徒然BOON

徒然なるままに気になることを綴ります

風光る(新選組)19~21巻

2011-07-27 23:03:36 | 風光る

 

表紙の主人公。

身体は横向きで顔は正面。ちょっと怖いほどすっごく首が回るんですね。フクロウ並

浮之助と名乗る遊び人。日本の歴史を大きく動かす人物なのだが、このようにして

主人公らと出会わせるとは・・・。 某テレビドラマの徳田新之助が創作のヒント

となったのでしょうか?(笑)

癪で倒れた局長のもとへ見舞いに来た深雪太夫。寝ていたところを起こされ

夢うつつ状態の局長と会話を交わす中で、局長が『流石は 武士の娘だな…』と

言った時の深雪太夫の表情と無言の吹き出し。 この先の展開を知った上でこの場面

読むと、なんだか切なくなる。 この一言が深雪の心に傷を負わせてしまった

のか。もし、深雪のこの表情を局長が見ていたら何と思っただろうか。 もし、

このセリフを局長が言わなかったら、二人の関係は別の展開になったのだろうか。

いろいろ想像を掻き立てられるひとコマです。 

     33 局長ー!いつまで昇天してるんですか。もう夜明けですよ。

         まあ、この先のおあずけ状況に涙する日々を思えば、今は余韻に

        浸って幸せをかみしめていてもいいか。(笑)

神戸開港、通商勅許、将軍譲位。どれも新選組は直接関わりのないことだが、浮之助

という遊び人を生みだすことで主人公らを絡ませてながらストーリ展開させ、読者に

わかりやすく日本史の流れを理解させている(と思う)。  主人公らを絡ませて

描かないと面白く読めないしね。

P35 3コマ目 何だか、部屋の寸法と人物の大きさが合って無いように見える。

P58 ご退場の慶喜さん。扇子、忘れてませんか?

P110 布団と人物の位置がちょっとおかしいと思う。がばっと起きたなら、布団の

   真ん中辺に座ってないかい? 主人公の枕、画がかれて無いし。 ←細かい

   前にも、土方らが江戸へ下っている最中、屯所で就寝中の沖田組長が何か怖い

   夢?を見て、がばっと起きた場面が描かれてあったが、その時の画も布団の

   頭部側に座っている画だった様な気がする。 ・・・まぁ、いいけど。

P148 あれ~!?、山崎さん。 屯所に出入りする時は他人の振りをするんじゃ

   なかったんですか?(6巻参照)  あ~、そうか。屯所内に入ってしまえば

   素の姿でもいいのか・・・。  でも、平隊士に顔を見られてたら素行調査が

   し難くなるのではないか?

P172 2コマ目の画。よくわからないが、軒下の欄間を見上げている画でしょうか? 

   欄間にガラス板をはめこんでいるんでしょうか? この時代にガラス板が

   作れたのか疑問。 斜線で表現しているのって何でしょう? ガラスじゃないのか?

このマンガ、洗顔や歯磨きはちょくちょく描かれているが、髭剃り場面って描かれて

いない気がする。何でだろう。少女マンガだから割愛しているのかな?

さて、局長らの長州視察に同行を願い出る沖田組長。長州(敵陣)へ赴く局長の身を

案じてのことだが、無下に却下。(局長のある考えがあってのことだが)

悔しさからか戻してしまう組長。そして、夜陰の中での涙封じの木の葉切り。

沖田組長、暗闇の中、舞い散る木の葉の気配を感じ取って切っているんですか。

さすがです。 ところで、『冴えた絶望の闇の中』とはどういう意味でしょう?

難しい言い回しで私には理解が、、、。 冴えた絶望、冴えた絶望・・・??

偶然写真師と出会い、訳あって女装して沖田組長との写真と撮った主人公。

この写真がこの後大変な事態を招くとは。

 

*** 20巻 ***

ここで問題  与兵衛さんが屯所に届けてくれた二人の写真を見る前に主人公に

持ち逃げられ廊下で泣き伏せる沖田組長に藤堂組長は何をしているでしょうか?

