とうとう、私の中でのサブタイトル「平家物語」が、重衡と宗盛の死で、終わってしまいました(;;)
南都の僧達のもとへ送られた重衡様。すでに鎌倉を出る時から、討たれるのは覚悟していて。
南都焼き討ちの罪を自分一人が被って、罰を受けようとします。言い訳をしない潔さはさすが武士!
しかし!首を刎ねられる寸前に妻の声を聞いて、今生への未練が芽生えました。とても人間ぽくて良かったです(;;)
妻に「生きよ」と言う重衡。(「北条時宗」の時輔を思い出しますね…)
「来世で会おう」なんて、泣けるお言葉です(T-T)
武士として勇猛で潔く、そして妻への優しさも見せてくれた重衡様に合掌(_人_)
細川さんが演じて下さって、とても魅力的でした。お疲れ様でした!
そして宗盛!息子の命乞いをしたり、最後まで宗盛らしさを見せてくれましたが、自分の定めを思い知り、義経と昔話をして、本音を穏やかに語ったのには泣けました(;;)
ちゃんと小松の兄上の事から語ってくれて…なんだかんだ言いつつも、やはり兄弟の絆で繋がっていたのだと感じましたよ。
それが平家の滅びる原因にもなった…と言ってましたが、物事には良い所も悪い所もあるってことでしょうか。
清盛パパの思いは義経の中にある、と分かって宗盛も思い残す事がなくなったように思えましたね。
人間の弱さを見せてくれた宗盛殿と凛々しかった息子の清宗くんに合掌(_人_)
情けなさぶりを演じて、平家のチームワークもがっちり作ってくれた鶴見さん、お疲れ様でした(^^)
宗盛に語られてしまった義経は、自分と頼朝の立場が、仲良し平家と違うと見せ付けられたようで、堪えました。そんな時に、宗盛斬首とお兄ちゃんからの伝言。不憫ですね…。
義経と頼朝の目指す所が違ったのが、この兄弟の決別になったのでしょう…。
あ、もちろん、北条さんとか大江さん、その他の御家人の思惑もあるでしょうけどね。
次回。萌ちゃんに萌えそう(笑)もう義経主従は覚悟が出来てるから、周りの人々の言動が気になりますね。