NoMa's Blog

一日を振り返りながら…。今日の終わり、継ぎ目の時間に綴る言葉。ボサノバを聴きながら…。

金曜、零時付近

2012-09-29 02:01:10 | Weblog



金曜、零時付近、帰路の中間地点新宿を歩く。


行き交う人の渦、通り過ぎる笑い声、どこかで甲高い挨拶。


時折、崩れた音楽、崩れた足取り、そして無言の肯定、押しやられた怒り。


見上げれば煌々と月明かり、週末特有の据えた臭い、ここは新宿だ。


『私の詩集』と書かれたプレートを首から下げた女性が、


先週金曜日の新宿駅西口に立っていた。


それは以前のように一点を見据えて、微動だにせず。


そう、二十年前と同じ姿勢で…。


ただ、その真っ直ぐな瞳には、以前とは少し違っていたような気がした。


その瞳には、以前にはなかったものが宿っているように思えた。


少しばかりの…諦め。


視線を後ろに投げやって、西口駅に沿って歩き、思い出横丁をくぐり抜け、


しばらく歩くと私鉄駅につながる。


駅前宝くじ売り場前の自由人は、朝と同じようにそこに座り煙を吐いていた。


その時間持ちの古びた自由人は、至福の佇まいで毎日そこにいる。


煙草を燻らしながら…。


目的と時間、


幸せの総量規制、


自分を否定し誰かになる毎日、自己を肯定し自分として居続ける毎日


どちらを求めますか…?


朝晩彼は問いかける、


煙草を燻らしながら…。







風の便りと時間の経過②

2012-09-27 23:10:45 | Weblog



風が強くなってきた。


明日は関東に向けて、台風が冷やかしに来るそうだ。


子供の頃、『 台風が来る 』それだけで、不思議な胸騒ぎにはしゃいだ。


そんな悪天候が予想できるところ、お知らせです。


以前同じ環境にてご一緒させて頂いていた方の公演があります。


よろしかったら、お近くの方は是非。



スクランブル・エッグ


・場所・
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
(川崎市麻生区万福寺6-7-1・小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)
新宿から30分程

・日時・
27(木) 19:00
28(金) 19:00

・チケット料金・
日時指定・全席自由 予約当日とも
一般        3,000円
高校生以下   1,500円
川崎市民割引  2,500円(在住・在学・在勤)
川崎インキュベーター割引 2,500円(会員のみ)


川崎インキュベーター×公益財団法人川崎市文化財団 共催
怒涛の2連続公演!川崎南北腹筋まつり2012



しかし、凄いポスターだな。。。








4×22=88

2012-09-27 00:02:12 | Weblog



また0:00を過ぎてしまった。


毎朝、5:30起きだって言うのに…。


通勤時間 door to door で二時間。


一日で4時間を無駄にしている計算だ(呆)


22日出勤して、88時間のロスタイム、約四日弱何処かへ消えてしまう。


そんななか、睡眠のなかで毎日夢をみる。


記憶の整理とは違う、なにか意味ありげな夢だ。


暗闇のなか、近いところで雷の音だけが聞こえる。


そんな夢を二度ほどみた。


雷鳴は聞こえるが、光は見えない。


夢の診断によれば、警告夢だとも…、


また近々決定的な変化?が訪れるとも言う。


良きにつけ、悪しきにつけ、大きな変化が…。


そんな夢ばかり見るから、益々睡眠時間が削られる。


自分はただゆっくりと熟睡したいだけなのに、


この脳味噌がそれを許さない。


さて、そろそろ寝ようか?


また、不可思議な夢をみたら報告することにしよう(笑)


そしてその夢の意味するところが、その後どうなったのか?


検証してみたら良いのかもしれない。


そんなこと、他の誰も興味は無いかと思うけれど…。


それでは無意識の世界、無意識下の共通認識の世界へ。


願わくば夢の中で、guitar に触れられたら最高だ。


久々に…。


おやすみなさい。







'Til Tuesday

2012-09-25 22:58:38 | Weblog



Voices Carry / 'Til Tuesday


それはMTVが流行っていた時代、1985年に全米8位になった曲だ。


順位なんてどうでもいい、ただ今から27年前の、自分は高校生で、


そして、Vo&Ba Aimee Mann は25歳だった。


そんなにも時間が経過したことに驚いてしまう。そんな昔話とは思えない。


記憶ではまだそこだ。


この曲のヴィデオクリップは今でも鮮明に覚えている。


特にラストのシーンだった。


自身を取り巻く鬱積した状況、束縛、目に見えないなにかに支配され、


押しつぶされそうな日常に辟易し、時に諦めがよぎり、疲れ…、


そして最後にその鬱積した感情がついに出口を失って、ほとばしり始める。


それは最初静かに漏れるが如く…、


ついに自分自身で制御ができなくなるほどの


怒り、どうにもならないほどの…。


一体、誰のために何を演じているのか? 


自身を無理矢理忘れ、誰を演じているのか?


そしてそれは誰の為? 何のため!





MTVのクリップと、もうひとつLIVEを参考までに。


Aimee Mann!



Voices Carry / 'Til Tuesday (1985年・全米8位)MTV


Voices Carry / Til Tuesday  live








0:06

2012-09-24 22:29:24 | Weblog



同じ夢をみた


特に親しくもなかった顔見知りが、幾度となく夢に現れた


そしてただ笑顔でいる その夢が幾度か続いた頃合にこう言った


『オランダいいですよ。』


訳が解らない。まあ、概して夢はそういうものだけれど…。


彼は頻繁にアジアに出かけていたのを思い出した。


そういえば、WEBで彼の旅路がアップされていたっけ。


興味本位で閲覧…。


そして自分自身も興味本位で今更ながら、YOU TUBE で遊んでみました。


動かない動画…。時間があったら不意に観てください。


不愉快にならない程度に(笑)


それではまた。



NoMa_MyCruelHeart


NoMa_SymphonicPlace


Sayonara NoMa







無題

2012-09-23 09:48:51 | Weblog



雨が降ってる。


ここのところ雨ばかりだ。秋の長雨と言われるが、気が滅入る。


ただでさえ、自分のなかに雨が降ってる毎日、


それなのに外気が湿り気を帯びるのは酷しいものがある。


人並みに幸せな状況にいるのは理解している。


けれど、それでは充たされない場所を内包している自分。


空虚さに常に囚われ、何かを渇望し、それを悟られぬよう生きる。


        『何を言いたいのか解らない』


あなたは少し侮蔑した視線でそう、蔑視するだろう。


ただの甘えだと人は言うだろう。


理解を求めているわけでもなく、また理解されるとも思っていない。


そう、解る筈もない。


自己肯定する事に迷いも葛藤も感じないあなたには。


それほどあなたは自信を持ち、自己愛に満ち満ちているのだから。


この空虚さを埋めるもはなんであろうか?


いや、それはきっとずっと充たされないのだろう。


自身の音遊び、その真似事以外には…。


文字を連ねて言葉を音に乗せる戯言以外には。


確かに掴んだはずのその術はいま、両手から離れて行った。


ハシャギ過ぎ、大事な風船を手放してしまった子供。


宙を舞う私の視線はまだ、あの風船を探している。


もうとっくにそこには無いのに。


君の風船なんか誰も知らないのに。


もう誰も。