んきち激情しゅっちょうじょ

気になったニュースを適当に。

よいお年を。

2005-12-31 17:34:30 | つぶやき
今年も残すところあとわずか、という話。

のんきなネタで書いていくつもりだったのに、なんだか「ちゅうかん」ネタがやけに多くなってしまいました。

来年はもちっとのんきに攻めてみたいと思います。

風の息遣い。

2005-12-28 19:09:45 | マスメディア
MSN-Mainichi INTERACTIVE 社説 特急転覆 安全管理で浮ついてないか
4月の兵庫・尼崎の悪夢がよみがえった。山形県の羽越線で起きた特急「いなほ」の脱線転覆事故。先頭車両は今度も線路脇の建物に激突し、車体を「く」の字形に曲げていた。閉じ込められた乗客の救出に時間を要したのも、尼崎の事故と同様だ。

(中略)

現場付近の風速は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかったというが、平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなかったか。突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
エスパーでなきゃ無理、という話。

毎日新聞の社説もすごいことになってきました。

この悲惨な事故をそれぞれが考えて、どうあるべきだったか、今後どうするべきかを考えるのは非常に重要なことです。
けれど人間にはできることとできないことがあります。

風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。

風の息づかいは普通の人間には感じることはできません。
ぜひこの社説を書いた記者には風の息づかいの感じ方を教えていただきたい。

まああれです、ここはあなたのポエムのコーナーじゃないんだよ、ってことで。

特急脱線事故。

2005-12-26 13:37:14 | マスメディア
JR羽越線で特急脱線、4人死亡・33人けが : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
25日午後7時15分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線で、秋田発新潟行き上り特急「いなほ14号」(6両編成)=鈴木高司運転士(29)=の先頭から2両が脱線、転覆し、3、4、5両目も脱線した。
お悔やみ申し上げます、という話。

年の瀬にこのような悲劇に会われた方に謹んでお悔やみ申し上げます。

さて、問題はこのような大事件をリアルタイムで報じないテレビメディア。
スカパーのニュースで気がついて、地上波を確認したものの、どのチャンネルも年末特番で忙しい。
昨年の12月26日にはインドネシア大津波が起こっていますが、そのときもテレビ各局は年末特番でした。
前々から準備してきた特番のスケジュールは動かしづらい、しかも年末特番となれば時期も限られるので、別の機会に、とも言いがたい。
その事情はわからないでもありませんが、NHKまでもが歌番組のためにニュース速報すら打たないというのはいかがなものでしょうか。

NHKの存在意義が問われている昨今、ただでさえNHKを見る目は厳しいというのに、こういう事件のときに一切動かないというのでは、NHKの存在価値がまた一つ減った、といってもいいでしょう。

そんな自分ですが、いやいやNHK受信料は払っているのです。

新潟大停電。

2005-12-22 13:16:18 | ニュース
雪や強風、新潟で65万世帯停電…大飯原発でも : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
東北電力や新潟県によると、22日午前8時10分ごろから、同県の下越、中越地方の広い範囲で停電した。
新潟市、新発田市、五泉市、加茂市などは全域、長岡市、柏崎市、三条市などは一部地域が停電し、被害はピーク時で計65万世帯に及んだという。
緊急事態、という話。

これはもはや大規模災害では?

この大雪、東京に住んでいるとまったく影響がなく、どこか別の国出来事のようですが、東京キー局のテレビ放送も似たような感覚らしい。
地方の一ニュース、程度の扱いで「雪がたくさん降っています。」と伝えるくらいで特に緊張感がない。

野次馬根性で危機感をあおるだけの番組も問題だけど、あまりにも無関心が過ぎるのもどうでしょう。
情報を仕入れたい人もたくさんいるでしょうに。

とか言ってたら東京もすごい風が吹いてきた。

韓国の核再び。

2005-12-20 13:20:49 | ちゅうかん
asahi.com:プルトニウム疑惑で韓国施設をIAEA調査 AFP報道 - 国際
AFP通信は19日、韓国で建設中の原子力関連施設でプルトニウムが将来抽出される可能性があるとして、国際原子力機関(IAEA)が調査していると報じた。
核保有の野望、という話。