① 沖田の肩を叩く  ②沖田に馬乗りになる  ③沖田を指でツンツンする

                     この場面もクイズにしたら面白そう。 答え、P13

20巻は写真をきっかけに特命を受けた主人公が坂本龍馬を探るため、伏見の船宿・

寺田屋に潜入。寺田屋の女将やお龍、逗留していた坂本龍馬の人物像が描かれて

いる。 特に坂本龍馬は、作家・司馬遼太郎が創作した竜馬像ではなく、作者が

調べた実像(に近い)龍馬像が描かれていて、その違いが面白い。

P33 写真の隠し場所。『掘った跡目立ちますかね?』って気になるなら、墓石の

   横でなく、真裏に埋めれば副長に発掘されなかったのに…。詰めが甘いよ。

P42 副長、じっと写真を見つめて何を思っているんですか? 弟分の衆道について

    ですか、主人公の女装っぷりの見て何か思案しているのですか、それとも単に

  『これがホトガラピーか』と眺めているだけでしょうか(笑)

P63 暗がりの自室に誰かが居たら、もっと驚きませんかねぇ? 声を出すとか、

   刀に手をかけるとか…。あっそうか、手燭を落として火事になったら大変か。

P86 2コマ目の画で斉藤組長らうどん屋が寺田屋の斜め向かいの店とわかる。

P117 ところで、副長の枕元の冊子は何でしょうね? 以下考察・・・

   ①俳句選集 ②歳時記 ③大日本史 ④葉隠れ ⑤春画本(笑)  

最終ページのオチ。確かに見事だと思ったけど、作者さんはここまで構成(オチ)を

考えて、蓄電下男の留吉を設定していたんでしょうか。

確か坂本龍馬登場の回は、記念すべき風光る第100話だったかな? それが今は

第162話まで・・・。この先も連載が続けば3年半後ごろ、第200話が描かれるかも。

第100話同様、どんな記念事業が行われるか、、、楽しみ。

えっ、余裕で200行くでしょう。油小路あたりかな、それとも沖田組長が誓いを破る

時かな(笑)

 

*** 21巻 ***

女装しての潜入捜査以降“おなご度”がUPした主人公に沖田組長も斉藤組長も

土方副長もどぎまぎ。

3番隊への異動に不服の主人公は副長に詰め寄り理由を問うとするが、沖田組長から

の拒絶の言葉にショックを受け、父兄の墓前で『私、死ぬしかない』と吐露し、

雪の降る中比叡山へ向かう――

えっ?、死ぬって、、、自害するのか、、、??

21巻は内容が重たい。主人公も沖田組長も己の心と向き合い、葛藤しながら成長して

いく過程が描かれている。  この3日間の出来事がそれぞれの転機と言えるのかな

ちょっと違うか・・・ 

まあ最後にはとびきりのシーンがあるし。(●^o^●)

P47 斉藤さん、働き者ですね。 ちょっと前まで落ち込んでいたのに、もう

  “特命”モード。でも今回は特命というか私用ですかね。 しかし、床下に

   ねずみが潜り込んでいるのに二人とも気付かないとは、、、。

   斉藤さん、ちょくちょく床下に潜って幹部らの会話を聞いているが、幹部ら

   誰にも気づかれないですね。 さすが、仕事のできる男。

P105 竹刀を逆手で構えていても、一瞬で順手に構え直し、相手をはじき飛ばす

   沖田組長。 流石~。22巻で左手で木刀を扱う練習してるけど、すでに左右

   どとらでも剣をふるえるよう無意識に修練していたんですね。

巻末は袴の種類と構造等について解説。

ところで、寒い時期の袴の中はどうしているんだろう? 上半身は綿入れとか

重ね着するとかできるけど、綿入れ袴とかあったのかな? 裾がすぼまっている

袴なら多少は保温効果があるかもしれないが、普段の袴だと足首からお尻まで

スースーだし・・・

やっぱ、股引とかはいてるのかなぁ。ひざ丈とか七分丈・・・  でも、子どもの

頃から過ごしていれば、真冬でも袴一枚で過ごせるものなのかな、、、っと。

 

