諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

貴乃花の理事長選落選を想う。これは貴乃花の完全勝利だ。

2018年02月03日 11時37分48秒 | ニュース
どうも貴乃花の側近には中々の軍師がいるみたいだね。

貴乃花が理事長選で2票しか取れず落選。これは判り切っていた筈です。同一門の阿武松親方も両立して出馬したのですから。

仮に阿武松親方が出馬しなかったら、貴乃花が理事長に当選したでしょう。でもそうなったらまた対立となる。相撲協会側の理事長達は正論の貴乃花に対して意固地に反論する。自分たちの存在意義がなくなる。メンツが立たない。貴乃花の意向は全面的に拒否するのは明白。

だけど阿武松親方が理事長になれば相撲協会側も折れやすい。これほど騒がれたのだから相撲協会の常識が世間に通用しなくなっているのは理解している筈。阿武松親方の理事長当選は良い落しどころだと思いますね。

貴乃花は「1票で良い」と言って出馬したのは無言の圧力だと思います。

「自分は諦めてないぞ。八百長を黙認し不正をするなら何時でも戦うぞ。阿武松親方の後ろにいるぞ」と。

そして落選。落選したことで八百長・不正を嫌う真っ当な相撲ファンを落胆させた。相撲協会のダメさ加減を露出させた。どうしようもない協会だと改めて世間に認識させた。

これは貴乃花が理事長に当選するよりも効果がある。相撲協会もナアナアが通用しなくなったのは分かっている筈。もう自分たちの思い通りには行かない。

貴乃花は敗れて多くの相撲ファンを味方に付けた。相撲協会への不信感を増長させた。損して得取れ。完全に貴乃花の勝利だと思います。

これは笑いが込み上げるほど痛快。貴乃花が数日前から笑顔を見せていたが、態と負けることで結果的には理事長選落選は相撲協会に対するダメ押しをした。そりゃ笑顔になるってもんでしょ。完全勝利なのですから。

貴ノ岩への暴力騒動でここまで相撲界の腐敗を露出させた。貴ノ岩は心に傷を負ったと思いますが、何れは喝采を浴びて復活する筈です。相撲界の浄化の立役者として。

また同様なトラブルが発生したら貴乃花が待望される。相撲協会のメンツがまたまた潰れる。相撲協会も尻に火が付いて背水の陣を引かなければならなくなった。少しは、否、少なからず相撲界はマシになる筈。

それでもダメなら相撲は神事で無くなる。相撲プロレスに落ちる。頑張らざる負えないですよ、相撲協会は。


ではでは。

コメント (2)
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