。本当にいい人だ。

 駅から結構離れたところのバスターミナルに到着。スコータイ行きのチケットを買おうと受付に行くがなかなか買わせてくれない。
 その間、外へ出ていくつか屋台を覗くとスープ屋台があったのでそこで朝食。レバーなどが入ってる。ここのところ暑さで水分ばかり取っていて、気が付くと朝食しか食べてなかったなんてことが続いていたので、レバーは良い栄養補給だ。

 バス発車の9:50AMになってもチケットが買えない。どうやらバスが来てみないと空席状況はわからないらしい。
 10:00AMころようやく呼ばれ説明を受ける。なぜだかあるところでバスを乗り換えなければいけないらしい。165B(?)(約445円)でチケットを買い出発。エアコンが効いてるし結構良いバスだ。
 
 一度11:30AM頃、昼食のため休憩。
 
 しばらく乗ってると、ここで降りろといわれる。おそらくここはピッサヌロークだと思う。
 そこで次に乗ったバスはオンボロのバス。もちろん扇風機。車内は怪しげなタイ音楽がかかっている。なんどもバス停で停まる。おもいっきり庶民のバスだ。最初に買ったチケットに含まれていると思っていたが、さらに23B(約62円)払わされた。


ガーデンゲストハウス
 しばらく乗ってると、ここで降りろといわれる。おそらくここはピッサヌロークだと思う。
 そこで次に乗ったバスはオンボロのバス。もちろん扇風機。車内は怪しげなタイ音楽がかかっている。なんどもバス停で停まる。おもいっきり庶民のバスだ。最初に買ったチケットに含まれていると思っていたが、さらに23B(約62円)払わされた。
 
 4時頃スコータイのバスターミナルに到着。いつものようにドライバーにしつこく話し掛けられる。
 「東南アジア編 地球の歩き方」にはスコータイの地図が無い。ここで地図がないかたずねるが またも大きい看板しかないという。
 アユタヤのPSゲストハウスでGarden G.Hがあるからと勧められていた。ある女性がそのプレートを持っていたのでついていくことにトゥクトゥクにのり5分程でシティへ。

 タダといっていたのに20B(約54円)と言い出す。たった5分で20Bは高いが、バスに疲れていて言い争う気力も無いので払った。
 レセプションのある建物はFULLとのことで道をはさんだ別館に泊まることに。バスルーム無しが100B(約270円)、バス付きが120B(約324円)。バス付きを選んだ。
 レセプションの女性に地図が無いのでといって説明してもらうが、その説明がいいかげんで、聞き返すとムスッとした顔をしたりしたのが少し不快だった。


Masaman Curry With Chiken うまうま
 もう一度別館に戻り外へ出ると、目の前にTR Guest Houseがあり、道沿いのテラスに座っていた女性がニコっと笑いかけてきた。別の男の人も手招きしている。そのテラスが良い感じなので思わず引き込まれてしまった。
 
 どうやらこの2人夫婦でこのゲストハウスを経営しているようだった。いつのまにやらビジターズブックを渡されてしまい、思わず読みふけってしまう。
 ここには多くの日本人が泊まったらしく、いろいろな情報が書き込まれていた。そして何よりここのゲストハウスの人の良さ、対応の良さ、ここの食事の良さについてたくさんの書き込みがあった。
 今日泊まるゲストハウスは 料金も120B(約324円)と安いし、タオル・ブランケット・ホットシャワー・便所は水洗(手動でないということ)でファシリティ面ではモンクは無かったがレセプションの女性の対応の悪さから、こっちに移ることにした。1泊しか申し込んでいなかったのでちょうどよい。

 ビジターズブックにかかれていたおすすめのバナナシェイクとMasaman Curry With Chikenを注文。これが大正解。今まで食べたカレーの中で間違いなく一番だ。

 夕方から結局10:00PMくらいまで、ここのテラスでまったりしてしまった。こういうまったりはアジアでは初めてかも。
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040709(金) 古都アユタヤ 2日目

2004年12月09日 | '04タイ旅行記
Wat Phra Si Sanphet 修復作業のおばさん達に「こんなの撮ってどうすんの?」とクスクス笑われる
 朝 起きるが ごろごろとぐずった。うーん 起き上がりたくない、けどアユタヤも見て周りたい。

 10:30AMやっとシャワーを浴び、1日 延泊をおばさんに伝え、再び自転車で走る。
 
 まずWat Na Phamenへ。いまいち。
 立ち寄ったコンビニで自転車のチェーンの南京錠をなくしてしまうが、近くのタイ人の助けもあり見つけることが出来た。20分程ロスした。

