8/11 第27節 アビスパ福岡戦 （京都・西京極競技場）

写真：試合前、勝率の良いコトノちゃんの対戦相手マスコットアップリケをパーサ＆女子マネさんと撮影して験担ぎしたのだが…

２位チームと１４位チームの差、厳しい現実

前節、岡山相手にアディショナルタイムに追いついてどうにかドロー。
現実的な目標であるプレーオフ進出圏である６位・横浜ＦＣとの勝ち点差は５。
数字だけ見ればまだまだ昇格の可能性はある、と言いたいところだが、
６位までの間には７チームも存在している訳で…
これらのチームすべてが負け続ける事はあり得ない。
となるとサンガは自力でこれらのチームと戦って勝たないと順位は上がらない。

今日の相手は首位・湘南を勝ち点差１で追う２位・福岡。
井原監督の堅守速攻戦術で３位以下を大きく引き離している強敵である。

前節岡山戦で累積出場停止者が二人（ビツ、吉野）も出てしまった。
その上、練習中の肉離れで湯澤も離脱中で右サイドバックに誰が入るのか？
この週にＪ１甲府から移籍加入したベテラン土屋をどう使うのかも気になるが…

【サンガのスタメン】
　GK：菅野
　DF：内田、下畠、染谷、本多
　MF：仙頭、ハ・ソンミン、エスクデロ競飛王、岩崎
　FW：ケヴィン・オリス、大黒
SUB：清水、田中マルクス闘莉王、麻田、土屋、田村、伊東、イ・ヨンジェ

予想より大幅にスタメンをいじってきた布部監督。
ビツの代わりに右サイドバックに入ったのはウッチー。
吉野の代役はソンミン。ここまではまあ想定内。
予想外だったのはコヤッチが山の日でお休みになっていた事。ベンチにも入ってない。
代わりに右サイドハーフに入ったのはコヤッチの先輩・仙頭クン。
闘莉王と土屋のベテランは共にベンチスタートとなった。

【試合感想】
さて、試合内容ですが…結果はご存知の通り。

負けました。

中位辺りをウロウロしているチームと首位争いをしているチームの差が
そのまま試合結果に出た感じです。

スタジアムで試合を観ていると内容はほぼ互角に感じたが、
試合後のデータを見ると前半、福岡シュート６に対して、サンガは３。
後半に至っては福岡５に対して、サンガわずかに１本のみである。
前半は一度もコーナーキックのシーンも作れなかった。
要するに攻めきれていないのだ。

守備を崩された訳ではない。
ソメと翔吾は福岡の長身ＦＷウェリントンをほぼ完璧に封じていた。
後半４０分の失点のシーンも本多のクロスの処理が甘かったと言えなくもない。
だが、むしろそのわずかな隙を見逃さなかったウェリントンを褒めるべきだろう。
そして９０分間そんな僅かな隙さえ与えなかった福岡の守備を。

この試合を終わった時点でも、まだＰＯ圏６位との勝ち点差は６。
大した差ではない。
しかし、その数字以上に今日の負けは痛かった。
順位は当然の様に１ランクダウンの１５位。
ＰＯ圏に届くか届かないかの岡山にはギリ引き分け出来ても、
自動昇格圏内の福岡には負けてしまう。
前節も今節も選手は一所懸命プレイしているとは思う。
それだけにこの結果で現実の厳しさを思い知らされた。
ここからこの厳しい現実とどう向き合っていくのか？
取り敢えず少し熱くなった頭を冷やして考えてみたい。

・・・くそっ！


【試合結果】　京都０－１福岡

【観客数】　8,523人

【得点者】
　福岡 ： ウェリントン84

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK：菅野5.5
　DF：内田5.5（77分 土屋５）、下畠６、染谷６、本多5.5
　MF：仙頭5.5（77分 イ・ヨンジェ５）、ハ・ソンミン5.5、エスクデロ６、岩崎６
　FW：ケヴィン5.5、大黒4.5（82分 闘莉王５）

【今日の私的MOM】
　下畠 翔吾 ： ソメと連携し、最後まで守備は破綻させなかったが…

【サンガの現在成績】　９勝９分９敗　勝ち点３６　１５位↓（ＰＯ圏内６位と勝ち点差６）