やつらまだあきらめてなかったか。
何せ前科がありますからね、今回はどういうことになりますか。

と思っていたら続報が来ましたよ。

asahi.com:韓国政府は否定 プルトニウム疑惑 - 国際
韓国科学技術省は20日、韓国・大田で建設中の原子力研究所の実験施設で将来、プロトニウムが抽出される可能性があるとの一部報道について、「この問題で国際原子力機関(IAEA)から疑惑や質問を受けたことはない」として報道を否定した。
ま、予想通りですな。

火のないところにはなんとやら、仮に誤報だったとしても、世界各国の報道機関が韓国に対してこういった点で注目し続けている、ということがわかっただけでもこの記事の意味はあります。

今後も観察を続けたいと思います。

クローン胚は捏造。

2005-12-16 12:48:50 | ちゅうかん
ES細胞9株ねつ造か…サイエンス誌 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
韓国ソウル大・黄禹錫(ファン・ウソク)教授らによる人クローン胚による胚性幹細胞(ES細胞)のねつ造疑惑について、論文を掲載した米科学誌サイエンスは15日、問題の経過について声明を公表し、黄教授が患者の細胞から作り出したとされるES細胞11株のうち9株にねつ造の疑いがあることを明らかにした。
残る2株も正当性の立証は困難とみられている。
嘘ついてました、という話。

あらら、すごいオチがついちゃいましたよ。

以前のエントリでも書いた、韓国のクローン胚問題、研究の進め方に倫理的な問題があったとか、それを指摘したテレビ局に対して国民がデモを起こしたとか、ま色々だったわけですけど、そもそも研究そのものが捏造でした。

功名心、ってやつですかね。
韓国人発のノーベル賞かも、とか妄想は膨らんでいたわけですが、これでは逆に今後の韓国化学者の研究に対してはよりいっそう厳しい目が向けられてしまいますな。

だからこそ世界に向けて何かする、その国を代表して何かをする、というときには後に続く者の事まで考えてより誠実かつ慎重な態度が要求されるわけですが、途中はいらない結果を入手したやつの勝ち、という価値観が蔓延するかの国には難しい考え方でしょうな。

まあなんというか、バレないと思えるあたりがほほえましいです。

深海もの。

2005-12-15 13:14:04 | ニュース
Sankei Web 国際 3メートルの“連結”クラゲ 国際海洋調査で発見(12/15 09:59)
さまざまな形の個体がつながって3メートル近くになるクラゲなど、新種とみられる生物を多数発見したと、日本の研究者も参加する海洋生物調査チームが15日、発表した。

北極海の深さ1500メートルの深海で撮影されたクラゲは、多くの個体がつながり、最大だと長さ3メートル近くになる。それぞれのクラゲは移動するために水を噴き出したり、えさを採ったりするのに適した形に変化しているという。
合体生物、という話。

すごいぞ深海、いろいろいるなあ。

生物進化の多様性を感じさせます。
劣悪、とされているはずの深海にこそ生物進化の鍵がありそうです。
つーか、思っているより早く生物は進化するのでは?とか色々想像できてしまうので深海物は大好きです。

と、愛らしい動物のほのぼのネタ。

ちゅうごく捨て身のギャグ。

2005-12-14 13:06:50 | ちゅうかん
Sankei Web 国際 「中国は有史以来の平和国家」 外務省副報道局長(12/13 23:52)
中国外務省の秦剛副報道局長は13日の定例会見で、「歴史上、中国は他国を侵略したことはない」と言明、中国が有史以来一貫して平和国家だったと強調した。
チベットは?という話。

この発言の意図がわかりません。
だって、この産経の記事にもあるとおり、
中国は1949年の共産党政権誕生以来、50年の朝鮮戦争、62年の中印国境紛争、69年の中ソ国境紛争、79年の中越紛争など数多くの軍事紛争を経験している。
なんですもの。

一番深刻なのは当然チベット問題
人権蹂躙の限りを尽くしている、国際的な非難も当然高まっている。

むしろ軍事大国化しているのは中国のほうだろ、という最近の日本の政治家の発言を受けてのことだとは思いますが、ここまで自爆しなくったっていいじゃないですか。
素直に中国の言うことを真に受けている日本人も結構いるんですが、その人たちにもこの発言はいくらなんでもおかしい、と感じていただけるんではないかと。
いや無理か。

