超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

クロス・マネジ ジャンプNEXT!WINTER2013年冬号番外編 感想+a

2012-12-28 23:59:54 | クロス・マネジ(WJ系)









時間がないので簡易で・・・。









◆クロス・マネジ番外編

鳥海がネタキャラと化してきてる・・・(笑
セルフパロディでしたがネタ元のシーンとのギャップもあって爆笑出来ました
流石にチョコ程度で殴りかかられちゃ鳥海的にもNGでしょうな。
再びメガネかちわり(笑)。

そして冒頭の文化部推しに笑った。スポーツマンガ括りを利用した巧みなギャグでした。
それにしても長年増刊で頑張られてたので今こうやって番外編を掲載出来てるっていうのは嬉しいんでしょうね。
ハヤタジョーの頃が懐かしい。



◆新人作家の作品に関して

仕方の無い事かもしれませんが、殆どの作品がゲスキャラをとにかく出して
主人公にぶっ飛ばさせるという至極短絡的な方法を取っている為、雑誌としてのバランスは最悪でした
何かもう同じ料理ばかり出させられている感覚でもう少し違った切り口はなかったのかと
正直今年の増刊の中では最も低調な号だったと思います。
個人的に順位を付けるなら、
秋>春>夏>冬って感じです。



◆UMA友間会/弗田恵介

そんな中、唯一勧善懲悪から外れてたのがこの作品でした
枠組みとしてはまあ主人公がヒロインを戦って救うという他と同じタイプなんですが
その戦う敵にも理由だったり同情の余地がある、という点と
最終的に改心してくれる点
そこが他の作品群とは一線を画してて気持ち良く読めました
絵はまだまだ粗いですが、一面性を排除した作りには好感が持てますね。
年食うと一面的なものに対して「本当かよ?」って思うようになってくるので(笑
ヒロインも可愛いし良くも悪くも純粋で個人的には好きですね。
ヒーローの格好良さもギャグの面白さも十分
今回の新人作品の中ではこれが一番良かったと思います。「敵」なんて本当はいないんですよ。実際は。



◆サードペイン/長谷川仁紀

それ以外は特に・・・という感じなんですが
敢えて選ぶとしたらこれかな。「生でおかわりだ」のシーンは何度も見返しました。
まあそれだけっちゃあそれだけなんですけど(笑
でもまあ、色気も確かな武器なので。
私は少年誌に於けるお色気を絶対的に支持している、というのもありつつ。
これはもう相手がゲスというか完全にイッっちゃってる変態でもあるので
まあまあ笑いつつ読めたって言うのもあるかな。
絵柄が、
特に笑顔がやたら少女漫画(中でもなかよし、ちゃお辺り)っぽいのが新鮮です。








他にも岩本直輝の読切、ニセコイのブロマイド?など
一応損したって程ではないのが救いでした。
前回は楽園条例とかソウルキャッチャーとか明らかに新人プロットから外れた作品群があったので
それもあってお約束しかないような構成にちょっと疲れたのかもしれません。
もう少し経験作家の作品を意識して多用な作品を・・・
って偉そうだな自分(笑
まあ、一読者の個人的な意見に過ぎないので。


取り合えず、個人的にヒットしたのは上記の三本ってところですね。