NHKが今月行った世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は41%、「支持しない」と答えた人は43%で、政権発足後、初めて、「支持しない」が「支持する」を上回ったという。
昨年9月、ダントツの支持率で安倍総理大臣誕生、そして内閣が発足して約5ヵ月。だが、相次いで起きる閣僚の不祥事、失言で、支持率は低下するばかり。安倍首相も頭の痛いことだろう。
昨年12月には、規制改革担当大臣佐田玄一郎が、虚偽の政治資金収支報告書を提出していたことが判明して大臣を辞任。次いで、今年になって、文部科学大臣伊吹文明と農林水産大臣松岡利勝両氏の事務所費の不透明な支出計上問題で物議を醸した。
そして、久間章生防衛大臣のイラク戦争批判や米軍普天間飛行場移設に関するたび重なる批判に米政府が不快感を表明。また、麻生太郎外務大臣が、米国のイラク政策に関して。(アメリカがイラクを)占領した後のオペレーションは非常に幼稚」とアメリカのイラク政策を批判した。
そして、極めつけが柳沢厚生労働大臣である。「女性は子供を生む機械」という趣旨の発言をしたことから、野党各党は辞任を要求、さらに補正予算審議を拒否するなど、その波紋は大きく、未だに尾を引いている。
こういった閣僚たちを率いる安倍総理の苦労も察せられるが、小泉元総理のような英断はできないものか。このままでは安倍内閣短命説もあながち否定できないのでは…。
その安倍総理が、12日、民間人を助けようとして命を落とした警察官の弔問のため板橋署を訪れた。殉職した警察官に対する首相の弔問は異例だという。「危険をかえりみずに人命救助にあたったミヤケさんのような方を私は総理として、日本人として誇りに思います」と記者団に語ったが、宮本さんの名前を「ミヤケさん」と言い間違えた。間違えたのなら訂正すればいいが、それもしなかったということはあらかじめ名前の確認もしていなかったということだろうか。ああいう場で、人の名前を間違えることは全く失礼なことであり、せっかくの哀悼の辞も空々しく聞こえる。ただの人気取りのパフォーマンスなら、どんなに哀悼の意や故人への賛辞を表しても遺族には通じないだろう。
総理からして、こういうヘマをやらかすのだからどうしようもない。口が軽い、おしゃべりなのは女だけかと思っていたら、上から下まで、口が軽くて失言する人たちばかり。この内閣では「品格ある美しい国づくり」ができるとは思えない。
昨日6カ国協議が終わった。北朝鮮の核放棄に向けて、一歩前進した成果が見られたという。北朝鮮の駆け引きは見事、ごね得したようなものである。日本はといえば、安倍総理の「拉致問題」最優先で、この先、まかり間違えば孤立状態になりかねないとも…。顔に似合わずタカ派の強気な発言には力強さの反面、大丈夫かなという不安感を抱かないこともない。
内外ともに難問だらけの安倍内閣、7月の参院選の結果では存続も危うい。もっとしっかりしたブレーンが必要であろう。
昨年9月、ダントツの支持率で安倍総理大臣誕生、そして内閣が発足して約5ヵ月。だが、相次いで起きる閣僚の不祥事、失言で、支持率は低下するばかり。安倍首相も頭の痛いことだろう。
昨年12月には、規制改革担当大臣佐田玄一郎が、虚偽の政治資金収支報告書を提出していたことが判明して大臣を辞任。次いで、今年になって、文部科学大臣伊吹文明と農林水産大臣松岡利勝両氏の事務所費の不透明な支出計上問題で物議を醸した。
そして、久間章生防衛大臣のイラク戦争批判や米軍普天間飛行場移設に関するたび重なる批判に米政府が不快感を表明。また、麻生太郎外務大臣が、米国のイラク政策に関して。(アメリカがイラクを)占領した後のオペレーションは非常に幼稚」とアメリカのイラク政策を批判した。
そして、極めつけが柳沢厚生労働大臣である。「女性は子供を生む機械」という趣旨の発言をしたことから、野党各党は辞任を要求、さらに補正予算審議を拒否するなど、その波紋は大きく、未だに尾を引いている。
こういった閣僚たちを率いる安倍総理の苦労も察せられるが、小泉元総理のような英断はできないものか。このままでは安倍内閣短命説もあながち否定できないのでは…。
その安倍総理が、12日、民間人を助けようとして命を落とした警察官の弔問のため板橋署を訪れた。殉職した警察官に対する首相の弔問は異例だという。「危険をかえりみずに人命救助にあたったミヤケさんのような方を私は総理として、日本人として誇りに思います」と記者団に語ったが、宮本さんの名前を「ミヤケさん」と言い間違えた。間違えたのなら訂正すればいいが、それもしなかったということはあらかじめ名前の確認もしていなかったということだろうか。ああいう場で、人の名前を間違えることは全く失礼なことであり、せっかくの哀悼の辞も空々しく聞こえる。ただの人気取りのパフォーマンスなら、どんなに哀悼の意や故人への賛辞を表しても遺族には通じないだろう。
総理からして、こういうヘマをやらかすのだからどうしようもない。口が軽い、おしゃべりなのは女だけかと思っていたら、上から下まで、口が軽くて失言する人たちばかり。この内閣では「品格ある美しい国づくり」ができるとは思えない。
昨日6カ国協議が終わった。北朝鮮の核放棄に向けて、一歩前進した成果が見られたという。北朝鮮の駆け引きは見事、ごね得したようなものである。日本はといえば、安倍総理の「拉致問題」最優先で、この先、まかり間違えば孤立状態になりかねないとも…。顔に似合わずタカ派の強気な発言には力強さの反面、大丈夫かなという不安感を抱かないこともない。
内外ともに難問だらけの安倍内閣、7月の参院選の結果では存続も危うい。もっとしっかりしたブレーンが必要であろう。
安倍さんはきっと上がっていたのですよ。名前は秘書官と充分おさらいしていたと思います。せっかくのパーフォーマンスが無駄になりました。
大勢の人で上がるなんて素人ですヨ。やはり事の認識性が甘いのだと思いますよ。
これで人気を期待していたなら、誠にお気の毒です。