シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 監督/アンソニー＆ジョー・ルッソ

【出演】
　クリス・エヴァンス
　ロバート・ダウニー・Jr
　スカーレット・ヨハンソン
　セバスチャン・スタン
　チャドウィック・ボーズマン

【ストーリー】
アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スタークはこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼させるテロ事件が起きてしまう。

【西京極の評価】
“ヒーローの行動イコール正義”と云い切れない現実からはマーベルヒーローさえも逃れられないという事か…これは難問です。映画を観ている間中、ずっと考えさせられました。今回はキャプテンが主役なので当然キャプテン組が正しかったのだけれど、次もそうとは限らない。何かの判断を委ねる対象が、個人であれ、組織であれ、正しい結果に導かれるか否かは結局分からない。絶対はない。ただ選択した結果を受け止める覚悟　　それこそヒーローに必要なものと言えるのではないだろうか？それにしてもヒーロー物でこんなに考えさせられるとは思わなかったｗ似たテーマですがＤＣの対決モノよりよく議論されている分コッチの方が納得感あり。

おまけ：
新加入のスパイディーは明るくてイイ。今後のソロ活動に期待が高まります。そして今回不参加の２人（ソー＆ハルク）を除けばやはりアントマンが最強であることが判明しましたｗｗｗ

【総合評価】　☆☆☆☆★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆☆★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆☆☆
　音楽/音響　☆☆☆★★