超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ゆるゆり♪♪ 第4話「ひっちゅ」 感想

2012-09-02 07:00:27 | アニメ




「ひっちゅ」って、「へーちょ」みたいだな(笑
ただ、前者のがある意味女性的な感じはします。なんか必死に抑え込んでる感じが。






この4話の感想を書く為に改めて録画分を見返してたんですが
見返すまでに私生活で嫌な事があって、むちゃくちゃイライラしてたんですけど
見終えた後はなんか幸せ気分でイライラも収まってたという・・・
それが流石だなあ、って思いましたね(笑

思うに、キャラの定着力といいますか、端的に言えば特にどうでもいいキャラがいない為に
どんなキャラが出てきても興味深く、きちんと感情移入して見れる
もっと単刀直入に書けば
本当にこの子たちが大好きなんですよね(笑
「可愛い」と思わないキャラがいないといいますか
それでいてみんな根は素直な良い子な訳だから、余計にワクワクして観れるっていうかね。
この年(20代後半)になってくると非現実的な内容よりも
身近で手の届くお話のが好きになる節があって
勿論めちゃめちゃリアルって訳ではないと思うんだけど
それでも、雨降って教室でダベってるあの感じなんかは「ああ分かる」ってなるし
逆に地に足の付いた内容に思えて凄く良いんですよね。
仲がむちゃくちゃ良いって話じゃなく
程ほどの距離感を保って付き合ってる感じが個人的に凄く好みです。
その感触が好きだからこそ、楽しく観れるっていうのはあるかな、と思います。
(後は、ちょっとした妄想にも向くしね 笑)


割と生徒会側の描写の目立つ回でしたが、
元々頭が良いって印象はないにしろ
櫻子のおバカっぷりは本当に目立つようになって来てますね(笑
最初は向日葵のライバル的な立ち位置だったのに・・・。
でも、むしろ見ようによっては子供っぽくて可愛いと思えるのが流石だなあ、なんて。
メイド服姿が案外似合っててグッと来ましたけど、最終的にはあっさりと放棄するそのサバサバ感も良い
変にオタクくさくないのも櫻子の長所なんでしょうかね。
それにしても、
自分で散らかしたくせに、自分で掃除を放棄しちゃうだとか
おバカ以上に完全なる自由人って感じも凄く伝わって来ますね(笑
だからこそ向日葵との対比も際立つんだろうなって考えてると
案外こっちのがライバルらしくていいのかも?なんて少しだけ思ったり思わなかったり。
でも、そんな自由気ままで友達思いの櫻子は普通に大好きです。
「普通に大好き」って御幣があるかもだけど(笑
なんか憎めない感じ?

綾乃に関して言えば、さり気にラムレーズンGETしてたけど
櫻子に食われたってオチが何とも言えないですね。
途中まではわらしべ状態だったのにね。
でも、どっちかって言えば千歳との友情を匂わせる描写のがこの回は良かったかな。
多分、一番以心伝心の関係と言うか、この二人も安定して可愛いんですよね。
そんなカップリングの幅の広さもまた「ゆるゆり」の確かな長所なんだと思います。
男女でなく百合なので、多少矢印が曖昧でも許されるっていうね。
そういう視点から見てもすっごく面白いです。この作品は。少なくとも想像は自由ですからね。


それにしても、お団子=てるてる坊主説に普通に騙されるなんて
あかりんは本当に痛い子だな~(笑)。
本来中学生って言ったらもっと大人びた思考をしたがるもんだろうに・・・
また一つあかりんがああいう扱いをされる説得力に満ちたシーンが生まれてましたね(笑
そんなあかりんを応援したくなるって要素は健在でそれもまた面白かったし
かと思えば、ちなつの
「先輩の下着と息が欲しい!」って言葉を思い出して逆に引く側のあかりんも笑える(笑
こういうコントラストもまた個人的に好きな部分で、やっぱ一面的なのって観てて物足りないですから。
純粋過ぎていじられる側面があるように、純粋だからこそ一般的な視点キャラとしても役立つ
そんな実は超便利なキャラであるあかりんが相変わらず大好き!って
今回も今回でそんな風に思える素敵な回でした。
最後の相合傘の時に肩に水が当たりまくってるのも「不憫可愛い」って思えるその様式美っぷりがナイスですね。
とは言え、最後の最後にはアッカリ~ン効果が彼女を救うって展開にもなりましたけど(笑
何気に新鮮なオチでした。






振り返ってみるとこの回はほぼ全員が均等に活躍というバランスの良い回でしたね。
爆発先生の過去は、黙ってれば美談だったのに色々と台無し(笑
普通に信じちゃうリアリティがまたなんとも。





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