あと、どうでもいいことなんですが、普段着の袴の紐が固結びだが、お腹が急降下した場合、厠に駆け込んで、固結びの紐を解いて間に合うのだろうか?と、ほんとにくだらないことを考えてしまう自分に、喝ーっ

 

なかなかきれいに締め括れなーい (-"-)

では

 

  

 

 


速水真澄は誰だクイズ & 答え(7/26追記)

2011-07-23 17:52:39 | 何これ

 

 ろそろガラスの仮面』最新刊の発売日だな~と思い出し、白泉社のHPを見てみたら、

誰だかわからない人が速水真澄に扮した画像が3パターン流れていて、、、

思わず、噴き出してしまった。

特に三つ目の画像。  狼少女ジェーンの時の挑発場面。  ← 知ってるかな・・・

右手に背広、左手にはローストチキンを持って、『かかって来い。ジェーン!』という場面の

速水さんが・・・ クックックッ

入れ替わり現れる画像を1分ぐらい眺めて見たけど、全然誰だかわからなかった。

もしかして、ワイドショー番組等で見る経済評論家?の方かなと思ったが、名前が出てこない。

小柄で、首が短くて、、、(竹中平蔵氏ではないよ)  う~ん、名前が出てこない。

前の新刊発売の時もマツコ・デラックスさんが月影千草に扮していて面白かったし、多分

意外な人物が扮装してると推察。 じゃないとクイズにする面白みがないでしょう。

 

因みにクイズの応募の締め切りは  7/24(日) 

豪華賞品が抽選で当たるようです。 

 

【7/26 追記】

正解は  デーブ・スペクターさん でした。

はぁ~、予想は外れでした。 でも、ワイドショー番組等ででよく見かける、ってのは

合ってました (^^)v

因みに予想で名前が出てこなかった経済評論家?の名前、思い出しました。

宮崎哲弥氏です。  思い出せないと言えば、ここ何カ月かずっと思い出そうとしていた名前

があったんです。  それは、大関・日馬富士の改名前の四股名です。 知ってるはずだった

名前が出てこず、ずーっと(毎日ではないですよ。たま~に思い出しては)もやもやしてて。

一度気になったら、気になるじゃなですか。

でも、ネット等で調べてしまっては、ますます脳が退化してしまうと思い、頑張って記憶を

探っていましたが、、、ついに負けました。  おととい、ネットでぽちっと・・・。

答えは 安馬でした。  あ~、そんな四股名だったなぁと・・・

 

ふらっと、

   大都芸能主催  第2回 全国統一模試『速水真澄しばり』 受験してみました。

                             結果は   70点   まあまあでした。

 

 では

 

 


風光る(新選組)16~18巻

2011-07-18 19:18:36 | 風光る

初項によく、屯所の太鼓楼?がドーンと描かれているのを多々見かけるが、どれも同じ

には見えない。 いろんな構図で描くの好きなんだなぁ・・・。

P13の最後の画。例のクイズの難問ですね。確かに見落とされがち、というかちいさ

過ぎて気付けない。

原田組長に見染められたおまささんて、実際はどんな人(身分)だったんだろう?

本作品では大店のお嬢さんだけど、NHK大河ドラマでは茶店の給仕さんの設定だった

ように記憶してるが・・・(記憶曖昧)。 でも、士農工商を考えると、本作品の

方がしっくり来る。 

副長―――っ、ろっ労咳を患っていたのですか―――!!!

