超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

O/A 4巻/渡会けいじ

2011-07-04 23:17:50 | 漫画(新作)





渡会けいじ「O/A」4巻読了。





相変わらずオペレーション・オーロラは盛況って感じなんですが
一方でゆたか自身はアンニュイ・モードで
大阪でコンサートを開いたが
キャパも小さく、盛り上がりもそこそこで、ミホはそんな状況の中更に上に上り詰めて行く
そんな中で自分の存在が小さくなっていくのを肌で感じてしまう、と。
正直はるみの存在で確かに気はある意味休まってたと思うけど
かつての状況を考えたら絶対こういう気持ちにはなってしまうし、
かといってそんな折に自伝の話、要は今現在消沈中だから同情を買う為の本ですよね。
そんなんもあったりして、ゆかたのモチベが下がっていくという巻。
そんな彼女の寂しさは大いに伝わって来て
表現として個人的に好みでした。そういう孤独感はなんとなく分かる。

ただ、そんな中で表紙にもなっている新キャラの如月さんがいい効果をもたらしそう?で
彼女はゆたかのお姉さんと知り合いで、かつ話すことだけが唯一の特技って事で
今話す事に関してはるみの力を借りて尚且つ実は本して伝えたい事もなかったゆたかにとっては
ヒントになりそうなんですけど
それ以上にゆたかとお姉さんの間に確執があるようで
その知り合いに会った事で、再びその反骨精神が燃えそうな、或いは・・・?って感じがします。
なんにせよ今回の引きは非常に楽しみ・・・
っていうかお姉さんとほぼ双子やん(笑)。
間の小ネタも面白かったし、相変わらず読者を惹き付ける展開のセンスは健在で
次の巻にも大いに期待したくなりますね。
ネームも引き続き怒涛の読みやすさだ。


にしても、はるみは本当下ネタしかないのな(笑)。
読んでて少しイラッとしたぞ☆
一方でどんどんゆたかは可愛くなっていってる印象ですなー。
やっぱり不器用でも個人的にはゆたかの方が全然好きですね。




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