お稽古事の発表会というのに今年も出た。
近年のなかでは1番酷い出来。
堂々とした音が出なかった。
自分の力不足なので、もう言い訳の仕様がないんだけど。
着ていくものも定まらず、
フォーマルっぽい服を全て掻き出してどれにしようか？と始めたのは
リハーサルの会場入り1時間前。
今年は発表会のために新調しよう！という気持ちも起きなかった。
ないないないないない、気分に合うものが無い。
いろいろ探ったなかから、若い頃に買った白い高級ブラウスを着てみる。
ちょっと黄ばんだ気が…もーいいやー会場暗いからわかんないよ！
母が定期的に押しつけてくる「自分で捨てるの忍びない福(服)袋」からも
色々発掘して形を整える。
決めた、来年服買おう。
一番大事なところにたどり着くために、
形から入ってみるか！
急に気温が下がった。
先日、長いこと掛けて(休憩中断多し、、)編んだマフラーを巻いて
娘は学校に出掛けていった。
今時こんな古典的なの持ってる子いるの？と聞くと、
「別に。いいんじゃない？」とそっけなく言って
晴れ上がった空の下に飛び出していった。
別に反抗期というわけでもなく、
だからって何でも素直に言うわけでも聞くわけでもなく。
先日の面談でも、担任に「我が強すぎ」と言われるも
自宅で話し合ってみると以外と冷静なところがあったり。
色々悩ましい存在でもあり、
頼りになる瞬間も確実に増え。
面白くなってまいりました。うん。
やり方間違えずに応援を続けたい。
この子はいつもこういう表情をしている
空回りばかりでうまく行かなかった時
自分のことを棚に上げて人を責めてばかりだった時
ものも言わずこちらを見上げる黒い目は
完全にこちらの胸の内を見抜きつつ
それでもこんな表情をしてそっとそばにいる