 次にWat Phra Si Sanphet。ここはかなり広く見ごたえがあった。3塔のチェディも美しい。まだ修復作業を続けている。ここでもJTBの日本人がぞろぞろ。


謎の魚採り男
 外部に寝釈迦像があるところの近くの小さな遺跡(観光客は一人もいない)で、写真を撮り、そこを離れようと自転車に乗ろうとすると、手前の池で網をはり、魚を捕っていた男(はじめ単なる水浴びしているのかと思った)が、自分に向かって手のひらを差し出し「テン テン!」と言い出す。おそらく10B(約27円)払えということだろうか。なぜさっきまで池に入っていてびしょびしょのパンツ一丁の男に10Bをはらわなくてはいけないんだ、ばかばかしい。にらみつけて立ち去った。


寝釈迦像
 すぐ隣の寝釈迦像、うーん、なんだろねぇ。外にある分、損傷が激しい。遠くにあるWat Phu Khao Thongというところに行きたかったが、いまいち場所がはっきり分からず断念。


Wat Chaiwatihanaral かなりGOOD
 次に川の向こう西のハズレの遠いところのWat Chaiwatihanaralへ。苦労してきた甲斐があった。かなりGOOD。観光客も4人しかいなかった。


塔より下を見る 色のコントラストが美しい
 中央の高い塔の相当急な階段を登ったところからの眺めも良かった。


青空・木々の深い緑色・芝生の黄緑・レンガの赤・仏像の黒 色のコントラストがすばらしいです
 ここでもほぼ全ての仏像の頭が破壊されている。ずらっと並んだ頭の無い像が4方を囲む。

 そこを離れ、ぐるーと川沿いに走り、日本人墓地のある方へ行こうとしたが、川を越える大きな橋に歩道も無く坂も長かった。
 しかも借りている自転車はサドルも硬いしハンドルの位置が異常に低い、かなりお尻が痛かった。だから 行くのを断念。

 マックに入りミロを飲みながら、昨日 宿においてあった太宰治の「人間失格」を読み過ごす。宿に戻りシャワーを浴び寝る。
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040708(木) 古都アユタヤ

2004年12月08日 | '04タイ旅行記
PSゲストハウス外観
 もっとバンコク見所があると思っていたが当初の2泊は変更せず。今日アユタヤに行くことにした。
 朝はセブンイレブンでパンとコーヒー。コンビニにたくさんのお弁当が置いてあるのは日本くらいなのか。菓子パンもたいしたものが無い。サンドイッチなんて一種類のみ。まあ、カップでセルフで飲めるアイスコーヒーはGOOD。

 カオサンに停まって客待ちをしているドライバーは相手にしたくないので大通りまで歩き、走っているタクシー止める。駅までいくら?と聞くと200Bという。無言で扉をばたんと閉め、すぐに次に来たトゥクトゥクを止めホアランポーン駅までいくら?と聞くと100Bと言う。「NO・・・ 50B」と言うとすんなりOK。おそらく50Bでも高いのだろう。
 
 駅に行き11:15AMアユタヤ行き(12:48PM着)のチケットを15B(約40円)で購入。安すぎる・・・。
 40分ほど待ちプラットホームに行き列車に乗り込む。もちろんエアコン無し。窓は開けっ放しでそこからの風が唯一の冷房となる。自分の乗った車両には外国人観光客と思われる人は一人もいなかった。

 最初に30~40分ほどは、なんの面白みの無い車窓からの眺め(まるで名古屋→多治見間のよう・・・)だったがアユタヤに近づくにつれ、いい感じに。車窓からワットが見えると、2,3人軽く手を合わせる人がいた。こういう地元民の「顔」が見られるのもローカル3等席の良いところ。時刻通り目的地に着くのも列車の良いところなんの不安も無い。
 しかし自分の「地球の歩き方 東南アジア」にはアユタヤのマップが乗っていない。宿も一件アドレスのみの紹介。
 
 プラットホームに降りマップの載っている看板を見つけた。でもそうしているのは トゥクトゥクとTAXドライバーのよいカモなんだろう、次から次へと声をかけてくる。中には勝手にここのホテルがいいから行こうとか言ってくる奴がいる。大嫌いな「片言の日本語で話し掛けてくるヤツ」もいる。とにかく観光客をカモにしているヤツとはかかわりあいたくない。
 
 駅の受付で現地マップはあるかどうか聞くが看板のみらしい。どこの観光地いっても「i」のマークのインフォメーションセンターがあり、簡単にいろいろな情報がゲットできるオーストラリアとは違うところ。
 困ってしまったが、ホームに列車待ちの2人の日本人がいて声をかけた。「今日まで泊まっていたところどこですか?」と聞くと、P.S.ゲストハウスを教えてくれた。汚かったが人は凄く良かったとのこと。タイのガイドブックを見せてもらい、簡単にそこに行くまでのメモを書き取った。その「地球の歩き方」の場所からは引っ越したらしい。
 