完治しているとの法眼の見立て、安心しました。  ・・・ ということは ・・・

自分が労咳だと気づかない時に接していた総司に労咳が移ってしまい、それが数年の

潜伏期間を経て発病した、という伏線でしょうか?    あ~、いったいどんな

シチュエーションで総司は労咳を病んだことを知り、喀血するんでしょうか?

              いかんいかん、先に進み過ぎました。<(_ _)>

P43 巡察帰りのシーン。手甲付けて巡察しているのですね。確か前にも巡察帰りの

斉藤組長が手甲を付けている画があった。 でも、普通の巡察の画は手甲付けていない

ですよね。 手甲付ける、付けないの違いはなんでしょう・・・? 捕物がある時は

手甲を付けて出動するのかな?

新しい隊服。黒一色で引き締まりますね。 試着した総司に『着心地はどうだ?』と

問う副長と『動きやすそうですよ』と答える総司の会話。

どう見ても、いつも着ている羽織袴と同じ形に見えますが、わざわざ着心地を問うと

いうことは、何か特別な仕立てでも施されているのですか? 

P62 斉藤組長の唇は高感度な受信装置らしい。相手の深層を読み取る能力、

驚嘆です。  はっ、では第162話最後の画。あれも相手の深層心理を読むための行為

なのでしょうか・・・。 でも自発的行為だとその能力はどう働くのか? そもそも

しているのか?     真相は来月号で。

主人公負傷により法眼の仮寓へ運び込まれる。そこで自分の知らぬ父のことを法眼から

聞かされ、亡き父への想い(誤解)を改める。

ここでちょっと計算 【富永玄馬氏で】

結婚時=17才 → 2年後長男誕生時=19才 → 7年後長女誕生時=26才 に現在の

主人公の年齢17才を足すと、26+17=43(玄馬氏存命なら43歳前後となる) 

ということは、10の歳の差だという法眼は今現在・・・33歳!? 若っ。

沖田組長に縁談が・・・。揺れる野の草=主人公は己の気持ちに踏ん切りをつけるため

見合いの場所(芝居小屋)へ出かける。 P168の画。 雑誌掲載時はカラ―の扉絵

でした。水色の着物に金色系の帯、赤い腰紐? できれいな絵だったと・・・。

切腹裃の浅葱色は水色と黄緑色と白色を混ぜたような色だが、単行本表紙のだんだらの

羽織と同様、結構青っぽい浅葱色だった。

*** 17巻 ***

主人公のピンチにすっと現れ、さっと助ける沖田組長。かっこいー。

でもこれが原因でお見合いがおじゃんに。 沖セイファンにとっては万々歳。

衆道についてはよくわからないんで、スルー。 料亭らしき家屋の庭の画、いいと

思いませんか? P54の坪庭。石灯篭の穴の向こうに見える幹もちゃんと描いて。

セリフだけのコマなんだから手の掛からない画でもいいのに、、、。下のコマの

反対側からの画とつい見比べてしまう。

谷三十郎登場。 

砂糖で土俵を作り、妓達に相撲を取らせるとは。力水も砂糖水、清めの塩も砂糖ですね。

 

う~ん、谷三十郎 ←呼び捨て(笑) 

嫌な点ばかり。大真面目な堅物ゆえの結果なのか。でも、近藤局長は谷三十郎の

行きすぎた行為をただ叱責するだけでなく、その行為の根底にある志に敬意を払う

ことも忘れない。長所は短所、短所は長所って事ですか。さすが局長。器がでかいぜ。

17巻の巻末に 沖田組長の月代バージョンが描かれているが・・・。編集者さん、

月代なしの髪型で正解です。反対してくれて、ありがとう―❤

*** 18巻 ***

前巻から続いた中村五郎が伊東一派に組するまでの経緯。 現在17才、あと2年だぞ。

恋に誠に大いに励めよ。

休息所騒動(主人公に限り) 小花さん、沖田せんせとの出会いを回想。

この作品、よく回想シーンや主要人物の昔のお話(子どもの頃)が描かれるが、

作者さんは構想時点で考えておくものなのか、それとも、描く段階になって辻褄が

合うように描くのか。まぁ、構想を練りながら描いているんでしょう(憶測)

