銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

外見と性格

2017年05月27日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

銀のステッキ旅行で初めて、加古川市・別府港のそばにある

「多木浜洋館」の見学へ行ってきました。

普段は、月に一度、事前予約・人数制限での見学会をされていますが、
今回特別に、銀のステッキ旅行だけの特別見学会の時間を設けて頂きました。

「多木浜洋館」のホームページの写真での(私の)イメージは、
大きくない建物なのかな?
あまり豪華さ・すごさが伝わってこないな…
少し、怖いイメージまで…(失礼しました)

でしたが、実際見学するとイメージがガラリと変わりました。
外観と内観とのギャップと、内面に多くみられた豪華な彫刻、
床・天井・壁が部屋ごとにデザインが違い、建築素人でも重厚さ伝わってきました。

*写真撮影は、禁止されています。

 

肥料会社で財をなした多木久米次郎が来賓を迎える為に建てた木造4階建の洋館で
大正7年に着工し約15年の歳月をかけて完成。

軒や庇の裏側まで銅板で覆われて、当時は、銅板色に輝いていたことから
“あかがね御殿”と呼ばれています。

平成14年に国の登録有形文化財となりました。

入口を入ると吹き抜けのホール
目の前の折れ階段は、三階まで繋がっています。
階段柱は、個人宅では使われないぐらいの大きさで。
木彫りの彫刻に目が引きました。

一階の大広間。
天井は格子状に組まれた格天井で、格子の中には、草花や果実の彫刻。
どれも色鮮やかに色づけされていました。
壁紙は、西陣織。
床面は、寄木の床。
お部屋ごとに模様が違うそうです。

二階の貴賓室。
天井は、朱の色の格子状に組まれた折り上げ格天井。
格子の中には、草花の彫刻が掘られており、金色に塗られていました。

 

ご説明の方が、
「多木久米次郎は、おちゃめな方でした。」
「東京へ行くと東京ステーションに宿泊されて、

よく俳優さんに間違われていたほど、かっこよい方でした」


お話を聞いていると、イメージ出来なかった「多木浜洋館」が
建物を内側から見て、久米次郎の人柄に触れて、身近に感じることが出来ました。

昔は、ここでクリスマスパーティーを開いたり、
目の前にあった砂浜(今は埋め立てられています)に子供たちが泳ぎに行ったり…
この洋館は賑やかだったと。

帰り際には、人と人との関わりがある温かい建物に変わっていました。


また皆さんをお連れして訪ねたいと思います。

 

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さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
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銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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