 駅から歩いてすぐのところで、3(2?)バーツの渡し船に乗り対岸へ。降りるとすぐあるおばちゃんが結構上手な日本語で話し掛けてきた。P.Uゲストハウスらしい。
 さっきの日本人もここは200Bするけど部屋は綺麗らしいよと言っていた。しかし自分はP.S.ゲストハウスを探しているんだというと「あそこは潰れた」と言う。「違う場所移ったんだ」というと「何で知ってるんですか?」と日本語で「それならお任せします、そこ部屋汚いから気が変わったらうちに来てください」と言っていた。
 日本語で話し掛けてきたということと「潰れた」というウソを言ったことで もう絶対ココへは行かない。後ろからきたヨーロピアン二人組を今度は流暢な英語で勧誘してトゥクトゥク乗せて連れて行った。

 自分はメモを頼りに歩いて行く。さっきの日本人が英会話のECCの看板近くにあると言っていた。すぐにそれを見つけることが出来たが、すぐそばには宿の看板は見当たらない。
 ちょうど通りかかったヨーロピアン2人組にP.S.ゲストハウス知ってるか?と聞くが知らないと言う。
 なぜかそばで聞いていたバイクタクシーのおじさんが割り込む。「I know. Too far、1km!」と言った。バカ!そんなわけ無いだろ!!
 無視して歩くとそこから20M先に看板発見。いかに話し掛けてくるドライバーが信用できないかよくわかる。
 
 宿に着くと人のいい若い男とおばちゃんが対応してくれた。シングル空いてないがダブルルームをシングル料金の100Bで良いよ、とのこと。
 部屋は問題なくGOOD。小さいベランダ付き!さすがに便所とシャワーはGOODとは言えないがジャカルタで泊まった宿よりは全然いい。
 アイスティーは無料といってクーラーBOXから ガバッってすくい渡される。マップ欲しいと言うといろいろ解説してくれながら丁寧に教えてくれた。自転車もボロいけど30BでレンタルOKとのこと。


色のコントラストがGOOD
 荷物を置いてすぐに出発。まず東に向かって走る。
 地図に載っていないWatphlap Phla Chaiという遺跡を見つけ何枚か写真を撮る。次にWat Ratcha Buranaというところ入場料30Bを払い中に入ると、ある女の人が手を振っている。アユタヤの駅に降りた時に道を聞いてきた台湾人(14年USAに住んでいる)だ。
 彼女はバンコクから1DAYトリップに来たとのこと。ここから半日一緒に周ることになった。


Wat Ratcha Burana
 赤レンガで積み上げられた柱・塔。そのほとんどが頭や胴体がなくなっている多くの仏像。遺跡のいたるところに後世の修復した跡がある。塔の急な階段を登り見下ろす上からの眺めは素晴らしい。強い太陽の光に照らされた芝生や木々の緑色と朽ち果てた遺跡のコントラストが美しい。アユタヤにきて良かったと思った。


Wat Mahathat仏頭 偶然埋まってしまったのか?
 そこを出てすぐ隣のWat Mahathatへ。
 アユタヤに強く来たいと思ったのは「古都アユタヤ」とどこかで聞いたことのある響き、世界遺産であること、そしてバンコクで見つけた仏像の頭部が大木の根にうずもれるようになっているポストカードを見つけたから。それがここにある。


コメント
 かなり期待して真っ先に向かうと・・・日本人団体観光客20名程に囲まれていた・・・。周りは木の柵でとり囲まれていて、そばには注意事項の看板など。すっかり観光スポット化されていて、神秘的雰囲気半減といった感じ。

 ここもさっきと似たような遺跡、台湾人Nazyと会話しながら見て周る。話しているとなんとバンコクで同じホステルだった。


Tourist
 次の遺跡へと東へ歩いていると30M先に誰も乗せていないJTBのバスが動いていた。よく見るとその近くを象の背に乗った団体観光客がいた。象は10匹くらい見える。うーん、楽しそうだね・・・。
 ここでNazyがいいことを言ってくれた。「彼らは Touristだ、だけど あなたはTravelerだ。」と 日本語で言うと 観光客と旅人の違いに相当するんだろうか。とにかくTravelerという響きがかっこいい。
 