小銃調連。弾が土塁に当たるようになってよかった。奥に見えるのは竹矢来。

ということは竹矢来の向こうは、本願寺境内ってことですか。 よく今まで死傷者が

出ませんでしたね。

オーダーメイドの神谷使用大刀。刀身1尺8寸=約54.5センチ。土方副長に打った大刀は

2尺8寸=約85センチだから、普通の大刀より30センチも短い。テニスやバドミントンの

ラケット程度の長さの刀で、相手と対峙するとしたら・・・もっと鍛錬を積まないと。

しかし85センチの刀を抜くのって大変そう。メジャーを85センチ引き出して、左腰に

当て、左手で鞘を持った風にし、刀を抜く動作をしてみてください。(お暇な方)

右腕をいっぱい延ばしても抜けきらないと思います。以前、俳優の松方弘樹さんが

『抜刀と同時に腰を左に回転させないと刀は抜けない。だから着物の帯はウエスト

でなく、腰で締めないと』とテレビで解説していたので、腰を回転させたら抜け

した。 Let's Try!

局長、自身のことを“無骨な甕で節穴だ”と言っているが、それならこんなにも

癪はおこさないと思うのだが・・・。 深雪太夫に癒してもらって、昇天 あわわ

元気が回復しますように(笑)

 

では。

 

   

 


風光る(新選組)11~15巻

2011-07-05 23:44:43 | 風光る

山南総長と伊東参謀一派の密会。

『抗えない・・・か』

佐幕か反幕か。山南総長が隊を脱走し切腹となった(選んだ)過程を説明するという

難しい話ばかりになってしまわぬよう、合間に戦災孤児の正坊や明里との触れ合いを

描いている。前に出てきたお悠ちゃんもそうだが、正坊や明里といった新選組の歴史

を描いていくうえでは、さして重要でない(架空も含む)人物のその後もきちんと

描いていくこの作家さんは、創りだした人物皆に愛情深いなぁと感心する。

  それにしても隠密・斉藤組長。いつ着物を着替えたのですか!  P30

  着替えてから屯所を出たのか、途中で貸衣装屋に寄ったのか、わからないが尾行中に目を

  放したら総長を見失ってしまいます・・・っは、もしや、その着物はリバーシブルなの

  ですか!!   いつでも、変装できるようにと、、、さすがです。

そして後半の山南総長の切腹。

その前に総長と明里を会わせるため、主人公は馬を疾走させて明里を迎えに廓へ。

有名な屯所での窓越しの別れ。そして明里への手紙。 涙をさそう名シーンです。

  でも主人公はいつ乗馬の練習したのでしょうか? 馬が悲鳴?を上げるほど疾走し、

  明里を連れて来れるぐらい馬を乗りこなせるようになっていたとは・・・、あっ、

  そういえば、3巻で“馬術の修練”に出かけてましたね(笑)

  あと総長切腹の場面。本人も含め全員が羽織袴の姿だったけど、これは・・・

  裃で無くてもいいのか?

 

12巻は総長切腹後から屯所移転までのつなぎって感じの内容。 

あと、この巻には前川邸の平面図(古地図と史実をもとに作者が創作した)が

掲載されています。こういう図面を見るのって面白いですよね。

局長や幹部らが玄関から自室へ行くには、台所の板の間か隊士の部屋を通らないと

行けないのはいかがなものかとか、井上・永倉組長の部屋って庭に面していないから

薄っ暗くて風通しも悪そうだなぁとか、ついいろいろ想像してしまう、、、。

  P159の沖田組長。いったい何メートル飛んでるんですか! ものすごい跳躍力です。

  主人公の身長を155センチ程度と推定するとその頭上、、、2メートルは超えてますね。

  助走したとしても地面から足まで2メートル・・・。 こんな身体能力があったら、今なら

  金メダル獲れます。  あ、でも、沖田組長をカッコよく登場させるために、相田さんと

  山口さんが踏み台となって沖田組長のジャンプを補助していたんでしょうかね(笑)

