ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

鶏卵2個分の錦糸卵を冷やしそうめんに山盛りにする朝

2017年05月31日 | ほぼ嘘日記

午前6時に起床する 

昨日は暑かった 今日も暑くなるのだろうか? 

鶏卵2個で錦糸卵を作り繊切りキュウリを乗せた冷やし素麺の上に山盛りにする 青ネギを散らす 

素麺は島原 素麺つゆは鰹出汁に塩と醤油と味醂と酒 おろし生姜を混ぜてまわしかけた 


錦糸卵と素麺の相性は抜群だ 

ここに干し椎茸の含め煮が加われば文句は無い 

いや!青紫蘇の葉とか茗荷の繊切りも欲しい 

それらの具と薬味と素麺をつゆにとっぷりと浸してつゆごとするすると啜る 

これが慣れ親しんだ我が家の冷やし素麺だ 

そのためには薄味のつゆでなけれなならないのだ 

亡くなった母が大振りの器に素麺つゆをたっぷり用意していたのを思い出し 

それは母方の祖母のやり方とまったく同じだったということも思い出したら 

祖母が作る素麺つゆのなんともいえない美味さが蘇ってきた 

ある日のこと母の作るのと祖母が作るのと何が違うのか気になった私は 

祖母の家で「冷やし素麺が食べたい」とねだり台所で祖母のレシピを盗み見ることに成功した 

まず昆布と鰹節と煮干しで出汁を引きそこへ干し椎茸の戻し汁を加えて火にかけ 

そこへ薄口醤油と塩と砂糖と味醂を加えて煮て味見をした 

ここまでは母と同じだなと思っていたら祖母が味の素の缶を取り出してパッと入れたのだった 

正確にいえば味の素ではなくてハイミーだったけれど・・・ 


私の作る素麺つゆは祖母のつゆほどは美味くない 

あの味を求めたくなって化学調味料に手を出しそうになることもあるが 

それをグッと我慢して鰹節の量を倍に増やしてしのいでいる 

純度の高いアミノ酸が大脳を惑わせるのだろうか? 


純度の高いものは信用出来ない 

思想もそうだ 

弛みや濁りの無いものは自然ではない気がする それも程度はあるけれど 

今朝もほぼ原種のエチオピア・モカを挽いて飲む 

アフリカの大地の骨太な味がする 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする