俺と学会と時々家族と・・・

バリバリの活動家時代を振り返ると、家族に対して何もしてあげれてなかった。

特に圏幹部だったので毎日、会合や家庭訪問や打合せなどで帰宅が12時や1時になる事が多かった。
日曜日や祭日は、昼間はあまり会合はないけど、夜は平日と変らない状態。
夜に会合があるから遠出出来ないし、ゆっくり家族でご飯なんか食べれない。
年末年始も新年勤行会の運営や特別警備で家に帰ることも少なく、年が明けてからも１日２日と新年勤行会出席や着任。
実際は３日からが本格的な休み。２～３日休んで、新出発の会合。
ゴールデンウィークもギリギリまで折伏戦。
学会職員の幹部からは「１日ぐらいはゆっくりと家族サービスをしましょう」と言われ圏幹部は苦笑いみたいな・・・。

こんな活動家時代でしたので、今考えると嫁さんが逃げなくて本当に良かったと思いますｗ
嫁さんは結婚するときに私が折伏したけど組織には付いてなく、勤行はしないけど題目三唱をする程度の超非活動家です。

こんな生活が続いていましたので、何度か近所の家族のように休日はドライブやショッピングやアウトドアをしたい！って泣きながら言われてましたが、この戦いが終わったら連れて行くからと言ってなだめていました。
子供が出来てからは、嫁さんと子供達で勝手に遊びに出かけてました。私は相変わらず学会活動・・・。


冷静に振り返ると異常ですよね。
信心の目的は幸福になる事。
振り返ると、その時は本当に信心して良かったとか、幸福を感じてはいなかった。じゃあ、何故そこまで活動をしたのか？

役職があったから！これに尽きる。

自分で言うのも何だけど、昔から人一倍責任感はあった。
与えられた役職は全うし、次の人まで組織を拡大し無事に引き渡すと思っていた・・・。

だがついに自分が壊れそうになった…。いや壊れた。
連日の会合、数のプレッシャー、創価班の運営、大学校の離合や運営。（※本部長、創価班運営部長、大学校団長（実質）、区未来部責をやってましたｗ）
何日も眠れず、睡眠薬を服用して１～２時間寝る生活が１ヶ月続いた。
嫁さんから「人生長いんだし、これからの事を考えて、少し組織から離れたら？」
今までだったら聞けなかった言葉もすんなりと聞け、「少し離れよう」と思い、現在に至ります。

今では、家族で休日はゆっくりと過ごし、夫婦で趣味を見つけ、夜は子供達とお風呂に入る、こんな普通な休日を、組織から離れた事により満喫出来ています。

嫁さんには今まで寂しい思いをさせた分、何十倍何百倍と返していこうと思っています。

今後、組織に戻ることはあっても役職は受けないし、自分のペースで自分らしく信心をしていこうと思っています。