ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

食わず嫌いでした。すみません。 ~ ダンジョン飯(だんじょんめし) ~

2024年02月26日 | 漫画・アニメ

 面白そうな漫画は何でも読むように心がけている私ですが、興味が全く沸かない漫画のジャンルがいくつかあります。
 そんな私が読まない漫画のジャンルの1つが『料理漫画(グルメ漫画)』です。本当に読まないですね。

 私が料理漫画で唯一コミックスを持っているのは、故・谷口ジロー先生が作画を担当された『孤独のグルメ』くらいです(下の写真)。ドラマ化もされている人気作品ですね。
 ただし、私が本作を購入(電子書籍です)したのは大好きな谷口先生の作品と言う理由だけで、描かれている料理の話にはあまり興味はありません。そんな感じなので、本作は他の谷口先生の漫画と違って定期的に読み返すことがほとんどありません。

 

 そんな料理漫画に興味が沸かない私の耳や目に数年前から入ってきたのが九井諒子先生の漫画『ダンジョン飯(だんじょんめし)』です。Amazonから何度も『お薦めの漫画』として紹介されました。人気のある作品とのことでした。

 しかし、私は題名に付いている『飯(めし)』と言う単語と、第1巻の表紙に描かれている主人公らしき戦士が手にしているフライパンの絵を見て「これは料理漫画だな。」と思って全く興味を持てませんでした。サンプルのダウンロードさえしませんでした。完全にスルーです。

 と言った状態が何年か続いていたのですが、今月に入ってYouTubeか何かの動画サイトでアニメ化された『ダンジョン飯』を少し観て興味を持ってしまいました。動画を観終わってすぐに試しに第1巻を購入しました(電子書籍)。読んだ感想は、

 「面白いじゃん。」

の一言です。九井先生の書く絵は私が「この人は絵が超絶に上手いなぁ。」と思っている森薫先生に匹敵するくらい上手くて綺麗ですし、物語も私が想像していた単なる『剣と魔法の世界での料理の話』ではない王道のファンタジー物語(+お笑い)でした。これは私の勘違いでした。完全に食わず嫌いでしたね。「もっと早く読めばよかった。」と後悔しました。

 第1巻を読み終えた後は、Amazonで『ダンジョン飯』が全巻50%ポイント還元セールを行なっていたこともあって、最終巻の14巻までを一気に購入しました。半額で購入できたのでラッキーでした。
 そして、2日で最終巻まで読み終えました。物語は二転三転して本当に面白かったです。登場人物達が活き活きとしていてキャラクターが立っているので読んでいて楽しかったですね。いつもは興味の沸かない料理の部分も笑えるシーンが多くて面白かったです。現実世界の料理とは違いますからね。


 以上、食わず嫌いを後悔した漫画『ダンジョン飯』の話でした。アニメ版も全話観たいと思います。

 2日間で一気に最終巻まで読みましたが、登場人物が多く、顔と名前が一致しなくて混乱し、物語を完全に理解したとは言い難いので、今は第1巻からゆっくりと読み直しています(特に終盤の物語の展開が私には難しかったです)。
 漫画『ワンピース』や小説『餓狼伝』もそうですが、還暦が近い初老の私には登場人物が多い漫画や小説は年々読むのが大変になってきています。『ダンジョン飯』もそんな作品ですが面白いので頑張って何度も読むことにします。

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