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映画版「けいおん!」 感想

2011-12-03 21:05:26 | けいおん!&けいおん!!






「けいおん!」の映画を観に行って来ました。京成ローザにて。



初日だし混むかな~とか
チケット買えるかな?とか
観に行く前にちょっと心配してたんですけど、
そんなに混んでなかった上に、すんなり良い席もゲット・・・って事でやや拍子抜けしましたが(笑)。
内房外房に近い映画館としてはこんなものなのかな?
まあ都合良く観れてラッキーでしたよ。

「けいおん!」は、2期を見終えてからも不思議と終わった感じがしなくて
未だ全然あの感覚が自分の中には残ってるんですけど
だからか
上映された瞬間から、ああいつもの雰囲気だな、とかみんな変わってないな、とか
普段と同じ体温で観れてたような気はします。
TVと地続きっていうか
そのまんま雰囲気は受け継がれてる感じですね。多分、これで初めて観るより、ちゃんと2期通して
その上で観た方が「積み重ね」って意味合いでは面白いと思う。
っていうか
こういう日常系青春系コメディ系の作品ってストーリーに続きは無いけれど
その分積み重ねの良さが、そこを観てるかどうかが鍵になる訳で
そのキャラを知れば知るほど面白い
更に言えばTV版のネタも映画に組み込まれてるし、って事で本当にあの延長、ご褒美みたいな。
そんな感じの映画でした。
ただ、放送終わってから1年ほどしか経ってないので
その意味では自分も本当に地続きで、思い出すとかそういう形ではなく
最終話の感想を書いた日と同じ様な気持ちで観る事は十分に出来た気がします。
そんな映画版「けいおん!」の感想、久々に書こうと思います。


*ここからネタバレ全開で行くので注意&ヨロシク







時系列としては、卒業式の前くらい
もっと言えば「天使にふれたよ!」を演奏するまでの、
そこに至るまでのお話です。
最後の最後まで
あずにゃんに世話を掛けっぱなしだから、最後くらい先輩らしい所を見せたい、と。何かを渡したい。
冒頭では何故かヘビメタ音楽を掛けながら
別バンドのように演奏してるので
「これは一体・・・!?」と思ってたら、普通にアテ振りだった、という(笑)。
しかもその後梓の見てる前で『音楽性の違いで解散ごっこ』を始めたからもう大変!って感じ
そんな中でもあずにゃんがUNOを持ってきた、って言ったら
「あとでやろうね」って
素を見せる唯が面白かった(笑)。ここで我らがムギちゃん「ちゃんちゃらおかしいわよ」みたいな
演技にもなってない演技の上に、どこか間違ってる言葉の使い方を披露
早速そのズレっぷりを発揮してました(笑)。

それと同時に、卒業前に、卒業を記念して旅行に出かけよう、って話になったんですよね。
そこでワールドワイドでアウトローでビッグな曲を作ろう!と。
それを梓への最後の贈り物にしよう、と。
行き先を決めたのは、
メンバーではなくトンちゃんでした。それぞれの名前を付けたカップを水槽に沈めて
どれに触れたかで決めよう、と。
ただ、唯は始めに八百長のくじを作って引かせたので
ちょっと小さめのカップでという罰で(笑)。
結果的に澪ちゃんの書いたロンドンに行く事が決定、バンドマンの聖地、って事で
なんとも澪らしい
そして当たった時の反応が可愛かった(笑)。
ちなみに唯はヨーロッパ希望だったんですけど、ロンドンをヨーロッパだという事も知らず
ロンドンがイギリスの首都なのも知らず、って事で
映画版でもその頭のネジ外れまくりな知性をフル発揮してました。本当によく受かったよなあ・・・(笑)。
ま、
現実でも天才の人が抜けてたりするし
その辺もまたらしいと言えばらしいんだと思う。

予定を立ててる最中等、梓が先輩たちのプレゼント計画のミーティングによくバッティングしてたんですね。
幸い話の内容は聞かれてなかったんですけど
どれもこれも
危ないなあ、って感じのものばかりで、でも唯の性格だとなんとかバレずに
変な方向にゴマかせて・・・とはいいつつ、流石に留年をプレゼントって発想はヤバいと思うけど(笑)。
放課後ティータイム改め、留年部です!的な。
でも、
それがきっかけに梓の想像が変なところにいっちゃって、
本当に留年するんじゃないか、とか
不安を募らすような日々で。
っていうか後輩の為に頑張ってるのに、後輩に要らぬ心配かけさすな(笑)。
とはいえ、これもまた立派な複線だったんですね、とは後々。



さて、本番となるロンドンへの卒業記念旅行。
行く前も色々面白くて
唯が憂をバッグに詰められないかな?ってふと思ったり(あまりにもイカれた発想 笑)、
空港でムギが芸能人の彼氏発覚ごっこをやったり
ムギスキーとしても堪らん感じで(笑)。バームクーヘンの袋を必死に開けようとするところも可愛かった。
行き先がロンドンだからか、みんなそれぞれの楽器を持参して来ていて
それをからかっていた律っちゃんでしたが
結局は彼女もまた、何だかんだ言いつつドラムセット持ってきていて、
唯一ムギだけが何も持ってきてない・・・って一人だけ仲間はずれかよ!と思いつつ
後々に持ってこさせてたのが
やっぱりこのみんなは楽器を持って演奏する、って事が
アイデンティティの一つにもなってるんだな、って実感出来て良い演出だったと思います。
勿論海外ライブへの複線としても機能してたのは一瞬で理解しましたが。

