横浜地裁平成25年3月26日判決は、18歳の子どもが引き起こした事故について、両親の過失を認め、賠償責任を肯定しました。
この事例では、子どもが運転免許を取得したばかりで技量がなかったこと、右足指を骨折し左足での運転であったことなどの事情があり、裁判所はそれにもかかわらず運転を止めなかったことに義務違反を認めました。
ただし、運転免許を取得したばかりであることについては、免許を取得すれば1人で運転することは許されるわけであり、それが親の責任につながるというのは強引かと思われます。
そうはいっても、左足で運転するというのは危険ですから、それにも関わらず運転を止めなかったことについて過失を認めたことは妥当かと思われます。
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弁護士 齋 藤 裕(新潟県弁護士会所属)
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