 Wat Phara Ramという遺跡が目に入りそこに行くことに。受付らしい人がいたがココはフリーとのこと。
 さすがタダ、しかも天気が悪くなったせいもあり、いまいち。
 グルっと歩いて出口に向かおうとすると15M程先の制服を着た男がこっちへ来いと手招きしている。
 きっと見逃してはいけないベストスポットがあるのだろうと思い近づくと、30B払え と言う。コイツもか・・・。さっきフリーと言われて入ったし、なんで出入口でもないこんな中途半端な場所で入場料を徴収するのか・・・。すぐに無視して出口へ。
 その男ちゃんと遺跡の関係者らしい制服を着ていたし、何者なんだ?用意周到というかおバカというか。

 Nazyがお腹空いたし、もう帰りの列車のこともあるので駅の近くに行ってご飯を食べようという。まあ もう夕方だし残りの遺跡は明日にしようと思い付き合うことにした。
 
 するとしばらくして雨が降り出した。すぐに止むだろうと歩いていたが激しくなってきた。あるところでバイクタクシーのおじさんが無人になった売店のパラソル広げて、その下に入れてくれた。やさしい。それでも濡れるので、近くの電話ボックスに入って雨が止むまで待った。
 15分程で小降りになり、そこでNazyとお別れ。自分は(やっと)自転車に乗り宿へ向かう。
 
 途中やはりお腹が空いていることに気付き、駅近くのマックへ。サムライバーガーとタロイモパイというメニューを注文。
 サムライバーガーって日本のてりやきバーガーなんだねぇ。パイは他にもコーンとパイナップルの3種類。なぜかアップルパイとミートパイは無い。

 食べ終わり宿に帰る、結局ほとんど自転車にのらなかったなぁ、まあ久しぶりに英語で会話できたし、こういうのもいいかな。

 宿の隣はBARになっておりタイソングが夜の11:30PMころまで流れていた。ジョグジャカルタの宿の時のへたくそな大音響のカラオケ(?)ライブなんかより全然いい。大きな蛙の大合唱と合わせゆったりとした夜を過ごす。
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040707(水) ワットめぐり

2004年12月07日 | '04タイ旅行記
王宮
 朝食は宿のそばのメン(パッタイ)の店。もちろん今回もWith Egg。ランブトリ通りのそれより5B高いがいいや。やはり何人かのトゥクトゥクドライバーに声を掛けられるが歩いて、まず王宮へ。

 入り口に入ると係員にまず呼び止められる。自分は今日も単パン・ぞうりの格好をしている。ここ王宮にはいるのに肌を露出した格好はダメらしい。話には聞いていたが本当に注意されるとは思っていなかった。
 長ズボンとサンダルそれぞれ100B(270円)ずつのデポジット。15B(約40円)の靴下購入(レンタル?)。なぜサンダルが良くてぞうりがダメなのかよくわからんが・・・。


装飾 金と青の色のコントラストがGOOD
 近くに寄ると色のついた鏡のようなかなり大胆にベタベタと壁や柱に貼り付けられている。同じ派手でも日光東照宮の木彫りに彩色してあるそれとは印象は全く違う。これがここタイの美意識なのだろう。しかし色のセンスは好きだ。
 
 ワットプラケオのエメラルド仏。中には凄い観光客。数人お祈りする人がいた。とにかく暑くて、歩いて敷地内のいくつかある建物を観て周るのがどうでもよくなるほどだ。身動き一つしない警備員(?)には笑えた。


ワットポー 寝釈迦仏
 次に隣の敷地のワットポーで巨大な寝釈迦仏、とにかく大きなお釈迦様が横になっているというもの。エメラルド仏や寝釈迦仏よりも敷地内にたくさん置かれている中国風の石像の方が惹かれるものがある。
 この2つの観光ポイント、やはり観光客がぞろぞろぞろぞろ。たま~に、ガイドの解説を盗み聞きするといろいろタメになる情報があったりする・・・。


ワットアルン 天気ワルイなぁ 船の上からの撮影なので斜め
 その後ワットアルンに行くためボートに乗らなくてはいけないが見つからない。数人に聞いてやっと乗り場にたどり着く。たった2B(約5円)でOK。
 ボートに乗って2分ほどで向こう岸へ。


コメント
 絵葉書の中の「暁のワットアルン(川の対岸から望む夕日のワットアルン)」、それはすばらしく美しい。
 しかし近くに行ってみると、うーん、白い漆喰に色とりどりのタイルが埋め込まれている。なんか田舎の昔のトイレのようだ。周りをとりまく石造もうーん・・・。あまり美しいとも技術が高いとも思えない。
 ぐるーと歩き、特にうっとり見とれることも無くあっさり外へ出て、ふたたびボートに乗り対岸に戻る。

 歩いて宿へ、夕食はランブトリ通りのメン。
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