飛行機の中では、
あずにゃんを英語に、って事で
『アズキャット』という新語を唯が編み出し、
それがメンバー間にもさり気に浸透してたのに笑いました。
「その荷物、アズキャットこうか?」(預かっとこうか?)とか
そんな使い方。
飛行機の窓から観た朝焼けの美しさ、それを観て感動する唯の横顔。
最も作画的に気合が入ってた部分だと思う。
この時も
梓が唯の作詞ノートをチラ見、海外だからって荒唐無稽な単語を並べてたのが
あずにゃんにとっては意味不明で
謎のイメージを生み出しつつ
そんな唯が留年して同級生になる夢なんかも観たりして、
あずにゃんと唯の関係性の面白さがこの映画では特に強調されてた気がする。

待望のロンドンに辿り着くと、
紆余曲折あって回転寿司に行く事になったんですが
そこで何故か食うのではなく
演奏を求められ
寿司屋で「カレーのちライス」を演奏・・・ってこれ何故なんだろう(笑)。
まあ事情としては
他ゲストとの手違いって事だったんですけど
海外に来て寿司屋で初ライブって工程が異様にシュールで面白かったですね。
後々に、本当に演奏をする事にもなるんですけど。

ホテルでは、恒例の唯の作詞ノートをあずにゃんが見てしまう、そこに書かれていたのは
「梓にゃんLOVE」とかいう内容の文字で
これを梓は百合的なアプローチ?と誤解してしまって、
飛びつかれそうになった時
「そういう趣味じゃない!」と必死に否定するんですが
勘違いだと分かった時の彼女の反応があまりに過剰でニヤニヤしつつ、
その後も唯が梓を探して
梓が唯を探して
お互いに澪たちに聞き回って無駄な時間を過ごしたりと、海外でも変わらぬグダグダっぷり(笑)。
そんな中で、律の知り合いから海外の日本ものを紹介するお祭りで
女子高生バンドとして演奏しないか、っていうお誘いが。
帰国時間ギリギリの中で
一回演奏してみたい、って満場一致で快諾を決意。みんなの手を合わせて「一斉の」で返信する場面、
正にこの子達らしいな、と思えて良い演出だったと思う。
そりゃ海外で日本語で演奏っていうのは
アマチュアからしたら滅多にない機会ですからね。憧れはするだろうな。


結局、時間ギリギリなのに更に唯のアドリブで伸ばして
本当に間に合わないような時間になってしまうんですけども
海外でも唯たちは唯たちだった、って事で
どこに言っても私たちは私たちなんだ、って事実に気が付くんですよね。
だから特別な事をしなくても
私たちらしい歌で
私らしい雰囲気で伝えたい、と。この答えに辿り着くまでの卒業旅行って考えると
あながち無駄な時間ではない気がしてくるから不思議だな。

帰ってきて、そんなあずにゃんの為にどういう歌を作ろう?って考えてる内に
唯が主人公らしくテーマとなるキーワードを思い出す。
それは「天使」というフレーズ。
最初にこの軽音部で聴いた曲が「翼をください」だった、って事でそれ繋がりって話ですね。
あずにゃんから貰った羽根で飛ぶことが出来た私たち
今度は私たちから羽根を捧げよう、と
与えてもらった素敵な優しさといたわりを、最後に私たちの手から返しましょう、と。
こうやって
あの「天使にふれたよ!」が出来たんだな、って考えると
また意味合いも
感慨深さも変わってくるんだろうなー、って思う。
確かに完全な新作ではあるけれど
個人的には本遍を補填する意味合いもこの映画にはあったと思うな。
そんなテンションのままに
緊張しつつも
2期の最終回でも感動のシーンだった梓への贈る曲の場面が繰り返されます。
ここで梓が安堵の表情を見せるんですけど
これもまた肉付けっていうか
先輩たちの事を心配してたからこそ、一気に嬉しくなって涙が流れたんだろうな~って
TV版の新解釈であると共に、
自分の為にあれだけ頑張って捧げる曲を作ってくれてた
一生懸命考えてくれたって事実が
梓にとっては堪らなく嬉しかったんだろうな、と。
そんな風にも考えることの出来た場面でした。こりゃ完全にTVとセットやね。

さわ子先生の時代も、
同じく後輩へ捧げる曲を作っていた(冒頭のヘビメタ曲)という事で
回り回って伝統や歴史が受け継がれる、と・・・。
きれいにまとまった所で本遍は終了。
キレイに2期最後のエピソードに収まってきたな~という感じの着地でした。面白かったです!






当時のように、地続きで感想も書いてみましたが
この映画っていうのは
はっきり言えば「天使にふれたよ!」を作るまでのドキュメンタリーですね。
エンターティメントでも当然あったけど
あの曲が何故出来たのか、何故生もうと思ったのか、その過程がどういうものだったのか・・・っていう
前述の様に
正に最後までTV放送を観た人へのご褒美っていうか
参加賞っていうか
独立ではなく補填って言い方が個人的にはしっくり来る様な気がしました。
という事は
正にファン向け、新規的には多分観ても理解出来ない部分もあるかもしれないけれど
それは同時に、「けいおん!」という作品はあの日あの時点で完全に完成されたものっていうか
それ以上の何かは必要ない、あれが一つの金字塔なんですって提示されたかのようで
ますますTVシリーズの価値が上がるような、そういう作品だったかなあ、と。

だから、
1期2期通して最後まで観た人ならば
ある程度は感慨深く感じる作品にはなってると思います。
同時に、ここからまたTV版を見返す時がきたら、またそれに対する感じ方も変わるんじゃないかな、と。
そんな贅沢な作りの作品という感じがしましたね。だから感想も長くなったんですけど(笑)。
しかしこれを観れて良かったなー、という感じは個人的にはしました。
改めて、ありがとうけいおん!!っていう〆で。




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