西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

統一地方選前半の選挙戦も本日が最終日!

2023年04月08日 | 政治ネタ
統一地方選前半の選挙戦も本日が最終日!
マイクを使っての街頭活動は20時迄しか出来ませんが、ネットも含めた選挙活動自体は23時59分59秒まで可能です。

自分自身が候補者でない県議選を見て、ようやく一市民に戻ったんだと実感をしております。
26歳で初挑戦し、50歳で挑戦を終え、今54歳になりました。
選挙挑戦の四半世紀、個別訪問もしない、電話依頼もしない、事前のリーフレットもビラさえも最初の頃以降初は作らない、企業団体の支援は一切無い、お願いししますも言わない。
一番最後の選挙は街宣活動も一切せず、マスコミ取材さえ受けない!そんな選挙でした。
選挙に金を使うと、当選してから元を取ろうと悪い事をするからと、選挙費用は事前も全て込みで多くて60万円、最後は10万円位しか使いませんでした。
それでも毎回4000人前後の方が「西弘次」と書いて下さいました。心から感謝致します。
そして、その皆さんへの期待に一度も応えることが出来なかったのは、本当に申し訳なく感じています。本当にごめんなさい。

最後の選挙を除いて、街頭演説ばかりしている選挙でしたが、今も忘れもしない出来事が幾つもあります。
東武百貨店前で長時間の演説をしていた際、ずっと聞いていてくれたどう見ても20歳くらいの若い方に挨拶に行ったら「中学生の頃からずっと応援してます!投票権がなかったから両親に頼んで西さんに投票して貰ってました。今回初めて自分で西弘次って書けるんです!」って。
今思い出しても涙が止まりません。期待に応えられずごめんなさい。
衆院選の時にはある団地で中学生と小学生くらいの姉弟に「西さんはどうして比例に重複立候補していないんですか?」って質問されて、強烈に焦った記憶があります。
子どもだって政治に関心あるし、シッカリ見ているんですよ。ただ投票権がないだけ。自分だって小中学生の頃、ロッキード事件で怒り、新自由クラブの躍進に喜んだ記憶があります。
中には「もう何十年も自民党員だけど、今の議員は自分のことばかり!骨も気概もない!LRTなんて次の世代にツケを残すから辞めさせないと」と真っ暗な住宅地で握手を求めてきて下さった方がいました。
また「実は親戚が現職の○○だから手伝いに入っているけど、絶対に家族で西くんに入れるから頑張ってね!あんんたみたいな人が必要なんだよ!」と家族で激励して下さった方もおりました。
「今回はいつ来るかなと思ってたんだよ・・・」と毎回差し入れを手渡して下さる方もおりました。
そして毎回のように街頭演説させて頂く場所の前に住むご家族は、いつ行ってもご家族総出で迎えて下さり、毎回暖かい激励を頂きました。
家族は勿論、友人達にも毎回完全手弁当で800枚を超えるポスター貼り、16000枚ものビラへの証紙貼り、8000枚ものハガキ書き、9日間もの街宣車の運動員と、かなり無茶な負担を強いてきてしまいました。

毎回本当に多くの方に支えられ、応援して頂いたこと、改めて感謝申し上げます。
年齢を重ねると涙腺が弱くなるのですね、思い出すと涙が止まりません。

私は直接政治家として皆さんの期待に応えることは出来ませんでしたが、全国各地の多くの有望な政治家を支援することで間接的に恩返しをし続けていきたいと考えています。
20歳で政治の世界の飛び込み、自分自身で県議選7回、県議補選1回、衆院選2回の計10回もの選挙経験をしました。
その間、沢山の政治的勉強会を主催したり事務局をしたりしながら、全国各地に超党派の仲間を作ることが出来ました。
また全国各地で大小様々な選挙をお手伝いし、アドバイスなどで関わったものも含めると300件を超える選挙経験があります。
実は最初からそうでしたが、自分が政治家になりたいという想いは非常に弱く、誰かのサポートこそが自分の力を発揮できる場という意識が強かったのです。そのギャップに悩み苦しんだ四半世紀でもありました。

県内はもとより、全国各地で超党派の沢山の友人知人が一生懸命最後の訴えを続けています。
そんな想いがどうぞ一人でも多くの方に伝わりますように!と、心から祈るばかりです。
政治家なんて誰がなっても同じ!と言う人も多く居ます。
確かに一面事実ですが、有権者が思考停止して違いを見極めようとせず、沢山の変革の芽を摘んできた事も事実です。
世の中を変えることは必ず多くの軋轢を生みます。沢山の勉強や準備に多くの時間がさかれ、有権者にも多くの説明が必要になります。だから選挙には決して強くない方が多い傾向にあります。
反対に、何かをしているパフォーマンスだけで実は何もしない現状維持の「寝たきり政治屋」は、敵が少ないし、何より自分が当選するだけが目的なので、言動が明確で伝わりやすく、選挙に強い傾向にあるのです。
自分自身が完璧な人間でないように、政治家だって完璧な人間は存在しません。
自分自身の考えと100%一致する人間なんて存在しますか?毎日一緒に生活している家族だって考えが違うでしょ。
だから政治家に完璧を求めるのがそもそも間違いなんですよ。
特定の政治家や誠意党を妄信的に応援するのも含めてね。

選挙は「よりマシな人を選び出す有権者の作業」です。
どうぞこれから芽生えるかも知れない「変革の芽」の候補者を見いだして、活躍の場に送って育ててあげて下さい。
もし期待外れだったら、選択が失敗だったら、4年後には更に「よりマシな人」を選べば良いだけなのです。
政党公認でも無所属でも、妄信的に依存していたり、反骨精神が見られない候補者は、結局は「長いものに巻かれる」だけなので注意が必要ですね。

ゴミのポイ捨てが街を汚すように、1票のポイ捨てが政治を汚してきました。
日本の将来は待ったなしの危険水域です。
そろそろポイ捨てのない世の中にしたいものですね。
現状維持の寝たきり政治屋だけはポイ捨てしたいですが。
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