しかしこうまで子供じみた発言をしなければならない状況とは、中国の内部に何が起こっているんでしょうか。

朝日の社説連日の大暴走。

2005-12-12 13:07:34 | マスメディア
asahi.com :朝日新聞今日の朝刊-社説 前原発言 外交センスを疑う
前原代表は、民主党をどこへ導こうとしているのか。耳を疑う発言が米国発で届いた。
いわく、原油や物資を運ぶシーレーン(海上交通路)防衛のうち日本から千カイリ以遠については「米国に頼っているが、日本も責任を負うべきだ」。このため「憲法改正と自衛隊の活動・能力の拡大が必要になるかもしれない」。
さらにミサイル防衛や、周辺事態になるような状況で「集団的自衛権を行使できるよう憲法改正を認める方向で検討すべきだ」と踏み込んだ。
特に問題はなさそうですが、という話。

いつまでも反対のためだけの反対を唱えていればすむ時代は終わったのです。
というエントリを書いたのは先月の話。

民主党前原代表は、時々進路がぶれそうなことも言い出して不安になることもあるけれど、現実路線で第二政党を盛り上げる、という方針はまだ失っていないようです。

それにしても気の毒なのは朝日新聞。

先の総選挙で、対立軸のなさ、あるいはその現実性のなさに嫌気が差し、消極的支持で自民党を圧勝させた国民。
その大敗によって、遅ればせながらようやく国民の意識の変化を読み取り、これまでの反対のためだけに存在する政党からの脱却に着手した民主党。

しかしその変化がどうしても納得できず、また許すことのできないのがわれらが朝日新聞。

ある政党の政策が間違っている、と思うのであればそれを指摘するのはかまわない、それが表現の自由というものですから。
しかしこの社説からは、政策自体が間違っている、ということよりも、「今まで我々の言うことを素直に聞いてきたはずの子分が突然言うことを聞かなくなった、どういうわけなんだ?」という実に生々しい戸惑いがにおい立ってきていかんともしがたい。

とどめにこの捨て台詞。
「日米同盟は何より大事。中国には毅然と対する。だから民主党が政権をとっても自民党と変わりませんよ、心配はいりません。そう米国に言いたかったのだろうか。ならば、自民党政権のままでいいではないか。」
言うこと聞かないんだったらお前なんかいないほうがましだ!って子供じゃないんだから。

朝日の社説。

2005-12-10 23:29:15 | マスメディア
asahi.com :朝日新聞今日の朝刊-社説 ビラ配り有罪 表現の自由が心配だ
自衛隊のイラク派遣に反対するビラを東京・立川の防衛庁官舎に配って住居侵入罪に問われ、一審で無罪となった市民団体の3人に対し、東京高裁が逆転有罪の判決を言い渡した。
有罪とはいえ、懲役6カ月の求刑だったのに対し、量刑は罰金10万~20万円だった。勾留(こうりゅう)日数の一部を金に換算して差し引くと、1人は払う罰金がゼロとなる。いったい何のための捜査、裁判だったのか。裁判官も有罪としながら、ためらいがあったのだろう。ビラ配りを「犯罪」に問うた無理が浮かび上がる。
なにいってんの?という話。

朝日新聞、しかも社説。
もはや自分が何を書いているのかもわかっていないご様子。

住人がやめろといっているにもかかわらず、無理やりビラを配る。
それも自衛隊の官舎に自衛隊のイラク派遣反対ビラをまく。

ただの嫌がらせに過ぎないこの行為、警察を呼ばれるのも無理はない。
逮捕も覚悟の上での断固とした行動だというのならまだわかる、しかしこいつらは「ビラを配っただけで逮捕なんてひどい!」と泣き言を抜かす、覚悟もくそもあったもんじゃない。

そこにこの朝日新聞の社説。
ビラ配りによって一部の住民が不快感を感じるにしても、社会的な表現手段を認め合うことの大切さは否定できない。
おいおい、不快感を感じた一部住民の権利は無視ですか。
勾留(こうりゅう)日数の一部を金に換算して差し引くと、1人は払う罰金がゼロとなる。いったい何のための捜査、裁判だったのか。
罰金は利益を得るために課しているわけではありません。
何のためって、そりゃ罰を与えるためでしょうが。
拘留によってある金額と同等の罰が与えられたとみなされたから罰金額がゼロになっただけの話。

(自称)大新聞の最も権威あるコラムがこれかよ、と。