【サンガのスタメン＆ベンチ】
GK：上野
DF：角田、手島、チアゴ、渡邉
MF：斉藤、石井、中払、徳重
FW：パウリーニョ、アンドレ
SUB：西村、森岡、加藤、中山、西野
【試合レポート】
とにかく勝った
前節、セレッソに痛い今期初の敗戦を味合わされ、
試合後には一部サポーターとの間で諍いもあってチーム、サポ共に状態は最悪。
まだ1クール目の６戦目だというのにもはや気分は崖っぷちだっただけに
この勝利は京都にとって勝ち点３以上の価値があった。
今日は試合前のサポーターミーティングの時点でピリピリしたムードはあった。
セレッソ戦で揉めたサポーターに対する非難の声が上がり、
売り言葉に買い言葉でサポーター同士が一触即発だった。
※その火種を撒いたのは実は僕自身だったりするのだが…（苦笑）
ある意味、サポーターが危機感を持っている表れだと考えれば悪い事ではない。
その意識を勝利へ導く応援に昇華できれば良いのだ。
その為に何が出来るだろうか…
我々は応援旗を管理する委員会に属していて、尚且つ僕はそのまとめ役だ。
事前に仲間の一人から応援を盛り上げる為の提案を受けていた。
直接ゴールを狙えるようなセットプレーのチャンスの際、
キックの瞬間に応援旗を揚げる
ただそれだけの些細な提案だが、今のサンガの応援に
少しでも盛り上がりを与えられるなら実験的にやってみようと言う事になった。
今日の対戦相手の福岡は2005年に一緒にＪ１昇格し、2006年にやはり一緒に降格。
いろいろな意味で因縁は浅からず、今年も昇格の上では強力なライバルの一つだ。
前節FWリンコン、アレックスの活躍で水戸に４－１で勝利、波に乗っている。
簡単に勝てる相手ではない。でも勝たねばならない。
試合は戦前の予想通り、双方激しいチェックの応酬。
試合前と試合中にも時折落ちてくる雨でスリッピーなピッチだったが
緊張感を保ったままスコアレスで前半を折り返す。
サイドの崩しから速攻でゴールを狙う福岡と、
パスで繋いで中央から突破を図る京都。
両チームの意地のぶつかり合いを感じさせている。悪くない内容だ。
京都は要注意人物リンコンにチアゴを、アレックスには石井を貼り付かせ、
得点源を断つ作戦がここまでは上手く機能している様に思えた。
試合が動いたのは後半６分。
斉藤からの縦パスが相手GKとDFの裏に走り込んだ徳重との間に通り、
徳重が相手ＧＫと競ったこぼれ球にミドル一閃、
パウリーニョが先制ゴールを決める！
一進一退を繰り返していた試合がこれで一気に動き出した。
だが、先制を許して黙っているほど福岡も甘くはない。
すぐさま中盤を一枚減らしFWでスピードのある田中佑を投入してきた。
その直後、その田中にゴールネットを揺らされ、
ヒヤッとするもオフサイドの判定。
ホッとした…と思ったら、
今度はこのところの鬼門であるセットプレーを相手に与える。
ここは守ってくれよ…という祈りも虚しく、
DFのクリアボールを福岡の古賀に拾われ、
こちらもミドルシュートがサンガゴールに突き刺さり、あっさり同点とされる。
ま た か ・ ・ ・ ・ ・
その後、再三福岡DFの裏を突破しようとパウが試みるが
走り出しが悪く、すべて相手のラインに絡め取られてオフサイドの山を築く。
それでも２度ほど相手ＧＫと１対１になる決定機を得るが、
いずれも枠外へのシュートになったり、シュート出来なかったりと機を逸する。
時間だけが刻々と消費されていく。
焦りがラフプレーを呼び、両チームにイエローカードが乱れ飛ぶ。
遂にロスタイム３分に突入。
そして後半たった２回しかなかったサンガのＦＫのチャンス。
試合前に申し合わせた応援旗を揚げる機会がやってきた。
これで逆転ゴールが決まったら、応援旗を振る者としてこれほど嬉しい事はない
。
この瞬間心の底から「決めてくれ！」と祈りながらキッカーを見つめる。
蹴るのはいつも通りパウ。
パウの蹴ったボールは直接ＧＫへ！
応援旗を思いっきり振り揚げる！
ＧＫがボールをパンチングで前に弾く！
弾かれたボールに反応したのは…
アンドレゴォォォ～ゥル！！！
やった～！！！！！！！！！！！
応援旗はそのまま打ち振られ続けた、試合終了まで。
ゴール裏サポータースタンドは待望の勝利に歓喜の叫びを上げていた。
応援旗を振った事が勝利につながったとは思わない。
でも僕らサポーターの想いが勝利を呼び込んだのだと信じる。
薄氷を踏む思いで勝ち取った勝利。
選手とサポーターで勝ち取った勝ち点３。
内容は決して褒められたものではないが、
みんなの気持ちの一つになった勝利だった。
今日、雨の中応援してくれたみんなは間違いなく１２番目の選手だったよ。
ありがとう。
【試合結果】 京都２－１福岡
【観客数】 4,868人
【得点者】
京都：パウリーニョ51、アンドレ89
福岡：古賀63
【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
GK：上野６
DF：角田６、手島６、チアゴ６、渡邉5.5
MF：石井６、斉藤5.5（84分 加藤5.5）、中払5.5（68分 中山5.5）、徳重6.5
FW：パウリーニョ5.5、アンドレ６（89分 西野－）
【今日の私的MOM】
徳重 隆明：先制点のお膳立てとなるGKとの競り合いと攻撃参加を評価
