7月12日は、僕にとってすごく大事な人のお誕生日でした。
言葉を交わす(メールをやりとりする)こともかなり少なくなってしまった最近だけど、もともとベタベタが好きでないというか一匹狼的に生きてきた僕にとっては、この距離感が心地よい気もします(でもやっぱりまだ寂しいときが多いですかね。自分がこんな寂しがりやだったとは知らなかった。恋をしたおかげで人間らしくなったのかな)。
4ヶ月以上にわたって、同じ人に恋をし続けています。そんな自分が未だに信じられないところもあるんですが、事実ですからねえ。
メールなんかをやりとりする頻度は落ちたとはいえ、《 好き 》な気持ちに変わりはないし、毎夜彼のことは祈るのです。「お互いにそれぞれの環境でうまくやれますように。笑顔で居られる時間が1秒でも多くなりますように」という具合で。
晴れて恋人関係になれるにせよ、親友や友達みたいになるにせよ、少しずつ彼のことを知って理解していきたいなあというのが基本路線。
時に、暴走しそうになる自分自身の心をなだめつつ、実質上の初恋を苦しみかつ楽しんでます。苦しいというか切ないときの方が多いかな…。
なんだか25歳にしてようやく思春期を迎えているような感じです。
ただ、辞書によると恋の対象は「異性」しか無い そうなので。「じゃあ僕の今しているのはなんなんだよ!」ってほんと思ってしまいます。
さて、前日の7月11日の夜、近頃顔を出すようになったダイニングバー Queer+s へ行ってきました。
ちょうど、映画を見るイベント(月に1回) と重なったこともあって、映画を楽しんできました。
一緒に映画を見た方々は熟年の女性ばかりで、鑑賞後のトークでは、草食系ゲイの僕は、彼女らのパワーに圧倒されておりましたけれども。
見た映画は、トーチソングトリロジー という古めの作品でした。
あらすじは こちら をどうぞ(ネタバレありますのでご注意を)。
簡単に言ってしまうと、ゲイの主人公をめぐる愛と葛藤の人間模様を描いた作品なのですが、ユーモアがあって楽しめるし、真面目なメッセージ性も感じるし、とても気に入りました。
主人公とその母親が口論するシーン。僕はゲイなので当然主人公の目線で見てしまうし、ああ母親側は無知で視点が狭いなあなどと思ってしまうのですが、世間的にはあの母親のような存在が普通なのかもしれませんね。実母へのカミングアウトを済ませたばかりの当事者の目線で見たら、自分自身と重なってしまって少ししんどい部分もあったのだけど、冷静に見ると、いろいろな示唆を含んでいるおもしろいシーンに思えました。
( 実母へのカミングアウトについては こちら に詳しく記してあります )
ゲイという境遇を持って生まれついてくる僕たちに対して、あまりに正しく知られていない部分が多いから、世間はいろいろな偏見を持ってしまっている。それが現実。
もちろん、この映画がつくられた時からは四半世紀が経っている(映画が出来た年に1歳だった僕が、今では25歳になっている)ので、かなり改善されている部分も多いんだけども、根本的なところは変わっていないのかなと。
ゲイが「感染する」などという誤認,親や当人に問題があってゲイになったのだというような誤認、そういうのは今でも普通にありますからね。
(基本的にはゲイは生まれつきそのように生まれてくるのです。そのあたりは こちら(過去記事) をどうぞ)
あとは、ゲイの恋愛を、本当に自然に描いているので、僕としては、羨ましいなあという思いもありました。いつか僕も…。恋を実らせたい…。
この映画は気に入ったので、DVDを手元に置いておきたいなあと思ったのですが、古い作品のためかなかなか入手するのは難しいようで残念です。
でも、いい作品との出会いができたので、足を運んで良かったかなあと思いました。
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言葉を交わす(メールをやりとりする)こともかなり少なくなってしまった最近だけど、もともとベタベタが好きでないというか一匹狼的に生きてきた僕にとっては、この距離感が心地よい気もします(でもやっぱりまだ寂しいときが多いですかね。自分がこんな寂しがりやだったとは知らなかった。恋をしたおかげで人間らしくなったのかな)。
4ヶ月以上にわたって、同じ人に恋をし続けています。そんな自分が未だに信じられないところもあるんですが、事実ですからねえ。
メールなんかをやりとりする頻度は落ちたとはいえ、《 好き 》な気持ちに変わりはないし、毎夜彼のことは祈るのです。「お互いにそれぞれの環境でうまくやれますように。笑顔で居られる時間が1秒でも多くなりますように」という具合で。
晴れて恋人関係になれるにせよ、親友や友達みたいになるにせよ、少しずつ彼のことを知って理解していきたいなあというのが基本路線。
時に、暴走しそうになる自分自身の心をなだめつつ、実質上の初恋を苦しみかつ楽しんでます。苦しいというか切ないときの方が多いかな…。
なんだか25歳にしてようやく思春期を迎えているような感じです。
ただ、辞書によると恋の対象は「異性」しか無い そうなので。「じゃあ僕の今しているのはなんなんだよ!」ってほんと思ってしまいます。
さて、前日の7月11日の夜、近頃顔を出すようになったダイニングバー Queer+s へ行ってきました。
ちょうど、映画を見るイベント(月に1回) と重なったこともあって、映画を楽しんできました。
一緒に映画を見た方々は熟年の女性ばかりで、鑑賞後のトークでは、草食系ゲイの僕は、彼女らのパワーに圧倒されておりましたけれども。
見た映画は、トーチソングトリロジー という古めの作品でした。
あらすじは こちら をどうぞ(ネタバレありますのでご注意を)。
簡単に言ってしまうと、ゲイの主人公をめぐる愛と葛藤の人間模様を描いた作品なのですが、ユーモアがあって楽しめるし、真面目なメッセージ性も感じるし、とても気に入りました。
主人公とその母親が口論するシーン。僕はゲイなので当然主人公の目線で見てしまうし、ああ母親側は無知で視点が狭いなあなどと思ってしまうのですが、世間的にはあの母親のような存在が普通なのかもしれませんね。実母へのカミングアウトを済ませたばかりの当事者の目線で見たら、自分自身と重なってしまって少ししんどい部分もあったのだけど、冷静に見ると、いろいろな示唆を含んでいるおもしろいシーンに思えました。
( 実母へのカミングアウトについては こちら に詳しく記してあります )
ゲイという境遇を持って生まれついてくる僕たちに対して、あまりに正しく知られていない部分が多いから、世間はいろいろな偏見を持ってしまっている。それが現実。
もちろん、この映画がつくられた時からは四半世紀が経っている(映画が出来た年に1歳だった僕が、今では25歳になっている)ので、かなり改善されている部分も多いんだけども、根本的なところは変わっていないのかなと。
ゲイが「感染する」などという誤認,親や当人に問題があってゲイになったのだというような誤認、そういうのは今でも普通にありますからね。
(基本的にはゲイは生まれつきそのように生まれてくるのです。そのあたりは こちら(過去記事) をどうぞ)
あとは、ゲイの恋愛を、本当に自然に描いているので、僕としては、羨ましいなあという思いもありました。いつか僕も…。恋を実らせたい…。
この映画は気に入ったので、DVDを手元に置いておきたいなあと思ったのですが、古い作品のためかなかなか入手するのは難しいようで残念です。
でも、いい作品との出会いができたので、足を運んで良かったかなあと思いました。
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