 

13巻 無事に屯所移転。隊士補充のため、江戸行きを近藤局長から命じられた

沖田組長。長く離れることになる愛弟子(主人公)を心配し、厳しく稽古を

つけ始めるが、組長の変化に戸惑い、悩む主人公。紆余曲折あって組長の真意を

知った主人公は沖田組長の保護が無くても、自身を守る術を身に付けたことを

証明する(=隊に残るために)ため、必死で稽古し、女子一流の剣法を考え出す。

そして、江戸出立の前日、沖田組長との真剣勝負に臨み・・・

現在30巻までで、この女子一流の剣法は実践されていない。この先使う時があるの

だろうか? まっ、せっかく秘密の稽古をしてきたのだから、どこかで役立つ場面が

 あったら面白いのになぁ~と期待。

 

14巻 結局江戸行きの人選から沖田組長は外れ、江戸に赴いた参謀、副長、斉藤組長の

珍道中、珍騒動が繰り広げられたとさ。

  江戸まで13泊14日。相当な長旅だが、荷物は斉藤組長が肩に掛けてる物だけですか。

  P56・65の全体画面見ても、荷物持ちらしき付き人は見当たらない。最低でも3人分の

  洗面道具や替えの下帯などその他諸々が必要だと思うが・・・。寝る時も日中の着物で

  休むんですね。この時代の旅籠は現代にみたいに浴衣は用意されていないようです。

  毎日同じ着物で何十キロも歩き、毎晩その着物で就寝する。いくら入浴していたとしても

  その着物、、、相当臭いそう。14日間着っぱなし、、、ある意味この方が辛いかも。

新入隊士としてやって来た中村五郎。主人公が実は女子ではないかと興味を持ち、

ちょっかいを出す。ある晩、主人公を茶屋に呼び出し、女子だろうと確かめようと

するが、抜刀した主人公にばっさり斬られて――!

まぁ、切られたのは着物だけだけど。

  あれ!、翌朝の寝間着姿の中村五郎。よく見ると、昨夜主人公に切られた着物!!

  切られた箇所を昨夜のうちに繕ったんですね。自分で?それとも茶屋に頼んで縫ってもらった

  んですか? ってゆうか、着物1枚しか持って無いんでしょうか? 振り返ると入隊時から

  ずっと同じ着物です。就寝時も。って事は、江戸を出立してからずっとこの着物で過ごして

  きたんですか? 毎日? ・・・相当、臭いが・・・

 

15巻  幕府御典医・松本法眼登場。主人公の父と同じ医学所で学んだ、という設定。

主人公が知己の娘であると見抜くも、その境遇を知り、武士であることを望む主人公の

意思を尊重し、その後、陰日向となって主人公を助けていく。 

  話は変わるが、P48~49の3コマ目までの沖田組長と主人公のやり取りがよくわからない。

  自分(沖田)は主人公にとって頼りになる存在だという自己確認の会話なのか・・・? 

  う~ん、わからん。 ときどき、こういう理解するのが難しい箇所があって難義する。

  あ~、読解力が無いのが辛い。 

原田組長が将来のお嫁さんと出会った運命の場所・小便担桶処。今なら、公衆小便所

って感じか。今はお金を払って処理しているが、昔は小も大もお金になった時代。 

  でも、自分の家のすぐ横が小便担桶処だったら、やだなぁ。 一日中臭いそうだし。

  はっ、後半ほとんど“臭い”ばかりになってしまった(汗)

 

では。