GK：上野
DF：角田、手島、チアゴ、渡邉
MF：斉藤、石井、中払、徳重
FW：パウリーニョ、アンドレ
SUB：西村、森岡、加藤、中山、西野
【試合レポート】
とにかく勝った
前節、セレッソに痛い今期初の敗戦を味合わされ、
試合後には一部サポーターとの間で諍いもあってチーム、サポ共に状態は最悪。
まだ1クール目の６戦目だというのにもはや気分は崖っぷちだっただけに
この勝利は京都にとって勝ち点３以上の価値があった。
今日は試合前のサポーターミーティングの時点でピリピリしたムードはあった。
セレッソ戦で揉めたサポーターに対する非難の声が上がり、
売り言葉に買い言葉でサポーター同士が一触即発だった。
※その火種を撒いたのは実は僕自身だったりするのだが…（苦笑）
ある意味、サポーターが危機感を持っている表れだと考えれば悪い事ではない。
その意識を勝利へ導く応援に昇華できれば良いのだ。
その為に何が出来るだろうか…
我々は応援旗を管理する委員会に属していて、尚且つ僕はそのまとめ役だ。
事前に仲間の一人から応援を盛り上げる為の提案を受けていた。
直接ゴールを狙えるようなセットプレーのチャンスの際、
キックの瞬間に応援旗を揚げる
ただそれだけの些細な提案だが、今のサンガの応援に
少しでも盛り上がりを与えられるなら実験的にやってみようと言う事になった。
今日の対戦相手の福岡は2005年に一緒にＪ１昇格し、2006年にやはり一緒に降格。
いろいろな意味で因縁は浅からず、今年も昇格の上では強力なライバルの一つだ。
前節FWリンコン、アレックスの活躍で水戸に４－１で勝利、波に乗っている。
簡単に勝てる相手ではない。でも勝たねばならない。
試合は戦前の予想通り、双方激しいチェックの応酬。
試合前と試合中にも時折落ちてくる雨でスリッピーなピッチだったが
緊張感を保ったままスコアレスで前半を折り返す。
サイドの崩しから速攻でゴールを狙う福岡と、
パスで繋いで中央から突破を図る京都。
両チームの意地のぶつかり合いを感じさせている。悪くない内容だ。
京都は要注意人物リンコンにチアゴを、アレックスには石井を貼り付かせ、
得点源を断つ作戦がここまでは上手く機能している様に思えた。
試合が動いたのは後半６分。
斉藤からの縦パスが相手GKとDFの裏に走り込んだ徳重との間に通り、
徳重が相手ＧＫと競ったこぼれ球にミドル一閃、
パウリーニョが先制ゴールを決める！
一進一退を繰り返していた試合がこれで一気に動き出した。
だが、先制を許して黙っているほど福岡も甘くはない。
すぐさま中盤を一枚減らしFWでスピードのある田中佑を投入してきた。
その直後、その田中にゴールネットを揺らされ、
ヒヤッとするもオフサイドの判定。
ホッとした…と思ったら、
今度はこのところの鬼門であるセットプレーを相手に与える。
ここは守ってくれよ…という祈りも虚しく、
DFのクリアボールを福岡の古賀に拾われ、
こちらもミドルシュートがサンガゴールに突き刺さり、あっさり同点とされる。
ま た か ・ ・ ・ ・ ・
その後、再三福岡DFの裏を突破しようとパウが試みるが
走り出しが悪く、すべて相手のラインに絡め取られてオフサイドの山を築く。
それでも２度ほど相手ＧＫと１対１になる決定機を得るが、
いずれも枠外へのシュートになったり、シュート出来なかったりと機を逸する。
時間だけが刻々と消費されていく。
焦りがラフプレーを呼び、両チームにイエローカードが乱れ飛ぶ。
遂にロスタイム３分に突入。
そして後半たった２回しかなかったサンガのＦＫのチャンス。
試合前に申し合わせた応援旗を揚げる機会がやってきた。
これで逆転ゴールが決まったら、応援旗を振る者としてこれほど嬉しい事はない
。
この瞬間心の底から「決めてくれ！」と祈りながらキッカーを見つめる。
蹴るのはいつも通りパウ。
パウの蹴ったボールは直接ＧＫへ！
応援旗を思いっきり振り揚げる！
ＧＫがボールをパンチングで前に弾く！
弾かれたボールに反応したのは…
アンドレゴォォォ～ゥル！！！
やった～！！！！！！！！！！！
応援旗はそのまま打ち振られ続けた、試合終了まで。
ゴール裏サポータースタンドは待望の勝利に歓喜の叫びを上げていた。
応援旗を振った事が勝利につながったとは思わない。
でも僕らサポーターの想いが勝利を呼び込んだのだと信じる。
薄氷を踏む思いで勝ち取った勝利。
選手とサポーターで勝ち取った勝ち点３。
内容は決して褒められたものではないが、
みんなの気持ちの一つになった勝利だった。
今日、雨の中応援してくれたみんなは間違いなく１２番目の選手だったよ。
ありがとう。
【試合結果】 京都２－１福岡
【観客数】 4,868人
【得点者】
京都：パウリーニョ51、アンドレ89
福岡：古賀63
【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
GK：上野６
DF：角田６、手島６、チアゴ６、渡邉5.5
MF：石井６、斉藤5.5（84分 加藤5.5）、中払5.5（68分 中山5.5）、徳重6.5
FW：パウリーニョ5.5、アンドレ６（89分 西野－）
【今日の私的MOM】
徳重 隆明：先制点のお膳立てとなるGKとの競り合いと攻撃参加を評価
