NoMa's Blog

一日を振り返りながら…。今日の終わり、継ぎ目の時間に綴る言葉。ボサノバを聴きながら…。

シリア、難民、児童虐待 : 身勝手で理不尽な、救いようの無い世界の現実

2015-09-12 10:55:54 | Weblog


朝、PCに向かっていると、突き上げるような揺れ。


久しぶりに感じる、大きな地震だった。


11日という日付付近では、ここ最近不穏な出来事が多いような気がする。


朝から、PCに向かっていたのは、既存曲のスライドを作っていたから。


YOUTUBEにUPするにあたり、スライドであっても多少動きが欲しいと思い…。





ところで、酷い話が多い中で、本当にどうしようもない焦燥感に苛まれたのは、


シリアの難民船が沈没し、その移民の子供が海に投げ出され亡くなったニュースだ。


その小さな身体がうつ伏せで海岸に打ち上げられた様を見た。


こんなに小さな、いたいけな身体が動かなくなって海岸に打ち上げられている。


余りに酷すぎる現実。


シリアは内戦状態が続き、現大統領は自国民に化学兵器を使用し殺傷(※ショッキングな写真も含まれますのでご注意願います


ロシアはシリアを支持し、アメリカはそのロシアから提案された、


実効性も効力も無い化学兵器使用の監査案を丸呑み。


全く、そこに生活をする民の生命を考えもしない。


難民はもう命懸けで船に乗り、陸を走り、不眠不休で微かな希望を求めて走る。


彼らを撮影中に、難民の子供に脚を引っ掛け、蹴り転ばせようとする女性カメラマン。


言い訳がましい釈明をしている。


理不尽な大人たちの、世界の事情の狭間で、


弱きもの、子供たちが無意味に死んでゆく。


もう、これは世界中が子供たちを虐待していると同等だ。





自分の「sayonara」という曲は児童虐待について歌ったもの。


これは‘Solitude Standing’でも書いた。


今回、この曲に画像を付けるにあたり、あのニュースの画像を使うか否か、


自問自答しました。


批判も覚悟で使用しました。後はフリー素材の写真を使ったスライドになっています。


良かったら、画像を目視して聴いてみてください。


宜しくお願いします。




※画像をクリック頂ければ、視聴できます。